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まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

悔いもあり 未練も残して 落ち葉かな

2011年11月15日 | 自然ありのままに

 物忘れと認知症とは違うのだと・・・よく聞く言葉なのだが、ま、最近はものごとをよく忘れる。書類とか本とかが分からない。「塩飽史年表」が必要だからと探しても探してもない。島の家かなぁと・・島の家に行ってもない・・。帰ってきたら手元に置いてあったりする・・・。万事がそのような調子だ。

 

 今日は久々に晴れたから・・お布団を干した。風が強かったから飛んでしまうかなぁとおもったけれど、きもちのいいほどに乾いてくれた。

 先日・・島に行ってきたのはご案内の通りで、さぬき広島での話題というと、例の「中井初次郎」と「英国士官レキの墓」だ。ま、どちらも触れたくない話題なのだが、そうも行かない様子。

 

 これが・・・英国士官レキの墓だ。詳しいことはリンク先でどうぞ。この英国士官レキと、その乗っていた船の関係がややこしいので、そのあたりを、関係する資料やら年表やらで整理しようとした訳だ。

 で、冒頭の・・・「あれがない・・」、「この年表がない・・」ということで・・・ばたばたとした半日。

 

 ま、かいつまんで話すと、幕末の頃に英国海軍の軍艦が瀬戸内海でのお仕事中、レキという士官が亡くなった。それをみんなで、さぬき広島の海岸に埋めた。木の十字架も建てた。それから二十数年過ぎたころ、レキと同僚だったジョンは艦長になって、この海域に来た。そこで砂浜に降りてみると、そこには立派なお墓が建っており、時期のお花が供えてあった。そこで感激したジョン艦長は帰国後、この村宛に感謝状を書いて贈った・・・という話だ。

 

 それに似た話がある・・。幕府の軍艦「開陽」に乗っていた海軍士官の中井初次郎もまた艦上で倒れて亡くなった。遺骸は石巻のさるお寺に埋葬されて、開陽艦全員による盛大な葬儀が行われた。それから百数十年を経た今年、東日本大震災の影響でお寺は壊滅した。そこを訪れた市長は中井の墓前に参詣して感激したが、今もって、誰も募金をしようと立ち上がらない。

 ここで、島をあげて、市をあげて、募金運動でも展開したら、あの、ジョン艦長の感謝状のような美談になるのになぁ・・と思った。

 

 さて、今日は・・坂本龍馬の176年目の誕生日になるらしい。龍馬のふるさと高知ではいろんなイベントが行われたらしいが、そこまで行こうという・・・龍馬ファンでもない。

 

 で、今日は東かがわ市方面に向かったもので、今日のお昼はここになった。東かがわ市の旧の白鳥(しろとり)町と引田(ひけた)町の町境近くにあるセルフのお店。「本格手打ちうどん宮川」だ。

 

 で、いつもは「かけ小」ばかりを注文しているもので、今日は変わったものを注文してやろうと頼んだものがこれ・・・。

 

 代わり映えのしないざるうどんみたいだけれど、これで550円。「なんですか?これ・・・」というと、土佐のカツオ節が盛り上げてあるので、「土佐のあつもり」というのだそうだ。お出汁のほうにはたまごの卵黄が入っている。う・・・ん・・だったな。ま、おいしいことはおいしかったし、文句をいうべきところもないが・・・。「だから、どうだっていうの・・・」みたいな印象だった。

 

 今度は・・・「巣ごもり」でも注文してみっぺかぁ・・・。

 

  もう、そういう時期かねぇ・・・。ま、クリスマスが終わらないと・・・この一年・・・という気持ちにはならないのだけれど、落ち葉はそろそろ散り出すものねぇ・・。

 ま、悔いもあり、未練も残して・・散るのかも知れないね、私は・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


緋のもみじ お大師様を 包み込み

2011年11月14日 | ふるさと散歩

 さすがに・・・肩風邪なのか、気疲れ風邪なのか・・・、喉が痛いし、タンがからむ・・・。熱はないと思うがしんどい・・・っていうか、身体がだるい・・・。ま、病院に行くまでもないとは思っているし、病院に行って、どうなるものでもないと思うし・・・。そ、17日の木曜日が予約診療日。

 

 今朝も6時半ごろから、朝散歩に出た・・・。大潮の干潮から潮が満ちてくるころ。今朝は空気が冷たくて喉を突き刺すように思えたもので早々に散歩はやめた。風邪気味の上に無理をしたら、またも肺炎で入院することになればおおごとだ・・・。

 で、片付けをし、ゴミを処分して・・・荷物を整理して家を出た。こういうことは慣れているので手際よく済ませてしまう。例の・・・お大師まいりの大きな資料を、広島コミュニティセンター(丸亀市役所広島支所)に運んで、そこで保管掲示をしてもらうとともに、複写・縮小印刷して、それぞれの場所に掲示をしてもらうことにした。

 

 たとえば、広島行きのフェリー乗り場とかJRの丸亀駅とか、各集落の集会場前とかに・・・。それは、コミュニティセンターにお任せすることにした。

 で、私は・・10時45分の高速艇で島を後にした・・・。なんか、最近は定期券でも欲しいように・・・さぬき広島に来ているように思った・・・。

 

 で、丸亀市内でおうどんを食べる事にして、ここに寄ってみた。「セルフうどん讃州」というお店だ。

 

 丸亀市土器町になるのかな・・。二階がフィットネスクラブで、一階がこのお店。夜は・・・「お食事処讃州」になるのだとか・・。

 

 ここで注文して・・・トレーを引きずって左に進み、おでんや天ぷら、ご飯物をチョイスしながら・・お会計。あとは・・普通のセルフのお店と同じ・・・。

 

 島に行くと・・・ついつい食べ過ぎてしまうので・・・今日も控えめのかけうどん小(180)と生玉子(50)で合計230円。ここの麺は細くてまろやかで甘い・・・。甘いたって、お菓子のような甘さではない。上品なおうどんだ・・・。ふーん、こんなおうどんがあるんだ・・・。みたいな・・・。

 その後は・・・レオマワールド方面から高松空港方面に走って、塩江温泉経由で・・・大窪寺へ。いつもの紅葉探しのお気軽なドライブだ・・・。こんだけ走っても・・・1時間少し・・・。「かわいい・かわいい香川県」。子供の頃に、そんなこと、言うとらんかったかい?

