まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

真っ白に 田畑を染めて 大晦日

2010年12月31日 | 日常

 朝方・・・空気が冷たいようで・・・五時半過ぎに目が覚めた・・・。まだまだ・・あたりは真っ暗・・・。でも、何か白いなぁと思って見ると・・・。

 

 あたりは・・雪だ・・。そんなに困るというほどの雪ではないが・・・あたりは真っ白になっている・・・。夏が暑いと冬が冷たい・・・などと聞いたことがあるが・・・久々の積雪だ・・・。

 

 ゴンを連れて散歩に行くが・・県道はなんでもないのだけれど、我が家の横の市道(少し前々では町道だった道)はアイスバーンのようにつるつるで・・ガリガリ・・・。歩けば・・スパイクシューズみたいに・・「ジャキジャキ・・・・・」という音がする・・。まるで、ガンダムRXー78にでもなったような気分だ・・・。

 

 いよいよ・・咸臨丸渡米150周年・・・という記念すべき年は今日で最後・・・。やりきった・・という想いと・・・もっと、何かできたのに・・・という悔いも少しは残る・・・。十一月を病院のベッド上で過ごした一ヶ月が悔しいかなぁと。言うても詮無いことなのだけれど・・・。

 

 ようやくに起き出した・・・孫たちは早速に雪遊び・・・。昔の子供たちは・・・まずもって・・雪だるまを作り・・雪合戦をしたものだけれど、そういう遊びを知らないのか・・・雪をもてあそぶばかり・・。教えたらいいのかそのままにしておけばいいものか・・・と思いつつ・・・朝食を食べて片付けて・・・・。

 娘たちは・・・長崎方面へプチ旅行に行く予定だったのだけれど、九州方面も積雪が多いとかの情報で計画の修正・・・。私の書斎を占領されて・・・予定の練り直し・・・。

 

  孫たちは雪遊びに余念がないし、パソコンを占領されると・・私も所在ない・・。いや・・、パソコンは四台もあるもので、使おうと思えばどこからでも使えるのだけれど・・・なんか・・・メインマシンでないと落ち着かない。操作性がなじめないっていうか・・。自分の居場所がない・・っていうか。

 だから・・お掃除隊に変身・・・。いつもはやらない・・一階部分のお掃除・・・をやったり、二階もついでに掃除機をかけたり・・・。年末のやるべきことはやったんだけれど、ファンヒーターに灯油を補給したりと・・雑用ばかりをこなしていた・・・。

 お昼過ぎに・・・神戸から・・よしつぐさんらがやってきたので・・・、おとな組はおうどんを食べる組。こども組は・・アイススケートに分かれた・・・。

 

 で、私らは・・さぬき市長尾東の「うどん亭いわせ」に行った・・・。けいこばぁ御用達のお店だ・・。大晦日のお昼だからと・・・当てにせずに行ったのだけれど、予想外にがらがら・・・。これはラッキィ・・・とお店に入った。その後は続々とお客さんが押し寄せてきて・・・。タッチの差で・・・ゆったりとお食事ができた・・・。

 

 で、私は・・・マイブームの「しっぽくうどん(550円)」・・・。ここは・・おうどんが多くて・・食べきれなかった・・。上の野菜の具はおいしくてやわらかだった・・。人参も大根もやわらかくて・・・お豆腐みたいだった・・。お豆腐の方がしっかりとしていたかも・・・。

 

 その後は・・・おせち料理作りというか、今夜の食事つくり・・・。明日には・・娘家族もよしつぐさんらも・・・プチ旅行で・・・広島方面とか高知方面とかに行く予定らしい・・・。けいこばぁも・・明日は・・早出という・・早朝出勤になる・・・。残るのは・・・さっちゃんと私だけだ・・・。

 そういうことで、今夜が・・・一日早い・・・我が家のお正月、新年宴会になるのだそうだ・・。

 

 そんなんで、夕食造りがようやくに終わり・・・、こども組もアイススケートから戻ってきたらしい・・・。相変わらず・・・周囲は吹雪の中にある我が家であった・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


聞くたびに ライオンは寝ている 寝て居るだけか

2010年12月30日 | 自然

ライオンは寝ている(訳詞付) / The Tokens

 いよいよと・・、お寒ぅ・・なりました。南国四国でも・・雪が降るのでございますな・・・。などと、落語調で始める意味はないのだけれど・・。

 この・・ライオンは寝ている・・というのんを・・「グッチ裕三」さんが歌っていて・・・。なんか、すごく勇気の湧いてくる歌だなぁと思ったもので共有してみた・・・。とりたてて・・・、グッチさんのファンではない・・。

 で、今日は我が家のお餅つきだった・・・。母のさっちゃんの郷愁・・・というか、永年の習性というかで・・、お正月前にはお餅を撞くものだという意識があって・・。私も家内のけいこばぁもどうでもいいのだけれど・・、「餅つきをする・・」というので・・・孫たちを動員して・・。

 

 餅つきたって、臼や杵を使うお餅つきやなくて、こういう・・機械でこねまわすという・・・、いわば、コンクリートミキサーみたいなものだ。セイロで蒸した餅米を・・・このミキサーの中に入れてスイッチを入れると・・しばらくすると・・お餅ができる・・・。

 

