まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蝉の声 たそがれ夜会の 背に響く

2013年07月31日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は、午前中は曇っていたが、午後からは高気圧に覆われて晴れていた。8月1日は、気圧の谷や湿った空気の影響で昼前から雲が広がり、雨や雷雨となる所がある見込みとか。今日の気温は28度から33度。湿度は90%から55%。風は0mから3mの東の風が・・・。

 

 朝ドラが終わった8時半過ぎから、勇気を出して草刈りをすることにした。

 

 この時期にしては雨が少ない分、草は少ないかも知れないが、お盆を前にして草まみれもカッコ悪いかなぁと思って・・・。

 

 今はこんな状況だけれど、数日もすればきれいになると思う。

 

 こちら側も草の量は少ないのだけれど、一気にお掃除。

 

  こんな感じになった。

 

  今は昔、草刈りの翁といふ者ありけり。野山にまじりて草を刈りつつ、よろづのことに 使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。その草の中に、もと光る草なむ一筋あ りける。怪しがりて、寄りて見るに、草の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる 人、いとうつくしうてゐたり。翁、言ふやう、「我、朝ごと夕ごとに見る草の中におは するにて、知りぬ。子となり給ふべき人なめり。」とて、手にうち入れて、家へ持ちて 来ぬ。妻の嫗に預けて養はす。うつくしきこと限りなし。いと幼ければ籠に入れて養 ふ。これ、後に「まほろば地蔵」となりぬ・・・云々。

 

 で、今日は、さぬき市大川町田面にある・・つまり、我が町内にあるセルフのお店の「若潮」に寄った。ここは、元、「まなぶ家」といううどん屋さんのあった場所。そこをそっくり使ってのうどん屋さん。

 

 で、今日は・・・「ぶっかけうどん小の冷や」ということで注文した。ここはおねぎが最初から乗っている。開店当時は太麺の手作り感いっぱいの麺だったが、今日の麺は細麺の上品な仕上がりになっていた。

 

 お店の中は簡素なもの。メニューも少ないように思った。間、」味については個人差があるのでなんとも言えないが、開店当時よりかはおいしいと思った。個人的感想になるけれど。

 

 お昼からは、これを読みながらお昼寝モードになった。句読点のない文章は意味が全くわからない・・・。

 

 夏休みこども科学電話相談に毎年登場する定番の質問。「ゴーヤーはなぜ、苦いのですか?」というもの。おとなたちは・・「ゴーヤの苦みは「モモルデシン」といわれる成分で、整腸作用や食欲を増進させる作用があります。」とかと模範解答を用意するのだけれど、実はそういう話ではない。

 

 要するに、若い内は、種が大きくなっていないので動物などに食べられては困るから苦くしてある。種が準備できたら、鳥や動物たちに食べてもらって種を遠くへ運んでもらうので甘くておいしくしてある訳だ。生物の使命はいのちを引き継いで行くことな訳だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「十億の人に十億の母あれど わが母にまさる母あらやめやも」という、「暁烏敏(あけがらす・はや)師」のことばである。うちのかあちゃんこそがサイコーやなぁ・・というとるわけだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


オニユリが いざ参戦と 甲子園

2013年07月30日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は湿った空気の影響で雲が広がり、朝の間では雨の降っている所があった。気温は27度から32度、湿度は82%から68%で、まるで梅雨時のようなムシムシ感の一日やった。風はなくて1mから2mの微風。

 

 朝方には少しばかりまとまった雨も降った。降ったが、早明浦ダムや池田ダムを満足させるだけの雨にはならんかった。ま、奥方は野菜の水やりをしなくて済んだと喜んでいたし、雨の日はサルもやってこないようだったし。

 

 水田の稲も久しぶりの雨を喜んでいるはず。ここんところ、カラカラやったもの。稲は水草の一種やから水がなければ生きてはいけない。

 

 でも、待望の雨もまるで夕立のようにざぁぁっと降って、それっきり、それっきり・・。ということで、朝昼兼用のおうどんになった。さぬき市志度の「こがね製麺所・志度店」。

 

 今日は平日の昼割りということで、全品30円引きのサービスがあるというのでワクワク感あり。

 

 今日は涼しく、「おろしぶっかけ小の冷や」280円を注文した。お会計は前納の30円引きで250円。そんなお値段でお店が維持できるんやろうか・・・と、いらぬ心配。いらぬおせっかい。

 

 さらに、無料うどんのサービス付き。これは2玉分。ゆがいて30分以上たったものは、こうしてプレゼントしてくれるが、いつ行っても、これがあるとは限らない。今日だって、この一袋のみだったもので。

 

  ここは徳島文理大の松キャンパスがあるので若者客が多い。こういう人が2玉、3玉食べてくれるので、私達がたすかるのかも・・・。

 

 私は湿気が多いと呼吸困難になるもので、こんな日には涼しいところで読書三昧。親鸞聖人が越後に配流になり、そこから関東に向かわれて、関東で布教をされ、その後、駿河などを経て京都に戻られたのだが、その足跡を探して歩いた史跡探訪記を読んでいた。

 

 今日は電話一本、郵便の一通も来なかった。ただ、e-メールだけは驚くほどに飛び込んでくる。ま、コメント通知ばかりなんだけれど。それだって、枯れ木も山ににぎわい。引き籠もり老人の私には刺激的・・・。

 

 言うと言わないと・・・山奥の一軒家で一日中パソコンをいじくっていると、おつむがおばかさんになってくる。だから・・・こうしたブログやフェイスブック(ID:木村秀雄)で疑似交流していると、孤独感は薄らいでくる。ま、バーチャルな出逢いなんだけれど。でも、リアル友人もいくらかはいるのだけれど。

