まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

まぶしいぞ 小春日和の 空の蒼

2013年11月30日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたすが、寒気の影響で雲の広がっている所もあった。今日の気温は3度から12度、湿度は70%から56%。風は0mから4mほどの北西の風が少し。明日の12月1日は、気圧の谷の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 今朝は無風で気温も低かったので、先月だかに剪定をした庭木を片付けることにした。切り取った枝を、この写真の中央に運んで、少しずつ燃やして処分。バサバサと枝を切り落としたが、すっかりと軸も葉っぱも枯れていて、きれいに片付いてしまった。

 

 裏庭の柿の木の残りもみんな折ってきた。「桜切るバカ 柿折らぬバカ」という言葉があるが、柿の木はノコやハサミで切ってはならぬのだそうだ。かならず折っておかないと、次の実がならないのだとか。

 

 で、10時45分発の高速艇、「ニューびさん」でしわく広島を出た。11時過ぎに丸亀港に着いた。

  

 丸亀市港町にある丸亀魚市場構内にあるのが、この「セルフうどん・喰うかい」というプチ・セルフのお店。別にうどん店というわけではない。ラーメンもあるし。

 

 で、朝昼兼用のおうどんがこれ。「牛すじうどん」で380円。メニューは、かけうどん・釜揚げうどん・ぶっかけうどん・ざるうどん・冷やしうどん。やっぱり、「牛すじうどんを食べるしかないなぁ・・」と。でも、そんなに油こくもないし、さっぱりとした味だった。

 

 さて、秋を探して・・・丸亀市からまんのう町経由で綾川町・塩江町を経てさぬき市へ戻るという山間部コースを取った。

 

 目的はここだ。さぬき市多和にある、旧多和小学校。

 

 こちらは「とれとれ産直市」。とはいうものの、あんまり野菜も並んでいなかった。

 

 それだし、珍しい野菜も見えなかったし・・・。

 

 道ばたにはこういうのぼりがはためいている。「それではいかなくてはだな。・・」ということで駆けつけたのだけれど・・・。

 

 これが、旧校舎を利用した「どぶろく工房」らしい。「天体望遠鏡博物館」なんぞめじゃない。

 

 これが、その多和ブランドのどぶろくのラベルらしいが、とっくに販売終了ということだった。もっと、早くに来ないといけないのか・・・。

 

 ということで、お昼過ぎに我が家の戻ったら・・・奥方がいない・・・。カレンダーをみたら、神戸の中学校の同期会で今夜は神戸でお泊まりらしい・・。ああ、今夜も独居老人なのか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「ほめる人もいる けなす人もいる しかし その身になって 本当のことを云ってくれる人はなかなか いないもんです」という、荒了寛さんのお言葉。確かにそんなもので、ほめたり、けなしたりはしてくれるけれど、本当のことを云ってくれる人は少ないし、また、このわたし自身が、ほんとうのことを言ってあげるという人もまたいないものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


肩の荷を 下ろす霜月 暮れにけり

2013年11月29日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

しわく広島地方は冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側では雲が広がり、山地を中心に雨や雪の降っている所があったとか。気温は8度から10度と気温が上がらない。湿度は78%から60%。風は4mから7mの西南西の風。明日の30日は、高気圧に覆われるため、概ね晴れるとのこと。

 

 講演会は午後からなので、朝の間は集落内を歩いてみた。朝方は空気は冷たかったが、気持ちの良い朝になっていた。

 

 「江の浦」という集落を1時間ほど歩いてみたが、人っ子一人として出会わない。車にも自転車にも出会わない。犬も猫もいない。まるで無人島にでも来たような感覚。でも、300人ほどは住んでいる筈・・・。

 

 高齢者は次々とお浄土に帰って行くし、若者は丸亀や坂出の町に出てしまうし。島の活性化をやろうにもどうにもならん・・と、昨日の高速艇の中で話し合ったことだった。しかしのかかし、島の女性たちは意気盛んで、「島案内人」プロジェクトを立ち上げてお勉強中だとか。

 

 島恒例の「月見カレーうどん」。朝ご飯をしっかりと食べて、11時からこのカレーうどんにご飯をすこし食べたらおなかが満腹になって・・・。ズボンのベルトが合わなくなって困った。

 

 広島コミュニティーセンターというのか、丸亀市役所広島支所というのか、広島公民館というのか、ともかく、ここで今日のお勉強会が開かれる。

 

 私は会場設営と機器接続のために12時過ぎにここにやってきた。

 

 講演会場はこんな感じ。座席はおよそ、30人分。資料もその数だけ作ってきた。

 

 講演時間は一席一時間。咸臨丸について、およそ40分。英国士官レキについて20分という時間配分。だから大急ぎの駆け足のお話になる。

 

 島案内人・・・ということだったから、女性が多いのだろうと思ったけれど、男性も案外と多い。

 

 お話は、なぜ、咸臨丸が作られたのか。なぜ、咸臨丸がアメリカに行くことになったのか。なぜ、塩飽の人たちが咸臨丸そのほかの船に乗ることになったのか。そして、咸臨丸はその後、どうなったのか・・。そして、咸臨丸に乗っていた、しわく広島の12人の水主(かこ)立ちはその後、どうなったのか・・というお話。

 

 そして、私たちが見つけた英国士官レイクのお話と後日談・・・・。ちょうど、一時間でまとめることができた。いつも、聞いてきた咸臨丸の姿や、レキの墓についての話も、ちょっと違った面からのお話は意外に好評だった様子。「へぇ~・・・」というような反応。

 

 こういうお話は得意なんだが、どうにも法話の「本願」とか「安心」とかになると、話がうまくは流れてくれないので困る。それだけ、本願や安心や信心が身についていないのだろうね。

 

  今日の掲示板はこれ。「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」という森信三先生の言葉である。このあとに、「しかし、内に求める心なくば、眼前にその人ありといえども縁は生じず。」という言葉が続く。

 

 森信三先生は、日本の哲学者、教育者で、「人生二度なし」の真理を根本信条とし、
「全一学」という学問を提唱した。自分から進んで求める心がなければ、目の前に出会うべき人がいても、関りは生まれない。自分の人生を決めるような、生涯の師と呼べるような人と人間は必ず逢えるが、自分から進んで探す心が大切だと言っているのである。待っていても、棚からぼた餅は落ちては来ないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、逢えるといいね。


