まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春風が 冷えた弁当を 見て過ぎた

2019年03月31日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、概ね晴れていた。気温は10度から12.2度、湿度は68%から51%、風は4mから8mの西の風が一時は強く冷たかった。明日の4月1日は、引き続き冬型の気圧配置となるため曇り、朝まで雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 133/89/79 36.4c-95% 62.4Kg 1012hPa,15c,58% あれだけ飲んで食べたのに、体調に変化はない。今朝は弟たちが朝食を食べているからと午前6時には起こされた。

 

 桜の花が満開になっている。次男のよっくんは食べ終わると帰ってしまったし、奥方も早出だからと出かけてしまった。

 

 三男のたっくんは、周囲の草刈りをしてくれたし、

 

 先日に切り飛ばした、紫木蓮の枝なんぞも片付けてくれた。

 

 おかげで、獣害対策用のネット張りが楽にできるようになった。

 

 私はいつものように、宴会の後の後片付け。囲炉裏やテーブルや椅子なんぞも片付けたし、燃えるゴミ、燃えないゴミ、空き缶なんぞの片付けやら、みんなの食べた食器なんぞも洗って片付けておいた。

 

 宴会の準備をするのはワクワクするが、どうにも、祭りの後の片付けはわびしくもあり、寂しくもある。汚れたランチョンマットやぞうきんなんぞも洗濯して干しておいた。

 

 私が何時間もかかって草刈りをする、この昔の旧道も、あっという間に刈り払ってしまった。

 

 昔、私が小学校の頃には、この道を歩いて通学したものだった。それも、道草をしながら、遊びながら・・・。

 

 その弟も帰ってしまうと、急にぐったりとなってしまう。

 

 まだ、桜がチラホラの県営大川ダムまで歩いて行って、一人のお花見弁当を食べる。

 

 お昼からは、明日からの四月分のスケジュール表の修正や追加をやっておく。

 

 ついでに、5月分の予定表なんぞも作っておく。明日の命がわからないというのに・・・。

 

 それから、4月2日の火曜日には「観光ガイド:大窪寺班」の勉強会がある。その予定表やスライドのチェックもやっておく。明日の命はわからないが、明日の目標がなければ、歩き出す方向がわからなくなる。目標は灯台の明かりのようなものだと思う。

 

 今日の掲示板はこれ。「魚は水中にあって水を知らず 人は幸せの中にあって幸せを知らず」というもの。どこの誰の言葉かはわからないが、「魚の目に水見えず、人の目に風見えず」、「魚水中にあって水を知らず。人塵中(じんちゅう)にあって塵(ちり)を知らず」という中国のことわざに関係しているのかも知れない。「魚は水中にあって 水を知らず、人は幸せの中にあって幸せを知らず」。その中にどっぷりつかっていると、何も見えないのかもしれない。人は空中にあって、空気を知らず、とも言えることばでもあろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


春の日は いつもの時計が 早すぎる

2019年03月30日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎからは雨が降ってきた。気温は9.5度から15.6度、湿度は84%から56%、風は1mから4mの西南西の風が少しばかり。明日の31日は、冬型の気圧配置となるため、概ね曇るらしい。

 

 132/88/60 36.4c-97% 61.4Kg 1010hPa,10c,56% 体調に変化はない。身体が重いという感じもない。

 

 今日は、天気もいいし、花見の宴だというので、芝生広場の掃除をやっていた。落ち葉は掃いても掃いても落ちてくる。だからと言って、それを掃かないでいる私ではありたくない。

 

 10時半過ぎに弟たちがやってきた。で、早速にBBQの準備を始めた。その頃はまだ晴れ間がのぞいていた。

 

 で、バーベキューの準備を始めたら・・・。

 

 天気予報通りの雨になった。一同は大慌てで室内へ避難。食べ物も椅子もテーブルも炭火も・・・。

 

 今度は室内の囲炉裏でのBBQになった。もう、これくらいの年代、60歳後半から70歳くらいになると、物事には動じない。臨機応変の対処が可能だ。別に慌てることはないし、今日は雨だとは覚悟もしていたし。

 

 

 屋外ではマングローブの安い木炭でもいいが、室内では「備長炭」でないと一酸化炭素炭素中毒を起こすおそれがある。備長炭を使ってのBBQになる。それにしても、この牡蠣はでかい。

 

 普通の牡蠣の二倍も三倍もある。

 

 やがてのことには、町内の某宮司さんもやってきての花見の宴。次男(真ん中の弟)がギターを弾き出してのフォークソング特集。家ではドラムの練習もやっているのだとか。

 

 男というものは、あんまりと食べない。飲んでばかりだ。だから、食べるだけのものを網に載せていく。

 

 ギター演奏(この人、木村よしおという人なんだ)が終われば、今度はカラオケ大会になる。で、花見の宴は延々と夜中まで続くのである。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は白黒で簡単に割り切れるものではありません。いろんな感情を味わいながら日々を過ごすところに人間の生きる意味がある」という小柳左門先生のことばから。 先生は1966年、福岡県立修猷館高校卒、1973年に九州大学医学部卒。九州大学医学部循環器内科助教授、国立病院九州医療センター臨床研究部長、国立療養所福岡東病院副院長、独立行政法人 国立病院機構都城病院院長などを経て2013年から特定医療法人・原土井病院病院長を務めている。人生はマルかバツか、表か裏か、白か黒かで簡単に割り切れるものではない。赤もあり、白もあり、黄色もあって、人生の意味があるのだと言うているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


桜咲く 花に一礼 して通る

2019年03月29日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていたが、夜は気圧の谷や湿った空気の影響で曇るらしい。気温は9度から14.2度、湿度は78%から54%、風は2mから4mの東の風が少しばかり。明日の30日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方にかけて雨が降る見込みらしい。昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて雷を伴う所があるのだとか。明日は午後から花見の宴を予定しているのだけれど。

 

 128/64/64 36.3c-96% 63.7Kg 1016hPa,16c,56% 数字的には安定しているのだが、ここ数日、おなかが張るようで息苦しい。朝の体重が63.7Kgで、朝食後には64.2Kgまでになった。これは危険体重。

