まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

蝉の声 父の忌日を 知って啼く

2018年07月31日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.8度から33.5度、湿度は82%から69%、風は3mから5mの東の風が少しばかり。明日の8月1日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝方はさっぱりとした、気持ちのよい朝になった。台風一過・・・みたいなさわやかな朝だった。

 

 でも、昨夜は暑くもなく寒くもないのに、夜中に何度も何度も起きてしまった。おなかが張る・・・という感じでおなかを圧迫するものだから苦しくて寝ておられない。で、わずかばかりのおしっこを出すと、それで満足して寝られるのである。それを30分ごとに繰り返すからたまらない。たまりかねて、昨夜は午前1時に安定剤を飲んで眠りこけて寝た。

 

 数字的にはなんら問題はない。でも、なんだか、身体の調子はおかしい。おなかが張るって、どういうこと。昼間に眠たくて、夜間には眠たくならないというのは、どういうこと。

 

 今日も明日も「真夏日」・・・。夏だから暑いのは当たり前か・・・。それにしても、今年は暑すぎる。

 

 今日のさぬきも皆、暑い。それでも、田畑では草刈りや雑草取りなどの農作業が行われ、建設業の方は建物を建てたり壊したりしている。お仕事だったら耐えられるのかなぁと思ったりする。

 

 さて、例の「農地除外申請」の書類だが、8月はほとんど作業にならないので、行政書士さんに相談してみようと出かけたのだけれど。

 

 こういう、普通の民家で、看板も表札もなかったりする。チャイムを押してもだれも出てこなかったり・・・。

 

 立派な事務所や、「法律事務所」とか「税理士事務所」とかという看板があると、「高くつきそう・・・」と尻込みしてしまうし、

 

 「先生がおられないので、お返事できません。先生にお電話いただいてからにお願いします」と、けんもほろろの事務所もある。やっぱり、自分でコツコツやるしかないのか・・・。

 

 まるで、今回の台風みたいに、私の行動もこころも、迷走状態・・・。

 

 今日は親父の命日。昭和45年(1970)だったから、48回忌という計算か。49回忌というべきか。昭和は遠くなりにけり。22歳だった私が、70歳になってしまった。親父はまだ、46歳のまんまだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「十億の人に十億の母あれど わが母にまさる母あらやめやも」という、「暁烏敏(あけがらす・はや)師」のことばである。うちのかあちゃんこそがサイコーやなぁ・・というとるわけだ。私たちは、人を比較対照して見る癖がついている。比べ合いではなく、その人を親の立場で見ていく。そうした人間観が失われつつある昨今のような気がする。子供の頃の私には、常に親の慈しみがあったもの。今、大人である私の背後にも、この私をかけがえのない存在であると見護て下さる佛さまの存在がある。その仏さまの慈眼の中にある私を思う。それは大きないのちの中にある私の発見でもあった。父の命日を通して母の深い愛情を思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝉啼いて 山のお堂の 蜘蛛の糸

2018年07月30日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、台風第12号に伴う暖かく湿った空気の影響で概ね曇っていて、晴れたり夕立になったりと慌ただしい天候になった。気温は26.7度から32.6度、湿度は84%から70%、風は3mから5mの東の風が少しばかり。明日の31日は、引き続き台風第12号に伴う暖かく湿った空気の影響で概ね曇り、雨や雷雨の所がある見込みらしい。

 

 朝方は台風一過の気持ちのいい朝になった。これで一気に夏らしい天候になるのかと思っていたのだが・・・。

 

 曇ったり、晴れたり、雨が降ったりと落ち着かない天候になるらしい。

 

 さて、懸案の「農地除外申請手続き」の後半部に入ることにした。祖母が昭和初期に25圓で購入した土地の内、「畑」と「田」という「農地」を除外して、「非農地」にする手続きである。税金などが少しはお安くなるらしい。

 

 ①位置図および附近の見取り図 ②土地の登記全部事項証明書 ③14条地図またはこれに準ずる図面の写し(含隣接地) ④現況写真 などを16筆分(16カ所分)作成しなければいけない。で、今日は④の現況写真の作成。地図をスキャナーで読み込む作業から。

 

 先日に撮影してきた農地の荒れた現況を写した写真を貼り付け・・・。

 

 その下に、取り込んだ地図を貼り込み・・・、

 

 どこから撮影したかの地点と方向を貼り付ける。こういう作業を16回、繰り返す。

 

 こういうお仕事は、「行政書士」にお願いすれば早いのだろうけれど、市役所の担当者が、「ぼちぼちとやってみてくださいな。最後は行政書士さんにお任せしてもいいですけど・・」と言われたので、やっているのだけれど。

 

 で、なんとか、書類は一応は形になったのだけれど、「隣接地」が難しい。我が家の土地ばかりではなくて、川を越えた山林とか、県道だとか・・・どこのだれ様か知らない土地に隣接していたりする。法務局で調べるのだろうが、はてさて・・・。来る8月前半はなんやかんやでほぼ予定がいっぱい・・・。

 

 このまま、完成までを行政書士さんにお任せしたほうがよかろうかどうか・・。費用はどのくらいかかるものか・・・。そこが思案のしどころだ。

 

 そんなことで、今日は事務作業ばかりで一日が暮れた。

 

 今日の掲示板はこれ。「出発は足下からなのに ひとはすぐ頭で歩こうとする」という平野修先生のことば。私達はものごとを起こすとき、ああだこうだと理由やら事実を並べ上げてからでないと行動を起こしたがらない。よく言えば堅実型というか理論武装型というか。悪く言えば、単なる「あたまでっかち」なのかも知れない。本当に歩き出すのは足の筋肉からなのだが、そのことには気づいていなくて・・・頭が先に行動してしまう。平野先生は、1943年(昭和18年)石川県に生まれる。大谷大学大学院博士課程修了。九州大谷短期大学教授。石川県松任市(現白山市) 真宗大谷派明証寺住職。1995年9月27日示寂。著書に 『浄土の問題ー世界と聚りー』(金沢教区教化委員会)、 『鬼神からの解放ー化身土巻ー』(上・下)(難波別院)、 『浄土論註講義ー論註の基礎ー』(一・二)(六道会)、 『民衆の中の親鸞』(東本願寺)『教行信証に学ぶ』(東本願寺)など多数がある。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