 それを・・娘と・・孫のなぎちゃんとで丸めて・・お餅にする・・。讃岐では・・丸餅にあん入り・・ていうのが常識・・。当初は・・ヨモギ入りとか、青のり入りも計画されていたのだけれど、手間とかを考えて・・白い餅だけになった・・・。

 お餅ができた頃に・・・思わぬ・・雪・・・。

 

 なぎちゃんは・・・ボウルを持って・・・、雪すくい・・・。テニスで鍛えたスナップで・・・雪をすくい上げる・・・。こどもは遊びの天才だ・・・。

 

 お餅の方もできあがって・・・。神棚用の小さな鏡餅を三個。お仏壇用の大きな鏡餅を二個・・・。それらをちゃんと・・お供えして・・・。

 

 雪は・・・激しくは降るのだけれど・・・牡丹雪というか・・・わたぼこりみたいな雪で・・・、地上に着いたらば、すぐに溶けて流れて・・・おしまいだ。

 

 見かけはすごいのだけれど・・実質は・・痛くもかゆくもないというような雪・・・。身体や頭に雪をかぶっても・・、なんともないというような・・・紙吹雪みたいな雪だ・・・。それが溶ければ・・・少しは冷たいなぁとは思う・・・。所詮・・・水だからね・・・。

 

 全く・・・、冷やかしみたいな雪だ・・・。降ったり・・止んだり・・、雨になったり・・、思い出したように・・またも激しくなってみたり・・・。

 そうそう・・・、けいこばは・・夜勤から戻っての「明け」なんだけれど、そのお土産に・・・ということで、和凧をもらってきた・・・。それを入り口正面に掲げてみた・・。

 

 それだし・・・玄関飾りには・・こんなものが・・・。お獅子の前の籠には・・・お賽銭が入るようになっている・・。かと行って、家族の誰もが、お賽銭なんぞは入れないのだけれど・・・。なんちゅうか・・「スタイル」だけのことなんだ・・。

 

 今日も・・、充実した一日になったと思う・・・。このあと・・我が家では「大忘年会」になったことだった・・・。

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

 

 

 


特別付録>第61回NHK紅白歌合戦 「ウタ♪ウッキー 歌の力」

2010年12月30日 | 今日はすっかりとアートの世界

第61回NHK紅白歌合戦 「ウタ♪ウッキー 歌の力」

 日本にまだ今のような暦やカレンダーのなかった時代には、一年は穀物の種をまく春と、収穫をする秋の二つの季節からなると考えられていた。このことから、一年の始まりは・・・「春の初め」であるとされ、「立春」が一年の最初とされて、すべての生物が生まれ出る春が物事のスタートだった・・・。

 だから・・年賀状には・・真冬なのに・・「迎春」と書くものらしい・・・。

 

 「めでたい」という言葉も、「芽出度い」=芽が出る、から来ていると言われている。とりたてて、お正月だからおめでたい・・という訳でもないらしい・・。

 日本人は、その一年のあいだに、農作業を中心とした働く日と、休む日を合理的に配置してきた。また、一年の生活を二つに分けて考えていた。それが、 ハレ(晴)とケ(褒)である。

  

 「ケ」は日常的なものとされ、ケの日には労働をしなければならなかった。それに対して、「ハレ」の日は特別な改まった日で、お祭りをする日であり、むしろ働いてはならない日となっていた。このハレの日が、年中行事の日にあたり、また、お休みをする日でもあった。

 冒頭のように、大昔の日本では、一年を春と秋の二つの季節に分けて考えていたため、一月から六月までと、七月から十二月までは、それぞれ同様の行事が繰り返されてきた。そのことが特によくわかるのが正月と盆であった。暮れの墓参り、歳暮、年神祭りのための松迎え、年棚作りに対して、盆の墓参り、中元、盆花迎え、盆棚作りなどがそれぞれ対応しているのだ・・・。

 

 現在は、大晦日の夜中、つまり除夜の鐘をつき始めるときを新年の始まりとする・・・。「あれれ・・・まだ、新年になっていないのに・・・」などと、時計を気にしながらささやく一がいるけれど、昔はおおらかなものだったのだ。

 また、私たちは元日の日の出の時や目覚めたときを新年と考え、「明けましておめでとうごぎいます」とあいさつしたりする・・。

 
 
 ところが昔は、日が暮れたときがその日の始まりで、次の日が暮れるまでを一日と考えていたので、大晦日の夜は、すでに新年が始まっているということになる。 そのため、大晦日の夕方までに正月を迎えるすべての準備を整えて、日暮れとともに年神を迎えて年神祭りを行わなければならなかったのだ。

 さて・・、大晦日の夜を一年の日暦(ひごよみ)を除く夜と言う事で除夜と言う・・。ま、一年の最後の夜を締めくくり、暮れゆく年を惜しむ意味で昔からいろいろな行事が行われてきたのだけれど、その中に除夜の鐘を108回、鳴らすのがお寺さんのお役目みたい・・。

 

 この108という数が人の煩悩の数だというのは有名なのだが、その数の由来については諸説があるらしい。

  一番簡単なのは、「四苦八苦」=(4*9)+(8*9)=36+72=108になる・・。

 こういうものもある。人間の感覚を司る、眼(げん)耳(に)鼻(び)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の六根が、それぞれに好(気持ちがよい)悪(いやだ)平(何も感じない)の三種があり、3*6=18の煩悩となり、これが、また浄(きれい)染(きたない)の2種に分かれて、18*2=36になる。さらに、現在・過去・未来の三つの時間が関わって、36*3=108となる。そのほかには、一年の12ヶ月+24節気+722候を合わせると108になる。など、いくつもの理由と数字遊びみたいなものまで出てくる・・・。