 

 ま、湿度が下がれば、元気になって草刈りでもお墓掃除でもするけんね~。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は、近くで見ると悲劇だが 遠くから見ると喜劇である」というチャップリンのことばである。確かに人生は近親とか家族とかで見る限り、悲劇の連続みたいに見える時期がある。家族の事故や病気、家族との別れ、兄弟親族での遺産争い・・・。悲惨な血族同士の争い・・・。でも、それらも他人からみればこっけいな喜劇でしかないのだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


晴れもせず 雨も降らずに セミの声

2013年07月29日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は湿った空気や気圧の谷の影響で雲が広がり、湿気がたっぷりの空気の中の一日になった。雨が降るとは言いながら・・・数滴の雨か・・・。気温は26度から31度、湿度は83%から64%。風は1mから2m程度。

 

 朝の薄暗い5時前から、野菜畑でけいこばぁがジェット花火を打ち上げては、キュウリやナンキンやらトウモロコシを取られたと大騒ぎしている。それを覚悟で作りなよ・・・と言うてるのだが、やっぱり、「わがもの」と思うと我執が出てくる。

 

 今日はガス屋さんと工事日の交渉。現場の写真をメールで送って、状況を理解してもらい、工具なんぞの準備をしてもらう。とにかく、陸上部と違って、あれがないから取りに帰って来る・・・という訳にはいかない。

 

 これが灯油の温水器。右の丸いタンクが灯油タンク。これと温水器を撤去して、ガスの給湯器を壁掛けにするらしい。で、下側にプロパンガスボンベを設置する。左上の白いパイプが水道水と給湯用のパイプ。ここに接続する。

 

 その工事を自分でやれば安くなるのだが、そこまでの自信はない。給湯器は安くサービスしてくれると言うのだけれど。

 

 今日のお昼はここになった。ここに来ると、ゆでて30分を過ぎたうどん玉2玉か3玉を無料プレゼントしてくれる時がある。運が良ければゲットできる。これをごんのエサ用に頂いてくるのだが、いつの間にか、けいこばぁが食べているみたいで、ごんにはドッグフードしか回ってこないらしい。

 

 で、久々に・・「ヘルシーぶっかけうどんの小・冷や」の梅じそをお願いした。梅じそのドレッシングが掛かっている。

 

 ご覧のように、青じそかゴマダレのドレッシングがあるが、ごまだれはねっとりとして趣味に合わなかった。だから・・・350円のみ。これに、ゆでたうどんの3玉プレゼント付きだから、割安感がある。

 

 なんということのない三日間だったが、それなりに精神的疲労があったようで、今朝は6時前まで寝ていたし、今日は何もする気がしなくて・・・ぼんやり気味。ネットサーフィンやったり、ブログをのぞいたり、FaceBookを開いたり閉じたり・・・。

 

 今度は、我が家の周囲とか、山の旧宅のお墓周りとかの草刈りもやらないとあかんのだが、こんな蒸し暑い日には動けない。

 

 子供の頃に覚えたことは忘れない・・というのだけれど、この虫、バッタなんだろうか、キリギリスなんだろうか、くつわ虫なんだろうか。全く持って自信がない。どれを見ても同じようにしか見えなくって。

 

 今日の掲示板はこれ。「出発は足下からなのに ひとはすぐ頭で歩こうとする」という平野修さんのことば。私達はものごとを起こすとき、ああだこうだと理由やら事実を並べ上げてからで行動を起こしたがらない。よく言えば堅実型というか理論武装型というか。悪く言えば、単なる「あたまでっかち」なのかも知れない。本当に歩き出しのは足の筋肉からなのだが、そのことには気づいていなくて・・・頭が先に行動してしまう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 

 今日のおまけだ。


露草の 青におどろく 郵便夫

2013年07月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀地方は、湿った空気と気圧の谷の影響で雲が広がり、小雨の降ってる所もあったが、おおむね曇り空。気温は27度から32度、湿度は86%から76%とやや高め。蒸し暑い天候の一日じゃった。風も1mから3m程度。

 

 今日は「撤収日」。予定の作業をこなしたので、自宅に戻る準備。いつもの5時前には起きて、空き缶・空きビン・燃えるゴミ・プラスチックゴミなどをそれぞれの集積場に運んでおく。

 

 今回の島訪問の目的は、8月中旬からのお客様用の設備の点検やら草刈り、室内の緻密なお掃除ほか。ここで思わぬトラブルが発生。お風呂がわかない。軽トラのストップランプが点灯したまま。これを早急にクリアーしなければ。

 

 それでも孫たちは海に行くと言って水着に着替えて海に行く。せっかく、目の前に海があるんだものね。弟の「たっくん」も付き添いというか監視役でついて行く。

 ネットの力というものはすごいもので、早速に、壊れた軽トラの代替え車を用意してくれたり、給湯器の代替え製品と業者さんを紹介してくれたりと。後は、工事日の調整ほか。

 

 これが給湯器の電源制御盤の一部。ここのヒューズが切れているし、その先の回路が焼け焦げてしまっている。

 

 ということで、12時45分のフェリーに乗って島を出た。

 

 これが「しわく丸」。丸亀市が作って、備讃フェリーに貸与して運用している「公設民営」の島の足としてのフェリーボート。

 

 一行は来月中旬の「おぼん」には来られるかなぁ・・というような思いを胸にして島を出た。ちなみに、11日12日は、娘の友人を招待するらしい。そのための大掃除やら草刈りやら。

 