鬼百合を 供えて通る 牛の墓

2018年07月29日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、台風第12号の影響で雨が降っていたが、10時過ぎには雨も上がって晴れてきた。気温は25.8度から30.6度、湿度は90%から77%、風は7mから3mの南南西の風が一時は強かった。明日の30日は、南よりの暖かく湿った空気が流れ込む影響で曇り、雨の降る所があるらしい。

 

 これまでに経験したことのないような台風だとか、何が起きるかわからない台風だとかと言われていたが、単なる梅雨のような、ごく普通の雨が降っただけ・・・。

 

 すぐ横を流れる川も、水量が増えたり、轟音が響いたりもせずに、普通の川の流れで変化はなかったし、樹木が倒れるとか枝が飛んできた・・・とかの被害も全くない。

 

 せっかく、すべての雨戸も堅く閉じて、風で飛ばされるようなものはすべて屋内に取り込んだし、濡れてはいけないものもすべて片付けておいたが、全くの拍子抜けで、午前十時過ぎには晴れ間がのぞきだした。

 

 後には、蒸し暑さだけが取り残されたような感じ・・・。気温が下がったせいか、蝉の声が戻ってきた。ま、拍子抜けというのも反面、ありがたいことかも知れない・・・。

 

 例年ならば、そろそろと、「夏休みの自由研究」を始めている頃なんだが、今年は全く、何の企画も思いつきもない。2月下旬から5月中旬までの90日近い入院のおかげで、研究の意欲がそがれてしまった感じ。意識が医学の、しかも心臓内科とかに吸収され、消耗してしまった感じ。

 

 普段には聞き慣れない「術後増悪」とか「コード・ブルー」とか、「スタット・コール」とか「左心不全」とか・・・、

 

 僧帽弁とか三尖弁とか、左心耳とかの用語の濁流の流れの中での生活だった。

 

 そして、この、「胸水」との戦いの90日。すっかりと仏教用語もお経の言葉も消去されてしまった。しかしのかかし、いつまでも、心臓病の事ばかりも考えていられない。今年も半分が終わって済んで、まもなく八月に入ろうとしている。

 

 とは言え、もうすぐ、8月2日の予約診察日。自己管理の書類を提出しなければいけない。毎月の「宿題」みたいなものだ。

 

 毎日の血圧、脈拍、体温、酸素計、体重、水分摂取量、歩行歩数などの記録である。

 

 このグラフにヤマがあるが、薬を飲み忘れた一日と、干してあった梅干しを食べた後のパルス(脈拍数)が乱れている。こういうものを、「心不全ナース」に報告しないといけない。原因がないと数値の乱れはない。下のオレンジのグラフが体重だが、そんなに大きな変化はない。

 

 こちらは、過去10年間の毎日日記。三年前の何月何日には何をした・・というのが一目でわかるもの。「ボーっと生きている」訳ではないのである。

 

 というつもりで、今日はのんびりとしていたのであった。

 

 今日の掲示板はこれ。「これでいいのだ」とは 赤塚不二夫原作の漫画・アニメ『天才バカボン』の登場人物・バカボンのパパの口癖。 上記のセリフをタイトルにした赤塚不二夫のエッセイ本「これでいいのだ」。 上記のエッセイをもとにしたNHKのテレビドラマ。 TBSの情報バラエティ番組『人間!これでいいのだ』。有名なバカボンのパパの言葉「これでいいのだ」は“あるがまま” “ありのままを受け入れる”という悟りの境地なのである。インドの哲学書「バガヴァッド・ギーター」は“神の歌”と言う意味の「行いのヨーガ(カルマヨガ)」について書かれたヨガの経典。これは、期待や見返りを手放して、自分のすべき行いにのみ心を集中することや、苦しみや悲しみの根源を知り、その束縛から心を解放して、本当の意味で自由になり、いつでも満ち足りている生き方の教えや、ヴェーダ(聖典)のエッセンスでもある「Tat Tvan Asi(タット トヴァン アシ)」=“You are That.(あなたが全体であり、真実である)”といった内容をバカボンのパパは一言で表しているのだという。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


借り物の 生命尊し 蝉の声

2018年07月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、上空の寒気や台風第12号に伴う湿った空気の影響で曇りとなっているが、夜遅くは雨が降る見込みで、雷を伴い激しく降る所があるらしい。気温は27.0度から31.7度、湿度は88%から64%、風は1mから3mの北西の風が少しばかり。香川県では、竜巻などの激しい突風や急な強い雨、落雷に注意する呼びかけている。明日の29日は、台風第12号が接近するため雨が降り、雷を伴って非常に激しく降る所がある見込みらしい。

 

 テレビでは台風だ台風だと言うているが、讃岐ではまだまだ、そんな気配はない。

 

 さすがに三日目の熱帯夜になると奥方も観念したのか、冷房を黙認して寝た。少しでもの明かりやライトでも完全に消してしまうのに、さすがに暑くて寝不足になったものだろうか。

 

 20時過ぎから寝てしまうと、21:30 23:00 0:30 2:30 とトイレに起きると、外が異様に明るい・・。そこでベランダに出ると、ほぼ満月の月とすぐ近くに火星が・・・。あ、これが火星大接近なのか。そういえば、今夜は月食か・・と、しばらく月夜をぼぉぉっと眺めていた。で、ようやくにエアコンを切って寝た。

 

 で、今日も「やる気 off 」の日。血圧、脈拍、体重、酸素計は正常。おなかの調子も正常。

 

 昨日、郵便ポストに入っていたこの本、amazon.comで格安で買った本である。

 

 夏休み子ども科学電話相談の前期と後期に登場する農学博士の田中修先生のご本である。楽しみにして買ったのだけれど、ごく当たり前のことが書いてある。「アントシアニン」や「クロロフィル」のことも、「朝顔の蔓の話」やトマトの中のじゅるじゅるのことも。先生の話をまとめたものだから、当たり前か。