 一方、鐘を鳴らすことは中国の宋の時代に起こったものでその打ち方は『勅修清規』に「慢(よわく)十八声、緊(はやく)十八声、三緊三慢共一百八声」と記されているし、107回までは旧年中に、残りの1回を新年につくようにするのが慣習であるとするお寺さんもある。

じゃぁ、また、夕方にでも・・・。


墓参り みんながふれて ゆく地蔵 

2010年12月29日 | 日常

 言うと言わんと・・・、いよいよ、今年も残り少なくなってきた・・。それだけ・・、私の人生も残り少なくなって行くのだとは思う・・・。ろうそくの背丈が伸びる訳ではないのだから・・・燃えれば燃えるだけ・・・背丈というか・・残りは短くなるというものだ・・・。今年も・・・今日を入れて・・・三日? はや、もう、三日になったのかね・・。悔いはない一年であったとは思うのだけれど・・・。

 それはさておき・・・、PC(パソコン)の中のデーターを整理していると・・・、こんなものが出てきた・・・。

 

 二十歳の頃のだれかさんの写真だ・・。色はすっかりとあせてしまっているが、こういう若さがうらやましいね・・。

 

 奥方のけいこばぁが・・「お花を活けるので・・ナンテンが欲しい・・」と言うので、近くの山をゴンと一緒に・・散歩をしながら・・探してみた・・。小鳥が・・・赤い実を食べて・・、その種をまき散らすのだろうかね、あちこちで・・・ナンテンを見つけることができた・・・。ま、「保安林」という・・公共の山だから・・・叱られたりはしないのだろうと思う・・・。「保安林」の樹木を伐採すると、法律で規制されているらしいが、こうした植物はいいのじゃないのかなぁという・・・勝手な自己評価・・・。

 あと・・・、海岸線を回ってみたが・・強い風で海は大時化だ・・。うちの愛艇「あかつきⅡ」は大丈夫だろうかね・・・という気がした・・・。

 

 

 で、今日のお昼はここになった・・・。木田郡三木町池戸(いけのべ)の「味泉:みせん」というセルフのお店。昔の長尾街道、今の県道12号線って言うたかね・・。その・・すぐそばにあるお店で、一階がお店で、二階以上が住宅みたいな建物の一階にある・・・。

 

 ここも・・セルフのお店だが・・・プチセルフというもので、入り口を入って・・お盆を手にとって、注文をして・・おうどんを受け取って、サイドメニューの天ぷらとかご飯ものをチョイスして・・・お会計して・・・トッピングの追加をして・・・テーブルに着いて食べて・・・みたいな・・。

 今日も・・・しっぽくうどんの小・・・。どうしようかと迷ったのだけれど、ついに・・稲荷寿司は選ばなかった・・・。なんか・・おうどんのボリュームが多そうで・・・。

 

 お店はこういう感じで・・・左手から入って・・、注文して・・・天ぷらを取って・・・お会計をして・・みたいな流れだ。今日の・・しっぽくうどん小だけで・・400円。これだけで充分だったなぁ・・。でも、近所のこどもらしい兄弟が・・しっぽくうどん中に、天ぷらやら稲荷寿司を食べていると・・・おいしそうに思えたなぁ・・。でも・・、小銭入れ用の巾着(きんちゃく)袋には大判小判は入らないように・・・、私の胃袋に・・・おうどんの中(2玉)は入らない・・・。

 午後からは・・・けいこばぁが・・「お花を活けるので・・・山の旧宅に行きたい・・」というので行ったのだけれど・・・。

 

 と、こんな感じで・・・旧宅周辺は穴ぼこだらけ・・。まるで・・ヨンビョン島みたいだ・・(こればっかり・・)。イノシシが木の根っこを掘って・・・、その根っこの栄養分を食べているみたい・・。このあたりだと・・「クズ:葛」の根を選んで掘ってるみたい・・・。

 で、ロウバイとかの枝を集めて持って帰って・・・、そうそう・・私が買ってきた・・・葉ボタンとかも一緒に・・介護施設に持って行ってしまった・・・・。朝方に取ったナンテンとか、昨日だかに切ってきた松の枝とかも・・。

 

 我が家に飾るものだと思って・・・集めてきたのに・・・なんか、トンビにアブラゲをさらわれたような気持ち・・。ま、でも・・、小銭入れ用の巾着(きんちゃく)袋には大判小判は入らないように・・・、私のおうちに・・・お生花のいくつもは置いておけない・・・。分相応・・・ていうことかいね・・。

 

  今日から・・さっちゃんはデイサービスがお休みになって・・・。けいこばぁは・・今夜から泊まり勤務・・。明日のお昼前には戻ってきて・・・「明け」ということで、お餅つきをするらしい・・・。娘家族らもやってくるらしい・・・。それに、神戸から・・よしつぐさんらもやってきて・・・、お正月の予行演習というか忘年会みたくなるらしい・・・。