 

 本当は・・・こういう山奥よりも、市街地のイチョウやら紅葉の方が紅葉が早いと思うのだけれど、それでは風情がないと思うので、わざわざ・・・こうした奥地まで・・・。

 

 で、信心深くない私は・・・お大師堂も本堂も素通りして・・・ここに。

 

 ね!。黄色い絨毯みたいでしょ。まだ、緑色の葉っぱが残っているのに、一方では・・・ハラハラと黄色い葉っぱが落ちてくる。お遍路さんも・・「なんか、変ねぇ~」と空を仰ぎ見る。秋なんか、夏なんかがわからんようなイチョウの木・・・。

 

 こちらは・・・旧山門から見た紅葉の色・・・。ここも秋なんだか、夏なんだかがわからんようになる光景・・・。もう少ししたら・・・真っ赤になるんだろうけれどもね・・・。

 

 お大師様の頭にももみじの落ち葉が・・・はらりと・・・。風情だね~・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


踏み越えて 行く山道に 野菊あり

2011年11月13日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 大潮の満月であったようで、外が明るいものだからと起きてみれば、まだ、五時過ぎだった・・・。まだまだ、外は暗いのだけれど、月の光はそれなりに明るかった・・・。

 

 仕方なく起き出して・・・朝食の準備やら空き缶の片付けやらをやりながら・・・朝のニュースをチェックしておいて、朝の散歩に出た・・・。

 早足3分間、ゆっくり3分間の繰り返し歩く散歩・・・。さすがにふくらはぎが重たくなったような感じがする。まだまだ・・・効き目は出てこないとは思うのだけれど・・・。

 

 さすがに大潮らしく、プライベートビーチは干上がったまんまだ・・・。沖に向かって100m以上はこのまま・・・歩いて行けるような状態。さすがに今の時期には海には入りたくないけれど・・。

 

 朝の9時から文化祭が始まったが、舞台の方やら模擬店などは10時から開始だとか・・・。しばらくは・・・皆さんの展示などを見て歩く・・・。

 

 色和紙をちぎって貼り付けた浮世絵風の貼り絵。なかなかに手が混んだもの。

 

 ご婦人のサークルで作ったふくろうかね。

 

 こちらは絵手紙サークルのもの。

 

 こういうのもあったね。

 

 10時からは演芸も始まって、詩吟だの歌だのカラオケだのがあって。

 

 落語も例年の演し物の一つ・・・。

 

 この頃になると、お酒やビール、おでん、焼き鳥、うどんにお寿司なども売り出される。

 

 わたしんとこのコーナーも評判が良くて、札所の場所を確認されたり、資料の本が欲しいと言われたり、ベーハー小屋も懐かしそうにじっくりと眺める方が多くて。また、こういうジオラマを作りたいから方法を教えてほしいとか・・・。

 

 お昼はおうどんと巻き寿司を用意してくれていた、それをごちそうになった。

 

 展示物や演芸はともかくとして・・・みたいなことで、おでんや焼き鳥などでいっぱいやりながら世間話や情報交換をするのが楽しいお方もいるみたい・・。

  

 楽しいことはあっという間で、演芸の部が二時前に終わると・・・一斉に片付けが始まる・・・。売店も早々に売り切れ続出であたふたと片付けてしまう。

 体育館も運動場も・・・テキパキテキパキと片付いて、三時過ぎには誰もいなくなって元の静寂の島に戻ってしまう・・・。つかの間の夢のよう・・・。

 

 ずいぶんと長い間、準備した割には、あっという間に終わってしまって・・・気力抜け・・・。今度は、年賀状作成とかをやらないとあかんし、今回の資料を増刷してほしいという人が何人か・・。それもやらないとだね。

 そうそう・・・札所を地図上に表した「お大師まいり案内図」という小冊子を十五部ほど展示してあったのに、みんなが帰ってしまったら、一部も残っていなかった・・・。うれしいやら、がっくりするやら・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


かの人の 蔓梅もどきの 実の赤さ

2011年11月12日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 朝方の散歩では寒いかなぁと思うようなあさだったのだけれど、太陽が昇ってくると気温がぐんぐんと上昇してきた・・・。

 午前8時からの・・・文化祭の準備作業では汗まみれになってしまった・・・。

 

 元の小中学校の体育館に、演芸用の舞台を作る作業。学校の体育館だから舞台も緞帳もあるのだけれど、その前に、舞台を作り幕を張る作業をやっている・・・。

 

 その手前側には、展示用ブースが作られている。みんな、慣れた作業のようでてきぱきと自分の持ち場をこなして行く・・・。

 

 屋外の運動場では模擬店用のテントが次々と作られていく。誰かが指示をするわけでもないのに、てきぱきと・・・目の前の作業をこなしていく・・・。毎年のことではあるけれど、人も数も決まっているわけではないのだけれど・・・。

 

 事前に打ち合わせでもやったんだろうかね。こうしたお花を運んでくるもの、こうした桶を運んでくる者、お花を活ける者・・・。まるでリハーサルでもやったようにこなしていく・・・。ほとんど部外者の私にすれば・・・驚くような連帯と動きだな・・・と思う。

 

 舞台もでき、展示用ブースもでき、模擬店用のテントも設営できると休憩タイム。三時間ほどで・・・会場作りは終わって、お茶を飲んで解散・・・。

 

 昨日の雨とは打って変わって・・・今日はまた・・・暑い秋・・・。多くの人たちはそのまま・・流れ解散。今度は明日の朝にまた集合だそうだ・・・。

 

 私は・・・自分の作品などの搬入とか、おとなりさんちの作品の搬入のお手伝いとかをやっておく。ま、早めに場所取りみたいなもの。一応、どんなものを、どこに置きたいか・・・みたいなことで申し込みはしているが、全体の把握ができないもので、場所までもは決めていないらしい。だから・・、毎年のことだから・・・自分の作品の置き場がなんとなく決まってしまうのが事実・・。

 

 で、例年通りの場所に、お大師まいりのマップやら由来やらを書いた資料を貼ったり、お大師参り関係の本を並べたりした後、ベーハ小屋の模型やら写真を展示してみた。ま、誰からも文句が出なかったので、これで決まりだ。

 

 ベーハ小屋とかミニカーコーナーはこんなものだ・・・。

 

 ご婦人たちは、絵手紙クラブとか手芸クラブとかで作った作品の展示が多い・・・。

 