 

 先日からやり始めていた「論文の整理」を、イヤイヤながらやっていたのだけれど、追い打ちをかけるように・・・。

 

 またまた、こうしたエラーが出た。今月の7日に交換をしたはずなのに、わずか20日でトナー切れ・・・。いつもは二ヶ月から半年ももつのに・・・。

 

 仕方がないから、なけなしのお小遣いを出して、トナーを買ってきた。「プリンター、トナーなければただの箱。」やる気のない上にやる気が失せた・・・。

 

 今日の掲示板ではない。私のやる気のないのに、さらに追い打ちをかける言葉。そうなのか、これは気まぐれなのか・・・。

 

 さらにさらに、やる気をなくする台風情報・・・。でも、四国は明後日の朝か・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「時が来ればお返しせねばならぬ 財産も借りもの 生命も借りもの」というもの。人の命はいつかは尽きる。それは誰しも理屈ではわかっていることだろうが、死んだ後にも財産を持っていくぞと言わんばかりに金を稼ぐことにあくせくしている人もいるのが事実。しかし、人は裸になって死んでいかねばならない。裸で生まれ、手ぶらで生まれたのだから、「念仏一つ、手ぶらで帰らねばならない」のだと教えてくれている。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えると、いいね。


北枕 どうしようもない 熱帯夜

2018年07月27日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、上空の寒気と湿った空気の影響で概ね曇っていたが、午後からは晴れてきて暑くなった。気温は27.4度から32.9度、湿度は84%から70%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。大気の状態が不安定となっているため雨や雷雨の所がある見込みで、高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みらしい。

 

 暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるように呼びかけており、香川県では、竜巻などの激しい突風や急な強い雨、落雷に注意するようにとも言っている。明日の28日は、台風第12号の影響で曇り、昼過ぎから雨が降り、雷を伴って激しく降る所がある見込みなのだとか。

 

 連日の熱帯夜で、いささかお疲れ気味に睡眠不足気味。夜中に枕を抱えて、一階の仏間やリビングやダイニングを放浪し、二階の和室や廊下や洋間やらと放浪の旅。

 

 ということで、今日は「やる気スイッチ」故障中・・・。

 

 昨年は、こういう「俵札研究」とか、

 

 大窪寺ガイドブック作成とかガイド研修とかをやっていたのに、今年は全く、パワーがない。

 

 少し歩けば、「ばたん・Q」だし、少し動くと、「ゼーゼー・ハーハー」と言うし。全くの「腑抜け状態」・・・・。69歳と70歳は、こんなにも違うものか・・・。

 

 暑中見舞いも頂いているのだが・・・、

 

 お返事を書くのが面倒になる。

 

 来週の日曜日には、「英国士官レキ没後150周年記念式典」も待っているし・・・。

 

 この論文集の正式バージョンの復刻版も待っているし・・・。

 

 あれこれと考えはするのだけれど、とりあえずはこれ・・・と、水分補給を優先させる。水分が入るとおなかが張る。呼吸困難になる・・・という悪循環。しばらくは動けない。

 

 今日の掲示板はこれ。「涼しさや 弥陀成仏のこのかたは」という小林一茶の俳句から。地球温暖化だ、環境保護だと騒ぐことは簡単だが、もはや文明生活を手中にした限り、私たちがそれを手放すことは容易ではない。いまさら、ろうそくや井戸水の生活には戻れないのは百も承知だ。阿弥陀さんはそんな私たちのありさまを救おうと、五劫という永い間、ひたすら思惟してくださり、成仏されたという。人間の思考や歩みをはるかに越えた、悠久の過去から、そしてまだ見ぬ未来へ向けて大きな願い(本願)をかけてくださっ ているのだとも言う。しかしながら、今のごとき念仏なき生活からは一茶の感じた風ほども聞きとることはできないかもしれないなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


飄々と 歩いてみたいぞ 夏日陰

2018年07月26日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.6度から34.5度、湿度は88%から66%、風は1mから2mの東の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みらしい。明日の27日は、上空の寒気の影響で概ね曇るらしいので、気の状態が不安定となるため、朝から夕方にかけては雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 今朝も蒸し暑くて、奥方は4:30に起きたが、最近は4:30というても薄暗い。時計を見ると、寝てもあかんなぁ・・と思ったし、蒸し暑くなってきたので、私も起きた。

 

 昨夜は9時過ぎに寝たのだけれど、奥方が9時半頃にやってきて、エアコンを消して窓を全開にして寝た。ま、いつものパターンだったのだけれど。ところが暑い・・・。これが「熱帯夜」というものか・・・。夜の気温が29.2度もあった。25度以上を「熱帯夜」と呼ぶらしい。

 

 これはかなわん・・・と、隣の和室に逃げ込んでエアコンをかけて寝たのだが、いつものエアコンの音と違うせいか、この音が気になって寝られないし、お年寄りが口癖のように言う、「エアコンの風は嫌い・・・」というのを実感した。扇風機に切り替えたが、この風もまた気持ちが悪い。で、0時を過ぎてから、元の洋間に戻ったせいで、今日は寝不足。

 

 連日、マシン室に閉じこもっているから寝られないのかも・・・と、気分転換に高松市香南歴史民俗郷土館に行ってみた。夏休み用の展示をやっているかなぁと出かけてみた。

 

 ここでは、香南歴史民俗郷土館の開館20周年を記念して、高松市に存在する文化財のうち、高松市南部地域(香南町・香川町・塩江町)の文化財を紹介していた。身近にある文化財の存在を知り、新たな発見と郷土の歴史や魅力を感じていただける企画展という触れ込み。

 

 紹介してあるおもな文化財は、【香南町】の・市指定有形文化財 由佐家文書の・県指定有形民俗文化財 冠纓神社の大獅子(古川大獅子(雌)*)、【香川町】の・市指定有形民俗文化財 祇園座衣装 *・県指定無形民俗文化財 祇園座、・市指定無形民俗文化財 ひょうげ祭り、・県指定有形民俗文化財 ひょうげ祭りの神具などなど。