 

 とにかく、おしっこを出すか、ガスを抜くか、おなかの中にあるものを体外に出すしかない。

 

 今日は奥方がお休みの日。朝一番に、「お花のつぼみがついているのに、根元から切るなんてなんてことしてくれたのよ!」と叱られた。これは叱られるかもな・・・と思いながら切り飛ばしてしまったのだ。傘屋の小僧で「骨折って叱られる」※仕事や作業を一所懸命にやっても叱られるということ。傘を作る時に傘の骨を折って叱られることから、頑張って主人のために働いたのに、少しもほめられず叱責されてばかりのつらい立場のこと。一所懸命という意味の骨折りと、傘の骨を折るとの洒落ことば。同義語に、「傘屋の丁稚」もある。

 

 「木を切るくらいなら、草でも抜いてよ!」と激怒する奥方。野菜も大事ならば花も大事なご様子だが、両立はあり得ないのだ。

 

 ということで、遊んでばかりも居られないので、野菜畑の周囲にネットを張る作業をやっていた。弾性ポール二本の間にネットを挟み込んで支持する。

 

 それを、野菜畑の周囲に張っていく。簡単なようだが、弾性ポールは自由自在に動き回るし、ネットは周囲の草や杭やアジサイの若芽などに絡みついて動かない。

 

 お昼の休憩時間に、室内用の囲炉裏の準備をしておいた。雨や花冷えの時には室内での花見になる。こんな小さいものでも5人や6人ならば大丈夫。

 

 BBQ用の金網も掃除しておいたし、備長炭も用意してある。桜の花なんてなくったて平気だ。食べ物と飲み物とカラオケがあれば大丈夫なのだ。

 

 我が家の花壇のチューリップも咲き出した。赤白黄色、どの花見てもきれいだな~♪

 

 今日はトイレによく行ったおかげで、夕方には61.9Kgから、61.3Kgまでに戻った。これくらいがちょうどいい。おしっこ一回で0.2Kgは減る。10回行けば2Kgは減る計算。

 

 今日の掲示板はこれ。「手を合わすことが信仰深いのではない 自分の願いで手を合わすのは欲深いのです」というもの。どこの誰の言葉かはわからない。

 「てるてるぼうず てるぼうず
  あしたてんきにしておくれ
  いつかの夢のそらのよに
  晴れたら金の鈴あげよ
  私の願いを聞いたなら
  甘いお酒をたんと飲ましょ
  それでも曇って泣いたらな
  そなたの首をちょんと切るぞ」
 この「てるてるぼうず」の歌詞はそんな私たちの信心というものを歌っている。いつも自分中心でしか考えられない、そういう私の姿というものを仏さまの教えを通して思い知らされる。そして、さまざまなはたらきの中で生かされている身であったと気づかされる。それが仏さまからいただいた信心(信知)である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


狭き庭 花壇に咲いた 花の色

2019年03月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は15.5度から16.5度、湿度は74%から60%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の29日は、引き続き気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 124/82/59 36.4c-98% 62.6Kg 1008hPa,15c,62% 数字的には変化はないが、昨日あたりからおなかが張るようで息苦しい。昨年の秋みたいに歩けない、動けない。かと言ってそんなに食べた記憶も無いし、飲み過ぎたという記憶も無い。

 

 ということで、今日の作業はお休み。ポチの散歩の後で、銀行さんに寄って食費を引き出して通帳記載をしておいた。

 

 途中のスーパーで、明後日、30日の「花見の宴」用の飲み物を買って来た。

 

 清酒も焼酎もウィスキーも準備した。でも、30日は雨のち晴れの天気予報だし、花冷えの予想もあった。

 

 帰りに県営大川ダムに寄ってみた。少しばかり桜の花が開いてきた。

 

 ま、桜が咲いたって、格別にうれしい訳ではない。この花を持って帰ることも切ってしまうわけにもゆかぬではないか。

 

 で、三月分の決算である。もう、今月分の支出はない。あの赤い字は、四月前期分の出費予想額である。15日には年金が入る。

 

 お酒やビールを買った費用も「家計簿」につけておく。薬局で買って来た、包帯やら絆創膏やらガーゼやらも補充しておいた。その家計簿記入もやっておいた。

 

 お昼過ぎに郵便受けをのぞいたら、たくさんの郵便物が詰まっていた。多いのは議員さんからの挨拶状とか後援会の入会案内とか出陣式の案内とか・・・。ま、一番、大切なこの事務処理から。高額医療費の申請書である。

 

 薬局さんの薬代は医療費支給の対象には入っていない。これがお値段するのだけれど。

 

 で、それをお役所に行って、手続きをしてきた。2万円ほどだが、年金受給者にはありがたいことだ。

 

 ということで、今日は身体を休めて、事務作業ばかりの一日になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「終活することと あなたの成仏とは無関係です」というもの。「終活」とは、かつて社会人生活を始める際に「就活(就職活動)」をしたように、今度は、人生の終わりを意識し始めた人が、自分の一生を総括し、人生の終わりに備える活動である。2009年頃にできた言葉だから、まだ新しい言葉だ。終活はもともと、日本の少子高齢化という時代背景から、自分が死んだとき、あまり子供に迷惑はかけられないと、他人への迷惑を最小限に抑えるために、自分で死の準備をしようとするところから始まったという。そんな他人に迷惑をかけない為の終活をやってみたところ、自分にとっても、人生全体を振り返って自分の人生を総括し、残された人生をよりよく生きる意味があることが分かってきた人も居るだろう。でも、そのことと、「成仏」とは関係がない話だ。成仏という言葉を聞くと、私たち日本人は、「死ぬこと」と理解しがちなのだが、本来はそのような意味あいではない。成仏とは、文字通り仏に成ることである。仏とは、真理に目覚めた人という意味で、その真理は、縁起の法と言われ、今から二千五百年ほど前に、釈迦族の王子であったゴータマ・シッダールタという青年が、29歳の時、老病死の苦しみからの解脱を願って出家し、6年の苦行の後に、菩提樹の下で目覚めた真理である。それは、すべての存在は、それ自身で在るものでなく、他のすべての存在なしには在り得ない、という目覚めであった。ゴータマ・シッダールタという一人の人が仏に成ったことは、「一切の衆生に悉(ことごと)く仏性(ぶっしょう)有り」(『涅槃経』)と語られているように、すべてのものが、その本性において仏であるということが明らかになったのである。だから、すべての人間は、仏に成ろうとして生きているのであり、仏に成らなければ〔真理に目覚めなければ〕、この世に生まれてきたことの意味が完成しないのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ノコギリで 開いた春は 風の中

