まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

うぐいすの 初音もどかし 藪掃除

2010年02月28日 | 自然
 日曜日の朝はいい天気なだけれど、風が少し冷たい朝になった。

 で、はやてちゃんの希望で山の旧宅に行った。露天風呂が作りたいというし、工作がしたいというし、ツリーハウスも作りたいというし、ブランコや滑り台も欲しいと言うし・・。夢がいっぱいありすぎるなぁ・・・。

 

 で、まずは・・ブランコを作った。板を切断して、両端に穴をあけてロープを通して、軒先の梁に通しただけのもの。私らが子供のころにはこうして遊んだものだった。

 露天風呂用のドラム缶に灯油の残りがはいってたもので、それの片付けをやってから、おうち造りにかかった。

 

 家を新築した時にブロックを運んできた木製パレットが残っていた物で、それでお部屋造りをすることにした。案外と大工さんも難しいもんだ。釘がまっすぐに入らない。コースレッドというネジ釘が入らない・・・。おうじょうしまっせ・・・。

 

 いちおう・・基礎部分ができたところに携帯電話・・・。

 「津波が来るっていうのに、何をやってるの!」とけいこばぁにお叱り・・。津波たって、瀬戸内海には津波は来ないって・・島のじいちゃんが言うてたのに・・。でも、一応、その場を片付けて帰宅・・・。家族みんなでおうどんを食べて・・・。

 

 我が家が三人と孫が二人の計五人がおうどんを食べて・・・。食べ終わると・・私は丸亀に向かう・・・。13時半のフェリーは動くんやろうか・・。停船勧告が各地で出ているし、避難勧告やらと慌ただしい。JR四国も運転見合わせが相次いで発表されるし・・。ラジオは津波情報ばかり・・オリンピックどころやないのかね・・・。

 

 ところがだ・・香川県民は・・津波のことなどまるで眼中にない・・。フェリーも漁船も釣り人も・・津波のことなんぞ少しも気にはしていない・・。フューリーの中でも津波の話題なんぞだれもしない・・・。のんびりと猫の話やらとなりのおばさんの悪口やらと・・極楽とんぼもいいところ・・。

 

 この真ん中の船がうちの「あかつきⅡ」・・・。潮は干潮・・・。これで50センチの津波が来ても何ら問題はない・・・。市役所の支所に行ってみると、支所長さんがひまそうにしている。「津波注意報が出たもんで、支所は開けて待機中や・・。五時ちゅうと干潮やから心配はないと思うけど・・」それを聞いて、まずは一安心・・・。

 

 島の軽トラが動かなくなったもので、家に置いたまんまだから・・歩いて・・家までお散歩・・・。すると、空き家になった路地に蕗の薹が・・・。これは・・帰りにいただいて帰らねば・・・と思ったのだが、30分後に船の点検に戻ったら、きれいさっぱり・・なくなっていた。私が写真に撮ったりしてたのを物陰から見ていたおばちゃんがいるに違いない・・・。ま、よそさまの宅地のことだから・・・仕方がないけれど。

 

 島の軽トラ・・・。アクセルを踏んでも回転が上がらない・・・。俗に言う・・「エンジンが吹かない・・」だから、エンジンはかかるが・・車は動かない・・。30分ほどアイドリングをしていたら・・正常に戻って・・・島中を三週もできた・・・。しかし、一旦、エンジンを切ると・・・またも動かない・・なにやろ・・・。

今日は・・・「バカヤローの日」なのだとか。1953(昭和28)年のこの日、吉田茂首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し興奮して「バカヤロー」と発言した。これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日に衆議院が解散してしまった。この解散は「バカヤロー解散」と呼ばれている。確かに・・・大騒ぎしたあげく、津波は来ないし、車は調子が悪いしね・・。

 


 津波の到達時刻の17時のプライベートビーチ(単に誰も来ないから我が家専用みたいなもの)の海・・・。

 

 平穏そのもの・・。日曜日だというのに、駐在さんはバイクでパトロール。上空を香川県の防災ヘリが「つなみちゅういほうがはつれいちゅう・・・。かいじょれんらくがあるまではかいがんにはちかづかないように・・」と放送しながら・・・パトロール。

 夜は・・自治会長さんがやってきて・・情報交換。ようやくに、県の広報誌「The かがわ3」を届けてくれた。それでまた、放牧牛貸します・・の話で盛り上がって・・。でも、レンタル料がいるんか・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

喧噪に 眉をひそめる 雛飾り

2010年02月27日 | ひなまつり

 今日はけいこばぁがおやすみだったもので、孫のはやてちゃん、なぎちゃんらと四人で、東かがわ市の引田ひなまつりに出かけることになった・・。

 

 これが・・「引田ひな」と呼ばれる飾り方の一般形・・・。雛壇を中心にして、左右に二対の市松人形、計四体を並べる。その左右にガラスケースに入ったお人形を配置し、前にはお供え物を並べる。ネギとかはまぐりとかを並べるのも特徴的。

 「ひなまつりをみにいきました。がんばりました。でもしんどかったです。」

 と、孫のなぎちゃんは入力してくれました。小学校一年生では長い距離になったでしょうか。で、和三盆の型抜き体験にチャレンジしてみました。料金は・・500円でした。

 まず最初は、小さな神社にお参りして、おひな様の材料をいただいて、おうちでおひなさまを作りました。

 その後、和三盆の型押し体験実験と言うことで、粉をこねこねしました・・・。それをふるいにかけて小さな粉にして。それを木型に詰め込んで押しつけて・・・、木型をトントンとたたくと・・和三盆のお菓子が飛び上がります。

 

 「とても難しかったけど、じょうずにできたので、うれしかったです」と、なぎちゃん。

 「んーやっぱり、ひなまつりはいつになっても楽しいなぁ・・」と、はやてくん。

 

