浅間の煙

じいさんの気ままな独り言

立科小学校で読み聞かせグループの紹介式

2012-05-08 05:21:27 | Weblog
5月7日(月)。朝の気温3℃。晴れ後曇り夜大雨が降る。
 今年度も引続きふれあい読書の会員で、立科小学校で毎月2回の読み聞かせをすることに成り、今日は全校職員にメンバーを紹介する式があった。都合で参加出来なかった者も2人いたが、会員6人参加して職員室で対面式をし、挨拶をして夫々自己紹介を行なった。教職員の多いのにびっくりした。紹介式の後六年生の教室で読み聞かせをした。今回のお話は、佐藤春夫作「おもちゃの蝙蝠」である。短い物語であるが、ぜんまい仕掛けで飛ぶことの出来るおもちゃの蝙蝠が、「天がたこうて昇られない」と言って新しいぜんまいと変えてもらうのだが、2~3日飛び歩いてきては「天がたこうて昇れない」と言っては次から次とより強いぜんまいに変えてもらうのだが、とうとう職人の一番強いぜんまいに取り替えてもらい飛び立っていった。もうだいじょうぶと思っていたら3日後に又戻ってきた。職人は「もう取り替えてやるぜんまいはないのだ」と言うと、蝙蝠は「何事も人だのにでは駄目だ。本当の蝙蝠になりたい。」と言って泣いたと言う話である。
 午後町の教育委員会から社会教育人権政策係長と主幹のお二人が来訪されて、平成24年度町内教職員人権教育研修会の講師依頼があり、その内容について打ち合わせをした。期日は5月31日の午後である。