浅間の煙

じいさんの気ままな独り言

箕郷(みさと)柴桜と染料植物園及び染色工芸館見学

2012-05-09 06:28:11 | Weblog
5月8日(火)。朝の気温5℃。晴れ後曇り。
 佐久退職教職員の会の催しで毎年関東方面の梅林を訪ねていたが、今年は箕郷の芝桜を見に行く事に成り、序に高崎にある染料植物園と染色工芸館を見学する事になった。早速参加申し込みをして二人で参加した。
 8時に家を出て佐久市に行き、教育会館に集合して2台の車に分乗して出かけた。箕郷は梅林もあり花の町として定着している美しい景観である。芝桜も.4,1haの広大な丘陵地帯一面に花の絨毯で見事であった。花模様は「織姫が置き忘れた桜色のはごろも」をイメージして赤・白・ピンクの3色の芝桜が帯状に連なり、渦巻きやうねりの模様を色鮮やかに描き出していた。
 高崎観音のすぐ近くにある染色植物園は染料植物の道が整備されていて、平安・鎌倉の道、飛鳥・奈良の道、室町・江戸の道、現代の道と区画され、どんな木が何色に染まるのかがよく分かるように解説してあり、染色工芸館では染色の工程がよく分かるように展示されている。尚体験館もあり染色実習にも取り組むことが出来る。秋には有志で講習会に参加しょうと言う計画が話し合われた。館内では企画展示もされていていまは6月まで古都の染め和紙と花神饌「花ごしらえ」が美しく展示されていた。公園内で昼食をいただいたが自然に囲まれた場所で大変美味しかった。此処は一人も来た事のないところで、みんな興味を持ち飽きることなく時間の過ぎるのが惜しいようであった。館内を案内してくれた学芸員の若い女性の話も詳しく解説してくれて、花神饌の行事を理解でき始めてその様子を知ることが出来た。
 今回参加した会員はみんな満足して満ち足りた喜びを抱えて帰って来た。妻も沢山の花の苗を買い帰宅して早速庭先に植えていた。