 その後、井筒屋敷でおうどんを食べて元気をつけて、引田ひなまつりを楽しみます。 うどんをたくさん食べておいしかったです。きつねうどんで300円。それともいうのも、かめびしうどんに行ったのだけれど、土曜日のお昼と言うことで長蛇の列・・。これはダメだわ・・ということで、普通の模擬店でのおうどんにした・・・。これは、おうどん日記にはならない・・。

 

 いろいろなひな人形があって、沢山の人がいっぱいきて、OHKとかの放送局のカメラとかアナウンサーとかも来ていて・・六時のニュースでは私たちも映ってしまっていた。いつ、撮影されていたんだろうかねぇ・・・。こちらは・・カメラマンを警戒していたのだけれど・・。けいこばぁの白髪頭とか、なぎちゃんとかはやてちゃんとかも・・。

 

 まぁ、何年もやっていると・・、何年も見ていると・・顔なじみもできたり、そんなにも代わり映えのしないお雛さんだし・・ということで、いつもとは違うおひなさんを探してみた・・。

 

 これは現代版のおひなさん・・。コンパクトにできているが、しかし重厚な造りだ。現代風のおひなさんだというものだろう・・。

 

 これは・・総集編みたいなおひなさんで・・、ご近所のお雛さんを一堂に集めて展示してあるもの・・・。古民家遺産+おひなさんの大集合展みたいなもの・・。こういう・・おひなさんが・・町内の約七十カ所ほどに展示されている訳だ・・。

 豪華なものもあれば。簡素なもの、さりげないもの・・・珍しいもの・・古風なものなどとさまざま・・。

 

 これは、かの有名な「宮内フサさん」の「ホーコーさん雛」これは貴重なものだと思うのだけれど・・。

 

 こういう・・新作のおひなさんが最近は目立つようになった・・。たとえばこのような・・。

 

 こういう・・新作物とか洋風なものなど・・。

 

 「けいこばぁが服やカバンをたくさん買って無駄遣いになったけれど楽しかったです。」
と、なぎちゃんが打ち込んでくれて、引田ひなまつりの報告はおしまいです。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ひな祭り1 引田ひなまつり

2010年02月27日 | ひなまつり

ひな祭り1


うれしいひなまつり


 作曲者 河村 光陽 作詞者 サトウ ハチローによって作られた「うれしいひなまつり」


(1) あかりをつけましょ ぼんぼりに
  お花をあげましょ 桃の花
  五人ばやしの 笛太鼓
  今日はたのしい ひな祭り

(2) お内裏様(ダイリサマ)と おひな様
  二人ならんで すまし顔
  お嫁にいらした ねえさまに
  よく似た官女(カンジョ)の 白い顔


(3) 金のびょうぶに うつる灯(ヒ)を
  かすかにゆする 春の風
  すこし白酒(シロザケ) めされたか
  赤いお顔の 右大臣(ウダイジン)

(4) 着物をきかえて 帯しめて
  今日はわたしも はれ姿
  春のやよいの このよき日
  なによりうれしい ひな祭り

 この最初の引田ひなまつりの中、2分18秒に、こまめちゃんの実家のお雛さんが登場しております。わずかな時間ですからお見逃しのないように・・・。

 

じゃぁ、また。


緋もあって 白もあふれる 梅畑

2010年02月26日 | 自然
 今日は雨になった・・・。

 昨日、我が家のすぐ前の畑に、森林組合の人たちがヒノキの苗木を植えていた。以前に森林組合の役員をしていた人の畑なんだが、なんで・・大慌てで・・苗木を植えるのかなぁと思っていたが、今日の日の雨をアテにしていたのだと思う。この雨で苗木は元気になるんだろうなぁ・・。これをしばらくすると、山に運んで植林するのだそうだ・・。

 

 さて・・、雨ではどうしようもないと・・、山の旧宅の作業場で、娘の買ったベンチの修理の準備に入った・・。ベンチの前足が折れてしまって使い物にならない・・。そのベンチの足の修復作業だ・・。

 

 まずは似たような厚さの板を探すことから初めて、それを似たような幅に切り出して、長さを調整する・・。それを左右・・同じ物を作って・・。今日は時間的にここまで。

 テレビの「おもいっきりDON」だかの番組を見なければ・・・ということで、近くのうどん屋さんで早めの昼食・・・。

 

 ここの店長さんは・・次から次へと・・アイディアを出す人で、最近は・・こんな・・「トラ&ラッキーうどん」なるものを売り出している。寅年にちなんでの新メニューらしい。

 

 本当は・・そういうものは希望しないのだけれど、たまには話題造りにいいかなぁと思って、その・・「トラ&ラッキーうどん小」を注文した・・・。だと・・「ぬくいんですか?。冷やですか?」って質問された・・。なんじゃそれは・・。だと、そのうどんは・・「ぶっかけ」やないかい・・・。

 

 これが・・出てきた・・「トラッキーうどん」この玉子焼きの上に、ノリでHT(阪神タイガース)のマークを貼り付けるんだけれど、それは自分でやってよ・・みたいな。これは手抜きやな・・。お客に・・マークを張らすんかい?そんなことはできんので、そのまま食べたけれど、それでは何の意味もないやないかい・・・。

 つまりは・・ぶっかけうどんの上に卵焼きが乗っただけの「トラ&ラッキーうどん」・・。おもしろがってるだけみたいな印象・・・。

 で、さらに・・

 

 そこまでやるか・・・みたいなメニューも登場・・。

 

 あえて、名前は公表しないけれど、我が町にはこんなおうどん屋さんもあるってことで・・。

 で・・12時前からテレビをつけて、その・・「おもっきりDON」とかいう番組を探して・・ワッチ・・。なんか・・意味のわからん番組が延々とあって・・、結局・・13時過ぎからか・・「今日は何の日」というコーナーが始まって・・。