2019年03月27日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は7度から20.2度、湿度は88%から38%、風は1mから5mの西南西の風が一時は強かった。明日の28日は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇る見込みらしい。

 

 128/74/59 36.4c-98% 61.8Kg 1017hPa,18c,62% 体調に変化はないが、やや、体重が増加気味。尿の量が少ない感じ。

 

 野菜畑の周辺に野猿防止用のネットを張るのだが、ここに越してきて13年にもなれば、こうした雑木やら雑草やらがはびこってくる。こういうものから、猿はよじ登って、枝から畑へ飛び込むのだ。だから、こういう雑木(本当は花が咲くのかもしれないが)を切ってしまわねばならない。

 

 でも、今日は調子が悪いのか、まだ重労働は無理なのか、1本を切ったら3分ほど休み、1本を切ったら大きく深呼吸して一休みしないといけない。これだけ切るのに30分もかかった。

 

 今度は西側の水路脇。ここにも訳のわからん雑木が生えている。何かの花が咲くのだろうが、花が大事か、野菜が大事かということで、全部、切ってしまった。これだって、1本切ってはゼーゼーハーハー、1本切っては一休み・・・という状態。

 

 東側、南側、西側を切ったら一休み。今日のお昼の食材を買い出しに行ってきた。今日のお昼はカレーうどんにした。

 

 バーベキューコンロの修理も終わったし、腐りかけていたベンチも修理しておいた。

 

 お昼からは、北側の伐採だが、これが大関門。わび助の木が二本と間にサザンカの木があって、これが大きくなりすぎて太くて高い・・・。

 

 それになんだかんだのお花や雑草やシダなんぞが大繁殖。でも、やらねばならんのだ。

 

 ふと、冷たい液体を感じたら、右腕に傷ができて出血していて、白いシャツが真っ赤に染まっている。これ、写真が上下逆のまんまだった。木の枝に引っかけたものらしい。

 

 すぐにマイカーに積んである救急セットからガーゼだの包帯だのを取り出して応急処置。でも、左手だけではなかなかにうまくいかないが、なんとか止血はできた模様。血液サラサラ剤を飲んでいるのと、皮膚が弱ってきているので、少しのことでも傷になるし、自然に内出血することもあるお年頃。

 

 なんとかんとか、14時前には片付いた。

 

 でも、この大きなわび助の木は残ってしまった。これを切るのは大変だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「あんたが悪いと指さす 下の三本は自分に向いている」というもの。あちらこちらで見かけるのだが、出典はわからない。確かに写真のようにやってみると、中指、薬指、小指は私の方を指している。「あんたが悪い!」と指さしたら、「おまえも悪い」と三倍の3本の指が私を指している。私も偉そうには言えないなぁと反省するしかない・・・。

 

 

 「自分が正しい」、「自分は間違っていない」、「相手が間違っている」と思って、人間は威張ったり、怒鳴ったり、怒ったりしている。でも本当に相手だけが悪くて、自分はひとつも悪くなかったのだろうか。だいたいにおいて、人のせいよりも自分のせいのほうが多いというのが現実らしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


山つつじ 思い思いの 時が行く

2019年03月26日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は7度から17.6度、湿度は84%から48%、風は1mから6mの西南西の風が一時は強かった。明日の27日は、高気圧に覆われて晴れるのだが、気圧の谷の影響で夜は曇る見込みらしい。

 

 111/74/62 36.3c-97% 61.8Kg 1015hPa,12c,64% 体調は安定している。

 

 今朝もまた、玄関にクーラーボックスとバスケットが置いてあって、「凪ちゃんちに届けてください」というメモ書きが。春休みの凪ちゃんのお昼のお食事らしい。往復1時間半のお使いだった。

 

 このあたりのおうちの畑や野菜畑には、このようなネットが張ってある。こんなもので、猿が撃退できるのかと半信半疑だったのだが、調べてみると、案外と有効なものらしい。

 

 ということから、「猿落君」と書いて、「えんらくくん」と読むのだという。

 

 で、我が家の資材を調べてみたら、ほどほどに数がそろっている。母が野菜を作るために買ったものらしい。

 

 これを、二本一組にしてテープでまとめておく。この二本の間に、ネットを挟むためらしい。

 

 それを、2m間隔に結束バンドでポールに結んでゆく。

 

 普通の方法はまっすぐに立ててあるが、私は「けもの返し」風に、外側に少し傾けてみた。そのほうが、猿は昇りにくくなると考えたし、せっかく、「けもの返し」を付けてあるのだから利用しない手はない。

 

 この弾性ポール(弾ポール)は大きくしなるので、脚立を使わずに、間にネットを挟み込むことができる。

 

 こういう感じになるらしいが、今日は時間が来てしまった。

 

 明日が空き瓶回収日らしいので、集積場へ空き瓶を運んでおいた。

 

 帰りに、大川ダムによってみたら、ちらほらと開花している。

 

 今日の掲示板はこれ。「きのうという日は二度とかえらぬ日 明日という日はまだ見ぬ未来 今日という日を大切に生きる」という、山本富士子さんの言葉から。

 「一夜賢者経」と名づけられたお経がある。

過ぎ去れるを追うことなかれ
いまだ来たらざるを念うことなかれ
過去、そはすでに捨てられたり
未来、そはいまだ到らざるなり
されば、ただ現在するところのものを
そのところにおいてよく観察すべし
揺ぐことなく、動ずることなく
そを見きわめ、そを実践すべし
ただ今日まさに作すべきことを熱心になせ
たれか明日死のあることを知らんや
まことに、かの死の大軍と
逢わずいうは、あることなし
よくかくのごとく見きわめたるものは
心をこめ、昼夜おこたることなく実践せん
かくのごときを、一夜賢者といい
また、心しずまれる者とはいうなり
                      (増谷文雄訳『阿含経典第五巻』)