 13日は我が家の「さっちゃんの初盆」のお勤め。これはお昼。14日は松まつりで娘家族がいなくなる。15日・16日を島で過ごして、17/18日は、またしても娘のお友達の予約が・・・。

 

 今日のお昼はここになった。丸亀市に新しくできた「番や丸亀本店」というセルフのお店。ここには暫く前には「はなまるうどん」とかがqあったように思う。

 

 で、13時半過ぎからのお昼。「ぶっかけうどん小の冷や」260円+チクワの磯辺揚げ、90円を載せて、350円。

 

 13時を過ぎても、ここは満員状態。家族連れで、日曜日のお昼うどん・・らしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「顔は親の責任 評定は自分の責任」という、五木寛之さんの言葉。確かにそうだ、そうだといいながら、そうは言ってもなぁ~・・・という自分がいる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


むくげ咲く 庭の草刈る 島の朝

2013年07月27日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

丸亀市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26度から34度。湿度は92%から64%。風は2mから4m。今日も蒸し暑い一日になった。

 

 今朝も5時前に起きて・・・朝の準備。というても、朝早くから草刈り機械を使うのは迷惑だろうと、空き缶や空き瓶、燃えるゴミなどを決められた場所に出しておく。

 

 朝の6時前から草刈り開始。家の前側を前半の30分ほどで処理。その後、娘家族を出迎えに江の浦港へ。

 

 6時15分発のフェリーで娘家族の3人とけいこばぁの4人が到着。

 

 草刈りも8時過ぎには終了。その後、みんなで遅い朝食。

 

 その後、みんなは海に行って。うちのプライベート・ビーチ。この時間帯は100mほどが遠浅の海で行けども行けども、このような浅さ・・・。泳ぐことはできない。

 

 ごんもいやいや・・・海水浴。ごんは水が大嫌いで・・・この後、おぼれそうになってパニック状態に。

 

 これから後は・・・お昼寝をしたり、散歩をしたりと三々五々・・・。それぞれの一日を過ごす。昼食も食べたいものが食べたいときに。

 

 その合間にも、風呂の給湯器の修理にチャレンジするが、一時的には通電してもすぐにまた落ちてしまって動作停止。夕方にはあきらめモード。早急に代替えの業者さんを選定しなければいけないのだけれど、なかなかに島しょ部に来てくれるかどうか・・。

 

 ともかく、8月の10日からのお客さんの予定があるので、それまでには交換して欲しい。予算はけいこばぁの決済がおりた。

 

 夕方には、島の軽トラのストップランプが消えなくなった。エンジンキーを切ってもランプが点灯したまんま。これではバッテリーがあがってしまいそう・・。どんなにしてもわからない。仕方がないから、ランプのバルブを抜き取った。緊急避難ではあるのだが。

 

 ここんところ、あちらこちらで崩壊現象が続発・・・。どうにか乗り切って秋を迎えねば。へこんでばかりもいられない。

 

 これが今日の「暁光庵」の扁額。少しほこりを洗いすぎてしまったか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「朝起きて水をつかい 夜電灯を消して寝るまで世の中の無数の人のちからに助けられている私」というもの。自分の力でものごとをなんとかしようと努力しても、そこには自ずと限界がある。水でもガスでも灯油でも、ガソリンでも車でもフェリーでも、他人様の力を借りずにすむ物は何一つない。そんなみんなの力に感謝です。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 


来てみれば 草に埋まる 夏屋敷

2013年07月26日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は上空の寒気や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、大気の状態が非常に不安定となっているため、どんよりとした蒸し暑い一日になった。気温は28度から35度、湿度は84%から65%。風は1mから3m。

 

 今日は、夏休みのための準備として、島の家の草刈りをするためにお出かけ予定日になっている。8月の10日から18日までの夏休みのための「来客準備」。

 

 で、9時過ぎに荷物を満載にし、迷犬ごんも載せて・・・丸亀港に向かった。途中、三男の「たっくん」ちに寄って、たっくんも誘っての広島入りになった。

 

 港近くのスーパーで、食材の仕入れやら缶ビールの仕込み。何はなくとも缶ビール。それにお豆腐と納豆、それにつけもの少々。

 

 スーパーに、こんなものがあった。えびせんか・・。あってもいいが、なくてもいいなぁとパスした。お菓子が欲しいお年頃でもない。

 

 今日のお昼はここになった。丸亀市福島町にある「手打ちうどん・太助」という一般店。フェリー乗り場近くにあるので、よく利用するお店。

 

 あんまりにも暑いもので、「冷たいおうどんは??」と聞くと、「ザルか冷やしです」というので、「冷やし」を頼んだら、こんなものがやってきた。「冷やしは、うどんが水に浮かんでいるもの、ザルは麺がザルに乗っているもの」「・・・という簡潔なお返事。普通は・・・キュウリとか錦糸玉子とか、ミカンとかが乗っているのかなぁと思ったけれど。意外とシンプル。

 

 さすが、さぬきは麺で勝負するんか・・と思った。

 

 なんだかんだで、13時半のフェリーに乗って、14時過ぎに「しわく広島」に着いた・・・。

 

  これが我が家の姿・・・。なんじゃらほいのほい・・・。草まみれ。

 

 しかしのかかし、こんな夏の日の3時や4時に草刈りをしたら熱中症になりまっせぇ・・・ということで、草刈りは明日の早朝にやることにして、空き缶やら空き瓶やら、ゴミ出しの片付け作業。先週に娘が片付けた物の総整理。

 

 ところがこれだ。お風呂のリモコン。何も表示されていない。本来ならばここに時刻が表示されていなければならないのに・・・。全くの無表情・・・。それじゃ、ダメじゃん、春風亭昇太。

 