 今年の話題の・・坂本龍馬と勝海舟のからみとか・・勝海舟のやしゃ孫の「高山みな子」さんが祖先の思い出話をしたりして・・。

 

 このみな子さんとは昨年秋にも逢ったし・・。咸臨丸子孫の会のお友達なんだ・・。

 ま、なかなかに苦労して作った番組だなぁと思いながら眺めていたなぁ・・。私たちがいつも考えている咸臨丸とは・・少しばかり見方を変えた・・・、坂本龍馬と咸臨丸・・みたいな気持ちになった・・。

 その・・咸臨丸が沈没した北海道の木古内の写真もあるはずなんだが・・出て来なかったので省略・・。

 それが終わると・・屋島の娘んちに位って、孫たちのお迎え・・。明日は引田ひなまつりに連れて行く予定・・・。お天気がもてばいいのだけれど・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
 

大いなる 旅があったか 二月尽

2010年02月26日 | 歴史
 本日、2月26日は「咸臨丸の日」という記念すべき日である。

 

 今からちょうど150年前の・・万延元(1860)年のこの日、日本幕府が派遣した使節団の随伴艦としての「咸臨丸」が、三十七日間の太平洋横断航海を終えてサンフランシスコ港に到着した。

 で、2月26日(金)の11:55~13:55 NTV系番組「おもいッきりDON!」の「きょうは何の日」コーナーで咸臨丸が取り上げられるので、皆さんもお時間を調整してご覧くださいますように・・・。

 

 この番組には乗組員子孫がインタビュー出演するそうだし、咸臨丸終焉の地、北海道の木古内町も紹介される見込みらしい・・。 お時間があれば・・見て下さいな。

 

 で、これとは全く関係ないのだが、「2.26事件の日」でもある。これは、「に・に・ろく」事件と呼んでいる。「に てん にーろく」とは言わない。昭和11(1936)年のこの日、2.26事件が勃発した。

 

 陸軍の皇道派の青年将校が、対立していた統制派の打倒と国家改造を目指して、約1500名の部隊を率いて首相官邸等を襲撃したもので、内大臣・大蔵大臣などが殺害され、永田町一帯が占拠された。

 

 当初、陸軍の首脳部は青年将校たちの行動を容認する態度をとっていたが、海軍が鎮圧を要求し、天皇も同様の立場をとったので、29日に鎮圧を開始した。飛行機から「下士官兵ニ告グ」のビラを撒いて帰順を勧め、「今からでも決して遅くはないから、直ちに抵抗をやめて軍旗の下に復帰する様にせよ」との投降を呼びかけるラジオ放送を行った。形勢が不利になったと判断した将校たちは兵を原隊に帰し、2名が自決、残りの者が自首して、その日のうちに鎮定された。

 

 そのほかの事柄については・・・流し読みをしてくださいな・・。

 ○「脱出の日」 1815年のこの日、エルバ島に流刑されていたナポレオンが島を脱出してパリに向かった。

 ○「パナマ運河開通記念日」 1914(大正2)年のこの日、太平洋と大西洋を連絡するパナマ運河が開通した。

 パナマ運河は、中央アメリカのパナマ地峡を開削した閘門[こうもん]式運河で、当初はスエズ運河を開削したフランス人技師レセップスが工事を進めていたが、作業員がマラリア等の病気にかかる等で失敗し、その後をアメリカが継いで完成させた。

 ○「血液銀行開業記念日」 1951(昭和26)年のこの日、日本初の血液銀行・日本ブラッドバンク(後のミドリ十字。吉富製薬と合併する等して現在は田辺三菱製薬)が大阪に設立された。例の・・「ミドリ十字」やねぇ・・。今はなくなってしまったけれど、名前を変えて、どこかで生き延びているのかも知れないな・・・。

 ※「良忍上人忌」 平安時代後期の僧で融通念仏宗の祖・良忍の法要の日。

 

 亡くなったのは 長承元(1132)年2月1日であるが、法要はこの日に行われる。安永2(1773)年に聖応大師の諡号を贈られた。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

捨てられた 田にも萌え出す ふきのとう

2010年02月25日 | 自然
 今朝も暖かい朝になった・・・。朝から・・10度以上はあるかのような気持ちのいい空気。ぽちの散歩も朝の七時半からになった。一時間も早くなっても大丈夫・・・。

 

 あたりはすっかりと春みたいだけれど、どうしたものか・・奥方のけいこばぁが風邪だとおっしゃる・・・。それも喉が痛いのだとか・・。病院にお勤めなんだから・・病院で看てもらえばいいのに、軽い気持ちで戻ったのかねぇ・・。ということで・・おやすみになってるもので、おうちには居られない。邪魔しても悪いしね・・。

 

 だから・・引き続いて・・空き瓶のゴミ出しを済ませてから朝の散歩・・・。最近は・・一時間くらいは歩くのかな・・。だから・・八時から九時過ぎまで歩いていると、道ばたででも、ふきのとうが目に付くようになった・・。この一時間ほどで、六本のふきのとう。これじゃ少しばかり寂しいなぁと、今度は旧宅の庭先にも行ってみた。

 

 陽だまりの・・暖かい場所ではもう、ふきのとうが大きく成長している。そうなると、あそこもここも・・・と回ってみたくなる。まだ、小さいものや頭を少しだけ出したものも幾つかあった・・。そういうものは来年のために置いておこう・・・。

 

 しかしのかかし・・、日中は二十度近くになったんやないのかな・・。暑くて暑くて・・。旧宅で・・夏用のTシャツに着替えて・・・今度はベンチの修理の準備。娘が特注して作ってもらったカントリー調の木製ベンチが壊れてしまったので放置してあるのを、奥方に「直してちょうだい!」と言われて・・・ようやくに重い腰を上げたばかり・・。でも、木材を調達しないといけないし・・・。母のさっちゃんは・・ジャガイモの種芋を買って来いと言われているし・・。