 

 【塩江町】からは・市指定無形民俗文化財 椛川たたら踊り、・県指定天然記念物や岩部八幡神社のいちょうなどの展示があったが、もっと、貴重な文化財が並んでいるかと期待したのだけれど・・・。

 

 お昼からは、例の論文集が古い物しか残っていなかったので、最新のものに入れ替えて製本をしたのだけれど、中身は古い初期の頃の論文ばかり。最新の物はどこに保管をしたのだろうか。

 

 前書きやあと書きなどを修正して印刷したけれど、やっぱり、本文は古い物が混じっている。正式バージョンはどこに保管をしたのだろうか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「本当に自分を知るには やはり人という鏡がなくてはならない」というもの。昔からのことわざ、「人の振り見て我が振り直せ」ということか。自分だけでは傲慢になり、居丈高になり、井の中の蛙になってしまう。やはり、「人」という鏡がなくてはならないのである。高光大船師は、浄土真宗の僧侶。 石川県石川郡北間の富豪高木家に生まれ、檀那寺の真宗大谷派専称寺に養子として入りのち住職。1908年真宗大学卒。七尾で刑務所の教戒師を務め、清沢満之に師事。1916年藤原鉄乗、暁烏敏と金沢に愚禿社を設立し、雑誌『氾濫』を刊行。加賀の三羽烏と呼ばれる。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


突き抜けて 青空のある 日記帳

2018年07月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は26.8度から34.5度、湿度は88%から60%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるように呼びかけている。明日の26日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今朝もジンジンと気温が上昇してきた。英国士官レキ研究会の名札用のケースが少しばかり不足したので山越えでホームセンターに向かうことにした。

 

 すると山道で子鹿が飛び出してきたのには驚いた。

 

 英国士官レキ没後150周年記念式典は来月の5日の日曜日。レキさんが亡くなったのは12月20日なのだが、そのご子孫のブリジッドさんが8月の5日にお墓参りにおいでになるというので、急遽、前倒しで行うことになったもの。

 

 ということで、8月2日の県立病院の予約診察が終わればすぐに丸亀に向かい、3日の朝から会場準備などを行う。私は資料の展示とその説明役。4日は予備日と休養日。5日の朝から最終調整をして、10時10分のフェリーを待つ。ゲストさんや丸亀市長さん、報道関係者もその船で来る。それまでに会場の設営やら墓前祭の準備やらを完了させておかねばならない。

 

 今日の「夏休み子ども科学電話相談」で聞いたお話。このスイカの縦縞模様は何のためについているのか・・・という質問だった。そんなこと、考えたこともなかったが、「種の準備ができましたから、私を食べてください」というアピールのために目立つ色をしているのだという。植物は動けないから、動物に食べてもらって種を遠くへ運んでもらうための工夫だというのである。

 

 このおじさんが、甲南大学の教授、農学博士の田中修先生。スイカの緑色は「クロロフィル」という物質で、それがたくさん集まったものが、縦縞の模様なのだとか。みなさんも、「クロロフィル」という言葉を口にして覚えておくといい。

 

 今日は少しばかり気温が下がって33度から35度。でも、涼しいという感覚にはならなかった。

 

 体調の方も安定はしているが、この暑さだけに動くことには自信がない。

 

 ふと気がつけば、早くも稲の穂が出て、稲の花が咲き出している。早くも、そういう時期になったのか。

 

 セミも昼間の日中には啼かないが、朝夕の気温の低い時間帯にはよくないている。摂氏の25度付近がよく啼く気温らしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「斯(こ)う居るも 皆骸骨ぞ 夕涼み」という小林一茶の俳句である。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。文化七年、48歳の頃、「七番日記」執筆開始。帰郷して遺産交渉するも不調。11月、成美宅に滞在中、金子を紛失し、5日間足止め。「大江戸や芸無し猿も花の春」「故郷やよるも障るも 茨(ばら)の花」遺産相続で疲れた。故郷の人々は茨の花のように棘を刺す。「蝶飛んで我が身も塵のたぐひ哉」一茶は蝶に我が身を重ねることが多い。塵のようなつまらない人生だったか。「斯(か)う居るも皆骸骨ぞ夕涼み」こうやって生きてはいるが、死ねばみな骸骨だ。「ちる花や已(すで)におのれも下り阪」散る花のように、人生50を前に、何もなしえていないのにすでに下り坂か・・・。反省ばかりの一茶であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


セミの声 過疎の村には ちょうどいい

2018年07月24日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27.6度から今期最高の36.5度、湿度は94%から62%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みで、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 ギンギンの夏になった。夏になったからと、「島の家に行こう」とか「海の家に行こう」とかと言い出す人もいなくなった。子どもたちが大きくなると、それどころではなくなって、塾だ、予備校だ、学校だ、部活だと忙しくなったことらしい。

 

 朝方から、妙におなかが重いと感じるようになった。体重を量ると64.7Kgにもなっている。どこかに水分が溜まってきたみたい。胸水ではない。腹水なのかも知れない。

 

 今日も「夏休み子ども科学電話相談」の話題である。今年からか「AI、ロボット」のコーナーが誕生していた。時代の流れだな・・と思った。この方、父親が裁判官で、転勤のため何度か引っ越したようで、高校は東京都立西高校、大学は東京外国語大学外国語学部ドイツ語学科。さらに、東京大学大学院に進んで博士号まで取得している。さらに東京大学の助手まで務め、それから電気通信大学でも勤める。現在は、電気通信大学大学院情報理工学研究科の教授をしているという才媛。年齢は1969年生まれの49歳。中学生の娘さんがいるらしい。

 

 この先生は「水中の生き物」担当の久留飛克明(くるび・かつあき)先生。今日は「ベニクラゲ」の話が印象に残った。「不老不死」の生き物と言われている「ベニクラゲ」も実は死ぬのらしい。「不死」というか「若返り」をして、生殖にチャレンジしなおすのだとか。興味深い話やった。

 

 これが、その「ベニクラゲ」不老不死の生命体だと言われているもの。

 