 なんだかんだとやってみたが、給湯設備は機能せず。仕方なく二人(私と弟)は、水シャワーのみ。ま、夏場だからそのほうが気持ちがいいといえばいいのだけれど。

 

 ということで、今日はモチベーション低下のせいか、こういう掲示板。「確かな一歩の積み重ねデシカ 遠くへは行けない」というもの。そ、百里の道も一歩からというではないか。一歩一歩の歩みこそが、確かな人生の道しるべとなることだろう・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


永遠の 上り坂はない セミの声

2013年07月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は朝から26度超えで日中は36度超え。湿度は73%から52%で、暑くとも汗が噴き出すというほどでもなかった。風は1mから4mの東風。夏本番。

 

 あらかた和訳できた「廣島の墓」を印刷に掛かったら・・・案の定・・・トナー不足の紅いランプが点滅しはじめた。どうにかこうにか・・・255Pは印刷し終わったが、分厚い本になった。

 

 しかしのかかし、グラハムさんも根気があるなぁ・・・。255Pの論文を仕上げるなんて、それもまだ、第一版、バージョン1だ。これに修正・追加をしていけば300Pを超えるかも。

 

 私の「英国士官の墓」は、27P。一割程度の物だ。これだって、参考資料とか写真とかをつけて・・・27P。大いにグラハムさんの論文を参考にしてリライト、書き直してみるか。でも、洋式の論文形式は参考になった。

 

 午前中・・・NHKラジオの「夏休みこども科学電話相談」を聞いていた。毎年同じ質問の出る定番の疑問もあるが、新時代の「放射能」に関する質問も多かった。でも、全体的に、頭でっかちの子供が多くなったなぁと思った。テレビやインターネットで情報を得てはいるが、実際のものごとを知らない・・・・みたいな。

 

 「朝顔はなぜ南向きに咲くのですか」という質問でも、「トマトはなぜ赤くなるのですか」という質問でも、生物の基本がわかっていないなぁと思う。生物はタネを作って育てて、子孫を残す・・・という根本を学んでいない。「雑草はなぜ、種を蒔かないのに生えるのですか」という質問を、私らが子供の頃にしただろうか・・・。

 

 ということで、今日の朝昼兼用のおうどんはここになった。東かがわ市白鳥(しろとり)にある「ほそかわ」という一般店。ぶっかけうどんがおいしいお店。

 

 ここに来たらこれだろう・・ということで、「チクワの磯辺揚げ・ぶっかけうどん」で450円。麺は手打ちのソフトな麺で上品な味。磯辺揚げだってそんなにかわりはない。ただ、このぶっかけ出汁がひと味違う。

 

 もちろん、普通のかけうどんやきつねうどんもあって、それにちくわの磯辺揚げを載せたらそれなりにおいしい・・・。でも、ここのオススメはぶっかけだ。

 

 これをなんと言うか・・・。このあたりでは「こらきび」という。「高麗黍:こうらいきび」の略称やと思う。小豆島では「ナンバ」というそうだ。「南蛮黍:なんばんきび」のなまったもの。ちなみに、さぬき市で「なんば」というと「いちじく」のことを言う。

 

 で・・・普通には「とうもろこし」と言うんだったか・・。「唐唐:とう+もろこし」ってことかな。ウィキペディアでも明確な説明はなかった。「とうきび*唐黍」くらいなもので、「もろこし」の説明がない。「もろこし=唐」は古い言葉だからだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「目の前の苦しみに負けるな!! 近くにあるほど苦しいいつか過ぎて行くから 永遠の登り坂など無い」というもの。最後の「永遠の上り坂など無い」というのが効いている。本当に苦しい時には、登っても登っても・・・いくら登っても下り坂にでないことがある。どれほど登っていくんだろうかと思うほど登っていくときがある。でも、下り坂のない上り坂はない。永遠の上り坂などない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あれこれと 暑中見舞いの はがき読む

2013年07月24日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は、朝方は薄曇りだったが、昼前からは高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25度から34度、湿度は69%から49%。すっかりと夏の気候になった。風は1mから3m。朝方はヒグラシのカナカナカナ・・・で起こされて、夕方には鈴虫の声の子守歌。相変わらず、カラスは一日中、騒いでいる。

 

 今日も引き続いて、英国から届いたグラハムさんからの論文の和訳作業。昨日までに200Pを終わったので、今日は201Pから255Pまで。そういうと、素早さそうだが、そうではない。画像が中央にあるので、前の数行と、下部の画像の説明と注釈部分の英訳。それも「Google翻訳」だから・・・たいしたことをやっている訳ではない。

 

 ま、概要だけ、あらすじだけを読み取っているみたいなもの。肝心の中身についてはあんまり・・・わからない。特に、レイクさんの家族の構成・・・。ジョン・レイクというのが、おとうさんなのかおじいさんなのか・・・・。奥さんというのは何人いたのか・・とか、兄弟は何人いたのか・・・というメンバーの構成と人名がややこしい・・。なんとかレイクというばかりなんだから・・・。

 

 ま、日本の小説でも人名が理解できないからちっともおもしろくない。外国の小説になると、まるで電話帳を開いているみたいなもので、人名ばかりが並んでいるようで、ちんぷんかんぷん。

 

 気分転換がこれだ。東かがわ市松原にある「陣内うどん」での朝昼兼用うどん。

 

 暑い時期だからと・・「ひやしうどん」を注文したら、こんなシンプルなものが。冷やしうどんというのは、こんなシンプルなものやったんかなぁ・・・。ま、そのシンプルさが涼しいのかも。

 