 とか・・。

 

 こんなものとか・・・。ま、たくさん、あるのだけれどもね・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


雨の日は 雨降るままに 柿紅葉

2011年11月11日 | 時には日々是日

 昨夜は久々に・・・自治会長さんと「中山初次郎」ほかで盛り上がった。でも、中井初次郎をどこで決着させるかだな・・・。自治会長さんも連合自治会長ともなると、あちこちから情報が入るようで、驚くような資料を持っている・・・。

 

 そのほかに、「レキ墓問題」というのもある。この島の「美談」ともいえるレキの墓だが、最近、緻密な研究によって、「セルビア号は塩飽には来ていなかった」とか、「レキ士官はセルビア号には乗っていなかった」とかの情報が出てきている・・・。そんなことをいまさら言われてもね・・・。

 

 どうなんだろうかね・・・。歴史は歴史として・・真相を突き止めたいという願いはわかるとしてもだ、これまでの夢を壊すのはどうなんだろうかね。こういうお墓を壊してしまうことになるのかも知れないし、中井初次郎の顕彰碑を壊してしまう結果にもなりかねないんだなぁ・・・。

 それが島にとって、いいことなのかどうか・・・。

 

 病院にお年寄りのお見舞いに行って、「あんた、ガンやてな・・・。どうりで顔が小さくなったし、顔が白くなったなぁ・・・。」って、言うのは、正直なことで本当の事実なんだけれど。真実を知ることも大事だけれど、真実を見ないことも大事なことじゃないのかなぁと思ったりする。

 

 「うそつきは泥棒のはじまりやでぇ・・」と言う人もいるが、仏教では「嘘も方便」という言い方もする。

 「あんた・・・ほんまにガンやで・・・。おそろしいでぇ。いたいでぇ・・・」それはウソじゃなくて、本当のことかも知れない。でも、そういう事実を・・・どう、決着させるのか。そこが人間性の問題かも知れない・・・。

 

 さて、朝から雨になった・・・。で、午前中は・・文化祭に出す作品の調整作業。額に入れた写真を壁につるす際の、縦横上下を確認したり、壁につるすひもの確認をしたり、プラモデルのミニカーの色を塗り直したりと・・・。

 

 写真はこんな風になっている。」ま、明日の午後には会場にどのように並ぶかだけれど・・・。

 

 これらの写真は、この広島とおとなりの手島のものばかり・・・。よそさまの乾燥小屋の写真を展示しても喜ばれないし、興味がないだろうしね。

 

 こちらは・・・お大師まいり関係の資料やら冊子やら・・・。ようやくに形になってきたね。

 

 相棒の真太郎さんの展示用資料は整理して移動用ケースに保存してある。明日、会場が用意できたら、場所取りをして、早速に掲示するからね。この上のものがその資料・・・。

 

 雨が上がったから、昨日のように、大股の早歩きを3分間、ゆっくり歩きを3分間。それを・・一時間ばかり繰り返して歩いて・・・。

 

 でもまぁ、嵐の前の静けさなのか、これが普通の風景なのか・・・、朝夕に三時間ほど歩いてみても、誰にも会わないし、犬にも猫にも出会わない・・・。まるで・・・静寂の村みたいな雰囲気・・・。ときおり・・・カラスは啼くけれどもね・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


やっと来た 北風小僧が やってきた

2011年11月10日 | 自然ありのままに

 さすがに今朝は・・・毛布も掛け布団もきちんとかぶって寝ておったですよ・・・。目が覚めるのも遅くなって、最近は・・・6時過ぎになってしまう・・。まだ、あたりは薄暗い感じ・・・。

 

 で、今朝のNHKテレビだかで、歩幅を広くして、3分間早歩きをして、その後はゆっくりと3分間歩き、それを何度か繰り返して歩くといいという話を聞いたもので、早速に・・・1時間半ほど、それで朝の散歩をやったら、ふくらはぎがパンパンになった・・・。なるほど、効くねぇ・・・。

 

 さて、昨日、母のさっちゃんが「たまねぎ苗を買ってきてほしい・・」というたもので、それを買ってきたのだが、その・・200本のたまねぎ苗を植えたら、今朝は膝が痛くて歩けないという・・・。

 だから、そういうことはしなくていい・・・と、何度も言うんだけれどもねぇ~。で、注射とか点滴を受けたらしい・・・。ま、数日もしたら元気にはなるのだけれどもね。

 

 そうそう・・・、このエンジェル・トランペットだかの花とか、皇帝ダリアが今年は咲かないなぁと思っていたらば、最近になってようやくに姿を見せてくれるようになった。植物は時期というか、温度差をちゃんと記憶していて、適正温度になったらば・・・きちんと花を開くものなんだね・・・。

 

 で、そんなこんなで・・・今日のお昼は町内のここになった。うどん県さぬき市大川町の「大山製粉製麺所」は、私が生まれる前からやってるお店。小麦を持って行って粉にしてもらったり、年末には正月用のおうどんを打ってもらったりした所。

 

 ま、お店は何度か建て替えてはいるのだろうけれど、仕事の流れは似たようなものらしい。だから、お姉さん方が、お店の客の相手をしながら・・・うどん玉をビニール袋に詰める作業とかに精を出している・・・。ま、製麺所だから、お店の客はそのおまけみたいなものかも知れない。ここで作られたおうどんは、近くのスーパーや商店なんぞに卸されて行く・・・。

 

 だから・・・メニューも少ないし、てんぷらものもご飯ものも少ない・・・。で、ここは珍しく・・・料金後払いの自己申告制・・・。

 

 だから・・かけうどん150円に天ぷら80円を乗せても・・・230円だ・・・。これが製麺所の嬉しいところ・・・。

 で、さっちゃんの治療が終わったので・・・お役ごめん・・ということで、丸亀に向かった。

 

 何度もいうようだけれど、この週末が島の文化祭。ここに、来年の春に行われる「島四国の「おせったい・お大師まいり百周年」をPRする展示をするためだ。その最終確認やら、準備やらのために、一足早くにさぬき広島にやってきた・・・。

 

  この讃岐広島の文化祭も、小学生も中学生もいなくなって、ましてや幼稚園児もいないものだから、大幅に展示スペースが空いてしまう。ま、舞台のほうは芸達者がなんとか盛り上げてくれるのだろうけれど、空いた展示スペースをなんとか埋めたいものだと・・・、半年ほど前から頑張ってきたもの・・・。