 

 この方が、「絶世の美女と謳われた大女優」の山本富士子さん。ミス日本になって大評判となった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


うぐいすが よく啼く朝だ 伸びたヒゲ

2019年03月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で昼過ぎからは雲が広がってきた。気温は5度から13.4度、湿度は74%から50%、風は2mから3mの西の風が少しばかり。明日の26日は、気圧の谷や湿った空気の影響で明け方まで曇るらしいが、その後は高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 106/71/61 36.2c-98% 61.4Kg 1017hPa,125c,62% 体調に変化はない。

 

 この土曜日、3月30日のお昼から、我が家のこの芝生広場でお花見のBBQをやるらしい。ここも例に漏れず、私の体調が思わしくなかったことから、掃除も草刈りもできずに放置されてきた。

 

 落ち葉や小さな草が芽吹いてきている。今日も天気がいいもので、今日はここのお掃除をすることにした。どんなお方がおいでになるのか知らないが、少しはさっぱりとしたほうが良かろうかと。

 

 私はエンジン式の草刈り機は使えないので、充電式の草刈り機で草刈りをする。

 

 一方、奥方は野菜畑で肥料をやったり、土を耕したりしている。

 

 お昼前には掃除も終わった。少し前ならば1時間ほどで終わるのに、休み休みだから2時間半もかかってしまった。ま、急ぐお仕事ではないので大丈夫。

 

 バーベキューコンロも掃除をしておいたが・・・。

 

 12年も13年もになると「経年劣化」であちらこちらがひび割れたり、モルタルが剥がれたりしている。

 

 お昼から、奥方が食材を調達している間に、お隣のホームセンターで、補修用のモルタルを買っておいた。

 

 これがBBQコンロ用の耐火モルタルである。これだと、砂利や砂などの骨材が不要で、水さえあれば使えるので楽だし、大きなセメント袋はもったいない。

 

 これを塗りつけて、水ホウキでならしておしまい。

 

 あとは、ブルーシートで養生しておけばいい。今日のお仕事はここまで。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きることに満足せずして 何に満足するのか」というもの。いつもの町内にある善楽寺さんの掲示板から。人間の根本的なことは「生きる」ということ。それには「食べる」ということが必要になり、「生き抜く」という力が求められ、そこから更に「学習」だの「経済」だの「文化」だの」「宗教」だのが求められる。この地上にあるすべての生き物は、「生きる」と言うことに「満足しなくては」次のステップが踏み出せない。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


春めいて 野菜畑の 豆の花

2019年03月24日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は3.5度から12.6度、湿度は80%から50%、風は2mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の25日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で昼前から雲が広がる見込みらしい。

 

 146/68/60 36.3c-99% 61.4Kg 1016hPa,12c,52% 体調は安定している。

 

 民生委員の中に切手を集めている人がいる。学校だか幼稚園だかで、こうした使用済みの切手を集める活動があるらしい。ふと、思い出して、年賀状や喪中欠礼のハガキに切手があることを思いついた。

 

 高松の社宅に居た頃からの年賀状が山のようにあった。13年分だから、一年に150枚としても2,000枚近くもあった。でも、その中からは30枚ほどの切手しか取れなかった。

 

 ところが、年賀状の束の下から、たくさんの切手が出てきた。何のために集めたのかは記憶にない。これを来月の定例会に持って行ってお渡ししようと思う。

 

 朝の9時から、自治会の総会があるというので、8時半には出かけていった。ま、自治会長改選というても順番だから文句のあるはずもない。ほかに話題もなく、30分ほどで終わった。

 

 これは3年前の総会の模様だが、今年は8軒、8人という寂しい会になった。一人は入院し、もう一人は腰が痛いとかで欠席。限界集落がすぐそこに見えている。

 

 10時からは、お天気もいいことだし・・・と、奥方の野菜畑の修理をすることにした。ご覧のように支持するポールが折れたり曲がったり、ネットにも大きな穴が開いている。これではサルは自由自在に出入りできる。かと言って奥方には修理するノウハウもないし、時間も無い。私も動けない歩けない状態だったもので手つかず状態だった。

 

 作業を始めてすぐに、何かに当たって指先に穴があいた。救急用の絆創膏を貼ったが、動くたびに血液が噴き出してくる。

 

 そこで、電気工事用のビニールテープで縛って、作業再開。

 

 先日に頂いてきた竹竿でポールを連結しながらまっすぐにしてゆく。

 

 少々の傾きはあるが、強度には問題ない。

 

 大きな穴が開いていた部分には新しいネットを縫い付けておいた。

 

 でも、なんだかんだで、15時過ぎまでかかったが、どうにか原型までは復旧できた。でも、このくらいでは、サルは飛び越えて入るので、別途、サル対策用のネットを張る予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「咲くときに 散るも覚悟の桜かな」というもの。いよいよこれからが桜の時期になるのだろうが、桜に限らず、花は咲いて散るのがお仕事。「咲いた花なら散るのは覚悟・・・」という歌もあったが、生まれたものは死んでいくように、咲いた桜もまた、散って行くのがさだめというもの。私たちに「命の尊さ」、「今を大切に」を教えてくれているような言葉であった。浄土真宗の開祖、親鸞聖人がまだ若松丸だったころ。その幼名を捨て、9歳で得度したときに詠んだ歌であるとされている。幼くして父母を亡くした若松丸が出家を願い出、剃髪しようとしたそのとき、いたいけな姿を見守る周囲の一人が「時間も遅いし明日にしてはどうか」という言葉に対する返答だった。
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」・・・明日もまだ咲いていると思っている桜も、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれない。「人の心はいつ変わるとも知れず、せっかくの決意も一夜で霧消してしまうかもしれません。どうぞ情けはお捨てになって、髪を剃ってください」。幼き若松丸の心の声が聞こえてきそうだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