 ま、一粒一滴、みなご恩、不足言ってはもったいない。感謝でおいしくいただきましょう。これでおいしく400円。お出汁がおいしかったので、全部呑んでしまった・・。桶のお水もぜぇぇんぶ・・・。

 

 で、お昼過ぎに・・・和訳も完了したのだが、これをプリントアウトするのは少し勇気がいるな。255ぺージやからねぇ。英語版が255P、和訳版が255Pの510P・・・。用紙もいるが、トナーが心配やなぁ・・・。

 

 昨夜が大暑の満月・・・ということだったが、昨夜は雲が多くて・・・・。これを見ているうちに、あるものを思い出した・・・。あれは三日月だったけど・・。

 

 http://www.youtube.com/watch?v=WDwuhlS64LI

  

 しかしのかかし、月光仮面やまぼろし探偵、鞍馬天狗を知らない世代が世の中の大半を占めるんだろうねぇ・・。七色仮面や、紅孔雀・・知ってるんやろうか・・・。あ、笛吹童子とか。

 

 ま、そんなもの、知らなくてもどうということはないのだけれど・・。昭和は遠くなりにけり・・・になるのかなぁと。

 

 今日の掲示板はこれ。「力いっぱいの仕事 それが一番尊いではないか 上手とか下手とか それはあまり気にしない方がいい 力いっぱい 精いっぱい」というもの。少しばかり長いね。これも、坂村真民さんの言葉らしい。若い頃にはいいなぁと思ったが、最近は、あんまり好きではないのだけれど。私は・・「がんばらない方が好きなんだけれど・・・」。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


大暑とは 草にまみれた 墓ばかり

2013年07月23日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午前中は上空の気圧の谷や湿った空気の影響で雲の広がっていた。今夜から明日の朝方には雨かも知れないというので、洗濯物を片付けて、戸締まりもして置かなくては・・・。

 

 これは昨夜のお月さん、今朝方の三時頃が「望」ということで満月だったらしい・・・。で、今日が二十四節気のうちの一つの「大暑」。暑さが最高潮になるころらしい・・。

 

 今日も昨日の続きで、「廣島の墓」という論文の和訳作業・・・。しわく広島にある「英国士官レキの墓」についてのお勉強。一般に言われているように、「英国士官レキ」さんは、セルビア(シルビア)号に載っていて、1866年に亡くなったのではない。その証拠を幾つも掴んでいるから大丈夫。でも、今はまだ、話せない・・・。

 

 これは、瀬戸内海にあった・・「鍋島灯台」。いや、今も鍋島灯台はあるが、こんなシマではなくなっている。レキさんは、この灯台用地測量のために瀬戸内海にやってきた。そこで、突然に亡くなった。死因も今は言えない・・・。

 

 これが、英国に残る「廣島村」の地図。ここに「英国士官レキの墓」や、それを管理するお寺までのルートなどが記載されている。

 

 そんな、辛気くさいことばかりやっていたのではストレスがたまるので食事に出た。今日は木田郡三木町池戸にある「手打ちうどん・味泉」に入った。セルフというても、プチセルフのお店。

 

 今日は、山菜うどん小で350円にナスの揚げもの100円を載せて、450円なり。大根おろしが胃に優しいと思った。

 

 その後は香川県立図書館へ行って、先週だかに借りた本を返却して、新たに5冊の本を借りた。しかしのかかし、夏休みに入って・・こどもたちが端末を占拠し、パソコン端末を占有しているのには驚いた・・・。ここまで来て、「ユーチューブ」でもないだろうに・・・。

 

 で、せっかくに来たのだからと、読みたくもない本を何冊か借りた。たぶん、読まないと思うのだけれど・・・。

 

 この前に、本山で、さんざんに叱られて、「とにかく本を読みなさい」と言われたので、読んでみようかなぁ・・と思っただけで、こういうお勉強にはあんまり力が入らない。

 

 午後からも、レキ墓研究の和訳作業。これは・・「Hiogo」と書いてある。たぶん、神戸港のスケッチだろうと思う。この下の英文字が読み取れない。

 

 そろそろとひまわりもおしまいの時期。種に実が入って、頭が重たくなってうなだれてきている。わたしたちはこれからが夏本番だというのにね。

 

 そうかと思えば、おとなりの畑では、早くも秋の準備がちらほらと・・・。

 

 ということで、午後からも翻訳作業を続けて・・・。255ページの論文の200ページまでは終わった。明日には55ページを片付ければOKということに。ま、細かなチェックとか校正とかはまだまだなんだけれども。

 

 今日の掲示板はこれ。「一生懸命だと、知恵が出る 中途半端だと、愚痴が出る いい加減だと、言い訳が出る」というもの。武田信玄公の言葉らしいが、これだと、言い訳ばかりになりそうだ。1対1対8・・・くらいな割合かなぁ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


乗り越える 壁の大きさ かたつむり

2013年07月22日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で雲の広がっている所もあった。気温は朝から27度、お昼過ぎには33度まで跳ね上がった。で、湿度も高くて80%から78%・・・。なんか、ムシムシとするような息苦しい一日。風は1mから2m。風がない分、よけいに空気が淀む感じ。

 

 だから・・今日も朝からエアコン入れてデスクワーク。昨日の続きの英語のお勉強。英国のグラハムさんからのリサーチ論文を和訳する作業の続き・・・。

 

 話の概要から・・・延々と、フランク・ツーベイ・レイクさんの家族・家系・国勢調査の記録などが続いてきた。そう、この Frank Toovey Lake というのが、「英国士官レキ」なのである。家は製粉工場・・・。これが水の力で製粉する部分。ま、複雑な家族関係が述べられていて・・・。

 