 

 で、東かがわ市のホームセンターに行くついでに・・今日のお昼はここにした。

 

 東かがわ市白鳥の「讃州うどん・ほそかわ」うどん。ここは案外と地元のおばちゃんたちが多い。それと、さぬきのうどん屋さんで注目するのは・・電気屋さん・電気工事屋さん・電話工事屋さん・電話会社屋さん(?)・・。こういう人たちは香川県中を走り回っていて、安くておいしいお店に立ち寄る事が多い・・。だから、こうした車が止まっていれば・・まずは安心。保証はできんけれど・・。

 

 ここは・・店先の看板にも大きく書いてあるが、「ぶっかけのお店」。もちろん、普通のかけうどんとか、きつねうどんとかもあるが、ここに来たら・・まずは、ぶっかけうどん。

 ぶっかけうどんというのは、濃い目の出汁(つけ出汁に近いぶっかけ出汁)が、少なめにかけられたうどん。ぶっかけうどんは、具のあまり乗っていないシンプルなものから豪華なものまで、店によって様々であり、共通点は「濃い目のだしが少なめにかけられている」という点である。本来は、つけ出汁を邪魔くさいので麺の上にぶっかけたことに由来する。冷やしぶっかけにはレモンと大根おろしがのっている場合が多い。

 

 ここでもさまざまなぶっかけうどんがあるが、中でも有名な物が、「磯辺揚げぶっかけうどん」小で、450円。揚げたばかりの磯辺揚げがたまらなくおいしい・・。それにこのお店の特製ぶっかけ出汁がたまらない・・・。

 

 で・・これは・・戻る途中の・・川の土手に咲き出した・・「川津桜」というものらしい。いつもは・・お彼岸の頃に咲いていたような記憶があるが、早くも咲き出したものだろうか・・・。濃いピンクの花の大きな桜である・・。

 この・・、河津桜は、寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種と言われており、樹形は広卵状で樹皮は紫褐色で光沢がある。花形は平開形で一重のやや下向きであり、花弁は5枚の円形で無毛である。色は蕾の時は濃紅色だが、満開時は淡紅色になるらしい・・・。

 

 家に戻って・・袋を開いてみたら、こんなにも多くの・・ふきのとうがとれた。これはどんなおつまみになるのかしらん・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

眼を止める ふきのきみどり 手も止まる

2010年02月24日 | 自然
 今朝は暖かくて、暖房のいらない朝になった。いつもだと起きると書斎のファンヒータの電源を入れるのだけれど、今日はそんな必要がなかった。そういうせいもあったんだろうけれど、朝からひどい霧になった。濃霧っていう感じ・・・。瀬戸内海では停船勧告が出たんだろうか・・・。

 

 で・・、とある場所へ出かけてみた。過疎の里、限界集落の耕作放棄地・・・。毎年・・フキノトウが生える場所だけれど、次第に雑草に覆われ、細い笹竹が押し寄せていて、フキノトウも次第に少なくなってきている。

 

 それでも・・心当たりの場所を探してみたら・・それなりの量にはなった。我が家も少しばかりふきみそにしてくれたし・・・。佃煮にもなっていたみたい。少しばかり苦くて・・「あ、春なんだなぁ」っていう感じ・・・。

 

 これは・・・町内の花屋さんにあった桃かしらん梅だったかの桃色のお花。少しばかりわけてもらって・・・。引田の町のおともだちの所へお届け・・・。

 でも・・山の中を歩き回ったもので、汗まみれ・・ゴミまみれになったもので、温泉に入ってからにした・・。二月だというのに・・二十度近くもあったのじゃないかと思うほどの暑さだった・・・。そんなこととはつゆ知らず、ハイネックのシャツにセーターを着込んで、その上からウインドブレーカーを羽織っているものだから・・・。

 

  ここ白鳥温泉は東かがわ市の山の奥にある温泉で、春は桜、秋は紅葉と、鮮やかに染まる自然と清風のせせらぎにつつまれた湯治場。泉質は単純硫黄冷鉱泉で、糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷症、他に効能あるとか。のんびりお湯につかった後は、旬の食材を中心に、四季折々の味覚を生かした海の幸、山の幸をふんだんに盛り込んだ料理で、味わい豊かに、のんびりと。会議・会食・宿泊もできるらしい。

 

 営業時間は10時~21時で、休業日はなくて、年中無休。但し、施設・設備のメンテナンス等により、事前周知を行ったうえで休館することがあるとのこと。今月の25日がその日だとか。明日じゃないか・・。

 料金(入浴料)は 大人(12歳以上70歳未満)が 400円とお安いのが嬉しい。老人(70歳以上)は 200円、身障者も 200円、小人(3歳以上12歳未満)も 200円。

 で、今日のお昼はここの食堂でのおうどんになった。

 

 で、毎日毎日、ばかのなんとかで・・「しっぽくうどん」ばかり。今日も、しっぽくそばからしっぽくうどんに造り替えてもらってのしっぽくうどん、500円。ま、こういう所のおうどんだから・・手打ちなんてことは有り得ない。ま、それは仕方ないな。

 

 で、今日は久々に・・マイお箸を持参した。お仕事の関連で、エコを推進する立場から買ったんだけれど、ついつい・・面倒な物で・・・バッグに入れたまんま・・・。この前に・・にゃんさんがマイお箸を使ってたもんで・・・久々に私もバッグから探し出してきた。

 

 こんな感じで・・・ひなびた温泉宿・・みたいなところだけれど、お年寄りには落ち着いて静かでいいところだなぁと思う・・・。

 そうこうしながら・・・引田の町に入った・・。

 

