善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

お知らせふたつの巻

2014-05-12 | Weblog

おはようございます。娘です。

 

本日は、お知らせがふたつ。

(長くなります

 

まずひとつめは・・・

先月18日より、大坊守が老人ホームに入居しました。

2010年に認知症と診断され、今年の2月からデイサービスに通い始めました。

良い刺激になるかな・・・と思っていましたが、認知症の症状は止まらず、少しずつ進行・・・

家族で話し合い、お寺に近い老人ホームへ入居する運びとなりました。

 

お寺第一で過ごしてきた大坊守を老人ホームに・・・。

悲しむのではないだろうか、寂しく思うのではないだろうか・・・と不安ばかりでしたが

優しくて明るいスタッフの方々、そして仲良くしてくださる入居者の皆さまのおかげで

大坊守は「とても良いところよ~~」と穏やかに、にこやかに暮らしています。

 

お部屋には、小さなお仏壇があるので大坊守に会いにいくたび一緒にお経をとなえます

認知症は進んでも、お経はすらすら~スラスラ~ さすがです

昨日は母の日のプレゼントを渡し、永代経のことを伝え、住職と一緒に重誓偈のおつとめをしました

ご門徒の方々も代わる代わる、大坊守に会いに行ってくださるので私たち家族はとても心強く感じています。

ありがとうございます

 

そして、ふたつめのお知らせは・・・

実は・・・9日より、坊守(母)が入院しております

今週中は入院かな・・・と思いますが、普通に話したり笑ったり、歩いたりしていますのでご安心を

ただ、薬の効果で頭痛がするらしいです。

なので、しばらくの間はお見舞いなど、坊守への面会はお断りさせていただきたいと思います

 *****************

 

事の顛末を少し詳しく書きますと・・・

永代経の準備中、突然体調を崩したためお寺の目の前にある病院へ駆け込み診察。

「気のせいなんじゃな~い~?痛いの痛いの飛んでけ~」と、はじめは思っていましたが、どうも様子がおかしい

先生曰く「心電図や血圧などに異常はないけれど、念のため救急車で大きな病院へ」ということで、住職に留守番を頼み、慌てて救急車へ乗り込みました。

病院へ着いて待機するものの・・・待てど暮せど坊守は出てこない

万が一を考え、弟(長男)に連絡するけど仕事中・・・

 

しばらくして先生に呼ばれましたが、その部屋に坊守の姿は無く、先生とわたしだけ。。

「あれこれは、一体どういうことかしら」と思いながらも説明を聞き、検査の承諾サインを記入。

すこしだけ坊守と面会して、坊守はすぐさま検査へ。

一旦、お寺に帰ろうとしたらお医者さんに「いやいやいやいや病院から出ないで

と釘をさされ、わたしは再び待機

「あれ、もしかして・・・さっきの面会が最期の別れ??ま~さ~か~」などと、思いながらお寺に残る住職&仕事中の弟へ電話

やっとこさ弟と電話がつながり、職場に都合をつけてもらい帰ってもらうことに

 

検査が終わり、先生から「しばらく入院して安静に過ごしてもらいます」と言われました。

坊守&わたしは「えぇ」とただただビックリ。

坊守は「帰りたい~明日は永代経~お花がまだ~~」と言いたげでしたが、体調優先

 

住職は、坊守の体調が心配~永代経どうなるやら~と言いながらも、弟と共にサクサクと準備

わたしの頭はクルクルパー状態でしたが、皆様のおかげでなんとかかんとか

言葉では書ききれませんが、本当に有難うございました。

 

そして昨日は、母の日のプレゼントを持って住職と病院へ

いつも以上に母の大切さを実感しました。

しばらくは、病院でゆったりとした生活を坊守に送ってもらいたいです

 

さて、坊守の入院に際しては多くの方にご心配&ご迷惑をおかけしました。

あたたかいお言葉の数々に家族一同励まされています。

本当に有難うございます

 

まだしばらくは、バタバタとした日が続くかな~と思いますが

お寺の行事は予定通り行います

今後もどうぞ宜しくお願いいたします。

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