 ま、そういうお話を聞きながら、いらない書類の整理をやっていた。気温はぐんぐんと上昇するし、おなかの調子はよくないし、できることからコツコツと・・・。

 

 英国士官レキ関連の資料は、もう、捨ててしまう。保存する資料は「丸亀市広島コミュニティーセンター」に寄付してしまう。

 

 毎年の、「ひまわりは、なぜ、東を向いて咲くのですか」という質問と、それに対する田中修先生の回答をニヤニヤしながら聞きながら、こういうものも作ってみた。

 

 今年の秋のイベント、「ルンルン♪ 紅葉の大窪寺となりきり遍路体験」用に使えないかと、お経の本を試作してみた。お遍路さんになりきって、正式のお作法を体験するならば、お経の本も納経帳もいるだろうに・・・。

 

 今日は奥方の公休日。「水分補給にどうぞ・・」と、スイカを持ってきてくれた。スイカとセミの声と子ども科学電話相談は夏の風物詩だ。

 

 お昼過ぎの我が家の温度計も36度を超えている。

 

 まだ、「終活」には早いのだけれど、冷房の効いたお部屋でできることと言えば、整理整頓。パソコンの周辺機器がどんどんと溜まっている。要らないと言えば要らないのだけれど、捨てるに捨てられない物ばかり。でも、いずれは捨ててしまうのだけれど。

 

 今日も「ガリガリ君」のお世話になった。こういうものを食べるから、おなかの調子がよくないのか。

 

 今日の掲示板はこれ。「ひと夏のいのちかぎりとセミが啼く」というもの。八月は「死」が身近な季節である。原爆記念日や終戦記念日、月遅れのお盆が八月であるからという以上の、死を身近に感じる季節である。この、生命の峻烈ともいえる季節に、ひときわ蝉たちは声高に啼き尽くし、叫び続けて死んでゆく。仲間たちはまだ梢にあるというのに、あるものは地面に落ち、狂ったようにもだえたかと思うとまた飛び立ち、再び地面に落下して死んでゆく。生命の烈しい燃焼と死の充実。あるいは生と死の落差にあらためて驚くということ。それを短い期間で気づかせてくれるということ。われわれが耳にする死の情報は抽象的なもの、頭の中だけの理解であることがしばしばである。けれども、蝉たちは身をもって教え示してくれている。これが現実であるのだと・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


愚痴もあり 言い訳もある 大暑かな

2018年07月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は27.1度から34.9度、湿度は90%から70%、風は2mから4mの西の風が少しばかり。香川県では、「23日昼過ぎから23日夜のはじめ頃まで急な強い雨や落雷に注意してください。」と注意を呼びかけているが、今のところ、そのような兆候はみじんもない。ただ、高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。明日の24日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 過去ログを調べてみると、昨年の今日は27.2度から30.6度、2016年の今日は、24.0度から31.1度、2015年の今日は、24.0度から28.0度と次第に高くなってきているのがわかる。

 

 今日はほぼ全県的に35.0度以上だで、どこにも出かける勇気はなかったな。

 

 ええっ、明日はさらに暑くなるのか・・・。

 

 いよいよ、今日から、「NHK夏休みこども科学電話相談」が始まった。高校野球香川大会も終わったし・・という「ロス感」が高かったのだが、しばし、これで楽しめる。

 

 初日となる7月23日に集結するのは、昆虫が専門の久留飛克明先生に、天文・宇宙が専門の永田美絵先生。植物が専門の田中修先生、そして動物が専門の成島悦雄先生といった顔ぶれ。私は植物の田中修先生が大好きだから、今週は楽しみだ。

 

 田中先生は、「アントシアニン・・言うんやけど、ちょっと、言うてみてくれる?」というのが口癖のよう。こどもたちに口で唱えて覚えさせる手法らしい・・。唯一の関西弁がいかにも田舎の農家のおじさんみたいで楽しい。

 

 植物があるから、すべての動物が生きられる。植物はじっとして動かないと思ったら大間違い・・・などの名台詞が関西弁で愉快に語られる。

 

 今日は暦の上での「大暑」らしい。大暑は二十四気の一つで、陽暦七月二十三日ごろに当たり、一年中で一番暑い時になるらしい。なるらしいが、今日はすでに蒸し暑くて熱めのお湯に浸かっているような気分になってしまう。

 

 今日の掲示板はこれ。「くらやみの中で 宝があっても つまずくだけだ」というもの。前川五郎松という人の、阿呆堕落偈(あほだらけ) から。闇と光について、いつかこんな言葉をお師匠様から聞いたことがある。「暗闇の中で宝があっても、つまづくだけや」と。燈明(あかり)をつけてもらうだけや、何にも変らぬ、見える見える、見えると安心や。と。暗闇の中では、宝物もご馳走も有り難い仏様も見えぬ。仏法を知らぬ者には経典も仏像も何も見えぬ。光という智恵を頂いてこそ、宝物やご馳走が見えるというものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。

 


乗り越える 壁の大きさ かたつむり

2018年07月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて、概ね晴れていたが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨の所があるらしい。気温は25.7度から33.4度、湿度は86%から68%、風は1mから2mの北東の風が少しばかりで、高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みらしい。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるように呼びかけている。明日の23日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

 

 朝の間、涼しいうちに旧宅周辺の現況写真の撮影をやっておこうと出かけてみた。

 

 すると、いるいるいる・・・。バイクなんぞの「走り屋」のお兄ちゃんたち。昨年の秋に死亡事故があってからしばらくはやまっていたのだが、またぞろ、若者が集まり始めているらしかった。

 

 そのすぐ先のカーブでは乗用車による自損事故。このあたりは事故多発地点。

 

 こういう、ヘアピン・カーブが多いために、バイクや乗用車なんぞの走り屋が集まってくる。若い頃には追い回していたのだが、めっきりと歳を寄せると、そういうパワーもなくなった。

 

 さて、お昼からは、高校野球香川県大会の決勝戦をテレビ観戦する。試合が始まっても、球場に入れなくて大渋滞になっているとかと聞いた。なにせ、高松高校と丸亀城西高校(旧丸亀商業)との決勝戦だから、高松対丸亀みたいなもんだ。