 引田ひなまつりでお友達になった・・・ひめみかんさんちと、こまめちゃんちへ、ひなまつり用のお花とフキノトウのおすそわけ。今年は少なくてごめんなさいね・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

 

朝明けて 農村舞台の 雛飾り

2010年02月23日 | 自然
 今日も暖かい朝になった・・・。いい天気になったものだから、少しばかりお出かけをしてみた。ま、本来の宿題があるのだけれどそれはそれとしておいて・・。

 

 かずら橋があるが徳島の祖谷ではない・・。別にこのかずら橋を渡らなくてもいいのだが、これも料金の内かなぁと思って渡ってみたが、一人で渡ってもおもしろくはない・・。

 

 山の中だからか、水仙が繁殖していて、花はもう少しばかり終わったような印象だった。水仙も数が多くなればみごとなものだなぁと思う・・。一輪、二輪の水仙も可憐でいいのだけれど。

 

 で・・、突如として目の前に現れるのが・・・このお雛さんたち・・・。幾つあるのか数える余裕もなく圧倒された・・・。御殿飾りがありぃの、七段飾りがありぃの・・・。農村歌舞伎の舞台いっぱいに並べられたおひなさん・・・。

 

 こういうお雛さんもちゃんと正面に並んでいる。

 

 こんな感じで・・小豆島農村歌舞伎の舞台いっぱいに・・14か15セットのおひなさんが並んでいるというわけだ・・・。朝が早かったせいもあって、ここも私が独り占め・・・みたいな雰囲気。

 

 今日は旧暦の一月十日のはず。まさに早春の朝って感じ・・。小鳥がさえずり、梅の花や椿の花が咲いて・・・。誰も居ない山道を歩いて行くのは爽快そのもの・・・。

 

 これは・・「旧山下家住宅」に展示されていた黒漆塗りのひな人形・・・。重厚な雰囲気のある雛飾りだった・・・。

 

 こんなふうに、山間に民家がぽつんぽつんと建っていて、それぞれに・・おひなさんや雛飾りがさりげなく展示してある。

 あとは・・また、機会があればお話することにして、今日のお昼はここになった・・。

 

 ご存じ、四国村の前にある「わらや」さんだ。香川にいても、ここに来るのは珍しい。よほどのお客さんか、珍しい人が見えた時くらいにしか、こういう場所には来たことがない。わざわざに行くにはわざわざの場合かなぁと思う・・。こことか、八栗寺門前の「山田家」さんとか・・・。


 で・・ここに来たならば釜あげうどんだなぁ・・と思って。で、勇気を出して・・「中ジャンボ」というものを注文した。ここでは入り口を入ったレジで食券を買う。二枚綴りになっていて、テーブルに着くと係員が半券をもいで釜場に注文する。その注文したした品物が来ると引き替えに、もう、半券を持って行くシステム。

 

 この・・「中ジャンボ」というのがすごい。まるで・・・洗面器よりも大きなどんぶりに入ってくる。いや、「特大」というのがあるのだから、「中ジャンボ」というてもたいしたことはないとたかをくくっていたのだが、一般店の一玉はセルフ店の一玉半くらいはある。その二玉分になると、セルフ店の三玉に相当するんだろうか。だと、特大になると、四玉半くらいになるのかなぁ・・。

  セルフのお店でも、「かけ小」しか注文しないのに、いきなり、「三玉(推定)」には眼が点になったし、食べても食べても減らないのには困ってしまった・・・。

 

 ここも・・普通のおうどんには、「並」と「大」しかないのだけれど、この釜揚げには・・「中ジャンボ」と「特大」があるというのも・・・特色といえば特色なんかなぁ・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
 
 

言い訳の 量だけニスを 梅の花

2010年02月22日 | 自然
 これは・・備忘録的な付録に過ぎないが、例の・・平成22年2月22日22時22分に自動送信される・・・予約投稿である。

 

 今日も霜の朝になった・・。とはいうものの・・霜がこの周辺全体に降りるわけではない。山陰の水分の多い草地ばかりで、畑とか道路とか道ばたなんぞには霜は全く見られない・・・。「霜の種」というものがあるような気がする・・・。

 

 さて・・、ぽちの散歩コースに、この六地蔵があるが、ここには「親地蔵」というものがいて、「七地蔵」になっている。日本では、地蔵菩薩の像を六体並べて祀った六地蔵像が各地で見られる。これは、仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は六種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道のそれぞれを六種の地蔵が救うとする説から生まれたものである。

 

 六地蔵の個々の名称については一定していない。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に檀陀(だんだ)地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障(じょがいしょう)地蔵、日光地蔵と称する場合と、それぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵と称する場合が多いが、文献によっては以上のいずれとも異なる名称を挙げている物もある。像容は合掌のほか、蓮華、錫杖、香炉、幢、数珠、宝珠などを持物とするが、持物と呼称は必ずしも統一されていないらしい。

 それはさておき、例の神戸からの宿題のベンチだ・・。

 

 一応、難はあるものの・・一応の塗装が終わったもので、組み立ててみた。塗装のムラとか塗装はがれとかがあって、私的には不満なんだけれど、家族的には「いいんじゃないのぉぉ・・」というもので、それでよしとしてみた。

 

 前にも書いたように・・「始め良けれど終わりがまずい・・」みたいなもので、最初の意気込みは立派だし、素材の研磨や砥の粉塗りも順調だったのだけれど、その・・砥の粉を塗りすぎて・・・壁土が厚くなったみたいで、次にペンキを塗ると・・ペンキがはげ落ちてしまう・・・。こういう場合にはどうしたもんだか・・。

 

 どうせ・・・ペンキなんぞはげてしまうんだから・・と言われると、今までの苦労は何だったのか・・みたいな気持ちにはなるのだけれど、ま、一生連れ添う仲でなし、一生使いこなすベンチじゃなし・・みたいなことで、安易に妥協し、納得してしまった。