春の日は 静かに緩く 音もなく

2019年03月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため概ね曇り、夕方から夜のはじめ頃にかけては、気圧の谷や寒気の影響で雨や雷雨となる所がある見込みらしい。気温は6度から10.8度、湿度は72%から56%、風は1mから4mの北西の風が少しばかり。明日の24日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 126/65/58 36.3c-96% 61.4Kg 1015hPa,8c,62% 体調はすっかりと安定している。昨年のあの苦しさ、息苦しさは一体、何だったのだろうか。

 

 昨年の今日、3月23日、あの香川大学医学部附属病院から退院した。その時に頂いた担当看護師の「ビーバー・みずほ」さんからいただいた手紙だ。心臓の僧帽弁交換手術は成功したし、ペースメーカーの植え込みも完了した。しかしのかかし、おなかの張りはとれず、息苦しさばかりが残っていた。後は県立病院での治療となった。

 

 医大病院では連日、この「胸水」を抜いてばかりだったし、この「胸水」が原因で息苦しさや呼吸困難になっていると言われてきた。しかしのかかし、県立病院では、「この胸水は抜かない」として、そのままになっている。だから、肺はこのようなまま。

 

 ところがどうだ。私の肺の「胸水」はそのままなのに、「防風通聖散」という漢方薬で息苦しさが消えたのだ。呼吸困難がなくなったのだ。体重は、医大附属病院から退院したときと同じ61.4Kgだ。これは、ドクター、論文ものではないのだろうか。私のおなかの中に何が居たんだろうか。何が住み着いていたのだろうか。

 

 それはさておき、昨日は、観光ガイド「おへんろつかさの会公式ホームページ」の更新をやったのだが、ものはついでだと、私のホームページの更新もやってみた。

http://wwwb.pikara.ne.jp/h-kimm/

 

 中身はたいしたことはない。今は、個人的なスケジュール管理に使っているくらいなものだ。一時は、「英国士官レキの墓」や「咸臨丸関係」、「庄松堂」なんかが人気だったが、そうそうは長続きしなかった。

 

 今日から「第91回センバツ高校野球大会」が始まったとテレビでやっていた。若い頃には有給休暇で連日甲子園球場に通ったものだったが、いまはそういう熱意もきらめきもない。

 

 奥方に頼まれていた、薬を処方してもらって来た。昨日は奥方は休みだったくせに、食事に行ったり、昼寝をして過ごしてしまった。

 

 で、自分の薬を、いつものことだが、私にもらってくるようにメモを残して出かけてしまうのだ。「それと、コロッケ二個とアジのフライも二匹とね」というメモも置いてあった。

 

 「それと、今夜のビールがないので、ビールとカセットボンベもないの」。

 

 私はあんたの僕(しもべ)じゃないぞ。と、ここだけで愚痴っておこう。本人の前で言ったら富士山大噴火か、熟年離婚かも(笑)。

 

 食後に、香川県営大川ダムに行ってみたらば・・・

 

 いよいよ、開花の時が近づいているみたい。この土曜日には花が開いているのかも。我が家の花見には間に合うのかも。ま、ここの花が咲いても、これを折ったら叱られるし、「民生委員さんが、桜の木を切った」となるとマスコミ沙汰になってしまうかも・・・。くわばらくわばら・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「一言多かったか 一言足りなかったか 一言で人生が変わることもある」という荒了寛さんの言葉から。自分の一言で誰かが変わったという実感はないし、人に言われた一言によって自分の考え方が変わって、そのおかげで人生が変わったかもしれないということも ない。でも、一言多かったことで失敗したことは数知れないくらいにあるし、一言足りなかったことで理解されずに悔しい思いをしたこともいくらでもあった。こういう一言は、内容も大切なのだが、相手の心にグッとくるタイミングで投げかけるからこそ響くものなんだろうと思う。タイミングが悪いだけで「一言多い」または「一言足りない」という結果になってきたのだなぁとは思ったりする。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


彼岸冷え 覚えた法話も すぐ忘れ

2019年03月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため曇っていた。気温は16.5度から8.8度、湿度は78%から61%、風は4mから3mの北西の風が冷たかった。明日の23日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇り、昼過ぎから夕方にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 122/62/59 36.4c-97% 61.4Kg 1010hPa,16c,65% 体調は安定している。

 

 今日は久々に、観光ガイド「おへんろつかさの会公式ホームページ」の更新をした。

http://ohenrotukasa.com/index.html

 

 というのも、総会が4月20日の土曜日の午前中に行われるので、そのご案内とか、志度寺縁起絵図の修復が完了したことから、その記念の講演会やら能舞台のご案内など盛りだくさん。

 

 そのほか、今年の春の10連休中の、おへんろ交流サロンでの歩き遍路の増加から、お接待をしたり、志度寺の観光ガイドのサポートなどのお願いも。

 

 特に、志度寺にゆかりの深い「海人」の能舞台を志度寺「無染庭」奥にしつらえて、史上初の上演が行われるのは見もの。日程は5月3日の14時からと17時半からの二回と翌5月4日の14時からの三回公演。一回80名限定で入場料は1,000円。

 

 お昼前に娘婿の徹君と孫のはやて君とがやってきて、ランチに行こうと誘ってくれた。そこで、奥方と私、それに弟のたっくんの5人で、丸亀市綾歌町にある「レオマの森」に行ってきた。普段は前を素通りするくらいしか縁がなかったのだが、そこのランチ・バイキングというものに行ってきた。

 

 一階にあるバイキング・レストランである。今日は平日だと言うことで1,500円で食べ放題の飲み放題らしい。

 

 時期的に春休みなのか子供連れや若者グループが大勢いたのには驚いた。

 

 でも、田舎のおじさんだから、何を食べたらいいのかがわからない。訳のわからない食材がズラズラズラと並んでいるばかりで、さっぱりと食べたいものがわからない。

 