 

 パーツ、パーツ、部分・部分で運び込んだものを、どうやって展示をするか組み立て直して考えてみて・・・。みたいな最終準備のためだ・・・。

 その・・お大師まいりとは別に、私の・・・「ベーハ小屋研究」もその横に並べたいし・・・。だから、何度かに分けて運び込んだ資材というか資料を・・・一度、ここの家で並べてみて、構想を練って、土曜日の午後に一気に搬入して場所取り。そして展示を済ませてしまおうと考えている。

 そんなんで、今日もさぬき広島の家におるけんね。

 

じゃぁ、また、明日、元気に会えるといいね。


風ふいに 楓林を 吹き抜ける

2011年11月09日 | ふるさと散歩

 幾分かは秋らしい朝になった・・・。空気は冷たくて・・・セーターが要るような肌寒さ・・・。でも、空は薄曇りで、すっきりと晴れた秋晴れにはほど遠い空・・・。

 

 今日は第二水曜日ということで、古新聞や古雑誌、プラスチックゴミの収集日。最近はすっかりとゴミ出し役になってしまって・・・。

 それが終わったら・・・母のさっちゃんが「たまねぎ苗の中生の白を100本、赤を100本買って来て・・・」というもので、ホームセンター目指して走ったが・・・ない。どこにもない・・・。

 

 と、言いつつ、いつもの秋探しのドライブ・・・。で、いつもの四国霊場八十八カ所霊場の八十八番の結願(けちがん)の寺、大窪寺に寄ってみた・・・。まだ、こんな感じで緑のまんま・・・。

 

 本坊境内のもみじは先端部分は赤みがかってきて、これ、この通り・・・。

 

 こういう感じで・・・わずか一割弱ほどが紅葉している風情・・・。こういう・・中途半端なところもいいものだなぁと思って眺めたものだった・・・。

 

 一方・・・こちらは・・・。

 

 伽藍境内(がらんけいだい)にある大銀杏の木は・・・早くも葉っぱが散り始めている・・・。まだ、緑の葉っぱが残っているのにね・・・。イチョウの木も、あったかいし、時期がきてるし・・と悩んでいるのかも知れない・・・。

 

  これだけ見ると秋めいてきたなぁと思うのだけれど、全体的にはまだまだ・・・秋らしくはなっていないさぬき路だ。

 で、今日のお昼はここになった。

 

 うどん県高松市香川町浅野にある「にしばた製麺」はセルフのお店。ここで行列に並ぶことはないが、それでも知る人ぞ知る・・・有名なお店。ま、いっぺんは食べてみぃまい~♪

 うどん県動画はこちら=>

 

 で、今日はこれを食べた。「しっぽくうどん小」で370円。お野菜がやさしくておいしい・・・。これからはしっぽくうどんが多くなりそうな気がする昨今・・・。讃岐の秋からは冬はこれかなぁ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


いわし雲 魚嫌いの 風が吹く

2011年11月08日 | 昭和レトロのお話なんぞ・・・。

 今日は暦の上では「立冬」ってことらしい。ま、昨日と比べると・・少しは涼しくはなってきたかなぁという感じだけれど。でも、気温は13度から17度、18度という適度な温度で、日陰に行くと少しばかり肌寒かったりしたものだけれど・・。

 

 で、前から行ってみたい、見てみたいというところがあったもので、高松市内に出向いてみた・・・。それが・・「昭和大鉄道展」。というても、別に鉄道に興味があるわけでも、鉄道に思い入れがある訳でもなかった・・・・。

 

 それだし、私は「鉄ちゃん」ではないので、難しいことはわからない。ただ・・「大鉄道展」というから、すごい展示があるのかなぁと思ったまでだった。なんか、この日本を切り開いてゆく・・鉄道の勇ましさみたいなものが見えるかなぁと思って・・・。

 

 ということで。香川県立ミュージアムに行ったわけだ。

 

 企画展示室には・・こうした昭和のレトロな町並みが作られている。こういう風景があるというのも楽しみだったのだけれど、少しばかり暗いのが不満だった・・・。ここは撮影可能なんだけれど、少しもきれいに写ってくれなかった。省エネだか、設備のできのわるさを隠すためなのか、照明が暗くて意味が分からない・・・。

 

 昭和の本屋さんとか電気屋さんとか映画館とかおでんの屋台とか食堂とか・・・。そういう・・趣向はいいのだけれど、そのあじわいができない・・・。

 

 こうしたホーロー看板とかが、まるで映画のセットのような昭和レトロの町並みだ・・・。

 そこを出ると、汽車、蒸気機関車などの資料展示だが、鉄道の設立趣意書とか資金集めの書き付け(?)とかの資料なんぞ見てもちんぷんかんぷん・・・。文献資料なんぞはただ置いてあるだけ・・・。中身が知れないのでは意味がないでしょ・・・。

 

 これが、入場券の上に印刷されている蒸気機関車の画像らしい・・。これは国鉄の高徳線大坂峠をゆく蒸気機関車C-58のもの。そして、下の写真が、チケットの下部の写真らしい・・・。

 

 こちらは私鉄の「高松琴平電鉄開通記念の写真。昭和2年のもの。

 大鉄道展という割には迫力がなかったなぁ・・。大きい物がないのがその理由だったかも知れない。個人が集めた切符とか記念写真とかが目立ったかなと思った・・・。新婚旅行に着ていった洋服とかカメラとかは余分だなぁと思った・・。

 

 でも、先の静岡旅行でもそうだったのだけれど、妙に私のこころが揺れないのだ。何を見ても「ふぅぅん・・・」どこを見ても・・「ふぅぅん・・・」で終わってしまう。かといって、悟りきった心境ではないし、怒ると時には烈火のごとく怒るし、ドラマでは涙をこぼして大泣きするし・・・。

 だから、もう一つの・・「なっちゃん」の「カクカクマシカク写真展2」の個展は見るのをやめにした。せっかくの写真展だからね、なつこさんの力作の写真を見て・・・「ふぅぅん・・」で終わらせてしまうと失礼でしょ・・・。

 

 で、今日のお昼はここになった。「さか枝(えだ)うどん春日店」だ。動画はこちらー

 