 

 で、記念的な一枚・・。この姿と色がいつまで保っているかみたいなものだな。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

菜の花が 寝ぼけ眼を 押し開き

2010年02月22日 | 自然
 今日もいい天気になった・・・。

 で、「さぬき市の市民税を納めて来てよ~」って頼まれていたもので、重い腰を上げてお出かけすることになった。それにだ、こんないい天気に・・・パソコンをカタカタといじってるようでは健康的にもよくないなぁ・・・と。

 

 川の土手には菜の花が咲き乱れていた。よく川の土手には小さなカラシ菜みたいなものが咲き乱れるものだが、これは確かにアブラ菜みたい・・・。そういえば、各地で黄色い菜の花を見かけるようになってきた。

 この前の税務署でもそうだったけれど、最近の市役所の職員の物腰が柔らかくなって、笑顔でてきぱきと処理してくれるのは嬉しいもの。昔なんぞは少しでも税金を納めるのが遅くなれば、頭ごなしに叱られたものだが、今は昔になったみたい・・。「住民サービス」っていうものかしらんね。

 

 で、今日は久々に・・ここ「麺処 まはろ」に寄ってみた。さぬき市寒川町神前(かんざき)になると思うが、志度町鴨部(かべ)と津田町津田のほぼ境界近くみたいな場所にあるお店。

 で、ここは天ぷらのおいしいお店ということで、いろんな天ぷらがある・・。
 

 そこで、おいしそうな・・「エビ天カレーうどん」というものを注文した。近くにゴルフ場があるもので、その帰りらしい神戸からのお客さん10名ほどが元気な会話をしながらうどん談義に夢中だ・・・。いいなぁ・・ゴルフを楽しんで・・さぬきうどんか。リッチやねぇ・・・。

 で、やってきたのがこれ・・・。 

 思ったよりエビが小さいなぁと思った。これでも三尾・・・入ってるんだけれど。でも、宴会についてくるようなぶ厚い天ぷらじゃなくて、あっさりとした上品な天ぷら・・。すっととけてしまってエビの身がすぐに見えてくるようなやさしいもの・・。カレーもしつこくなくておいしい・・・。これで650円・・・。

 

 なんか、見かけは割烹か小料理屋みたいな雰囲気なんだけれど、これでもれっきとしたうどん屋さんなのだ・・。

 午後からは・・近くにある・・「カメリア温泉」に行ってみた。「カメリア」というのは、旧寒川町の町花木ヤブツバキの英語訳(Camellia)だそうだ。

 
 
 広々とした浴室ではサウナ、ミストサウナなどが楽しめるが、平日の昼間だから貸し切り状態・・・。「オレのフロだ・・・」みたいな感覚・・・。そうそう、さぬき広島の「みぃんな私が・・・独り占め・・」状態。

 泉質は「アルカリ性低張性冷鉱泉」(ラドン、メタホウ酸、炭酸水素ナトリウム、フッ素イオン含有)で、効能は、神経痛、関節痛、慢性消化器病、痛風、動脈硬化症などらしい。

 開館時間 1月~4月は午前10時~午後9時・5月~12月は午前10時~午後10時で、休館日は 毎週木曜日と年末年始。 レストランの営業時間は 午前11時~午後8時まで。入場料は大人 600円。高齢者(70歳以上) 400円、障害者 300円、小人(3歳以上小学生以下)は 300円。※3歳未満は、無料とのこと。駐車場は約100台・・・。田舎の山奥だからどこにでも置けるし・・。

 

 ただ・・失敗だったのは・・・100円硬貨を持ち合わせていなくて、ロッカーに施錠できなくて・・・。だから・・デジカメとかサイフとかがあるものだから・・落ち着いて入浴できなかったこと。まぁ・・ほとんど人がいないのだし、おじいちゃんのきたない服なんぞは見たくもないだろうけれど・・・。でも・・幾分かは・・・こころがロッカーに残っていたなぁ・・・。サイフにはおかねはないけれど、デジカメがねぇ。それだし、ケイタイとか・・・。

 

 これまた・・不思議なことなんだが、下駄箱でも傘置き場でも、更衣室でも・・ロッカーでも、なぜか・・「31」番を探してあいてればそこに入れる・・。昔の阪神タイガースの「31番」掛布雅之の背番号だったもの。今となっては何の意味もないのだけれど、どこに行ってもそうしている自分がおかしい・・・。

 

 午後の散歩で見つけた・・「たんぽぽ」西洋タンポポかなぁ・・。時期的には・・たんぽぽの季節なんだけれど、もう、「日本たんぽぽ」自体がなくなっているんやろうかね。こどもの頃に見たたんぽぽとはなびらが違うように思うのは気のせいかしらん・・・。

 

 これは・・・すみれだと思うのだけれど・・。山肌に一輪だけ咲いていた。迷子みたいなすみれの花だった・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。




 
 

ふーふーふー 今日は何の日 梅の花  

2010年02月22日 | 自然
 今日は暦的に珍しい日なんだそうで、平成22年2月22日ということで、JR記念入場券を発行するのだとか・・・。

 「平成22年2月22日22時22分記念入場券」を発売します!