ようように 荷物下ろして 冬が来る

2013年11月28日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため雲が広がり、雨や雪の降っている所があったらしい。高松市ではいちょうの落葉が観察されたとか。平年より9日早く、昨年よりも1日遅いのだとか。今日の気温は11度から4度。それも朝から夕方に掛けるほど下がってきた。日中でも6度だった。山沿いでは雪になったのかも。湿度は68%から48%。風は6mから2mの南西の風。いよいよと冬がやってきたという印象。

 

 明日の29日は、冬型の気圧配置が続くため雲が広がりやすく、雨や雪の降る所がある見込みとか、雷を伴う所もあるらしい。

 

 朝方は、旅の支度。29日のしわく広島での講演会の資料の調整やら準備やら。食料も持参しなければならないし・・・。そんな準備を終えてから、早めの昼食ということで、ここに行った。さぬき市志度にある「こがね製麺所・志度店」

 

 で、マイブームになりつつある「しっぽくうどん小」で、380円。ここは白味噌仕立てということで、お出汁が白いのが特徴。野菜もお出汁もベリーグッド。

 

 冬になったら、やっぱり、しっぽくうどんだなぁとは思っている。私の単なる感想だけれど。

 

 最近は、「ネギはスプーン二杯までにしてください」とか、小さなスプーンにするとか、お店側でトッピングするとかの節約モードだけれど、ここは太っ腹。「入れ放題」ですと。

  

 で、今日もさぬき市志度、さぬき市役所近くにある「さぬき市働く婦人の家」でのボランティア。

 

 奥方のけいこばぁの通っている洋裁教室のファッションショーが文化祭で行われたらしい。それをビデオに撮ったものを、私のプロジェクターで大型スクリーンに映して欲しいということで。先週にもやったのだけれど、それはA班だったので、今度は、B班にも見せて欲しい・・・ということで。

 

 ご婦人たちは、こんな感じで和気藹々として洋裁を楽しんでいる。

 

 その後、私は丸亀市内に移動して、「丸亀市立資料館」に立ち寄った。ここで、塩飽史談会の堀家先生の所蔵品の展示会をやっているという案内をいただいていたもので。会期がせまってきたので、ようやくにやってきたというわけ。

 

 この方の本職は「獣医」さん。そのかたわらで近代史に興味をもって、金比羅街道とか、丸亀市内のすべての神社や狛犬、宝きょう印塔などの調査をやっている。このコレクションはすごいものがある。

 

 今回は瓦や印塔の模型とか・・・。それに拓本もたくさんの資料があった。

 

 こういうものが、「宝きょう印塔」というもの。この研究では県下随一なんだろうと思う。

 

 この方が、堀家先生。

 

 15時10分のフェリーに乗り遅れて、その後、」時間つぶしに資料館に立ち寄って・・・。結局の薬局。17時半の高速艇に乗って島に帰った。

 

 ということで、今日は長い1日になってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中すこし広くなる」という榎本栄一さんの言葉。先生の場合はしくじるたびに世の中がすこし広くなるらしいが、私の場合には、しくじるたびに世の中がすこし狭くなるような気がする。

 

じゃぁ、また、明日、あえるといいね。


お遍路の 背にもみじ葉は 遠慮無く 

2013年11月27日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で次第に雲が広がり、夕方から雨が降るらしい。気温は5度から16度、湿度は66%から46%。風は1mから4mの南風。明日の28日は、冬型の気圧配置となるため雲が広がり、雨や雪の降る所がある見込みとか。だんだんと冬めいてくる。

 

 朝方はよく晴れていたので、洗濯物を干したり、紅葉見物に行って来た。連日、マシン室というか事務所にいると目がチカチカするし、肩も凝る。それに運動不足にもなっているし。

 

 昨日のことだ。足のつま先の爪を切ろうとしたけれど、大きなおなかが邪魔をして爪が切れない。「それじゃ、ダメじゃん。春風亭昇太」ということで、少しばかり運動をするようにした。寒い時期でもあるし、無理して肺炎にでもなったら大変だ。少しずつ、少しずつ。

 

 まさに・・・燃えるような赤だ。四国霊場88番札所大窪寺の境内は、このようなかえでが真っ赤になっている。

 

 今日は平日ともあってか、カメラマンの数は多くなかった。お遍路さんなのか、観光客なのか、マイクロバス数台を連ねてやってきていた。もちろん、時期がいいからお遍路さんも多い。この「おへんろさん」というのは、四国だけの言葉で、ほかの札所や霊場では「巡礼」とか「巡拝」さんというらしい。

 

 お遍路をしたいとか、遍路道を歩いてみたいとかということはないのだけれど、四国にいると、これはもう、「文化」なんだなぁと思っている。「お遍路文化」「お接待文化」というものは、文化遺産として残して欲しいとは思っている。「おへんろみちを、世界文化遺産に」という運動もあるらしいけれど、そんな立派な物でなくとも、何かわたしも、その一助になればいいなぁとは思っている。

 

 で、ここでお昼のおうどんを食べようかとも思ったけれど、ここの「打ち込みうどん」は850円もする。だから町に出て、普通のおうどんを食べる事にした。それだし、時間的にお店はいっぱいだったし・・・。

 

 で、下界に降りてきて、さぬき市長尾西にある「おかだ食堂」に入った。ここも一般店である。一応、「おかだ食堂」とはいうものの、れっきとしたおうどん屋さんだ。

 

 お店は若夫婦とおかあさんがやっているように見えた。まるきりの他人なのかも知れないけれど。そこまでの詮索はしない。

 

 で、最近のというか、これからのマイブームにる予定の「しっぽくうどん」小で450円だった。ここのお肉が硬かったのが印象的だった。あれも鶏肉だったんだろうか・・・。野菜はどれもまろやかでおいしくいただいた。

 

 しかしのかかし、四百字詰めの原稿用紙を8枚ほど書いただけで、両方の肩がきんきんに肩こりになった。文字を書いていない証拠だし、文字を知らない証拠だなぁと反省した。明日はファッションショーの映写会だし、その後、しわく広島入りする。そういうことで来週の月曜日までは論文書きというか文字書きは休憩することにした。

 

 午後からは、29日の講演会の資料作成・印刷などをやっていた。今週いっぱいの行事が終われば、本山へのレポート提出、年末準備などの時期に入る。いよいよ、年末モードに突入だな。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に確かなことなんてない。それだけが確かなことなんだ」というもの。映画「ビューティフル・マインド」の中の台詞らしい。これだけのことばで、とやかく言える筋合いではないのだけれど、「これが正解」「これが真実」「これこそほんもの」というようなものは存在しないんだなぁということはわかる。最近の「産地偽装」とか「食品偽装」とかのように、確かだと思っていても内実は違う。私たちの人生も、確かな物の筈の歩みだけれど、終わってみたら、そうではないのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