 で、今日も日中は暑かったもので、「肉ぶかっけ小の冷や」をお願いした。上の動画でも言うとったけれど、ここの麺はゴムのよう・・・。しっかりとした弾力があってはごたえがいい。冷やだったからなおさら・・・すごい・・と思った。ここは・・わかめがフリートッピングになっているのが嬉しい・・・。ぶっかけうどんには、大根おろしとレモンがトッピングできる。これで380円だった。

 

 ここは駐車場も広くて気軽に立ち寄れるのがうれしい・・・。

 ま、そんなことで、立冬の今日を終えたことだった・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


これほどに 化粧したのか 菊の花

2011年11月07日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 昨夜というか今朝方も・・・ふとんを蹴っ飛ばして汗まみれになって寝ていた・・・。朝方でも暑いっていうのはどういうことなんやろね・・・。この時期だと、朝が寒くて飛び起きそうなものなのだけれど・・・。

 

 これも・・・夏の花やと思うのだけれど・・・。ほんまに・・小春日和を通り越して、小夏日和みたいな昨今やねぇ~・・・。というか、事実・・・熱帯夜みたいな暑さだもの・・・。

 

 で、朝の散歩を兼ねて、薄い半袖のシャツで二キロ弱ほどのJA(農協)さんまで行って、現金を引き出して、社会福祉協議会まで「歳末たすけあい運動」の募金を持って行った。500円の割り当てで12軒分で6000円。それでも共同募金というのかねぇ・・・。

 

  その途中で、静岡旅行で知り合った「上さん」に、さぬき広島の資料やら向井仁助のお墓の写真やら咸臨丸関係の資料を送るとともに、塩飽訪問でお会いした大倉さんにも、乗り組み水夫の資料を送ってあげた・・・。

 

 そんなことで、午前中は・・・自治会のお仕事やら、私んとこの「まほろば工房」のお仕事やらで半日が過ぎたが、戻ってみれば汗まみれだった。空気は冷たいかなぁと思うのだけれど、少し動けば汗が流れる・・・。上半身だけ着替えて・・・おうどんに出かけた・・・。

 

 ここは・・東かがわ市引田(ひけた)にある「本格手打ちうどん宮川」というお店。ま、香川県の一番東にある町で、お隣はもう徳島県。このお店からだと、徳島県境まではまだ少しあるけれどね。

 

 で、わかめうどん小(350円)のお昼になった。朝昼兼用でこれだけだ・・・。小食でっしゃろ・・。

 

 一日一麺にも意味があるけれど、私の場合は・・・「一日に一回は麺を食べる」という・・「一日一麺」のほかに、一日には一回の麺でいい・・という気持ちもある。昨日、一昨日のように、一日に二麺を食べると・・胃が重くなってしまう・・・。うどんは確かに別腹で、いくらでも食べられるものだ。でも、後が平気な人と後が苦しい人もいるものでね・・・。

 

 午後からは・・・島の文化祭用作品の最終チェックほか・・。なんでもそうだけれど、あれもこれもと欲張ればキリがないしね。でも、できあがったものを見ると、「もう少しなんとかならんのかねぇ・・」とか「あれも準備したらいいんじゃなかろうか・・」などと考え出すとおさまりがつかないし・・・。

 

 だから・・、この週末の・・・10日(木曜)の午後から・・・広島(まっすぐにヒーローシーマ)と言うと広島県広島になるので、ここは、丸く・・「ひぃろぉしぃまぁ」という用に語尾を下げるように丸く言うと・・・全体的に円を描くように発音すると・・それらしくなる・・「さぬきひろしま」に行くけんね。

 

 というのも、この・・9日がプラスチックゴミの回収日、10日が空き缶の回収日だもので、そこの片付けが終わってからという・・・単純なお仕事上の事柄で・・・。全く・・・夢もロマンもないお話ばかりだね。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


待ちかねて 実りの秋の スケジュール

2011年11月06日 | 時にはぼぉっ~とする時

 昨日は丸亀市本島町の文化祭だったが、今日は高松市香川町の文化祭に行ってきた。

 香川町というと、あの「もり家」という行列の出来るうどん屋さんがあるところ、高松空港のある町・・・みたいなところだ。高松市の南の郊外にある住宅地兼農村地帯のような町・・・。

 

 そういう町の文化祭に、孫の「なぎちゃん」が参加するというので、そのお守り役ということで行ってきた。なぎちゃんは・・新体操をやってるもので、リズム演技みたいなことで、発表会兼盛り上げ役みたいなことだろうかね・・。

 

 で、朝食はこの模擬店のおうどん(200円)を軽く食べてから演技を見ることにした。昨日も朝・昼ともにおうどんだったし、今日も朝・昼はおうどんだな・・・。讃岐の休日はうどん三昧だ・・。

 

 ま、最初は地元の方々による大正琴の演奏だとか、銭太鼓の披露だとか、太極拳の演舞だとか・・・。そういうものがあってから、キッズショーみたいなことで、なぎちゃんらの演技があった・・・。

 

 こういうこどもたちのリズム演技なんだけれど、この中の一番小さい子がなぎちゃんだ。

 

 11時過ぎになぎちゃんの演技が終わったので、お昼前のおうどんを食べてから、今度は高松市立体育館に移動して、はやてちゃんの空手の昇段試験を見ることにした。こちらに娘が付き添っている。

 

 ま、実りの秋とはいうけれど、こどもたちもたいへん、親たちも大変だね・・・。おまけに、おじいちゃん、おばあちゃんも大変なんだ・・・。

 

 その後みんなはいったん、屋島の家に戻って着替えをして・・・お食事に向かった・・。午後一時を過ぎていただろうかね。

 

 で、道の駅「源平の里むれ」にある「海鮮食堂じゃこや」に寄った。ここはセルフ式の食堂で、おうどんと同じように・・お盆を持って、小鉢とかお刺身、煮物なんぞをチョイスして、メインディッシュのどんぶりものなどを注文して会計を済ませてテーブルに着く。食べて終われば食器を返却棚に収めておしまい・・。

 

 そこで・・娘家族と別れて、私らは帰宅・・・。けいこばぁはお疲れのようで眠ってしまった・・・。

 言うといわんと・・・私もここんところ、あっちこっち丁稚・・・で、なんか、少しばかりお疲れモードだけれど、今週末というか、来週末というかの12・13のさぬき広島の文化祭「ふれ愛まつり」が終わるまでは気が抜けない・・・。

 