 

 ゲームは12:30に始まった。ここまで来れば、どちらが勝ってもよろしいと・・・みたいな気持ちになる。勝負事には勝ち負けがある。あるのだが、高校野球には敗者にもお立ち台がある。勝ったチームの監督にも、負けたチームの監督にもインタビューがある。

 

 そして、決勝戦では、勝者は「優勝校」で優勝旗や優勝盾が授与されるが、敗者にも準優勝旗や準優勝盾が授与される。

 

 35度を超える球場に、多くの観客が応援に集まっていた。日陰の席など、今日はない。

 

 結局の薬局で、今日の高松高校にミラクルはなかった。

 

 丸亀城西は、昨年の夏にも三本松高校と対戦して、昨年は涙をのんだ。そのリベンジの大会になった。

 

 高校野球大会は、みんなが通ってきた青春という時間。応援に、声援に、汗と涙に、それぞれの時間がかぶさって熱くなる。

 

 私は一人でスイカを食べながらの観戦だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「本当のものがわからないと 本当でないものを本当にする」という仏教学者の安田理深さんの言葉から。自分がどこまで知ってるかを識別していないと、自分では知ってる範囲が全てで本当と思うと自認してしまうもの。大切なことは知っていることと、知らない事を分別する力、つまり知識だと思うのだ。本当のこと、これは「真実」とか「真理」ということを指すのではないだろうか。それが探索できないと、当然、自らが下す判断は誤りとなることが多くなり、自ずと良い結果は出ないくなる。問題とすべきことは、「本当でないものを本当にする」ということではないだろうか。私たちは、仕事や生活の中で、常に真実とは何か、真理とは何かということをしっかり学ぶ必要があると言うことだ。今回の高校野球大会とかサヨナラゲームとか、戦いの流れの不思議さと秘密を垣間見て、そんなことを考えたことであった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


七月や お空の雲の 高いこと

2018年07月21日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨の所があるらしい。気温は26.3度から32.4度、湿度は86%から73%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。明日の22日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 朝方はカナカナカナ・・・というヒグラシの声で起こされた。私が子供の頃には夏休みの終わり頃になると啼きだしたものだったが、近年は夏休みが始まると啼き出すようになった。

 

 夏の野菜のゴーヤーが大きくなってきた。グリーンカーテンも夏らしい景色になっている。

 

 土曜日の朝は、「チコちゃんに叱られる」で目を覚ます。この表情と声は、どうやってるんだろうか。顔はCGであとで編集するんだろうか。本体は着ぐるみで中身はミッキーなのだとか。声は吉本興業の木村祐一というこわもてのおじさん。ボイスチェンジャーで変換するそうだが、かけあいがいかにもそれらしくて面白い。

 

 さて、今日は高校野球香川県大会の準決勝戦。一試合目が「観音寺一高」対「高松高校」。今日の高松市は8日連続の猛暑日だと言うていた。35度超えということらしい。ここは、高松市生島町にある香川県営球場(レクザム球場)である。

 

 ゲームは10時過ぎに始まった。追いつ追われつの好ゲームとなった。

 

  試合終了 高松 7-6 観音寺第一 手に汗を握る好ゲームだった。

 

 若さが、青春が、汗がほとばしる高校野球。

 

 第二試合は 英明高校 5-6X 丸亀城西 九回サヨナラの好ゲームだった。明日は、レクザムスタジアムで、高松高校 対 丸亀城西の決勝戦が12時30分、プレーボールになる。

 

 お昼過ぎに通販のお荷物が届いたので、少しばかりお出かけをしてきた。どうにも、荷物がいつ届くか、届くかと気になると、なかなかに出かけられないもの。

 

 暑い暑いと言いながら、今日もガリガリ君のお世話になる。

 

 今日の掲示板はこれ。「己の分を知り その分を尽くせ」というもので、いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。安岡正篤一日一言 ~心に響く366の寸言~
    
http://www.chichi-yasuoka.com/ 発行(株)致知出版社

 【自 分 】

自分というものは良い言葉である。

ある物が独自に存在すると同時に、
また全体の部分として存在する、
自分の自の方は独自に存在する、
自分の分の方は全体の部分である。
 
この円満無碍(むげ)なる一致を表現して「自分」という。

われわれは自分を知り、自分を尽くせば良いのである。

しかるにそれを知らずして自分、自分といいながら、
実は自己自私を恣(ほし)いままにしている。
そこにあらゆる矛盾(むじゅん)や罪悪が生ずる。

そういえば、何でもないようで、
実は自分を知り、自分をつくすことほど、
むずかしいことはない。

自分がどういう素質、能力を天賦(てんぷ)されているか、
それを称して「命」という。
 
これを知るのを「知命」という。

知ってこれを完全に発揮してゆくのを「立命」という。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。

       

蓮の花 経の一つも 出ぬままに

2018年07月20日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.8度から33.6度、湿度は88%から72%、風は1mから4mの東の風が一時は強かった。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。明日の21日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 いよいよ、今日が「終業式」で、明日からが「夏休み」という時期になった。空も緑も空気も雲も・・・夏休み・・・というにおいがしてきた気分。105/50 88 36.2 98 63.8Kg ということで、若干、パルス(脈拍)が高い。60設定なんだが、今朝は88もある。塩分が多めなんだろうか。体重は安定している。おなかの調子もいい。

 

 頼まれていた資料を探し出してきて印刷にかかったのだが・・・。

 

 いつもこうだ。急ぐとき、年金支給月でないとき、雨の日や猛暑の日・・・。俺たちに明日はない、キャッシュカードにも残はない・・・。

 

 でも、やり始めたお仕事は完結しないと前には進めない。歩き出したら歩き通すばかり。暑くて面倒だけれど、隣町の電気屋さんに行ってきた。

 

 これが私が使っているレーザープリンターのトナーである。1個でA4用紙2,500枚が印刷できる。前回の交換は病院から退院してきた直後の5月20日だった。ちょうど2ヶ月で2,500枚か・・・。

 