迷い道 秋の日暮れの 速いこと

2013年11月26日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がっていたが、高気圧に覆われて概ね晴れてきた。気温は10度から12度。朝も日中も変わらない温度。湿度も54%から50%と、こちらも変化がない。風は2mから4mの西北西の風・・・。明日の27日は、はじめ高気圧に覆われて晴れるらしいが、午後は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降る所がある見込みとか。

 

 昨日も我が家にいたのに、郵便屋さんは、「不在でした」という連絡票を残してさっさと帰って行ったもので、今日は午前中は、そのお荷物が届くまでは・・・と頑張っていた。

 

 その合間にも、本山からのレポート作成作業。なんというか、こういうものは、提出間際にならないと集中できない。10月あたりに、「12月31日必着」と云われても実感できなくてそのまんま・・・。でも、12月の下旬には旅行が入ったもので、少し早めに準備中。

 

 お荷物が届いたのは11時前。それまでは、車が来ても分かるように、窓を半開にしていたし、玄関も開けて置いたから寒い寒い・・・。千葉の無邪鬼さんからの贈り物。ドクターに言わせると「利尿剤」らしい・・・。ありがたいことだ。

 

 お荷物が届いたら外出可能。それでも時間がないので大急ぎ。とにかく、12時前になると、どこのうどん屋さんも食堂も一杯になる。それまでにお店に入らねば・・・と。

 

 ということで、やってきたのは木田郡三木町池戸(いけのべ)にある「手打ちうどん・味泉(みせん)」というセミセルフのおうどん屋さん。お店の左手が入口。そこで店長さんがおうどんを打っている。その実演を眺めながらカウンターで注文して、麺を受け取って、ご飯物や天ぷらものをチョイスして会計するシステム。

 

 今日も野菜たっぷりの「しっぽくうどんの小」で400円。さっぱりとしたお味だった。

 

 その後、郵便局で荷物を送ったり、うどん屋さんからおうどんを贈ったりしながら・・・。

 

 

 こうしてみると、秋まっただ中・・・という景色なのだが、風は冷たくなっているし、太陽の光が弱々しくなっていて、まさに周囲は初冬・・・という雰囲気。

 

 迷犬ごんの散歩道もすっかりと冬支度。

 

 それはそうとして、昨日のことに、わたしの同級生が亡くなったという訃報があった。遠い親戚になるのだろうけれど、小学校も中学も同級だった。当時はそれがいやでいやで、親戚が同じ教室にいるというのがたまらなかったが、こと、遊びに関しては、楽しい思い出がいっぱいあった。しかしのかかし、そういう年代になったんだなぁと・・・感慨ひとしお。

 

 午後からも、法話原稿の推敲とか修正とかで日が暮れた。今夜は奥方がお泊まり勤務なので独身貴族・・・というか、独居老人。早くから玄関や勝手口の施錠して回った。全くのお年寄りになったものだと・・・自信喪失。

 

 今日の掲示板はこれ。いつものお友達のお寺にあったもの。「病めるひとのほほえみで、元気な人がなぐさめられる」というもの。不思議な言葉だなぁということで調べてみたが、誰のどういう言葉だかわからなかった。病院にお見舞いに行って、励ますつもりが逆に励まされた・・・というような風景だろうか。そういうことって、あるんだろうか。そういう意味で、印象に残った言葉だった。

 

じゃぁ。また、明日、会えるといいね。


もみじ葉に  まとめきれない 予定表

2013年11月25日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は通過中の寒冷前線の影響で雨が降っており、激しい雨の降っている所もあるらしい。気温は16度から19度、湿度は76%から83%。風は4mから11mで南東の風が吹き荒れた。明日の26日は、寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 朝方は曇りだったが、大雨だとか強風が吹き荒れるとかと聞いていたのだが、そんなに恐れることでもなかった。だからという訳でもないが、今日はお真面目にお勉強。

 

 本山からのレポートの作成・・・。ワードで作成した資料を、原稿用紙版に写して字数を確認。それを指定の様式に手書きで書き写す作業。今日は、字数とか言葉の調整を二科目。清書は来月に入ってから・・・。じっくりと推敲も必要で・・・。

 

 しかしのかかし、手書き文字なんぞ書くことがないから、文字が分からない、意味がわからない、肩が凝る、目がチカチカする・・・。

 

 ということで、今日はここに行った。さぬき市津田にある「さぬきうどん羽立(はりゅう)」さん。奥方のけいこばぁが、「羽立さん、大きなお鍋でしっぽく作っていたよ」というもので、それは味見をしなければ・・・ということで。

 

 これがここの「しっぽくうどん小」で450円。こんにゃく・ダイコン・ニンジン・サトイモ・鶏肉が入っていたかな。ここは一般店だからおねぎまでお店がトッピング。汗を流しながら食べたことだった。

 

 店長さんとおかあさんのあいだのお鍋に「しっぽく」の野菜の具材がいっぱい・・・。

  

 昼前から雨になった。ということで、午後からもレポートの整理の続き。それとか、今週金曜日の講演会の準備。

 

 これが、パワポを使っての講演会のオープニング。これのあとに、「英国士官レキの墓」についてのシートを連続して貼り付けてある。だから100頁の長編大作。これを60分でお話しするのだから大変だ・・・。途中の天文観測とか、船速測定とか専門的な部分は省略。

 

 昨日のプラモを並べた棚の横には、戦艦大和と宇宙戦艦ヤマト、それにわたしの自作の咸臨丸(?)・・・。

 

 お昼を過ぎると激しい雨と風が暴れ出したが・・・夕方になると雨も上がって青空まで見え始めた・・・。

  

 全く・・・なんとかごころと秋の空だ。

 

 でも、強い風で飛ばされた落ち葉が我が家の庭先から玄関から・・この調子。

 

 いよいよと紅葉もおしまいになって、来週からは師走に入る。あっという間の一年だったなぁと思ったりするころ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「むかしまいた小さな種が わすれたころにぼつぼつみのる」という榎本栄一さんの言葉。思い出せないような若い日に蒔いた種。それが忘れた頃にぼつぼつと成果と成って実ってくる。いい種だといいのだけれど、若い頃に冒険した些細なことが、歳をとってからじわじわと実って来ると少しばかりこわい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


小春日のように やさしくあればいい

2013年11月24日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で、夕方からは雲が広がってきた。25日は、寒冷前線が通過するため、朝から昼過ぎまでは雨が降り、雷を伴う所がある見込みとか。25日未明から強風、高波のおそれがあるらのだとか。今日の気温は7度から15度、湿度は74%から59%。風は1mから4mで南南東の風だった。

