さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は1.9度から10.0度、湿度は92%から56%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の3月1日は、はじめ高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で昼前からは時々曇る見込みらしい。
あっという間の一週間が過ぎて、恒例の火曜日は「俵札調査」の日。いつもの「おへんろ交流サロン」への出勤。
今年は雪を見ることなしに春を迎えてしまうんだろうか。二月末日だというのに春のような暖かさ。
今日は二人ほどの歩き遍路の方がお休みだった。
先週に引き続いて「ぱちぱちプロジェクト」のお話。高校生が考えた若いお遍路グッズの各種。高松工芸高校だから、いいプリンターがあるんだろうなぁと思うような作品が並んでいる。
私らは、「輪袈裟」はお店で買うもの・・と思い込んでいるし、ここで作業している女性会員さんらも、「えっ、お袈裟って、自分で作ってもいいの??」みたいな感覚だった。若い高校生は、白衣でもお袈裟でも朱印帳でも、なんでも自分たちで作ってしまう。
これは子供さん用の白衣と輪袈裟。これは安上がりだな・・と眺めていたら、これは高松の「保多織り」という織物で、子供用でも3,500円もかかっている。お店で買うと半分くらいで買えてしまう。手間や時間を考えれば、買う方が安いのか・・・。
さて、こちらでは「役員会」をやっていて、3月4日のイベント、「ルンルン♪春へんろ」の打ち合わせやら参加者名簿の確認やら集計やら、なんやら・・・。
私らは画像取り込みの最終段階。今日で全ての撮影が終わり、来月からの展示会に向けての資料整理。
私の作った「おへんろつかさの会公式ホームページ」を会長に見て貰って「OK」を頂いた。
バス会社の担当者さんにも来て頂いて、どのようなバスで、どういうコースで、どこにバスを駐めるかなどの打ち合わせもやっていた。
私は早めに帰宅して、参加者用の名札作りを担当する。ウォークはこの週末の土曜日。忘れないうちに名札作成。
頂いた名簿を確認しながら名札の作成。
ま、難なく作業は終了。
今月もバタバタとした一ヶ月になった。明日からの3月も予定がいっぱい・・・。
今日の掲示板はこれ。「人生が行き詰まるのではない 自分の思いが行き詰まるのだ」という安田理深先生の言葉から。昔々一匹のウサギがいた。ウサギは秋の間中、ずっと木の実を集めては山の中に隠しておき、隠し場所を忘れないように何か目印はないかと探した。ふと見上げると雲が見える、この雲を目印にしようと考えた。そして冬、雲が動くことを知らなかったウサギは目印を見失い、そして蓄えを全て失った。ウサギは我々の鏡である。変わりやすく不確かなものを人生の目印にしてしか生きられないのが我々ではないか。家族、お金、健康、仕事…。自分を輝かせるために、それにしがみつき、生きがいを見出そうとする。人生が上手くいっているときは、自分が目印にしているものが不確かなどと思いもしない。しかし、どうすることもできない状況に出会ったとき、自分が人生の目印にしていたものは、何とはかないものだったかを思い知らされ、絶望と空しさで、どう生きていいか分からず迷う。そして、人間はそれを繰り返すのである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。