 これは、そのレイクさんが海軍士官に任命された時の新聞記事。ちょうど、真ん中部分に・・・・Frank T.Lake,W.H.P,Backner・・・・と、見えるだろうか。

 

 これが、その頃の海軍士官の服装らしい・・・。

 

 そして、明治元年(1868)の兵庫・神戸港開港のセレモニーに、レイクさんたちはマニラ号という船に乗って集結する。その後、レイクさんは、「ブラントン」という土木技師に出遭って、運命の瀬戸内海にやってくる。

 

 ここまでで、255ページの半分の130Pになったので、今日はここまで。

 

 今日は、さぬき市長尾町にある「笠堂や」というセルフのお店に向かった。ま、近いし、早くから開店していることもあって、朝昼兼用の私には10時半がお食事時。

 

 で、久々の「うめわかうどん」。わかめうどんに梅干しが載っただけのシンプルなおうどん。これで320円。いまさら、黒髪ふさふさなんぞ考えてはいないんだが、口当たりがさわやかなもので、これを選んでみただけ。

 

 けいこばぁの育てた「カサブランカ」。これが玄関周りに6鉢だか並んでいる。大きな花だから茎がたわんできている。

 

 近くの田んぼでは、稲が「花盛り」の最中。稲の花が咲き誇っている。早いところでは、花盛りが終わって、稲が頭を下げている「冠く:かぶく」という状態になっている田んぼもある。

 

 あたりは一面のあざやかな緑の世界・・・。

 

 我が家のグリーンカーテンのゴーヤーも大きくなってきた。そういえば、今日からNHKラジオで、「こども科学電話相談」が始まっていた。選挙も終わり、お相撲が終わったら、こども科学電話相談か・・・。いよいよ、夏休み・・・という雰囲気になっていた。

 

 今年の夏休みの自由研究は何にしようか・・・。そろそろと決めておかねば・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「私が後悔することは、しなかったことであり、できなかったことではない」というもの。やってみて、できなかったことは納得もできるし、あきらめもできる。もう一度とチャレンジもできる。でも、やろうとしなかったこと、やってみようとしなかったことは悔いがのこるもの。そう考えると、あまりにも「しなかったことが多い」ことに気がつくように思う・・・。後悔ばかりの人生かも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あきらめも ほどほどが良い 蝉時雨

2013年07月21日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は25度から33度。湿度は69%から70%と、一時のようなべとべと感はない。汗がしみ出すということもない。さわやかな夏になった。とはいうものの、昼前からエアコンの効いたお部屋でお勉強・・・。

 

 少し前にイギリスから届いた「広島の墓」という英文の論文。写真を見ても英文を眺めても・・・「ふぅぅん・・」という感じで、そのまんまになっていた。お寺の御用がひとまず終わったので、今日は久々に、その論文を開いてみた。

 

 ま、こういう英語だらけのページが255ページも・・・。これを和訳していくわけだが、最近は根気がなくなっていて・・・。

 

 Hiro-sima とか、takami とかsanagi とかも見える・・。丸亀はMarukameになっている。Kote-simaというてたのか・・。今は「おてしま」なんだけれど。Siyakuと書かれているのが「塩飽島」、Usi-jimaは牛島になっている。これは英国海軍の作成した地図らしい。

 

  今日は参議院選の投票日。その後、おうどんに。

 

 今日はさぬき市志度の「麺喰:めんくい」に寄った。ここはセルフのお店で、普通は11時開店。だから・・・久々にやってきた。

 

 で、夏らしく・・・「冷やしうどん」にした。たまにはあっさり系もいいかなぁということで。これで300円だったと思うけど。

 

 もう、そろそろと栗の実が・・・。なんだのかんだのと、言うてる間に、自然はまじめで実直だ。

 

 近くの田んぼでは稲の花が咲き出したし、早いところでは、稲穂が頭を下げはじめている。お盆前には稲刈りも始まりそう・・・。

 

 ひまわりも、そろそろおしまいの時期かな・・・。ここはまだ、大丈夫みたいだけれど。

 

 お昼過ぎにはおさるの集団がやってきて、キュウリやトマト、ナンキンを食べられた・・・と、けいこばぁが大騒ぎしている。

 

 どれだけも和訳できないままに一日が暮れようとしている。ま、暑いときは無理しないことだと、自分をなぐさめてばかりいるのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「本当のものがわからないと 本当でないものを本当にする」というもの。先日に本山に行って勉強をしてきたが、真宗の教えを受け取ろうともせず、口当たりのいい言葉で、楽な方へと、あらゆることをごまかして生きている私こそが暴き出された思いがした。その時に、安田理深先生の「本当のことがわからないと本当でないものを本当にする」という言葉を目にした時、講師の先生の叱責の意味がわかったような気がした。今回の選挙も同じ事だろう。本当の政治家がわからないと、甘い言葉ばかりの政治屋とか政治マニアとかを本物と思ってしまうかも知れない。おお、こわいことだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


夏休み 孫の声する 電話口

2013年07月20日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。明日も似たような天候らしい。気温は22度から32度。道理で朝方は肌寒かったもの。湿度は80%から54%。風は1mから3mの南の風。すっかりと夏らしくなってきた。

 

 さて、朝方のことだが、島に行っている娘からの電話連絡。「冷凍庫・冷蔵庫の電源が切れて、中にある食材が腐ってあふれ出してひどい状況になっている!」という。電灯もテレビもつかないという。電気料金が滞ったという連絡もないし・・・。

 

 この前に島に行ったのは6月15/16日。それからおよそ一ヶ月は誰も行っていないのだが、その間に何が起こったのか・・・。けいこばぁが電力さんに電話して調べてもらったが、料金滞納ではないという。ブレーカーは上がったまんま。それで電気が通じないというのはなぜなのか。