 年末の31日には・・・娘家族と神戸の一家は・・・九州方面へ旅行に出るらしい・・・。その前の・・集合場所が我が家みたいで・・・。

 

 そうそう・・・、さぬき広島から電話があって、来年(1月2日)の「ももて神事」は人手不足で中止になったらしい・・・。せっかく・・・腕を磨いて・・・賞金王、賞品王・・を狙っていたのにね・・・。残念無念だな・・・といいながら・・・内心は・・・入院してて・・全く練習ができていなかったので・・・「やれやれ・・・」というのが本音なんだんわ・・。それだし・・捨て矢の・・・矢竹を切ることも寒さを理由にさぼってしまっていたので・・・、私的には・・・「らっきぃ~・・・」なんだ。 言うと・・・言わんとね・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 


号外>暑かったなぁ 熱かったそうやで この一年

2010年12月29日 | 民俗

 四国新聞社が募集していた・・・『読者の投票で選ぶ今年の「県内10大ニュース」』が決まったようである。

 

 1位は「瀬戸内国際芸術祭にぎわう」ということで、七つの島を中心にして国内外作家たちによる現代アートを点在させたらしい。そこに県外・国外などから女性や若者が続々と訪れ、105日間で約93万人を集め、経済効果は日銀試算で111億円にもなったという。

 

 第2位は「多度津沖で海保ヘリ墜落」。佐柳島近くの海上に海上保安庁のヘリコプターが墜落、乗員5人全員が死亡した。この事故で、島に向かう高圧電線が切断されて夏場のことで大騒ぎになった・・・。冷房や冷蔵庫が止まると高齢者の島では死活問題になってしまう・・。

 

 3位は「高松の8月の平均気温が観測史上最高」となったこと・・・。高松の30・4度をはじめ県内観測地点の全地点で過去最高を記録、熱帯夜や猛暑日も軒並み記録的な日数となり、熱中症の搬送者も続出、市民生活に深刻な影響を与えた。だから、最高気温が35度を超える猛暑日も記録更新された・・・。これは全国的なことでもあった・・・。

 

 第四位には真鍋知事が引退し、浜田氏が新知事に選ばれた・・・。

 

 

  第5位には・・・さぬき市の大串半島で停車中の車が全焼し、中から焼死体が発見され、夫を殺害したという容疑で妻ら二人が逮捕された・・・。

 

 そんな香川県民を癒やして救ってくれたたのが見習い警察犬として人気の「きな子」で、第6位に入った。7回目になる競技会で初優勝し、晴れて嘱託警察犬に採用が決まった。失敗ばかりして・・・警察犬になれないきなこを応援するファンも多く、映画も作られたり、本にもなった。失敗してもあきらめず、チャレンジする「きなこ」がとうとう・・嘱託警察犬になれたということで多くの賞賛が寄せられた・・・。

 

 これまた・・・いいところでミスをしてしまうさぬきのサッカーチーム「カマタマーレ讃岐」。ご存じ、讃岐うどんの「かまたま:釜玉」にちなんだ・・・香川のクラブチームが、とうとう・・念願の「JFL昇格」を決めた・・・。きなこ・・同様に・・・あきらめず頑張ったことが県民に賞賛された。

 

 8位には「こども手当、県内でも支給」というのは・・・全国的なことで・・・、我が家のようなこどもいない家庭では全く話題にもならなかったことだけれど・・。

 

 第9位には「宇高フェリー2社が一時、航路の撤退表明」が入った。高速道路の料金値下げや無料化社会実験などで経営不振に落ち込んだ「宇高:うたか:国道フェリー」と「四国フェリー」が、岡山ー高松間の航路から撤退すると表明したが、その後、顧客や周囲からの存続の声を受けて撤退表明を撤回したが、問題の根本的な解決策はない・・・。

 
 

 プロ野球入りを目指す選手を育成する独立リーグの「香川ガイナーズ」が同リーグで日本一になった。讃岐弁で、「根性のある・・」とか「強い・・」という意味の「がいな・・」をチーム名にした「香川ガイナーズ」は四国一」にはなることもあったが、とうとう・・日本一にもなることができた・・・。

 

 今年も香川はたいへんな年にはなったけれど、「きなこ」や「カマターレ」、「ガイナーズ」などに励まされて・・どうにか一年を乗り切った感じだろうか・・・。

じゃぁ、また、のちほど・・。

 


たき火という たき火ではない 落ち葉焚き

2010年12月28日 | 日常

たきび - 長田幸子

  昨日の雪とは打って変わって気持ちのいい朝になった・・・。今日も森林組合の人が数人やってきて山の中へ入って・・・チェンソーの音が響きだした・・・。山に人がやってきたので、安心して・・・裏の畑で落ち葉を燃やしてみた・・・。不用意にたき火なんぞをすると山火事になっても困るもの。さすがに焼き芋はしなかった・・・。

 で、今日のお昼は・・・東かがわ市伊座、国道11号線脇にある「権平:ごんぺい」うどんに行ってみた。ここは・・10時半から開店してるというもので、その時間に行くと混まないだろうという計算であったのだけれど、策士・策におぼれてしまって大変なことになった・・・・。

 

 ここは・・この大釜と、この「やってます」という看板が目印だし、これが「ウリ」でもある。「ごんぺい」というと「大きな釜」とか「やってます」と・・すぐに出てくる・・・。「最近仕事はどないしよんな・・」と言われて・・「ごんぺいですわ~」などと答える・・・。