 資料とかはできたし、掲示資料も預かってきたし・・・、これで準備は揃ったのかなぁと、その最終確認の段階かな・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


秋の雨 缶ビールが飲めず 瀬戸の海

2011年11月05日 | たまには旅など・・。

 旅というほどの旅ではないのだけれど、隣の島に行ってきた。マイボートで走ったら、わずか10分ほどの所ににある「塩飽本島:しわくほんじま」は、さぬき広島からだと・・・フェリーで約45分で丸亀港に向かい、そこで、1時間半ほど待って、今度は本島行きのフェリーで・・約30分ほど・・・。都合・・・3時間ほどの船旅になる・・・。近くて遠い・・・塩飽ほんじまだ。

 

 咸臨丸子孫の会の小杉さんら一行は、午前6時15分発の備讃フェリーに乗って、丸亀港から江の浦経由で手島に向かい、手島で折り返して、小手島(おてしま)、青木を経て江の浦港に戻って来る。それが8時半。私はそこでフェリーに乗って小杉さんを驚かせることにした。

 上は未だに残る、江の浦ー丸亀港間の硬券切符。こういうものも珍しくなった。

 丸亀港に着いてからは1時間半ほどあるので、近くの・・・「まごころうどん」に行くことにした。皆さん、五時起きみたいでおなかぺこぺこらしい。

 

 ここで、小杉さん、中西さん、西山さん夫婦、それに私の5人か・・。さぬきの朝うどんを堪能して頂く・・・。

 

 私はかけうどん小と生玉子という朝メニュー。かけ小(200)+タマゴ(50)の合計250円。

 

 おいしそうでしょ・・・。

 ほんじま行きのフェリーは10時40分発。それに乗って・・・塩飽水軍の本拠地に向かう・・・。

 

 雨が本降りになってきた・・・。

 

 このフェリーに乗って、あれれ・・と思った。思ったよりも乗客が少ない・・。あとで知ったのだけれど、このほんじまの文化祭は・・明日の日曜日が本番で、芸能大会とか模擬店とかは明日らしい・・。今日は一般展示くらいなものだとか・・。道理で・・・。

 

 で、ほんじまに着くと、この観光案内センターで休憩をしながら、咸臨丸乗組員水夫の「大倉幸三郎」さんの子孫の方と合流してご挨拶。

 その大倉さんの運転する車ほかで・・・市民センターでの文化祭見学と昼食・・・。

 

 ここでもおうどんとおすしをご馳走になった。これは・・・まかない用みたいでサービスだった。

 古い道具とか、古いなつかしい写真展とか、ご婦人方の手芸作品なんぞを見学したのち、塩飽勤番所へ・・・。

 

 右から二人目のご婦人が・・・「たまちゃん」。ここの管理人さんで、みんなのマドンナみたいな人。勤番所は見ずとも、たまちゃんだけにはご挨拶・・・みたいな。たまちゃんに表敬訪問みたいなことだった。

 その後・・・笠島の町並み保存地区に行く予定だったけれど、雨が激しくなってきたので、予定を急遽変更して・・・、新規会員の大倉さん宅を表敬訪問することになって・・。

 

 ここには・・・季節に似合わず・・・、たくさんのかたつむりがうごめいていて・・歩くたびに足下ででんでんむしがつぶれて困った・・・。

 

 大幅に予定変更して・・・、14時15分だかの高速艇で丸亀に戻ってお別れ・・・。みなさんは、次の目的地の多度津に向かっていった。

 我が家に戻ったのは・・・16時過ぎ・・。こんなはがきが届いていた・・・。

 

 おお、マジで・・・「うどん県」で届いているじゃないか・・・。ま、郵便番号さえ書いてあれば届くんだろうと思うけれど・・・。で、てっきり、あけびの絵手紙だろうと期待して裏を見たら・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


やれやれと 石蕗(つわぶき)の宿に 高いびき

2011年11月04日 | 自然ありのままに

 昨夜というか、今朝は熱帯夜みたいな暑い夜で、布団を蹴っ飛ばして寝ていたと思う・・・。それだし、朝から蒸し暑くて・・・・。長袖のシャツにセーターを着て家を出たが、途中で脱ぎ捨ててしまった・・・。今日は・・・25度・26度もあったようだった・・・。記録的な暑さだと言うてたなぁ・・。

 

 さて、ご案内の通り、明日の5日には、丸亀市沖の塩飽本島で文化祭が行われる。それを見学に行くのだし、その5日の日には「咸臨丸子孫の会」の塩飽訪問がある。やはり、地元会員としては歓迎しなくちゃいかんだろうということで、待ち受けするつもり・・・。

 

 で、どういう方法でお迎えするかと考えたのだけれど、とにかく、明日の朝、一緒の船に乗ろうと考えた・・・。そこで、今日中にさぬき広島に入って、明日の朝のフェリーで合流することにした。「下手な考え、休むに似たり・・」だな。

 

 朝の8時に山の家を出て、丸亀市内には9時半過ぎに着いた。そこで、朝昼兼用のおうどんになった。ここは・・・元は本屋だったようで店内はものすごく広い・・・。

 

 で、午前10時までは、「かけうどん」が100円なのだ。100円と言われても「ハイ、おおきに」ともいかないので、今日は生卵を一個選んで、100+50円の150円になった・・・。

 

 これで・・・150円のおうどんだ。ありがたいねぇ・・・。こういうサービスはときおり見かけるね。こがね製麺所とか・・・。

 

 で、港近くのスーパーで食材とか缶ビールほかを買って、このお寺に行った。ここは丸亀市富屋町の妙法寺。その昔、与謝蕪村が訪れたとかで、「蕪村寺」とも呼ばれているそうな。

 今月半ばの島の文化祭に展示をする資料を受け取るためだ。ここの副住職さんと私とで、来春のお大師まいりのPRをすることになっていて・・・。それが13日にはご法務が入ってしまって、文化祭には参加できなくて、急遽、私が全権大使みたいになってしまうことに・・。

 

 これが、その掲示用資料・・・。とりのこ用紙を二枚分にきれいに各札所ほかが整理されている。これを預かって島に運んで、この12日には展示をする予定。そのほかに、私の作った冊子ほかとかも・・・。

 

 で、ご挨拶もそこそこにして・・・。午前11時過ぎの高速艇でさぬき広島に入る・・・。高速艇は海上15分・・・。12時前にはさぬき広島に着く・・・。

 