 

 で、電力の担当者さんから、「ブレーカーを全て落として、再投入してください」というので、そうしたら、電気は通じて回復したという。まぁ、梅雨の間に強烈な雷もあったものだから、その影響かも知れない。これからは要注意。でも、腐った食材を捨ててしまっても、当分は室内にいやな臭いが残ることだろう・・・。

 

 最近、けいこばぁは、このお店がお気に入りの様子。訪問介護の利用者さんが、ここがいいと強く勧めるかららしい。さぬき市津田町津田というところにある「さぬきうどん羽立:はりゅう」という一般店。

 

 けいこばぁは、かけうどんにおでん。私は「野菜天ぶっかけ小の冷や」で500円。合計で950円だった。この野菜天でおなかが起きそうになった。麺は細麺でつやがあってマイルド。

 

 この女性が天ぷら係。ここで揚げたばかりの天ぷらを乗せてくれる。

 

 ということで、島の夏休み用に、トイレの便座カバーとかお風呂マット、トイレットペーパーなんぞを買い出しにホームセンターに寄った。室内の臭い消し用剤も買った。来週の週末に草刈りに行く予定だから・・・。

 

 平成7年に新築した海の家だから・・築19年。あちらこちらが傷んでくるのは仕方がないが、電気が止まるというのはよくないね。水道の水漏れは、水洗タンクの中でチョロチョロと漏れていたのは次男の「よっくん」が直してくれたらしい。風呂用のボイラーは私が何度も直してきた。

 

 ま、だましだまし・・・使い続けてゆくしかないなぁと思う。そういう不便さもあったほうが、セカンドハウスらしくていいじゃないかと、負けおしみ。

 

 久しぶりの・・・今年最初のスイカ。道の駅の産直市場で買ったものだからか、少し甘みが薄かった。これに醤油をかけて食べるのが私の流儀だが、「塩分控えめです!」ということで・・・塩もしょうゆもなし・・・。余計に甘みが薄くなった。

 

 そんなこんなで、ようやくにセミの鳴き声も聞こえるようになった。夜には鈴虫も鳴いている。

 

 今日の掲示板はこれ。「今日の生花は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる」という、稲盛和夫さんの言葉。今日の成果は日々の努力の賜であり、一朝一夕の結果ではない。未来の成果はこれからの努力で決まる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


夏めいて 旅の衣を 洗う朝

2013年07月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。気温は24度から31度、湿度は84%から52%。風は1mから2m。すっかりと夏らしくなってきた。

 

 昨夜は三男の「たっくん」がやってきて宴会になった。生ビール6リットルがあっという間に空っぽになった。おかげで今日はしんどい一日に・・。研修の疲れと旅の疲れも混ざったのかも知れない。

 

 今年のお寺関係のお仕事は終わった。2月と7月の研修が終わり、興正学会での発表と、真宗公論への論文提出、六月の安居にも行ってきたし・・。あとは夏休みの自由研究の「讃岐に於ける古代寺院と廃寺跡」についての研究と、「讃岐に於ける法然上人の足跡調査」を、夏休みから秋・冬にかけて・・・。夏場は資料収集。

 

 昨日の輪袈裟と略袈裟の違いについて、少しばかり補足説明。これが本来の輪袈裟。全くの輪になったもの。一般的に、首からかけるものを「輪袈裟」と呼んでいるが、正式にはこれが輪袈裟。

 

 これは正式な「五条袈裟」。上の太い幅布が「大威儀」と言って左肩にかけるもの。左上の細い紐を「小威儀」という。これで袋状に結んでいる。これを折りたたんだものを「畳袈裟」というが、それをさらに略したものが「略袈裟」。

 

 これが「略袈裟」。つまり、五条袈裟を小さく折りたたんだもの。

 

 胸に当たる部分に紐状に巻いて織ってあるものが「大威儀」。下部に細い紐を結んだものが「小威儀」である。

 

 本山から送られた記念品には名前が入っている。

 

 だから、これが五条袈裟の代用品ということになる。この小威儀が細い紐になっているものは「式章」と呼んでいる。総代式章、寺族式章、坊守式章などがある。

 

 ということで、久々にさぬきうどん。体力的に近くのセルフのうどん屋さん、「まるたけ」に行った。車で五分ほどのところ。

 

 ここは安くて早くておいしい・・・と思う。麺が細くてなめらか。

 

 夏場ばの胃にやさしいおうどんということで、「おろしぶっかけうどん小」の冷やで、240円。天かす・ネギ・おろししょうがはフリートッピング。ああ、やっぱり・・うどんやなぁ・・という気分。

 

 大きなお仕事が終わった・・・ということで、今日はのんびりと昼寝なんぞをしてしまった。そそ・・、昨日の「かんわ」って、どんな字でしょうか・・ということだったが、丁寧に調べてくれた人がいて、「款話:かんわ」という字らしい。これで、「とりとめのない話」という意味なんだそうだ。それを食事の前に話すのか・・・という事にもなるのだが・・。

 

 みんなは、「簡話」ということで、一言、話してきたように思う。

 

 今日の掲示板はこれ。「来る日も来る日も同じ事を繰り返しながら、違う結果を期待するのは、正気の沙汰とは思えない。」というもの。名言セラピーという本からの引用。いつもと違う道を通ってみよう。いつもやっている事をやっていれば、いつも手に入るものしか手に入らない。いつもと違う方向に走ってみよう。いつもやっている事を見ていれば、いつも見慣れたものしか目に入らない。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