 

 今日も昨日に引き続いてのプラモデル造り。乗りかかった船だから仕方がない。

 

 昨日の脚部の塗装修正とか細部の塗装をやったり・・・。

 

 ボディ部分や腕の部分の制作。部品が小さいから、老眼鏡を掛けたり外したり、時にはルーペで覗いたり・・・。部品の取り付け方法を間違うと、胴体と腕が接合できなくなったりする。それだし、身体が動かなくなってしまったりする。

 

 それでも、お昼前には制作終了。塗装の細部を修正したり、部品の接合状態を点検したり。普通は最後に「汚し」をかけるのだが、今回はそれはやめにした。

 

 で、ガンダム RX-78-5 と一緒に並べてみた。後ろは MS-06S シャア専用ザク。

 

 今日は、奥方のけいこばぁのおごりで、ここになった。さぬき市長尾東にある「うどん亭・いわせ」という一般店。おそらく「岩瀬」と書くのだと思う。けいこばぁ、お勧めのお店。

 

 けいこばぁは、いつものかけうどんにおでんにお寿司。わたしはこの、「しっぽくうどん」で550円。冬季限定・・・ということで、これが野菜が豊富で健康的かなぁと。あんまり、根菜類は好きじゃないので、こういう場合にしか食べないものだからして・・・。

 

 「塩分摂取量や野菜不足が気になって…」、そんな不安に優しく応えてくれるうどん店が「いわせ」。ミネラルやカルシウム、鉄分を豊富に含む天然の岩塩で練り込んだ麺、そして天然昆布をベースにミネラル軟水で炊き出しただし、甘みづけには黒糖や氷砂糖を使用するなど、健康面への気遣いが満載なお店。(四国新聞・うどん遍路HPから)

 

 けいこばぁは、グリーンピースの苗を植えていて、その支柱やらネットを張る準備をしている。どうにもならなくなると、携帯電話でわたしにお呼びが掛かる。まだ、豆の苗は小さくて、まだまだ支柱やらネットがいる時期ではないのだけれど・・・。

 

 ま、「できることから、コツコツと・・・」ということで、少しは運動もしないといけないし、おなかごなしもしなければいけないし・・・ということで、お手伝い。迷犬ごんは「遊んでちょうだい」コールをするのだが・・・。そうそう、わたしもつきあっていられない。

 

 いよいよ、11月も最終週に入る。やるべきことはやってきたけれど、あと、残っているのが、今週木曜日のファッションショーの上映会と、金曜日の「しわく広島と咸臨丸。そして英国士官レキの墓に関する講演会」。

 

 明日からは、その講演会用の「パワーポイント」資料の最終確認とリハーサル。持ち時間は1時間。それように調整作業。1時間をいかに柔らかく、わかりやすいように、「島案内人」に分かるように説明する工夫が必要。

 

 今日の掲示板はこれ。「人も草も木も虫も 同じ物は何一つもない 同じでなくてもみな光る」というもの。おなじみ、「榎本栄一」さんのお言葉である。自然界にあっても、同じ模様に見えてはいても、同じ物は一つもない。同じような生き方もまた一つもない。それでいて、一つ一つがみな光輝いている。「咲いた咲いた チューリップの花が 並んだ並んだ 赤白黄色 どの花見ても きれいだな」の童謡が口を突いて出てくる今日このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


秋の日が 野菜畑に ダンスする 

2013年11月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6度から14度、湿度は72%から48%。典型的な小春日和だった。明日の24日は、昼過ぎまでは高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷が近づくため夕方からは雲が広がる見込みらしい。

 

 今日は勤労感謝の日。いつも働いてくれている奥方のけいこばぁに感謝して、お買い物の運転手。昔は、「アッシー君」とか言うとったけれど、そういうことばは死語になってしまったのかも。

 

 「農家の店・しんしん松南店」ほかに行ってきた。ここでは農薬とか液肥とか野菜を作る資材なんぞを買って来た。そのほか、スーパーに寄ったり、新鮮市場に寄ったりの大サービス。

 

 ということで、今日はここでお昼になった。木田郡三木町鹿伏(ししぶせ)にある「讃岐うどん処・麺喰(めんくい)」というプチセルフのお店。

 

 で、わたしは冬の定番、しっぽくうどん小で410円。けいこばぁは「かけうどん」一筋。それにチラシ寿司に白身魚の天ぷら・・・。働き者はよくたべる・・・。

 

 で、午後からは、けいこばぁは畑仕事。「さっちゃん農園」も「けいこばぁ農園」に名前を替えないといけない・・・。

 

 わたしは・・・というと、掃除の合間に見つけた、このプラモデル。数年前に孫たちと一緒に買ったものの・・・そのままになっていたもの。今日は、お勉強もお休みして・・・と思って・・・、これの制作に取り掛かった。

 

 こういうパーツだ。これはカラーリング(塗装をしなければいけない)用だなぁと、資材も探し出してきた。つまり、このパーツに塗装をして、接着剤で貼り付ける旧式のプラモデル。最近の物は、最初からそれようの着色された部品を、接着剤なしで組み立てるようになっている。

 

 塗装用の水性塗料・・・。でも、二年以上使っていないから、ほとんどが固まってしまって使えない。

 

 組み立て用工具・・・。とりあえず、今日はパーツのカラーリングと脚部の組み立てまで。

 

 これが完成予想図らしい。これの、足の部分。この写真の下、三分の一の部分までできた。これは「機動戦士ガンダム」の敵役になる「GOUF:グフ」のフライトタイプ。おじさんもがんばるやろ・・・。これをいかにカスタム化できるかだ。できあがってのお楽しみ。

 

 その合間にも畑の中から携帯電話でけいこばぁに呼び出される。「水中ポンプが水を吸い上げないので、何とかして欲しい」とか、「液肥のフタが回らないので,回して欲しい」とか、「シイタケが生えているので、台所からザルを持って来て欲しいとか・・・。携帯電話でリモートコントロールされる亭主になっている。

 

 はいはい、今日は勤労感謝でございます。いつもの、勤労にご苦労さまでございます。昨日の掲示板の「非勝三原則」を遵守です。明日になったら忘れるけれど・・。

 

 ということで、今日は、お勉強をすっかりと忘れて、勤労に感謝、お勉強に感謝、パソコンにも感謝の1日でありました。

 