 で、奥方に選んでもらったのがこれくらいなもの。当然、アルコールは別料金、ジョッキ1杯が669円、これを三杯と酎ハイを1杯、飲んだだけ。これでは1500円の元は取れてはいない。でも、若い娘さんなんかは10枚ほどのお皿を盛り上げて食べている。女性のおなかはすごいなぁと驚くばかり。

 

 で、入れ替わり立ち替わりだからすごいなぁと圧倒されっぱなし。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦の娑婆や 桜が咲けば咲いたとて」という小林一茶の俳句らしい。いつもの赤松先生の掲示板にあったもの。「世の中がいくら苦しいものだからと言って、桜が咲いたのに それまで「苦」だと思ってしまう…。人は愚かなものだねぇ。楽しいことまで「苦」の種にするこたぁないじゃないか。」とか、『この世は苦しみばかりだなぁ。桜が咲いてウキウキするはずのような季節でも、やはりその苦しみがなくなるわけではないのだ。』というような解釈になろうか。人は「幸せ」な事柄まで、ああ大変、ああ面倒、と思うことがよくあるもの。余分なことまで取り越し苦労をしなくてもいいものを・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


何色と 問えば黄色の 春の里

2019年03月21日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は低気圧や前線の影響で概ね曇り、雨が降っている時間帯があったが、昼前からは晴れて快晴になった。気温は12.5度から24.4度、湿度は74%から70%、風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の22日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 111/74/59 36.4c-98% 60.6Kg 1008hPa,16c,68% 今日は観光ガイド「おへんろつかさの会」主催の「丁石を辿る大窪寺道と柴燈護摩供養」というイベントの日。スタッフ集合場所の「おへんろ交流サロン」では雨になった。

 

 白木蓮の花が、もう、終盤戦になっている。一行は、ここからコミュニティバスに乗って、「牧場口(ぼくじょうぐち)」でゲストさんらと下車する。車の駐車場の関係である。

 

 ここに「六十丁」という丁石がある。ここから、この丁石を辿りながら大窪寺まで歩くのである。私はその伴走である。ゲストさんは16名、会員・スタッフが12名の28名の参加者だった。

 

 この頃になると雨もやんできた。五十九丁、五十八丁、五十七丁と歩いて行く。歩く距離は約5Km。

 

 途中では、こうした遺跡にも立ち寄りながら・・・。

 

 途中、旧多和小学校跡でトイレ休憩してから、さらに遍路道を歩いて行く。途中で体調を崩した方が一名と、転倒して歩けなくなった方が一名を救援。大事に至らずOK。

 

 大窪寺門前には12時過ぎに到着。早速に昼食になる。

 

 大窪寺と言えばここ・・・みたいに「打ち込みうどん」。それを食べると、一応の解散になる。境内では恒例の「柴燈(さいとう)大護摩供養が行われているので、神聖な行事を邪魔しないようにガイドはしない方針だった。

 

 こういう行事を、いちいちガイドしたり説明して、みんなに迷惑をかけてはいけないという理由だった。

 

でも、一組さんだけが、厄年でもあるので、きちんとお参りをしたい・・ということで、当会の「寒川大先達」がガイドすることになった。

 

 で、予定の13時30分のバスの時間前に、ガイドは終了した。スタッフや一部のゲストさんはコミュニティバスに乗ってお帰りになった。

 

 私たちは後片付けなどを済ませて、14時過ぎには解散した。大護摩供養は延々と続けられていたが、気温がぐんぐんと上昇してきて暑くなったのと、炎の熱さで撤退することになった。

 

 今日は初夏のような暑さになって大汗を流しながら帰ったものだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「だまされて人間がわかる 失敗して世間がわかる 悲しんで幸せがわかる」という荒了寛さんの言葉から。先日には東日本大震災から八年になった。家を流され、肉親を海に奪われ、嘆き悲しんで悲しんで幸せがわかった人も多かったはず。人にだまされて財産や家族を失い、事業に失敗して多くの方に迷惑を掛けたなどと、多くの人々の悲しみに触れて、「三千大世界」が見渡せるようになってくる。まだまだ・・・そういう世界にはたどり着けない私たちであることか。

 

じゃぁ、又、明日、会えたら、いいね。


春めいて 飛行機雲が よく似合う

2019年03月20日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は5.5度から16度、湿度は94%から55%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の21日は、低気圧や前線の影響で曇り、明け方から朝は雨が降る見込みらしい。

 

 121/69/63 36.4c-96% 61.4Kg 1016hPa,18c,54% 体調は落ち着いている。

 

 久々にいい天気になったのだが、さりとて出かける宛ても行きたい場所もない。

 

 昨年から気になっているのが、この「けいこばぁ農園」である。母が元気だった頃は「さっちゃん農園」だった。母が野菜造りをしたいので、獣害対策でネットを張っているのだが、13年も立つとあちこちでポールが腐って倒れたり、強風で曲がったりしたまんまだった。だから野サルが自由に出入りして野菜は全滅状態だった。

 

 これまでは、私も重いものが持てなかったり、うつむくと呼吸困難になったりして修理どころではなかったのだ。今日は天気もいいことだし、体調も良くなったもので、運動とリハビリを兼ねて修理することにした。まずは鉄パイプを打ち込んでポールを補強してまっすぐにした。

 

 こういう鉄パイプを打ち込んで補強もした。

 

 ご近所の竹林から竹を頂いてきたが、これが一番の重労働だった。二本ずつ三往復して6本を運んできた。これは休み休みの運搬になった。

 

 これが、「獣返し」というもので、ここにネットを掛けて、

 

 こういう風に外側に張り出すようにする。これで効果があるかどうかはわからない。

 

 運んできた竹竿をポールに結んで補強材にした。これで、少々の風や風雨では倒れない。

 

 サルがネットをめくって入らないようにしっかりと土もかぶせた。

 

 ネットが動かぬように、「パッカー」でしっかりと留めてもおいた。

 

 今日は東側の一面だけの補修になった。あんまり無理して体調がおかしくなってもいけないので早めにやめた。でも、これだけできたらOKとしよう。

 