 JR四国では、「平成22年2月22日22時22分」という「2」が9つも並ぶ、大変珍しい日時が来ることから、JR四国の駅の中でも「二(2)」を冠する「二軒屋(にけんや)」、「二名(ふたな)」の二駅の記念入場券を発売いたします。なお発売は、高松駅、松山駅、徳島駅、高知駅、ワープ梅田支店、及びインターネットバーチャルモール夢四国にて行います。そのうち、高松駅、松山駅、高知駅では、平成22年2月22日22時22分より発売を開始いたします。この機会に珍しい「2」が並んだ記念入場券をお求め下さい。とのこと。

 参考までにJR四国は。


 とういうことで、調べてみたら・・いろんな記念日があった。

 ますは、「世界友情の日」ということで、ボーイスカウト・ガールスカウトの創始者パウエル卿夫妻の誕生日に因んで、1963(昭和38)年のボーイスカウト世界会議で制定し、1965(昭和40)年から実施したものらしい・・。

世界友情の日 Eternal scout


 参考までに ボーイスカウト日本連盟 http://www.scout.or.jp

 

 で、今日は有名な「猫の日」らしい。英文学者の柳瀬尚紀氏らによる「猫の日制定委員会」が1987(昭和62)年に制定。ペットフード工業会が主催しているのだとか。

 「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合せ。全国の愛猫家からの公募でこの日に決まったもの。

 

 ちなみに、「犬の日」というのは <11月1日>らしい。1月11日でもいいとは思うのだけれど。 


 また、「行政書士記念日」もこの日で、日本行政書士会連合会が制定したもので、1951(昭和26)年のこの日、「行政書士法」が施行されたことにちなむもの。

 参考までに、日本行政書士会連合会は、 http://www.gyosei.or.jp

 ついでだけれど、「税理士記念日」は、 <2月23日>だとか。

 また、「食器洗い乾燥機の日」なんでもあるものやね・・。日本電機工業会が制定したもので、食器洗い乾燥機によって食後のゆとりができ、夫婦だんらんの時間ができるということから、「ふう(2)ふ(2)にっ(2)こり」の語呂合せ。

 

 参考までに、日本電機工業会は http://www.jema-net.or.jp

 それからさらにあって、「ヘッドホンの日」。ヘッドホンの情報サイト「ヘッドホンナビ」が制定したもで、ヘッドホンが左右2チャンネルの出力を持っていることから、2が重なる日を記念日としたものだとか。

 

 参考までに、「ヘッドホンナビ」は、 http://www.h-navi.net

 さらにある・・・。「おでんの日」。新潟県のラジオ番組「クチこみラジオ 越後じまんず」が2007(平成19)年に制定したもので、おでんを食べるときに「フーフーフー」と息を吹きかけることから「フー(2)フー(2)フー(2)」の語呂合せ。

 ちなみに、「おでんの日」は <10月10日>らしい。

 さらに・・・。「竹島の日」は 2005年3月16日の島根県議会で記念日を定める条例を制定したもので、1905(明治38)年のこの日、日本政府が日本海上の島・竹島を島根県の所管とする旨を公示したものだとか・・。

じゃぁ、また。

雪片の 舞来る朝に 大くしゃみ

2010年02月21日 | 歴史
 さて、今日も大霜の朝になった。きっと、いい天気になるなぁと思った。気象予報士ではないのだけれど・・。

 円覚寺の「叶丸難船図絵馬」は、遭難を免れた感謝を込めて奉納されたもので、荒れ狂う大波に翻弄(ほんろう)される弁才船の姿が描かれている。叶丸(かのうまる)は松前藩の御用船で、これと全く同じ絵馬が、北海道松前町の渡海神社(とかいじんじゃ)にも奉納されている。

  

 遭難時には帆を下ろし、船を安定させるため船首から碇(いかり)を垂らした。時には自ら帆柱を切り倒すこともあった。どうしようもなくなると、乗組員は丁髷(ちょんまげ)のモトドリを切って、神仏の加護を一心に祈った。その願いが通じたのか、この絵馬では、神仏が瑞雲に乗り、御幣(ごへい)に姿を変えて、救いに現れている。

  

 遭難を免れた後でも、御礼として、神仏との約束に従って自分の丁髷を切り、これを絵馬として奉納する風習があった。円覚寺には「髷額」(まげがく)と呼ばれる丁髷の絵馬が多く残されており、全国的にも貴重な資料となっている。

 で・・さぬき広島にある海難絵図だが・・

 

 左上に剥落しているが・・御幣が描かれていた跡が見える・・。写真では見えないのだけれど。上の画像の叶丸の絵馬では右上に御幣があるが、普通は・・左上に御幣や阿弥陀、釈迦三尊、紫雲などが描かれるという・・。下の画像左の左上に御幣が見える。

 

 上段右側は西洋の海難絵馬だが、同じように左上端にマリア様が描かれている。

 さて・・広島神社の絵馬の前の部分に、二人の水夫が合掌して神仏に祈る姿が見える。この時代、嵐に遭遇した場合には、帆を下ろし、あるいは帆柱を切り倒し、錨を前に入れ、まげを切り、紙くじを引き、最後には神仏に祈るしかない・・。

 

 さて、この向井さんの絵馬は、遭難時にロープを後ろに流して船を安定させているということで、大いに参考になるということで取り上げられる海難絵馬なのだが、当日に参加した会員さんから、「ロープを後ろに流すのは不自然ではないか」という意見が出た。ガフという前帆を出して前を安定させているならば、ロープも前に流さないと意味がないし、ガフが風を後ろから受けているから、ロープを後ろに流しても前に流れてしまう・・・という意見が出た・・・。なるほどなぁ・・。それはそうだ。

 

 これは、同じ広島神社にあった海難絵馬の一つの「白賀氏」のものだが、荷物の米俵を海の中に投げ捨てている。これを「跳ね荷」といい、「捨て荷」「荷打」とか言われて、船のバランスを保つために荷物を捨てることをいうらしい。白くなった部分の上側に米俵が山積みになっている。その海のほうには・・米俵が投げ込まれている図が見える。

 ま、おおまかだけれど、海難絵馬には、こうしたものが見えてくるというお話だった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

春の小川(唱歌)

2010年02月21日 | 自然
春の小川(唱歌)