 今日の掲示板はこれ。「形見とて 何か残さん春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉」という良寛和尚の言葉らしい。「春は花 夏はほととぎす 秋は月 冬雪さえて涼しかりけり」という道元禅師の焼き直しのようでもあるけれど、実は良寛禅師の辞世である。良寛は「死んで後に遺すものは何もありません。春には花を、夏にはほととぎすを、秋には満山の紅葉を遺しておきますから、どうか良寛の遺品だと思って可愛がってやってください」というわけであろう。

 

 自然がそのまま良寛であり、良寛がそのまま自然であった。この不二の心境を体得することが仏法、ことに禅というものである。この自然のすべてがそのまま"荘厳浄土"であり、一切衆生がそのまま"仏"であると、はっきり認識される、すばらしい人類最初の眼を釈尊がお開きになったのであった。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


いい夫婦 公孫樹落ち葉の 散歩道

2013年11月22日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で雲の広がっている所もあった。気温は5度から14度、湿度は70%から50%。風は1mから4mの西北西の風。明日の23日も引き続いて高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日も天気がいいので、少しウォーキングでも・・と、集落内一周をしたが、やっぱり、ふくらはぎがパンパンになってお散歩モードになってしまった。でも、少しずつでも歩かないと歩けなくなってしまいそう・・・。

 

 お猿さんはひなたぼっこでゆっくりとしている。全く、のんきなもんだ。おさるには学校もないし、税金もないのだからして・・・。

 

 歩けないのでは・・・・ということで、またもお勉強。「正信偈と五念門」・・・。これを、どうやって法話にすればいいものか・・・などと。全く、ドライ・アイが進行中・・・。

 

 今日は小雪なんですと。小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20番。立冬と大雪(たいせつ)の中間で、この日から大雪までの期間で、わずかながら雪が降り始めるころ。

 

 おまけに今日、11月22日は「いい夫婦の日」なんですと。なんでもかんでも記念日。毎日が記念日ってことやねぇ・・・。そういえば、若い頃の我が家は「毎日が 忘年会です うちの家」というのがキャッチコピーだった。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市津田にある、「道の駅・津田の松原」構内にある「松原うどん」というセルフのお店。

 

 セルフというても、ここもプチ・セルフのお店。

 

 今日のおすすめということで、カレーうどんを食べる事になった。

 

 このおうどん、表の看板にもあったけれど、少しばかり辛い。そこで、かけうどんのお出汁を少しばかり入れてもらうとマイルドな味になる。ここのお店ではネギまでお店がトッピングしてくれる。最近はネギが高いのか、セルフのお店でも最初からネギ入りで出されるようになった。

 

 さてさて、またもお勉強の案内が・・。今度はお遍路さんのお墓「へんろ墓」についての講義で、実地研修ということらしい。昔は不治の病を治すためか、死出の旅だったものか、「捨て往来」という帰りのない手形を持ってのお遍路だった。そして行き倒れたおへんろはそのあたりに埋められたが、地域の人がささやかな墓標を建てている。そんなおへんろさんのお墓探しの旅。

 

 これが、来年の研究テーマになるかなぁ・・・。

 

 それとも、「おへんろつかさ養成講座講義録」という資料集にしようかとも考えている。あ、まだ、来年の話はしてはいけなのか。鬼に笑われても仕方がないか・・・。

 

 ふと、来月のことを考えると、あと8日で12月になる。明日と一週間てことだ。来週には、またも、28日のファッションショーの映写会と、「イギリス士官レキ研究会」の例会兼没後145周年の慰霊祭が29日。あっという間に師走がやってくる。

 

 今日は「いい夫婦の日」ということで、こんな言葉を探してきた。「夫婦を頑張る必要はない 夫婦をより楽しめばいい それが夫婦の仕事」というもの。これはお祝い電報に使われた言葉らしい。こういう言葉を結婚式にお祝いとして贈るのか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


秋冷えは 不動の首に 手の剣に

2013年11月21日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気の影響で瀬戸内側や山沿いで雲の広がっている所があった。気温は5度から13度、湿度は60%から51%。風は1mから4mの南西の風が少し。明日の22日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は、奥方のけいこばぁが受講している「洋裁教室」に行く日。先日の文化祭の時に、ファッション・ショーがあったらしい。そのビデオ映像を、プロジェクターで映して欲しい・・・という要望があって。ま、けいこばぁが、「それなら、うちの主人が持ってるから・・」などと売り込んだに違いない。

 

 で、さぬき市志度にある、この「さぬき市・働く婦人の家」に9時に行った。さぬき市市役所のすぐ東側にある建物だった。

 

 そこで、こういう具合に、ご婦人たちが集まって、洋裁のお稽古をしている。そのできあがった作品を、年に一度、文化祭の時に、ファッションショーとして展示公開したものらしい。

 

 メンバーさんが集まったところで、ビデオの上映会。この中の一人の方がビデオ撮影をして、それをSDカードに納めていた。それを、プロジェクターでスクリーンに映して、みんなで鑑賞するもの。

 

 こういうスクリーンに映し出すと、まるで映画の試写会のような雰囲気。

 

 わたしは、この下側のノートPCを操作している。だから、受講生は自分がまるで映画スターか、ファッションモデルになったかの様子で、拍手をしたり、爆笑したり。時間はほぼ、30分。わたしはそのお仕事が終われば、機材を片付けて帰宅・・・。来週の木曜日にも再上映があるらしい・・・。

 

 しかしのかかし、研修用・法話用に準備した機材が、こんな形で活躍するのは思っても見なかった。夕方には、「あれは良かった」「あれは感動した」と、奥方の携帯電話は鳴りっぱなし。さて、来週はどうなることやら・・・。

 

 ということで、さぬき市志度にある「亀城庵・志度店」でのお昼になった。ここは、10時開店で、17時までの営業という珍しいパターン。普通のお店は、11時開店で14時あたりが閉店となるのに。

 

 で、今日はこの・・「しっぽくうどん小」をお願いした。380円だったか、390円だったかが思い出せない。ま、そのあたりのお値段だったような。とにかく、おばさまパワーに圧倒され過ぎて、やや、オーバーヒート気味。

 

 これが、おうどん屋さんの店内の風景。左の扉から入って、最初のカウンターで注文して、麺を受け取って、トレーを引きずりながら右に進んで、ご飯物や天ぷらをチョイスして、最後に会計をして、あとは好きな場所に座って食べる・・・。食べた後は、返却口に食器を返してお・し・ま・い。

 

 帰りに、昨夜作った、「喪中欠礼ハガキ」と、小学校の同窓会の「出席ハガキ」を投かんした。言うと言わんと、時期は年末、お正月にと向かっているようである。

 