空を行く きざはし遠く 稲の花

2013年07月18日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 研修三日目。とにかく、みんなの睡眠を邪魔してはいけないということで、朝は、6時半まではじっと寝ておく。この時期、朝、早くに散歩をする理由もないわけだし・・・。

 

 七時からのお堂の清掃作業までには起きて、寝具を片付けて、洗面とかを済ませて・・。

 

 両堂(阿弥陀堂・御影堂)の畳のから拭き作業・・・。ま、朝の運動・朝の体操みたいなものか・・・。これでもけっこうな運動量になる。これが、7時から7時半くらいなもの。

 

 すぐさま着替えて、「ごじんじょう:おあさじ」、朝のお勤めが8時から。阿弥陀堂で「讃佛偈」の読経、その後、御影堂で「お正信偈」のお勤め。これが終わるとようやくに朝食。

 

 食事の前の「かんわ」・・・。この「かんわ」という字を、誰に聞いても「わからん・・」という。でも、みんな、「かんわ」をやっている。意味も理由も訳もわからずに・・「かんわ」をやっているという不思議さ・・。「簡話」なのか「感話」なのか「勧話」なのか・・・と、担当者に聞いたら、「どれも違う」という・・。

 

 これが次回の宿題なのだという。どなたか、ご存じの方は教えてくださいましまし。

 

 これが、私どもの「華園学院」。ここで、私どもはお勉強する。

 

 これが講義の合間のワンショット。本当はここにはカメラもパソコンも携帯電話も持ち込み禁止。制服というか、服装は「白衣(はくえ):道服(どうふく):略袈裟(りゃくげさ)」が鉄則。それに足袋と雪駄、お念珠、聖典も必須。

 

 お昼はいつものお弁当。三日目になると・・・。でも、「一粒一滴、みなご恩・・・」お坊さんは労働をして食べ物を作らないのだから、何もかもがいただきもの。感謝して頂くほかない。

 

 みんな、神妙な顔つきで食前の言葉・・・。

 

 なんだかんだで、午後三時過ぎには講義も終わって、みんな、三々五々と帰途に就く。

 

 私はJR京都駅前から、JR高速バスで讃岐に向かう。16時50分に出て、約3時間の旅。淡路島経由で高速大内で下車。

 

 これで、今年のお寺関係の研修もおしまい。来年二月までは復習と予習とその他のお勉強。研鑽・研鑽・また研鑽。

 

 今日の掲示板はこれ。「終わりと初めは遠くて近い 失敗したら出直すだけさ」というもの。とにかく、準備万端で臨んだ法話だったけれど、木っ端みじんのケチョンケチョン・・。「話の構成ができていない」「話の落としどころがわかっていない」「そんな話では通用しない」「人が迷って、なぜ、悪いんですか。私達は迷ったままで救われるんじゃないですか」、「あなたのような話を、みんなが聞いて納得すると思いますか」・・・。さんざんな講評。出直すだけの元気を取り戻すにはしばらくかかりそう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


さるすべり 我慢我慢の 寺の庭

2013年07月17日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 今日の京都も曇ったまんま・・・。昨夜はなんともなく眠れた。それも、アルコールなしで・・・。ま、医者から「休肝日を作りなさい」と言われて居たのでちょうどいいか・・・。

 

 みんなが寝ているし、外出禁止でもあるので、仕方なく・・・6時半まで寝ていた。7時に起床。7時15分からお堂のお掃除・・・。これも単位の中にあるらしく出欠を記録されるのでさぼれない。

 

 阿弥陀堂・御影堂と、その渡り廊下を全員で掃除・・・・。その後、着替えて、阿弥陀堂へ集合。午前八時から「じんじょう:あおさじ:朝のお勤めに出勤。その後、御影堂へ移動してお勤め。これもれっきとしたお仕事兼試験の一つ。僧侶は仏事に出勤してこそ僧侶。

 

 8時半からが朝食。朝だけは普通のご飯が出る。内陣のお供え用の「ご仏飯」のおすそわけ・・・。

 

 たった、これだけだが、みんなと食べるとなぜかおいしい。短い法話のあと、「一粒一滴、みなご恩、不足を言ってはもったない。感謝でおいしくいただきましょう。」「いただきます!」と言う食前の言葉と、食後の言葉が当番制。

 

 9時半からが講義。あたまがじんじんとするような授業・・・。そして実技指導に、実技試験。

 

 今回の研修は11名。みんな、お寺の方ばかり。私だけが一般家庭出身。やはり、立ち振る舞い、ことば、お作法が違う・・・。プレッシャーばかりがのしかかる。

 

 お昼のお弁当はさすがに胃に重く感じられるようになった。でも「不足を言ってはもったない」と・・完食を目指す・・・。お寺の生活もたいへんだ。お仏飯を残すとはなにごとか・・・と。

 

 お食事もお作法の勉強の一つ。

 

 これが夕食・・・。頭には専門用語がぎんぎんに詰め込まれ、こころには、試験の準備がのしかかり、胃にはご飯がつぎつぎと送り込まれ・・・・。お風呂に入ったら・・・寝込んでしまいそう。何人かはまだ、自習室で明日の試験のリハーサルやらシナリオ作成中・・・。

 

 私もこんなことはしていられないのだけれど、これまた、私の日課だし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「何がおこるかわからないのが世の中 何をしですかわからないのが自分」というもの。今日の仲間の法話にもあったが、「縁がなければごきぶり一匹殺せないが、宿縁によって、人は何百人も殺してしまう事もある・・・云々」。最近のニュースを聞いていたら、まさに何がおこるかわからない世の中、なにをしでかすかわからない自分・・」ということを強く感じた。

 

じゃぁ、明日、また、会えるといいね。


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