 本文はモノクロ印刷だが、表紙だけはカラー印刷になっている。これを四部欲しい・・というので四部だけ印刷した。代金は「お布施方式」。私の本は「非売品」。本屋さんでは売っていない本だから貴重なもの。しかも一冊一冊が手作りという代物。結構なお値段になるはず。

 

 今日は高校野球香川県大会は「休養日」でお休み。明日(土)が「準決勝」で、明後日(日)が「決勝戦」。「どちらになってもよろしいと、確かな覚悟ができました」うん?どこかで聞いたことのあるおことば・・・。

 

 調べてみたら、あった、あった。昔から伝承された「広大無辺」という歌があり、その3番目の歌詞に、「これから先のひぐらしは 幸か不幸か知らねども どちらになってもよろしいと たしかな覚悟ができました」とあった。

 

 3時のおやつはこれ。エアコンをかけた涼しい部屋で作業をしていても、なぜだか、手の指がつってしまったり、足がつったりして動けなくなる。まさかの熱中症でもあるまいと、予防だかくいしんぼうだかの「ガリガリ君」。

 

 できあがった四冊はすぐさま、郵便局から「書籍発送」しておいた。小さな事からこつこつと。

 

 ついでに、明日からのテレビ観戦用にかき氷とガリガリ君を補充しておく。

 

 今日の掲示板はこれ。「傲慢になったり卑屈になったり 一喜一憂している我が人生」というもの。いつもお世話になっている町内の善楽寺さんの掲示板にあったことばから。あの人の奥さんはきれいで優しそうだから幸せな家庭だろうなぁと、うらやんでみたり、あの人は大きな会社の社長さんだから優雅な生活をしているんだろうなぁと考えてみたりするけれど、他人より優れている人が幸せか・・・というとそうでもない。その人たちも自分と同じで、傲慢になったり卑屈になったり一喜一憂してるのである。世の中に幸せだけの人なんていないのだし、不幸だけの人もまたいないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


吹き抜ける サヨナラゲームの 百合は白

2018年07月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は26.5度から34.6度、湿度は92%から66%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みらしい。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとるよう呼びかけている。明日の20日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

  ということで、今日は休養日の予定。でも、簡単には休ませてはもらえない。

 

 ところが、私が島の家に行っている留守の間に郵便物が届いていて、当面の予定が山積みになってきた。

 

 その予定表を受けて、おへんろつかさの会の公式ホームページを更新しておく。行動予定表は早めに正確に迅速に・・・。

 

 そのついでに、私のホームページの行事予定表も更新しておく。こうした作業は、雨の日か猛暑の日かに行うことが多い。

 

 我が家の温度計は36度を超えている。とうとう、体温超えか・・・。

 

 また、こういうお手紙も頂いている。でも、思い出したように「興亜中学校」だ。太平洋戦争中に大陸を目指す若者を育てようと設立されたが、終戦後、「アジアを興す」とは何事かと廃校に追い込まれた学校だった。

 

 ところが、もう、6年も前に出した本だから、原稿が残っていない。そのときの資料も島の家にしか保管していない。島に関係する資料はしわく広島の書棚に保管してあるのだ。昨日、島から戻ったばかりなので、しばらくは島の家に行く予定はない。

 

 そりゃぁ、「興亜中学校」の資料なんて、どこにでもあるものではないし、「山口嘉次郎」の名前を覚えている人も少なくなった。でも・・・、はてさて・・・。

 

 10時から、高校野球香川県大会の準々決勝の4試合が行われた。このゲームは、観音寺一校 10:8 三本松、丸亀市民球場の英明高校 10:2 高瀬。第二試合の琴平高校 7:8X(9回サヨナラゲーム) 高松高校、丸亀市民球場の丸亀城西 12:0(7回コールド) 観音寺総合。暑い中でみんなご苦労だ。

 

 でも、貴重な貴重な青春の軌跡。暑いからこそ心に残る。熱いからこそ人々のこころに浸みる。

 

 ここにも、熱波の中で働く人がいる。道路周りの草刈りだ。こうした人々のおかげで、道路が安全に走れる。全く、この暑いさなかに頭が下がるばかりだ。

 

 お昼前になって、奥方に頼まれていた「奥方の薬」を処方してもらうために町内の医院に行ってきた。暑いせいか患者さんはいなくて、早々に薬を処方してくれた。

 

 その処方箋を、すぐ隣にある調剤薬局に持って行って、薬を調剤してもらった。たぶん、血圧の薬なのだろうと思うが詳しいことは知らない。

 

 今日の掲示板はこれ。「明日死ぬかのように生きよ 永遠に生きるかのように学べ」というマハトマ・ガンジーさんの言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。マハトマ・ガンジー[Mohandas Karamchand Gandhi] (インドの政治家・民族運動指導者・宗教家、1869~1948) 。
 原文はこうである。
Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.

 今日が人生最後の日だったとしたら、どうやって過ごすだろう。悔いが残らぬように一日一日を精一杯生きる!今という時間を精一杯に生ききる。学ぶ事には、これでいいということはない。最後の瞬間まで、学ぶ姿勢が大事だ。『富嶽三十六景』で有名な浮世絵師・葛飾北斎は享年90歳と長命だった。死を前にした北斎は、「せめてもう10年、いや、あと5年でもいい、生きることができたら、わたしは本当の絵を描くことができるのだが」と嘆いた。この偉大な絵師は、最後の最後まで修業をし、学び続けていたのだという。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ほととぎす てっぺんかけたか この眠さ

2018年07月18日 | 時にはぼぉっ~とする時

 丸亀地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は27.0度から34.8度、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとってください・・・と呼びかけけている。明日の19日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 昨日の昼に食べた肉まんが古かったのか、はたまた、冷麺と肉まん二個は食べ過ぎたのか、昨夜はおなかの調子が悪かった。膨満感もあったし、気分的なものかで夕食も進まなかった。だから、アルコール分も少なめで終わってしまった。

 