 午後からは、またしても、本山に提出するレポートの最終準備。本山では基本を学ばせるためか、レポートは手書きで提出しなければならない様子。市販の原稿用紙で・・とか、手書き用の様式が送られてきていたりする。手書きって、肩が凝るんだけれど・・・。

 

 だから、とにかく、パソコンで資料収集して、パソコン上でデータを整理して、それを、原稿用紙形式に変換して、字数計算して、目的の1,000字とか2,000字とかに調整して、最終原稿を、手書きで、指定された用紙に書き写して提出する・・・。なんんだかなぁ・・・の作業ではある。それを、12月中旬には本山に送付しておかねば。12月下旬は、屋久島・鹿児島旅行が控えているもので。

 

 空は晩秋からすっかりと冬の空になってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「他人の嘘を怒りながら 自分は平気で嘘をつく」というもの。皆さんは、ウソをつきませんか? 「つかない」と答えた方は大嘘つきだという話がある。この地上に生きている以上、ウソをつかずに済むはずがない。病気見舞いに行って、「あんた、顔色悪いで。もうすぐ、ガンで死ぬんやてなぁ・・」なんて言いますか?「大丈夫やで。ええ顔色しとるがな。元気になって、また、いっしょに飲みましょうな」などと、平気で言葉を掛けるが、これは・・嘘なんやろか。ウソやわなぁ・・

 

 「あんた、お化粧しとるけど、似合ってないなぁ~」なんてことを言うと、ケンカになりますな。「あんた、からだはでかいけど、仕事はまるでできまへんな・・」などと言うとどつかれますよ。ウソをつかないと生きてはいけない世の中でありますことか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


善いことも みんな忘れて 散るもみじ

2013年11月20日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨や雪の降っている所があった。気温は6度から10度、湿度は60%から53%。風は3mから5mの南西の風がときおり。明日の21日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

 

 昨夜というか、今朝方というか・・・、小雨が降っていて、薄暗くて寒い朝になった。

 

  ♪「雨が降ります、雨が降る 遊びにいきたし 傘がいる♪♪ ということで、今日もデスクワークになった。午前中は来年用の年賀状作成。裏面をどうするかということで。

 

 奥方の写真はすぐに見つかったが、案外と自分の写真はないし、お寺の写真やお墓の写真はお正月には似合わない。今年、何をやったのかなぁと考えて見ても、本山の研修や学会の論文発表、母の看護やお葬式や・・・レキ墓研究や法然上人足跡調査・・・。いろいろとあるんだが、肝心の写真が一枚もない。

 

 これぞ、ことしの一枚・・・という写真がない。かといって、普通のありきたりのお正月の写真ではつまらない・・・。そんなこんなで思案の雨の午前中・・・。

 

 今日のお昼はここになった。さぬき市志度にある「こがね製麺所・志度店」。ここのしっぽくうどんもおいしいなぁと、それを目当てにやってきた。

 

 これが、「七宝具:しっぽく」うどんの小で380円。白味噌仕立ててまろやかな味。本当は「卓袱(しっぽく)」うどんなんだが、ここでは七つの具入りを強調しとるんだろうか。

 

 この手前のテーブルが「薬味処」ということで、ネギ・天かす・おろしショウガ・わかめなんぞのフリートッピングができる場所。向こうがメインのカウンター。左手から入って、右手でお勘定する。その後。フリートッピング。

 

 午後からは、本山興正寺からの宿題のレポートの準備。真宗史が2テーマ、正信偈の法話が1つ、仏教教義が1つ、法話が1つの計5つ。これを12月末日までに提出だが、わたしの場合、12月21日からは旅行に出るので、12月上旬までには仕上げて送付しなければならない・・・。

 

 なんとか、今月中には仕上げて、来月頭には京都の本山宛に送付できればいいのだが・・・。

 

 午後からは晴れて青空が見えてきたが、いかんせん、空気は冷たくて気温はあがらない。辺りの景色は晩秋なんだが、気温的には完全に初冬という感じ。

 

 とりあえず、今日できることは、今日中にやっておかねば・・・と思うばかり。今朝も明け方に胸が苦しくなって飛び起きた。奥方は泊まり勤務で居ないし、一人きりでの夜はこわい。まだ、真っ暗な5時半に起きて、とりあえず、病院からの薬を飲んで平常状態に戻った。肺に水が貯まって肺を圧迫するという症状がときおり出る。「利尿剤」を飲んで、オシッコをたくさんすれば元通りになる・・・。

 

 夜中に数度もトイレに行くのに、それでも体から排水をしなければならないのだそうだ。ビールは利尿剤と一緒だから問題ないのだが、なんで、体内に水が貯まるんだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。昨日の言葉に似ているけれど、「かけた情けは水に流し 受けた恩は石に刻め」というもの。昨日と同じで、その逆しかできていない私たちではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


また今夜 放浪の身となる 落ち葉坂

2013年11月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、雨の降っている所があり、山地では雪の降っている所があるらしい。今日の気温は6度から11度、湿度は85%から55%。冬のような天候になった。おまけに風も4mから6Mの西北西の風が吹き荒れた。明日の20日も、引き続き気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、朝にかけて雨の降る所がある見込みらしい。

 

 今日は、早くも来年の年賀状の準備を始めた。というのも、永年使ってきた「筆じまん」という年賀状ソフトが動かなくなってきた。Windows98時代から使ってきたソフトなんだが、さすがに最近のOSでは苦しそう。そこで、「はがき作家あてな7」というフリーソフトをダウンロードしてきて使っていたのだが、これでも問題がある。

 

 そこで、やむなく「製品版」という有料ソフトをダウンロードしてインストールして動き出したのが、その間には紆余曲折があって・・・。結局の薬局、ものになったのは午後から・・・。

 

 一時期は「OA推進課」とか「INS推進担当」とかと、パソコン技術のトップを走っていたわたしだが、さすがに押し寄せる技術進化と迫り来る年の波には太刀打ちできなくなってきている。

 

 時期的には、こうした「喪中欠礼」の喪中はがきが届き出してきている。あれあれ・・・と思うばかりだ。このあたりでは、「ブクがかかる」というのだが、友人の神職さんに聞いたならば、「服忌:ぶっき=ブク」になったらしい。昔は「服喪令」というのがあったそうだが、昭和22年に廃止されている。

 

 「現在では服喪期間に関して「服忌令」のような決まりは全くないので、最終的には亡くなった方と自分なりのお別れをできる期間ということで良いのではないでしょうか。」ということらしい。要は印刷屋さんの営業政策らしい・・・。

 

 だから、この自治会の神社の祭礼とか、しわく広島の神社のおまつりにも「50日を過ぎたから」ということで、呼ばれて祭事もも仏事もこなしている。本人のこころの整理ができればそれでいいってことらしい・・・。