 すでにおなじみの「さぬき広島」は、こんな島。周囲が約20キロ。それでも塩飽諸島では一番に広い島。だから・・「広島」というのだそうだ。で、本家、広島県広島市と混同しないように「さぬき」とか「讃岐」を冠して「さぬき広島」という・・・。

 

 この・・・下のほうの江の浦港に着いて・・・。我が家も、この江の浦という集落にあって、地図上では「レキの墓」と書いてあるあたりが我が家だ。いや、お墓が我が家ではないのだけれど・・。

 

 で、例の・・・「中井初次郎」についての情報を・・・開陽丸関係者からいただいたので、それを、丸亀市広島支所長さんに報告・連絡するとともに、自治会長さんにも連絡して資料を渡したので、それが生活環境部長さん経由で丸亀市長にも届くと思う・・。この件についてはこれで一件落着・・・。もう、私は知らないからね・・・。

 

じゃぁ、また、明日は文化祭の報告とかができるといいね。


帰ったかい 温い言葉が 柿を剥く  

2011年11月03日 | ふるさと散歩

 11月もはや3日になった。今日は「文化の日」ってことで全国的に休日なんだろうと思うが、毎日が週休日の私にすればなんら関係がないし、休日だからと言って、さして予定も計画もない・・・。それだし、朝から曇っていてすっきりとしないから・・・デジイチかついでの秋探しの勇気も出ない・・・。

 

 NHKーTVの朝ドラでは洋裁なんだけれど、わたしんちは「和裁」で、今日は縫い物・・・。例の文化祭に出展する資料を「和綴じ」にしている・・・。

 

 ま、最近の本は特殊なものが多いので、世界に一冊だけの本ばかりになっている。今回は、来春用の「お大師まいり札所案内完全ガイド」保存版とか普及版とか配布版とか・・・。それと、「讃岐のベーハ小屋」などという、いわば専門書みたいな本・・・。

 来年の4月11日が、さぬき広島ミニ島四国のお大師参り開基100周年ということで、ま、法要そのほかを計画しているんだけれど、その島四国のPR版みたいなことで。

 

 そそ・・、文化の日っていうことで、この町内の文化祭はどうなっているのかと・・・会場をのぞいたら・・・これから準備中でバタバタしてる・・・。この土日の5日6日が文化祭とのこと。

 そういえば、塩飽本島の文化祭はいつも11月3日あたりの筈だと思ったが、今年はやはり、5日、6日らしい・・。その5日の日に、私も塩飽本島に行く予定・・・。

 

 そんなこんなで、今日のお昼はここになった。

 高松市香南町由佐、県道13号線沿いにある「手打ちうどん・のぶや」に寄ってみた。で、早速に、ここの目玉商品「田舎味噌しっぽく」通称「田舎うどん小」を注文した。これで450円だった。

 

 ま、どんぶりが出てきて驚いた・・・。野菜の具材がてんこ盛りだ・・・。それも野菜がでかい・・・。この具材だけでおなかがおきてしまう・・・。最後の方は汗まみれになって食べている始末・・・。本来は・・・こうした里芋なんぞは食べないのだけれど、うどん屋さんで出されたら仕方がないね。これを完食したら・・・夕食はいらないかなぁと思った・・・。

 

 後から来たお姉さんは・・・この「大:3玉」を注文して、さらにおむすびを二個もチョイスした。一人でやで・・・。目が点になった・・・。さすが、讃岐の女性。脱帽!最敬礼!

 麺もお出汁もさすがだなぁと思った・・・。文句を言う筋合いはないが、Sサイズ、ミニ田舎・・・という半分サイズはできないだろうかね・・・。誰もそんなものは食べないってか・・・。それもそうやね。

 

 ま、私の胃袋は元来から小さくて、普通の人の半分以下しかない。構造上、そうなっているみたい・・・。胃が「S」字状ではなくて、「て」字状態だから、上の水平部分で満腹になってしまうらしい。でもあとの下る部分はいつも空腹だから変な気分・・・。だから・・・、おいしいものが食べられない。

 

 さて、明日からの予定をどうしたらいいものかと思案中・・・。明後日の5日は先ほどにも書いたように塩飽本島の文化祭に行くのだけれど、「咸臨丸子孫の会」様が・・・やって来るのもこの5日。私は明日から広島に入って、そこから本島に向かうか、5日の朝に、我が家を出て本島に向かうかの選択を迷っている・・・。

 

 どちらでもいいと言えばそうなんだけれど、要は、起きられるかどうかの問題で・・・。さぬき市から朝早くに起きて出かけるのと、さぬき広島に泊まっていて、ゆっくりと本島に向かう余裕の問題なんだけれど・・・。考えてみれば、そんな大きな問題でもないね。ギリシャがEUに残るかどうか・・・。日本がTPPに参加するかどうか・・・みたいな切実な問題ではないし・・。

 

 ま、明日はとりあえず、丸亀に行って、真太郎さんところで、例のとりのこ用紙二枚の展示資料の打ち合わせ兼確認作業・・・。その後、島に帰るか、自宅に戻るかの判断で決まり。私は・・・丸亀まで行ってるんだから、そのまま島の家に泊まったほうが近いとは思うのだけれど・・・。

 

 だから・・・、ひょっとして・・・明日の日記が更新されないかも知れないけれど、そういう事情で、さぬき広島に泊まるかも知れないってことで、心配なしってこと。

 

じゃぁ、また、明日、ひょっとしたら、会えるかも知れないね。


柿一つ 供えて赤き 水夫(かこ)の墓

2011年11月02日 | 自然ありのままに

 昨日、島の文化祭用の掲示物について書いたんだけれど、昨日から何もできていなかった・・・。構想が湧いてこなかったのだ・・・。

 すると、今朝になって、「できたからね~」というメールが届いた・・・。やれやれだ・・・。

 

 とりのこ用紙二枚だっていうけれど、ちゃんとした額に入っているじゃないか・・・。これはなかなか・・・立派なものだわ・・・・。でも、まぁ、私が作らなくて・・・思わず、ほっとしたというのが本音・・・。

 それでは・・・というので、秋探し、ベーハ小屋探しのドライブに出た・・・。ところが天気があまり良くなくて曇り空・・・。これではきれいな秋が写らない・・・。香川県東部の山間(やまあい)の狭い道をくねくねと走ってみたけれど、まだまだ・・本格的な秋にはほど遠い様子。でも、お正月まで二ヶ月ちょっとだものね。