 

 で、最近のマイブームになっている・・「しっぽくうどん」を注文した・・。入り口にもメニューにも・・「450円」と書いてあったと思うのだけれど、記憶違いだったかも・・・。

 

 こういう・・・あっさり系の上品そうなおうどんがやってきた。ここは一般店。テーブルに着いて待っていると注文を取りに来る方式・・。容器は返却しなくていいし、料金は後払い・・・。だから・・麺が少しばかり多い・・。

 ところが今日のおうどんは熱い・・・。麺もお出汁も熱い・・・。これはうどん煮込みではないのかと思うほどに熱い・・。で、麺が硬い・・。硬いっていうと誤解を受けるかも知れないが・・・麺がしっかりとしている「剛健」っていう感じ・・。あくまで「体験者の感想です。」

 それだし・・・ここは・・割り箸を使っていない・・。プラスチック製みたいな重たくて丸いお箸だから・・・うまく麺が掴めない・・・。「そら、あんたがどんくさいからや・・」と言われたらそいうかも知れないが・・・、あくまで「体験者の感想です・・。」

 

 それだし・・朝食を食べたのが九時前・・・。で、おうどんを食べるのが・・10時半・・・。大好きなおうどんがのどを通らない・・・。第一に熱い・・・。第二に硬い・・・。第三にお箸がいうことをきかない・・。第四に・・おなかがすいていない・・・。こんなに苦労して食べたおうどんも久しぶり・・・。「それは、あんたの勝手やろ・・」と言われたらごもっともさま。あくまで「体験者の感想です・・。」 こういうのもなんだかねぇ・・・。

 マジで・・・一箸か二箸で・・・食べるのをやめて・・そのまま・・お店を出ようかと思ったけれど、それはなにがなんでも・・お店の方に失礼だろうと思って・・・、汗は吹き出て、頬や首筋を流れるわ・・鼻水が流れるわ・・・、ティッシュもハンカチも持っていないわ・・・。おうどん食べ歩きも難行苦行でっせ~・・・。

 で、ようやく・・完食して・・代金を払うと・・・千円札で520円のおつり・・。ということは・・480円やな・・。ふむ、値上がりしたんかいね・・。首を振り振り・・・お店を後にした私であった・・・。こういうのもなんだかねぇ・・・。

 

 さて、その後、本屋さんで「俳句」という月刊誌を買って・・・仏壇用のお花も買って・・・我が家に戻ってみれば・・・「山の衆」たちは・・・跡形もない・・・。「あぁぁぁ・・・」と、驚くほどのものでもないが、仕事納めみたいで、午前中でおしまい・・。あとは事務所で工具の片付けとか・・・資材の整理とかをやるんだろう・・。そうか・・仕事納めなんか・・・。

 

 少し前には・・「御用納め」っていうのがあって・・、28日には・・挨拶回り・・というても職場単位で会社の中を挨拶して回る・・・という変なことをやっていた。一巡して回って戻ると、次の職場が挨拶に回ってくる・・・。同じ顔の社員と何回も挨拶したりして・・・。関連業者さんとかもやってきたりして。その後は・・いただいたお歳暮とか、カレンダーを分配して・・・お昼前には・・・「いいお年を・・・」といいながら・・・三々五々・・・職場を後にしたものだった・・。時間に余裕のあるものたちは、石油ストーブでするめなんぞを焼いて食べて・・・。で、29日からは年末休暇と年始休暇・・・になったものやった・・・。昔のことやね・・。

 

 その後・・・民営化されたら・・・そんなことは一掃されて・・。午前中は平常勤務で、午後からは机周りとか事務所内をお掃除したり片付けしたり、自動車を洗車して・・燃料を満タンにして・・・ちゃんと・・五時半の勤務時間まで勤務と言うことになった・・・。時代の流れってば、流れだろうしね・・・。

 

 讃岐弁なのか、讃岐地方の言い方なのかも知れないけれど、「言うと言わんと・・」という妙な言葉がある・・。ま、言うと言わんと・・・建前は言いたくないが本音はこうやで・・・みたいなことかね・・。ま、そういうことで、いい時代を過ごしてきたのかなぁとは思う・・・。言うと言わんとね・・・。

 

  午後からというか・・三時過ぎからゴンの散歩をさせようと出かけたら・・・激しい雨やら雷鳴やらで・・・ずぶ濡れになるわ・・・ゴンはしっぽを巻いておどおどするわで・・・大変なことやった・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

 

 


水仙に ほのかな光 見つけけり

2010年12月27日 | 自然

 昨夜から雪がちらついているなぁと思ったのだけれど・・・南国四国だからなぁ・・と安心はしていた。福島だかでは国道がスリップ事故のために大停滞だとかいうてたけれど、なんだかんだと言うても讃岐は温暖だからね・・・。

 

 朝方はこんなだったけれど、九時を過ぎると暖かくなって、またたく間に雪が消える・・・。急がなきゃ遅れるわ~・・などと口ずさみながらゴンの散歩・・・。雪のスナップが撮りたいものだから・・。滅多に雪なんてこのあたりでは見られなくなった・・・。まるで、こどもみたいに・・・「雪だ~雪だ~・・・」なんて・・・うきうきして・・・。

 