 

 そういうことで、年賀状の準備が着々と進んでいる。ただし・・・「おめでとう」という表現は控えさせていただいていて、東北の震災以降、「お元気ですか」という言葉がトップにあるのが、普通の年賀状とは違うところ。

 

 ということで、今日は久々にここに行った。さぬき市大川町富田中にある「手打ちうどん・すぎもと」というプチセルフのお店。同じ町内にありながら、最近はとんとご無沙汰だった。深い意味はないと思う。

 

 「そろそろ、しっぽくだな・・・」ということで、ここにやってきたというわけだ。これで、400円。食べてみて驚いたのが、麺が変わっている!ということ。これまでは田舎風の硬くて重くてごつごつとした麺だった。しばらく来ないうちに、細麺で繊細で、マイルドな麺になっていた。

 

 それに、野菜の切り方がぞんざいだ。里芋なんぞはゆで卵ほどもある。レンコンの輪切りかと思うような大きさで、そのままでは口に入らない。大根なんぞは10センチはあろうかと思うような長さ。デリケートでシャイな私には「もしもし・・・」とでも言いたいような調理法。ま、寒いときにはこれがまた、おいしいのかもしれない。

 

 それはそうと・・だ。昨日、およそ、6キロを2時間ほど歩いたので、今日は、その逆コースを歩こうと、歩き出したのは良いが、たちまちにして、両足のふくらはぎが硬くなって・・・ものの・・10分ほどでギブアップして戻って来た。さすがに、前期高齢者はあかんのぉ~。日頃の運動不足がてきめんにあらわれたではないか・・・。

 

 今夜はけいこばぁがいないので、今夜は「まほろば温泉」でゆっくりと湯治して、NHK火曜八時の「火曜コンサート」でも楽しむことにしよう・・・。

 

 ということで、明日からは、私の友人用・親戚用 奥方の友人用・親戚用の四種類の年賀状の印刷にかかる予定。あっという間に12が来るし、それまでに予定や行事が目白押しだから。できることからこつこつと・・・。

 

 今日の掲示板はいたってシンプル。「受けて忘れず 施して語らず」というもの。一般に私達は、他人からしてもらったことはいつのまにか忘れてしまうことがあるのに、何かしてあげたことはいつまでも覚えていたり…、ということがあったりするもの。もちろん、その反対にしてもらったことを「ご恩」という言葉で、大切に胸の奥に刻み込む人もいるもの。また、人に喜ばれるようなことをしているのに、そりはまるで自分とは無関係な他の人が成し遂げたことであるかのように、慎み深く謙虚な人もいたりもする。
 出来ることならこの言葉の通り、受けたことはご恩として忘れず、他の人にしてあげたことは胸の奥にしまい込んで、決して自慢したり、恩を売るようなことはしないような私になりたいものだが、わかってはいるのだが…。言葉の通りに生きるのは、なかなか難しいものだなと思う、今日このごろ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


柿の実を 抱いた野猿の 徒競走

2013年11月18日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、午前中は晴れている所もあったが、午後からは気圧の谷や寒気の影で、雲が広がり雨が降っている。気温は7度から14度、湿度は65%から59%。明日の19日は、引き続き気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、明け方まで雨の降る所があるらしい。

 

 最近は運動不足だし、今日は天気も良さそうだし・・・ということで、久々の散歩に出掛けた。胸らはコンデジ、肩にはデジイチをぶら下げて・・・。

 

 我が家から南に進むと、この県営大川ダムがある。津田川はさぬき市と東かがわ市の市境笠ヶ峰に源を発し、さぬき市大川町を北に流れ、さらに爛川、古川、栴檀川を合流し、さぬき市津田で瀬戸内海に注ぐ流域面積 43.7km2、流路延長 15.0kmの二級河川。 大川ダムは、津田川総合開発事業の一環として、津田川流域の治水安全度の向上や流域における水不足の解消のために昭和38年度に完成した。わたしが中学三年の時だった。着工したのは昭和34年、まだ、小学5年生の頃だったような記憶が残る。

 

 ダムの下からはこの階段を昇る。これをえっちらおっちらと昇ると堰堤上に出る。高さは36m、堰堤の長さは124m。総貯水量は76万トン。そんなに大きなダムではない。

 

 ダムの西側にはこうした管理道路があるが、近年は保全されていないのか、竹木の倒壊やら土砂の崩落があって、バイクも通ることはできない。このあたりまで来ると軽トラくらいは走れそう。

 

  ということで、ダムの西側の管理道路から、東側の県道2号線に出て、そこからは北に向かう。鮎帰り橋からユーターンして、さぬき市道に入って、我が家に戻ってくるおよそ6Km、2時間コース。

 

 山の中の道だったが、とくに収穫もなくて、こういう山イチゴくらいなもの。それも小さくて食べるわけにもいかないもの。

 

 山柿が残っていたが、どうにもこうにも手がとどかない。

 

 今日も天気がいいからか、サル軍団がひなたぼっこをしていた。妙にお尻と顔が紅いのが印象的だった。

 

 こちらでは、小猿が虫取りをやっている。のんびりとした光景だ。

 

 ということで、今日も町内にある「手打ちうどん若潮」で、今日のお昼になった。さぬき市大川町田面(たづら)豊田、県道10号バイパス沿い。すぐ近くに、真言宗の「阿弥陀寺」がある。

 

 相も変わらず、わかめうどん小(320円)+チクワ天(50円)で370円。ここはセルフと書いてあるわりに、ネギは店側が入れるというハーフ・セルフ。

 

 小春日和も今日までとか。明日からは寒くなりそうな予想なんだけれど・・・。

 

 午後からは雨になった。あわてて、洗濯物を取り込んで・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「卵は割らないと目玉焼きはできない どうせムダだ!意味ないだろう!それは頑固な殻の中にいて文句を言っているだけ 自分の殻を割ろう。」というもの。とかく私たちは「常識」とか「世間体」を気にして「殻」の中に閉じこもっているばかり。前例がない。聞いたことがない。相談がない・・と、頑固な殻の中に閉じこもってばかり・・。 反省ばかりの私たちであることか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


もみじ葉に 託す辞世の うらおもて

2013年11月17日 | 時にはぼぉっ~とする時

 四国地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒冷前線の接近により、西部から雲が広がってきて、夕方からは小雨になった。今日の気温は7度から18度、湿度は65%から42%と乾燥気味。風は2mから3mの南の風が少し。明日の18日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、昼前から雨の降る所があるらしい。

 