 自治会長さんが遅くなって来られたこともあったのか、なかなかに寝付けなかった。シャワーを浴びなかったせいもあるかも知れないし、蚊が多かったせいもあるかもしれない。0時半になっても寝付けないので、特別薬の「安定剤」を飲んでみた。午前6時前までぐっすりと寝て、トイレにも起きなかった。久々の薬は特効薬だった。

 

 朝の涼しい間、午前4時過ぎから起きて、雑草を燃やしますわ・・・と、自治会長さんには話しておいたのだが、そんなことで、6時過ぎからの焼却になった。やはり、おなかの調子が悪い・・・。胸水が溜まっている雰囲気ではない。

 

 火の後始末もあるので、10時40分かの高速艇にしようかとも考えたが、焼却もほぼ終わったので、てきぱきと片付けて、8時35分のしわく丸で帰ることにした。体が不調なときには、地方(じかた:四国本土)にいるほうが安心だ。

 

 朝からじりじりと暑い。会う人ごとに、「暑いねぇ」「暑いですねぇ」を繰り返す。「ぼーっとして生きている訳」ではないが、自販機でお茶を買って、お茶を取り忘れてしまった。きっと、チコちゃんに叱られる。

 

 この時間帯には、病院に行く人や買い物に行く人なんかで十数人の乗客が乗った。

 

 この頃になるとおなかの調子もよくなって、このような急な階段でも休まずに上って来られた。気分的な問題なんだろうか。昨日は、この階段が上がれずに、車両甲板に座り込んだまんまだったのに。

 

 それにしても、安定剤が残っているのか、まだまだ、眠たい・・・。

 

 ここはまだ、「硬券」の切符。奥方は、このフェリー代も、身障者手帳を見せて、半額で乗るように言うのだが、半額というても、285円だからな。手足も正常だし、目も見えるし、ペースメーカーなんて見えないのだから。どうにも、ここを半額で渡る勇気はまだない。

 

 家に戻ると、室内でこの気温。

 

 今日のさぬき路は、どことも35度から36度・・・。

 

 西日本から近畿・中部まで真っ赤っかの猛暑日・・・。あかん・・・。何をする元気も勇気も出ない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きるということは すなわち 悩みと共に 歩くことなのです」という枡野俊明さんの言葉から。「いま確かに生きている。その実感を体中で受け止めてください。寒さや暑さ、痛みさえも生きている実感としてとらえてください。悩みが生まれる原因は一つ。それは何かにとらわれているからです。欲望や夢、ときには人間関係にさえも執着してしまう。その執着心にこそ、悩みの発端があるのです。これだけは手放したくない、これは絶対に手に入れたい。この思いが叶わない時に悩みが生まれます。人間の持つ悩みとは、自分自身で生み出しているものが多いのです。(後略)・・・・・」

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


夏に来て たった一人を 持て余す

2018年07月17日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25.8度から34.2度、湿度は90%から63%、風は1mから2mの北北西風が少しばかり。明日の18日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるらしい。高温が予想され、熱中症の危険が特に高くなる見込みなので、暑さを避け、水分をこまめに補給するなど、充分な対策をとって欲しいと呼び掛けている。

 

 一週間ぶりの島帰りである。今日も7時出発で9時前に丸亀港に着いた。そして、今日も暑い・・・。

 

 9時25分発のフェリーボート「しわく丸」に乗り込んで先週と似たような時間帯。少しでも早く着いて、先週に刈った草でも片付けようと考えていたのだけれど。

 

 今日は船には数台の車と数人の乗客しか載っていなかった。こう暑いと、島でのお仕事も少なくなるのだろうか。

 

 島に着くと暑さが降り注いでくるような感じ。刈った草なんぞ干からびてしまっている。片付ける手間も必要ないというもんだ。

 

 これを燃やすには暑すぎる。明日の早朝にでも、少しずつ片付けるとしよう。こんな時間帯には無理無理、無理・・・。

 

 プライベートビーチに飛び込んでみたいが、心臓手術をして間がないのに、心臓麻痺でも起こしたら大変だと、ただ眺めてため息ばかり。

 

 午後からは、「英国士官レキ研究会」の最後の会議が行われる予定。平成22年に、島おこしのために何か研究をしよう・・・ということで始まった「英国士官レキ研究会」だったが、なんだかんだで8年が過ぎた。

 

 今年は、英国士官レキさんが亡くなって150周年。彼が亡くなったのは明治元年12月20日。その子孫の方がお墓参りに来られるというので、急遽、来月8月5日に記念式典を行うことになった。今日は、その最終打ち合わせ会。

 

 この方が行きだしっぺの笠井さん。当時は丸亀市の生活環境部長さんだった。そして、この150周年の慰霊祭を行って、この研究会を解散することになった。

 

 で、細かな部分にまで打ち合わせが行われた。今日は地元のお手伝いを担当する方やら、映像担当、紙芝居担当、音楽歌唱担当、受付から案内など、多くの方の参加もあった。特にイギリスからはトーマスさんの奥さんもが参加してくれた。

 

 この方が、そのトーマスさんの奥さんで日本人。この広島の青木浦で生まれた方。当日は通訳を担当される。

 

 女性陣からは細かな注文が次から次へと提案されて、会は大いに盛り上がったことだった。

 

 この変哲もないお墓だが、その裏には多くのドラマが潜んでいたのだった。その謎が一気に公開されるのも、もう、間もなくだ。当日には丸亀市長や報道各社も訪問予定だとか。当日までの体調管理が当面の目標だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「不安がない人生は楽しいかもしれません。しかし、不安があるから喜びも大きくなる」という長倉洋海さんの言葉からである。1952年、北海道釧路市生まれ。京都での大学生時代は探検部に所属し、手製筏による日本海漂流やアフガン遊牧民接触などの探検行をする。1980年、勤めていた通信社を辞め、フリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を精力的に取材する。中でも,アフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエルサルバドルの難民キャンプの少女へスースを長いスパンで撮影し続ける。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとするカメラアイは写真集「マスード 愛しの大地アフガン」「獅子よ瞑れ」や「サルバドル 救世主の国」「ヘスースとフランシスコ エルサルバドル内戦を生き抜いて」などに結実し、第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞などを受賞した。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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