 確かに・・子供の頃には・・長靴が埋まるほどに雪が降ったし、お風呂の窓から雪をバケツで投げ込んでお風呂を沸かしたりもした・・。おとなになっても・・・車のバンパーまで雪が積もって動けなくなったりもしたし、雪の重みで電話線が切れたり・・・農家の小屋がつぶれたりもした・・・。

 だから・・昔は・・雪も降ったのだけれど、最近は・・・うっすらと雪が降る程度で、県道や国道が雪で渋滞することはほとんどなくなった。たまに・・山間部ではタイヤチェーン着装なんていうけれど、讃岐の人がスタッドレスタイヤを履かせた・・という話は聞かない・・。それだし・・タイヤチェーンの音ももほとんど聞くことがなくなった・・・。

 

 午前中は・・・ゴミの後片付けとか・・・段ボールの片付けとかをやってみた・・・。不要なものが貯まりすぎてきた・・・。けいこばぁは・・夜勤だとか明けだとか・・・お休みだから寝る・・とかで忙しそうだし・・・。

 で、今日のお昼はここになった・・・。ここにも十一時ちょうどにお店に入った・・・。でも・・・若者が一人・・・おうどんを待っていた・・。私も「しっぽくうどん小」を注文した・・・。「できましたらお呼びしますから・・・」というので、テーブルで待っていた・・。五分ほどで・・あつあつのしっぽくうどんができあがった。

 

 ここも・・一応は・・セルフのお店なんだけれど、プチ・セルフみたいで、前金払いで、自分で返却する方式・・・。あ、そうそう・・・ここは昨日と同じ・・・さぬき市志度という町にある・・・「麺喰:めんくい」志度店だ。で、できあがってきたのがこれ。

 

 麺はやわらかくてつやがあるおいしい麺で、小麦粉臭くはない。お野菜もじっくりと煮込んであるので甘くておいしい・・・。里芋だって・・・お豆腐みたいにやわらかい・・。あ、あくまで「体験者の感想です」から・・・。

 

 で、時期的にこういう張り紙が・・・。いよいよ・・お正月が近くなったなぁという雰囲気。明日は・・いよいよ・・「仕事納め」になるんやね・・・、一般企業とかは・・。

 最近でも・・「御用納め」っていうのかな今も・・県庁とか市役所あたりでは・・・。

 で、通りかかったスーパーで、仏壇用のお花を一対買った・・・。今の時期だから・・高いのは仕方が無い。こういうものを前もって買っておくということにはならんものね・・。本来は・・私が仏壇のお花も活けないといけないのだけれど、さっちゃんはお華の先生だからね、私が活けたものは納得しない・・。だから、このお花は・・・旧宅のお墓用・・・。

 

 山の旧宅の屋根は真っ白・・・。子供の頃には・・・この瓦の先から小さなつららが下がっているのがうれしくて・・、喜んで食べたものだった・・。

 お墓に言ってみると・・・イノシシが山を掘って掘って・・・。お墓の周囲は落ち葉やら木の枝やら竹の枯れたものなんぞが散乱してる・・・。「なんじゃ、これは・・・」まるで・・・ヨンビョン島の砲撃跡みたい・・(行ったことはないのだけれど・・・)

 ま、気を取り直して・・旧宅の倉庫からホウキやらクマデやらを持ってきて大掃除・・・。で、ほぼきれいになったところがこれ・・・。

 

 その後、墓石とかを水で洗ったり・・汚れを落としたりして・・・お花を投げ入れて・・・おしまい。あんまり・・風景が変わっていないのだけれど・・・。

 

 ま、これでお正月らしくなってきた・・。ま、難しいお話はしないけれど、私はあんまり・・・信心深くないように見えるかも知れないが、それなりの信心はあるつもり・・・、一応はお坊さんだからね。

 その後は・・・自宅周辺の落ち葉掃除とかで・・・夕方まで・・・。

 子供の頃には・・青竹を切ってきて、それで軒の下やら天井やらを払って・・・すす払いとか蜘蛛の巣払いをやったもんだが、最近の家にはススなんぞつかない・・・。たまに・・クモの巣はあるけれど、掃除機の先なんぞで吸い込んでおしまいだ・・。子供の頃にはなかった・・・ガラス窓とか網戸とかの掃除は・・・天気のいい日に・・水道の水を吹き付けてやってみようと思いつつ・・・寒い日が続いてきて・・・はてさて・・どうなることやらだ。

 

 でもだ・・、窓のお掃除をやらなかったと言って・・・天地がひっくり返ったりはしないのだから・・そんなに気にすることでもない・・・。と、言いつつ・・、もうかれこれ・・四年か五年かになるのだろうね、この家に越してきて・・。

 はは、のんきなおじさんだことだ・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね・・。


南天の 一房に癒されて すす払い

2010年12月26日 | 日常

 朝の五時から起き出して・・・孫たちは大阪へ出て行った・・・。暗い内から大騒ぎだった・・・。

 九時過ぎになると・・・雪もやんだものでゴンの散歩に出た・・・。その後・・・クリスマスツリーの片付けをやってから・・・山の旧宅に行って・・・松飾りの準備だが・・・旧宅周辺も・・イノシシが木の根か草の根を掘ったあなぼこだらけだ・・・。まるで・・・ヨンビョン島みたいだ・・(というても行ったことはないのだけれど・・)。