 まだ、イノシシが野菜畑に入ったことはないが、サル対策用にいろんなことをやらないといけないのだが、今日はその第一段目だ。少しずつ、身体を慣らしながらの作業になろう。

 

 今日の掲示板はこれ。「病は口から入り 禍は口から出る」というもの。中国の庶民のことわざ、つまり「俚諺(りげん)」から採られたものらしい。わが国でも「口は禍のもと」とか「物いえば唇さむし」、「きじも鳴かずば撃たれまい」など、いろいろなことわざがあり、口から出る禍についての注意を喚起している。次元は違うが、一度出た言葉は取り返せないということで「綸音(りんね)汗の如し」というたとえがある。君子の言葉は、汗が出たら戻らぬように、仔細なことでも言ったことは訂正することが出来ないという戒めである。いずれにしても、ひと言余分のことを言ったり、会議で激論になって、いわずもがなの発言をしたために、一生を台なしにするような失敗につながることがあるもの。思わずつぶやいたひと言が、相手の耳に入ってしまい怒りを買うこともあり、軽口がまともに受け取られて仲違いの原因になることもある。病気にならないように、食物に注意するように、口をつつしみ禍をまねかぬようにしたいものである。同様な意味の「雉も鳴かずば打たれまい」は、余計なことを言ったばかりに災いを招いたという、わが国近世の物語から出た故事である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


雨空は 音湧くところ 春の鳥

2019年03月19日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は低気圧や湿った空気の影響で雨が降っていたが、夕方からは曇るらしい。気温は9度から12.2度、湿度は94%から74%、風は1mから3mの東北東の風がすこしばかり。明日の20日は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷の影響で夕方からは曇る見込みらしい。

 

 110/73/58 36.4c-96% 61.6Kg 1016hPa,16c,54% 体調に変化はない。

 

 今日は終日雨。雨がふります 雨がふる 遊びにゆきたし 傘はなし 真白のブーツも底抜けた・・・。

 

 今日のフォルダーに、この正岡子規の写真があるから、今日が「彼岸の入り」だとばかり思っていたら、今年は3月18日、つまり昨日が「彼岸の入り」だった。

 

 昨年の今日、看護師さんに頭をシャンプーしてもらっている時に、「毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは」という俳句を正岡子規が詠んだとされているが、あれはたまたま、お母さんがつぶやいた言葉だった・・・という話をしたら、「まさおかしきって、どういうお式なんですか」と言われてぶっ飛んだ。孫のような娘さんにこんな話をするほうが無理というものだった。

 

 今日は終日雨・・・。出かけても行く場所がないし、濡れてまでいかなければならない用事も無い。さりとて、当面のお仕事もこれと言ってない。

 

 そこで、昨日のパワポの修正なんぞを。「大窪寺」のシャクナゲ・・・となっていたのを、「八十八庵」のシャクナゲに直しておいた。18枚の修正だった。

 

 ものはついでだ・・・ということで、今度は「大窪寺の文学碑」というスライドを作ってみた。

 

 大窪寺の阿弥陀堂前には、有名な種田山頭火の「ここが打ち留めの水があふれている」という句碑があって、ここから始まる。

 

 でもまぁ・・ということで、「種田山頭火」とはいかなる人物か・・からを付け加えてみた。

 

 これは、二天門前、土産物店「野田屋」さんの二階入口にある句碑で、「山へ空へ まかはんにゃはらみた心経」という山頭火の句碑である。こういう句碑が十ばかりある。

 

 最後も山頭火の、「暮れても宿がないもずがなく」で締めてみた。門前の「八十八庵」の中庭にある句碑である。

 

 一雨ごとに暖かくなればいいのだけれど。今日もまた、少しばかり肌寒い。

 

 今日の掲示板はこれ。「思った通りにはならないが やった通りにはなる」という荒了寛さんの言葉から。ある画家志望の男の話である。その画家はせっせと自分で絵を描き、それを売りに出すけれど、なかなか絵を買ってくれる人は現れない。何とかしようと考えた男は、自分の絵を引き立てるために自分の手で彫刻を施した独自の額縁を作っては、自分の絵を入れて売りに出してみた。しばらくして、絵が売れ出した。男は努力の甲斐があったと、大変喜んだが、そのうち男は、画家を目指している自分にとっては、残酷ともいえる事実に気がついてしまった。「私の絵を買ってくれた人達は、私の絵を気に入って買ってくれたのではなく、額縁の方が欲しかったんだ。」一時はその現実に失意のどん底に陥った男であったが、やがて新しい光明を見いだすのである。「私の額縁を気に入ってくれる人達のために、額縁の職人としてやっていこう。」今までの夢ではなく現実を受け入れた彼は、その後、独自の額縁を作り出す職人として成功するのであった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


春来れど 下ろせぬ荷物 前うしろ

2019年03月18日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷の影響で夕方から曇るらしい。気温は2.5度から13.2度、湿度は84%から57%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の19日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、朝から昼過ぎにかけて雨となる見込みらしい。

 

 112/75/68 36.3c-97% 61.1Kg 1011hPa,10c,62% 体調は安定している。

 

 今日は奥方のお休みの日なものでお出かけはなし。天気がいいというのに、在宅勤務。で、昨日に続いて、今年度のイベントのプレゼン作成。「大窪寺」のシャクナゲとなっているが、「八十八庵」のシャクナゲである。

 

 大窪寺門前の「八十八庵」の初代店主が山を開墾してアジサイやシャクナゲを植えたもの。現在は約2000株のシャクナゲが楽しめる。時期は4月下旬からゴールデンウィークあたりが見頃だとか。

 

 ま、実際に初代社長が全部を植えた訳ではないらしいのだが。

 

 ちょうど梅雨の時期に見頃を迎えるのが1,500本のアジサイ。もともと山に自生していたものに加え、毎年少しずつ数を増やしてきたそうだ。

 