「春の小川」は高野辰之作詞、岡野貞一作曲になるもので、文部省唱歌(四年)で学習するものだった。

春の小川は さらさら流る。
岸のすみれや れんげの花に、
匂(にお)いめでたく 色うつくしく
咲けよ咲けよと ささやく如く。

春の小川は さらさら流る。
蝦(えび)やめだかや 小鮒(こぶな)の群に、
今日も一日 ひなたに出(い)でて
遊べ遊べと ささやく如く。

春の小川は さらさら流る。
歌の上手よ いとしき子ども、
声をそろえて 小川の歌を
歌え歌えと ささやく如く。

【林柳波による改作などを経た現在の歌詞】

春の小川は、さらさら行くよ。
岸のすみれや、れんげの花に、
すがたやさしく、色うつくしく、
咲けよ咲けよと、ささやきながら。

春の小川は、さらさら行くよ。
えびやめだかや、こぶなのむれに、
今日も一日、ひなたでおよぎ、
遊べ遊べと、ささやきながら。

 まだ、今の時期には水辺の草も枯れたままだし、岸のすみれやれんげの花には遠い。

一句出て 後が続かず 沈丁花

2010年02月20日 | 歴史
 さて、昨日にご案内の通り、高松市亀水町(これで「たるみちょう」と読むのだそうだ)の瀬戸内海歴史民俗資料館に行ってきた。五色台の・・・昔の有料道路の端っこ。坂出市大越が間近な場所。

 

 もう、目の下には・・大槌島や小槌島が見えている。坂出市とのほんの境界線みたいな場所にある施設らしい。時間が少しばかりあったので・・この・・モニュメントを見てきた。

 

 さぬき弁でいうと・・「これ、なんなぁ~」というようなもの。こういうものが山の中の海を見下ろす崖の上に置いてある・・・。ほんまに・・・「これっちゃ、なんな・・・」みたいな・・。

 これ・・、実は・・「流政之」さんの作品で、「またきまい」というものらしい・・・。讃岐の人はわかると思うけど・・「また、来てね~」というのを・・「またきまい」という・・。その場、その場のニュアンスはあるんだけれど・・。

 

 で・・、その・・瀬戸内海歴史民俗資料館に行ったら、「まだ、お時間がありますので、館内を自由に見学なさってください」と言われて・・・。昨日もここで・・自由に見学したのだけれどね・・・。ということで、今日は・・屋上の展望台にも上ってみた・・。

 

 で・・、午後一時半から講義が始まった・・・。講義は、直島に伝わる大庄屋「三宅氏」の古文書の中から選んだ海難事故300件の分析結果の報告・・・。ま、それぞれに興味深かった・・。

 

 私が希望していたのは「海難絵馬」・・。そこに・・さぬき広島の、広島神社にあった海難絵馬二点の実物が出てきた・・。「あ・・、これって、みたことがある・・」みたいな。昔には、これがいつもあったんだ。それがいつの頃にか写真に変わってしまったけれど、それもつい最近のことだと思う・・。

 

 これが・・奉納年月日。「明治十六年旧八月四日」と書いてあるのかな・・。今日の講義ではそこには触れなかったのだけれど。で・

 

 ここも・・・一切説明がなかったけれど、「当浦」つまり、さぬき広島の地船の・・「讃岐丸」の「向井慶太郎」さんが奉納した海難絵馬らしい・・・。

 この絵馬と同じように広島神社にあった「白賀」さんの和船の海難絵馬の実物を見ながら・・・館長さんが説明してくれたが・・。

 

 船絵馬というのは・・・四万枚に余るという・・。しかし、海難絵馬というのは・・その1パーセントにも満たないのだという。しかも海難絵馬は江戸時代にはなく、明治になってから描かれて奉納されたものだから、奉納者も少なく、絵馬師も少なくなった時期らしいとのこと。今後の研究の種にはなるなぁと思った・・。

 いろいろとお話したいことはあるけれど、くどくなるので、今日はここまで・・というたものの、お話が途中・・。

 

 で・・今日のお昼は・・その・・五色台にあがる前に腹ごしらえ・・。高松西インターチェンジ前にある・・「こんぴらや西インター店」に入ってみた・・・。

 すると・・「しっぽく始めました」という文字が・・・。だとぉ・・、しっぽくうどんを食べなくては。。。みたいな雰囲気になって・・。「卓袱」って書くんやろうか、本当は。

 

 ま・・お野菜の具は盛りだくさんだなぁと思った・・。麺は細めんで上品だけれど、コシが少し甘いかなぁと・・・。これで・・390円だと思った。ま、」それなりなのかなぁとは思ったけれど、そんなにも心には残らなかったのかも知れない・・。


じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

春よ来い - 寺尾芳恵

2010年02月20日 | 自然
春よ来い - 寺尾芳恵


春よ来い

作詞:相馬御風/引田竜太郎作曲

1.春よ来い 早く来い
  あるきはじめた みいちゃんが
  赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
  おんもへ出たいと 待っている

2.春よ来い 早く来い
  おうちの前の 桃の木の
  蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで
  はよ咲きたいと 待っている

 今朝もあたりが真っ白に見える霜の朝になった・・・。春はそこまで来ているなぁと思いつつも・・・「はるよこい・・・」と、ついつい・・口ずさんでしまった。そろそろ・・痴呆症が出始めたかな・・・。そういえば・・・最近の歌なんて・・・全く・・記憶にないものね・・。最近ていうと・・美空ひばりの「愛燦々」とか「川の流れのように」までだな・・。

 

 歌を歌うというと・・・美空ひばりとか・・石原裕次郎とかで・・それ以降の歌なんぞ思い出せない・・・。相当な認知症なんやろうか・・。だから・・歌いやすいのは童謡ってことになるなぁ・・。

じゃぁ、また。

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