 

 で、山から松の枝を切ってきた・・・。けいこばぁもお休みだったもので、水仙だのツタだのというものを探し出してきたようだ・・・。

 

 こういうもので・・・松飾りを作る・・・。だからと云って・・・確かな信仰心とか神頼みとかというものはない。これも、クリスマスツリーみたいなもので・・・時期時期の日本人の文化みたいなものだろうか・・。やはり・・、お正月にこれがないと・・なんだか間が抜けた気分になるものだし、この家に何か不祝儀かよくないことが起きたのではないかと心配されても困ることだし・・。

 

 で、いの一番には玄関飾り・・・。とりあえず・・・玄関だけはそれなりにしておいて・・。

 

 今日のお昼は・・・さぬき市志度の・・亀城庵志度店に寄ってみた・・・。最近は・・「しっぽくうどん」狙いだから・・どこでもに行ける訳ではない・・・。確実に・・・「しっぽくうどん」が出そうなお店を選んで行くようにはしてるのだけれど・・、たまに・・大外れになったり、メニューにはあるのに見落として食べられないこともしばしばだ・・・。

 

 ここは・・麺が第一おいしい・・・っていうと、「味を知らない人だ・・」とか云われるけれど、料理・調理は好みがあるものだからねぇ・・・。麺も好き好きで・・・硬いのが好みの人もあればやわらかいものが好きな人もいるわけで・・・。テレビショッピングなんかの画面の端っこに出ている・・「体験者の感想です」とかというテロップが必要な時代かも・・・。

 

 で・・・午後からは・・・お仏壇の迎春準備・・・。今頃は・・「迎春」って云わないのかな? あんまり聞かないし、見かけない言葉だけれど・・・。確かに・・・お正月は真冬の入り口みたいなもので、「春」って云う言葉からはほど遠いイメージかも知れない・・・。

 

 浄土真宗には「おみがき」という習慣があって、報恩講・お正月・お彼岸などの前に、仏具の手入れをすることをこう言う・・・。仏壇の中にあるもの全てを外して・・分解して・・・それぞれにお掃除をする・・。その中で一番苦労するのは、ローソク立てや花瓶、輪灯などの真鍮製仏具のおみがきだ。昔は・・・この真鍮製仏具のおみがきがたいへんで、古新聞・軍手・乾いた布(専用クロスや日本手ぬぐいがよい)・研磨剤・ゴム手袋(液体研磨剤使用の場合)などを用意して・・・。まず布で汚れを拭き取っていく・・・。特にローソク立てには蝋がついていることが多いので、削り落とすようにして・・・拭き取っておく。その後、布に少し研磨剤をなじませ、仏具全体に力を入れて塗り込む。全体に塗り込んだら、古新聞を小さく折り畳み、仏具の隅々まで根気よく磨き込む。新聞紙が黒くならなくなるまで繰り返すのだ・・・・。

 

 表面の研磨剤がとれてきたら、きれいな布で磨き上げて仕上げる。表面がピカリと光ったらできあがりだ。

 ところが・・我が家の仏壇は・・・木製仏具とかプラスチック仏具の上に・・金箔を貼ったものとか・・合金製の仏具とかになっているもので・・・昔風な研磨剤とかは使えない・・・。白手袋に羽毛ほうきとか・・・羽毛のはたきみたいなものでほこりをはたき落とす程度・・・。手荒なことはできない・・。

 

 こうしたご本尊様も木製の繊細なものだから・・・細心の注意を払って作業するしかない・・・。

 

 で、分解した仏具のほこりを払ってから・・・元通りに組み直していく・・・。

 ついでに・・・神棚のお掃除もやっておく・・・。神棚のお掃除も年一回がやっとで、年末のこの時期でないとやらないもの・・。旧宅なんぞでは・・・昨年のお正月の松が枯れたまんまで残っていることが多かった・・・。それだけ不信心なんだろうねぇ・・・。さすがにこのいえに越してきてからはそんなことはないみたい・・。

 でも・・さっちゃんには内緒だけれど・・神棚に掃除機を突っ込んで・・・強力的にほこりやら落ち葉やらを吸い込んでしまうのは・・・マナー的にはどうなんだろうかね・・・。

 

 ま、お正月風になればそれでいいのじゃないのかなぁとは思うのだけれど・・・。

じゃぁ、また、明日、きっと会えるといいね・・・。

 


特別付録>童謡  お正月と、おこたのはなし・・・。

2010年12月26日 | 民俗

童謡  お正月

 クリスマスも終わり、孫たちは朝早くから大阪に向けて出かけて行った・・・。「USJ」に行くのだという・・・。寒いだろうにねぇ・・・。この山の家では小雨なんだけれど・・・山は真っ白に見える・・。山では・・・雪なんだろうな・・・。

 で、おこたに入って・・・一休み・・・。

 

 今は・・・電気による赤外線こたつで、炬燵(火燵、こたつ)は日本の暖房器具のひとつである。熱源の上に炬燵櫓(こたつやぐら、炬燵机とも称する)を組み、こたつ布団(炬燵掛けとも)を掛けたもので、布団の中に足を入れて暖をとる。熱源は古くは木炭、豆炭、練炭などを使ってきたが、現在は電気器具になった。

 