 これは大いに観光資源になるはず。ただ、ガイドするとなるとお勉強が必要になるかも。玉藻城(讃岐高松城)のガイドはお城のことをガイドしないという。お城のことをとくとくとお話しすると、「そんなことは知っとるわい」と叱られるのだそうだ。だから、お堀を泳いでいる魚や鯛のことをガイドするという。ガイドも法話も難しいものだ。

 

 お昼に奥方が友人とお蕎麦屋さんに出かけていったので、昼食後は集落内散歩に出た。このあたりを我が物顔でサルが歩いている。あちらこちらに捕獲用ケージが置いてあるが、学習できたのか、さっぱりとかからなくなった。

 

 このおうちでは、早くもチューリップが咲いている。我が家のものはまだまだだ。

 

 隣の芝生が青いように、我が家の春は遅いのかもしれない。ま、急がなくても春は来る。

 

 近くにある県営大川ダムに行ってきたが、まだまだ開花には遠いような気がする。我が家の花見の宴は今月末の30日。それまでには開くだろうか。ま、桜があろうとなかろうと、バーベキューとビールがあればいいだけのことだ。

 

 今日はお天気がいいから、サルたちもひなたぼっこをやっている。

 

 この前、ラジオで、「春には黄色の花が多いのはなぜだろう・・」という話があった。確かに見渡せば、黄色い花が多く目につく。そのほうが、ハチやチョウチョに目立つからなんだろうが、昆虫たちは色が判別できるんだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「努力した人ほど運が良かったと言い、努力が足りなかった人ほど運が悪かったという」というもの。誰の言葉かはわからないが、あちらこちらで見かける言葉である。努力と運とが関係するのかどうかもわからないが、要は自分の気持ち次第だと言うてるのだと思う。若い頃には「運がいいとか悪いとか人は時々口にするけど、そういうことって確かにあるとあなたを見ててそう思う・・・」という歌が好きだった。今は、運だ、天だと考えることもなくなった。加齢なんだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


草萌えて 種まく準備 し始める

2019年03月17日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇り、雨の降っている時間帯や強風の時もあった。気温は5度から11.5度、湿度は74%から54%、風は2mから7mの西の風が一時は強かった。明日の18日は高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷が接近するため、夕方から曇る見込みらしい。

 

 125/66/59 36.2c-96% 61.8Kg 1016hPa,6c,62% 体調は安定している。いつもは6時半過ぎまで寝ているのに、今朝は6時前に起きてしまった。

 

 というのも、集落の「地神さん」の春の例祭日で、7時に集合して掃除をすることになっている。ところが、この集落では30分前には集合して作業を始めるという習慣がある。だから、私も準備をして6時半にはここに来た。

 

 この集落の、今年度最後の行事が、「地神さん」である。地神さんというのは、「社日」におまつりをするもので、社日は、春・秋の彼岸に一番近い「戌」の日である。その日は、農耕を休み、「地神さん」の周りで祭礼を行う。その日に農作業をすると地神さんの頭に鍬を打ち込むことになるといわれ、忙しい時期ではあるが、総ての農家が農作業を休んだ。今はそんなことも知らない人ばかりになった。

 

 「地神さん」の周りには注連縄を張り、のぼりを立て、沢山の供物が供えられた。時間が来ると、その供え物は子供達に分け与えられる。その日、子供は「地神さん」の周りに集まり、お下がりを頂くのが楽しみであった。しかし、そんな子供たちもいなくなってしまった。

 

 地神信仰というのは、「阿波淡路右両国之内、古代之天子葬之場所有之由云々」ということで、阿波国内の天皇陵や古代の遺跡を掘り荒らした蜂須賀氏がいた。その神罰を恐れた、阿波徳島藩第11代藩主の蜂須賀治昭が、神職早雲伯耆の建白を受けて、藩内全域に地神塔(塚)を建て、春秋の社日(戌の日)に地元の氏子や農民に「地神祭」を行うようにさせたことが始まりとされ、阿波徳島藩や淡路藩、讃岐の東部、北海道などに地神として祀る碑や祠(地神社)が、千数百基はあるといわれている。

 

 お掃除が終わってのぼりを立てて終わったのが、開始予定時間の午前7時(笑)。ここで、長老の発声で、二礼二拍手一礼して、御神酒をいただいておしまい。一昨年までは集会場に集まって「直来(なおらい)」というものをやっていたが、それもやまってしまった。

 

 午前中は気温も低く風もあったのでデスクワークになった。今年度の観光ガイド用の資料作りである。年に二回のイベントを打て・・・と言われても、大窪寺周辺には話題は、そう、多くはない。

 

 で、過去のイベントの資料を探し出して、それをパワーポイントにまとめてみた。これを参考にして、今年度のプランを練ってもらうことにしたわけだ。

 

 春は、大窪寺奥の院への登山と、あと何かをプラス、秋は、この護摩山周辺ウォークがいいと思うのだが、はてさて・・・。

 

 大窪寺と言えば、秋の紅葉と門前の打ち込みうどんだが、そればかりではお客さんは集まらない。この21日の「大窪寺柴灯大護摩供と丁石探訪」に、何人の人が集まるか。期待と不安がよぎるばかり。何かいい企画がないものかと思案中・・・。

 

 大窪寺前のシャクナゲ園やアジサイ園、大窪寺の文学散歩なんかを提案しても、メンバーは相手にもしてくれないし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「良いも悪いも 因果の種は まけば芽を出すいつの日か」というもの。お釈迦様は「因果の法」を説かれた。「因果」とは、「原因」と「結果」である。『善いも悪いも因果の種は播(ま)けば芽を出すいつの日か』という川柳であるが、良い種をまけば良い実がなり、悪い種をまけば悪い実が必ずなるということである。つまり、すべての現象には必ず「因」という種があり、必ず「果」という「結果」が現れるということなのである。今の時勢、善人がしいたげられ、悪人がのさばっている事の多い世の中。何が「善因善果」「悪因悪果」だと文句を言いたくなることが多々あるけれど、お釈迦様は、そんな凡人の姿はとっくにお見通し。「善を施すに、その報いを求めてはならない」と厳しく戒められておられよう。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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