 

 でも、サザンカっていうのは晩秋から冬の花というイメージはあるね。「さざんか、さざんか、咲いた道・・・」という「たきび」の歌が思い出されるように・・・。これは時期的にもOKだと思うけれど・・・。

 

 これはアカンよね・・・。これは初夏の花・・・っていうイメージ。ま、この花が似合うような暖かい「小春日和」の一日ではあったけれど・・・。

 

  これは・・「セイタカアワダチソウ」ではない・・・。れっきとしたイチョウだ。先っぽだけが黄色くなってきた。夜露があたる先っぽが紅葉してきたんだろうね。この木も一気に黄色一色になってしまうのかも知れない・・・。

 

 で、今日のおうどんはここになった。「手打ち本舗・麺通堂」西植田店。高松市東部、西植田町にあるセルフうどんのお店だ。少し前までは「大亀うどん」というお店だった。

 

 で、ここにはしっぽくうどんが見えなかったから、いつもの「肉うどん小」にした。380円だった。やはり麺がおいしくないとねぇ・・・。ここの麺はつやもあり、コシもあり、それでいて固くないうどんだった。で、お出汁はマイルドだった・・・。味がマイルドっていうことは味がしっかりとしていないってことか・・。

 

 メニューはオーソドックスなものばかり。普通のおうどん屋さんってところ。

 

 さて、先の静岡旅行でお知り合いになった人がいる。「上さん」という人だが、「上様」っていうとお殿様になるし、そのまま読むと・・「神さん」になる・・・。で、読むのは普通に・・・「かみさん」。実はこの人、元はさぬき広島の人で、今は岡山に住んでいるらしい・・。この人のご先祖が、あの咸臨丸に乗っていた「向井仁助:むかいにすけ」という人。

 

 讃岐の人で、一番最初に写真に撮られた人・・・らしい。あの幕末にサンフランシスコに行って、写真館で撮ってもらったもの。精悍な塩飽の船乗り・・・というりりしい姿だ。

 その・・・向井仁助のお墓の写真を、上さんに送ろうと印刷をしていたのだが、どこから聞きつけたものか、私のブログで、「向井仁助の墓」という言葉で調べている人がいた・・・。

 

  向井仁助のお墓は、この市井浦の浜墓地に二基。手前と、その向こうにも同じものが二つ。ただ、年号が新暦と旧暦との違いだけで、表面の戒名などは全く同じもの。なんだろうかね、これは・・・。この浜墓地を「埋め墓」という。最近はここに参り墓も建てるようにはなったけれど。

 

 で、こちらが、玉瀧寺というお寺の境内墓地にある「参り墓」。これを、このあたりでは、「両墓制:りょうはかせい」という・・・。

 ま、こうしたお墓の写真とか私の著書とかを、ご子孫の上さんに送ろうとしている訳だ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


寺で待つ もみじイチョウの 早変わり

2011年11月01日 | ふるさと散歩

 早くも今日は11月の1日。カレンダーが変わって・・・「霜月」になるそうな・・。だんだんとそういう時期になってきたね。今年も残すところ・・・二ヶ月・・・。あっという間の一年やったね。

 

 「静岡旅行」が終われば、今度の主力は秋の文化祭・・。さぬき広島では「ふれ愛まつり」と言うのだそうだが、その文化祭に、来春に行われる「ミニ島四国霊場めぐり」の「お大師まつり」という行事が「100周年」になるもので、そのPR掲示を行う予定・・・。

 ところが、相棒のお坊さんが法要が入って参加できないという。だから、その模造紙2枚分の掲示資料を作り始めたが、構想が湧いて来ない・・・。いや、私の分の資料はできてはいるんだけれどもね。

 

 で、気分転換にお寺に行ってきた。と、言うてもうちのお寺ではなくて、四国霊場八十八番札所の大窪寺だ。ここの紅葉は見事だからね。それを少しばかり期待して行ったんだけれども・・。

 

 少しばかり・・・黄色くなったかな・・・、少しばかり赤くなったかなぁ・・・という程度。まだまだ・・昼間は暑いもの。

 

 夜露に打たれる部分は少しばかり赤くなっているが、全体的にはまだまだ・・緑色・・。でも、油断をすると、一気に真っ赤になるけんね、ここ、深山では・・・。

 

 ま、頼まれていた資料は何人かは送ったし、中井初次郎に関しては有力な方にメールは送ったから、きっと、なんとかしてくれると思うので、これは・・そのまんま・・・丸投げ状態。

 

 で、今日のお昼は・・・・ここになった。実は・・・母が病院に行きたいというもので、その兼ね合いで、遠くにもゆけず、近くでは面白くないということで。

 

 さぬき市鴨部(かべ)にある「美登庵(みとあん)」は、旧の志度町鴨部と、旧津田町羽立(はりゅう)の町境の「羽立峠(はりゅうとうげ)」にあるお店。少し前までは、「鴨料理」で有名な料亭みたいな所で、忘年会やら送別会やらの宴会で賑わったお店。今は・・・昼間はうどん屋で、夜には焼き肉店になるらしい・・・。

 

 で、本日から販売開始という「しっぽくうどん」を注文したが・・・、麺がおいしくない。なんていうんだろ・・、丸いおうどんみたいで、「エッジがまるでない!」「コシがまるでない・・・」。お出汁はおいしいのだが、肝心の麺が・・・だらしない。これで450円だった・・・。あくまで、私の感想だからね。

 

 このあたりではすっかりと珍しくなくなったおさるの散歩・・・。我が物顔でのし歩いてるからね。ま、「猿の惑星」にならないように願いたいものだわ・・・。

 

 さぬき広島の文化祭は11月の12日の午後から13日(日曜)の午後まで・・。だから、二週間を切った訳だ。まほろば工房としては・・・お大師まいりの記念誌5種類と、ベーハ小屋模型三棟とミニカー4台、それに「記念誌」3冊・・・を展示する予定。それに・・・相棒「真太郎」さんの掲示予定だった模造紙二枚分・・・。ま、なんとか間に合うとは思うのだけれど・・・。

 

 でも、去年は・・突然に入院・・・ということで、すっかりと予定が狂ってしまって、文化祭には参加不能になってしまって・・・。今年はたぶん、大丈夫だろうと思っているのだけれど・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


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