 午前中は秋晴れの心地よい気候になったもので、お布団を干した。お布団を干すのは、主夫になりきっているわたしの役目である。

 

 で、ついでに窓を開け放して二階の大掃除もやっておく。わたしはこの掃除機が大嫌いで、いつもはほうきで掃除をするのだが、奥方はこれが気に入らない。埃が舞い上がるだけだ・・と叱られる。だが、掃除機のあの騒音がたまらない。

 

 でも、ほうきで掃除をすると、けっこうな量のわたぼこりや虫の死骸や髪の毛の抜け毛などが集められる。掃除機だとその成果がわからない。

 

 で、ようやくにおこたを出してきた。これで冬になっても安心だ。

 

 あたりはすっかりと晩秋の風情から初冬への模様替え。空気も空の色にも太陽の光にも初冬という雰囲気が感じられる。

 

 今日は町内にある「そらいけ」という一般店でのお昼になった。「そらいけ」というのは、この店主のおうちの「屋号」なんだそうだ。

 

 で、今日は冬らしく「しっぽくうどん」の小というか「並」で、380円だったか・・・。ここの麺はしっかりとしているなぁと思う、ゆで不足じゃないのか・・と思うような食感。ごつごつとして硬い感じ・・・。

 

 午後からは、ホームページの更新作業。11月分、12月分の行事予定の更新と、早くも来年1月の行事予定表の作成。早くも来年の準備とは・・・。

http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/sub1.html

 

 今日、娘から、娘家族と一緒に、年末に鹿児島から屋久島に行く旅のプランが届いた。12月の22日から28日まで、およそ1週間の旅・・・。ということは、12月の一週間を繰り上げないと慌ただしい。年賀状とか、本山へのレポート提出とか、レキ墓研究会の資料作成とか・・・。そういうものを早めに消化しておかないと間に合わない・・・。

 

 のんびりと遊んでいるように見える野猿の一団だが、彼らだって、迫ってくる冬に向かっての準備は怠りなくやっているはず。そうでないと、鍋釜持たない生活だから、それだし、預金もカードも持っていないのだから、厳しい冬支度も大変だと思うのだが・・・。

 

 そんなこんなで、秋の日はバタバタと暮れてしまうのだった・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。この時期には決まって出てくる言葉。「裏をみせ おもてをみせて 散るもみじ」という良寛さんの言葉とされている。良寛の晩年の楽しみは、彼を師と慕う貞心尼との歌のやりとりだったという。良寛危篤の知らせを受けた貞心尼は急ぎ駆けつける。臨終までの一週間、心を尽くして良寛の世話をした。その間、二人は歌を詠み交わした。

 

 良寛は自分の作ではないが今の心境をあらわしているとして句を詠んだものがこれ。自分をひらひらと裏も表も見せて散っていく紅葉に例えている。死に行く自分のことでもあり、「裏を見せ表を見せ」というのは四十歳年下の貞心尼に自分の裏も表も何一つ隠さず見せてきたことをいっているのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


カメラ手に 落ち葉踏みしめ 遍路道

2013年11月16日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は8度から18度、湿度は64%から50%。日中は暖かい小春日和になった。風は2mから3mの南南西の風。明日の17日は、午前中は晴れるらしいが、午後は前線が通過するため雲が広がりやすく、昼過ぎから夕方にかけて雨の降る所がある見込みとか。

 

 今日はさぬき市南部、多和兼割という地区にある「四国霊場88番札所・大窪寺」に向かった。今日は紅葉見物でもお参りでもなくてお勉強。さぬき市観光協会がやっている「おへんろつかさ」という観光アテンダント、ボランティアガイド養成講座を受講するため。

 

 会場は、このお大師堂だが、ここに入るにはどうしたらいいのか。思案していると、「おへんろつかさの会」の制服を着た人が、「こっち、こっち」と誘導してくれた。

 

 実は、お大師堂の地下にある、この、「お砂踏み場」から入るのだ。今日は拝観料の500円は不要。

 

 「お砂踏場」と言うても、実際に砂は置いていない。単に、四国霊場88ヶ所の本尊とか、お真言を書いたお軸が並んでいるに過ぎない。ただ、お仕事や体の調子の悪い人は、ここにお参りすれば、お四国を回ったことになるらしい。

 

 そのお大師堂の中に、座布団を並べて、臨時の講義室が作られた。右側が内陣。左手が参拝口。地下のお砂踏場から上がってきて、この紅い敷物の上でお参りをして、向こう側から元の砂踏場に降りる・・・という構造になっている。

 

 で、1コマ目は、この藤井洋一先生の「さぬきのへんろみち」についての講義。遍路道の変遷や丁石、お接待や納め札、山伏や六十六部衆の足跡という民俗学的見地からの研究発表があった。

 

 二コマ目は、大窪寺住職の槙野恵純師から、大窪寺の縁起、本尊、寺宝などについての講義。朴訥として話される中に、科学的にものごとを説明してくれて、時には大笑いしながらの講義になった。「結縁灌頂:けちえんかんじょう」という真言宗の儀式なども、おもしろおかしく説明されて(本人はまじめに話しているのだが)、実に、ありがたく、おかしく思ったものだった。

 

 三コマ目は、「おへんろつかさの会」の先輩から、ガイドの手順、方法、コツなどを含めて、境内の案内と説明。お寺のどこをガイドするか、何をメインに説明するか・・・など、場所、場所で説明してくれる。

 

 お遍路さんの必需品の「金剛杖」の意味、つきかた、お遍路が終わった後の処理の仕方など・・・。

 

 今日は晴天の土曜日ともあってか、お遍路さんの姿も多くて、その上に紅葉見物のカメラマンがものすごく多い。その混雑する境内を縫うようにしてのガイド研修。「お釈迦さんはどこで生まれたん?」「お釈迦さんが悟ったのは何の木の下?」「お釈迦さんが亡くなったのは何の木の下?」試験されているような質問攻めをしながら、要所要所の解説と、案内・・・。

 

 この研修会も、今日で四回目。もう、前回で勉強したことは忘れてしまっている。坊さんになるときに勉強した宗教要論とか、仏教概論とかで習ったこともとっくの昔に忘却の彼方・・・。今日、習ったことも、三日もすれば思い出せないに違いない・・・。

 

 ま、この研修を受けて終わっても、ボランティアガイドになるのも、ならないのも自由なので、そんなにたいしたことではないが、せっかくの機会だから、しっかりとお勉強しなければならないとは思うのだが・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落とす。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。それよりも何よりも、このわたしの一年は悔いのない一年であったのかと問うてみる時期も迫ってきたようだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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