 これは・・いつ頃の絵なんだろうかね。明治か大正なんだろうか、それとも江戸時代かも・・。やはり今と同じようだけれど、中はどんなだったろうかね・・・。

 

 こういうのを資料館で見かけたけれど、これでは足は入らないね・・・。お布団を掛けて、足を組むか正座して暖ををとったんやろうか・・。私が子供の頃には・・・

 

 こういうものとか、形がトンネル式とかかまぼこ型みたいなものとか・・、

 

 こういう・・あんかこたつ・・・というものだった・・・。で、いつの頃からか、この上に・・・やぐらを乗せて・・・、

 

 こういう形式になったかな・・・。でも、足を入れていたように思うけれど、これでは足が入らないけれど。記憶違いかなぁ・・。このおこたでは・・木炭を使っていたから・・お布団にもぐると・・一酸化炭素中毒になったし、暴れたりすると・・・灰がこぼれて大騒ぎになった・・・。

 現在の「こたつ」の漢字表記はもっぱら「炬燵」であるが室町時代には「火闥」、江戸時代には「火燵」と表記されたというのだから、早い時期から暖房器具として使われていたことがわかる・・。。なお、は国字である。また略称として「こた」があるがあまり用いられない。しかし、丁寧語の「お」をつけた「おこた」という言い方は多く女性に用いられてきた。ほかにも「あんか:行火」や湯たんぽもあったが、これはまた別の機会に・・・。

 さてだ・・、冒頭の歌・・・「お正月」には、お正月の遊びが出てくる。お正月にはタコあげて、コマを回して遊びましょ・・・というものだった・・・。年末になるとお店の前には「やっこだこ:奴凧」が並べられた者だった・・・。

 

 これに新聞紙でしっぽをつけて、それで高さなんぞを調整した・・・。四角い凧もあるにはあったが、このやっこだこが扱いやすいように思った・・・。それだし・・四角いものはお値段が高いように思った・・・。

 

 それにコマは必需品だった・・・。学校の運動場や教室でも回したし、広場があるとコマを回し合った・・・。

 

 学生服のポケットにはこのコマとヒモが必ず入っていて、この鉄芯でポケットがよく破れた・・・。だからと云って、転んでもこの芯でケガをするようなものはいなかったように思う・・・。

 年末に出る新年号の雑誌には特別付録として・・・すごろくや福笑いがついてきた。それもお正月の楽しみだった・・・。

 

 

 それに・・・「かるた」もあった・・。付録のかるたは紙が薄くて・・・使いにくく、やはり・・お店で買ってもらった「いぬぼうかるた」が楽しかった・・・。「犬も歩けば棒にあたる・・」というので始まったから「いぬぼうかるた」だった。

 

  うちは・・男兄弟だったから・・・まりつきやおいばねなんぞはやらなかった。お正月ってこともないけど、竹馬でも遊んだかな・・・。

 

 おおぉ・・・、雪が激しくなってきた・・・。山は真っ白になってきた・・。我が家ではみぞれみたいで、地面近くでは雨になっている・・・。そろそろ・・クリスマスツリーを片付けて・・玄関に正月飾りでも用意しようかな・・。ゴンの散歩はどうしようか・・・。

じゃぁ、また、夕方に・・・。


干し柿の 甘さ懐かし 店の先

2010年12月25日 | 自然

 師走らしい・・・寒い朝になった・・・。それだし・・起きたのが・・・七時過ぎだった・・・。油断したのか・・・なまくらになったのか・・・。こんなことでは遅刻してしまうじゃないか・・・。

 

 今日は・・娘家族がやってくるというもので、けいこばぁは・・一階部分を掃除機を掛けて・・・。二階部分は昨日に私が大掃除をしたけんね・・・。

 で・・・、十時前から・・・けいこばぁがお買い物に行きたいという・・・。娘家族との夕食会の準備らしい・・・。銀行にに寄ってお金を出して・・・新鮮市場というお店で・・・野菜だの魚だの・・・なんだのを買って・・・。

 

 ナマコだの鯛のお刺身だの・・・なめこだの・・・なんだのと・・。娘家族がやってくるのがうれしくて仕方が無いみたい・・・。

 で・・、「この前に・・おうどんをもらったお店に行きたい・・」という・・。いつか前に・・・、「30分以上たった麺はお出しできません。お客様に限り、一人一玉をお持ち帰りください・・」って書いてあった話をした。そのおうどんがおいしかったということで・・。

 「でも・・・毎日という訳じゃないし・・・」というのを振り切って・・・「いこいこ!」という・・・。おばさんパワーはすごいね・・。

 

 ということで、おなじみの・・さぬき市長尾の「笠堂や」というお店に行った・・。けいこばぁは初めてなんだ・・。

 

 で、私は・・マイブームのしっぽくうどん小に、いなり寿司2個を注文した。けいこばぁは頑固なまでに・・「かけうどん小」をベースにアジの天ぷらを選んだ・・。二人で・・・千円以下だったのは間違いがない・・・。

 

 で、きっちりと・・・うどん玉を二人分・・二玉をゲットした・・・。

 このうどん玉がだ・・・。我が家に戻ると娘家族が先着してて・・、その昼ご飯の煮込みうどんになった・・・。タダでいただいてきた・・二玉が・・・来客・・四人分の煮込みうどんになってしまった・・・。さすがやのぉ・・・。

 

 で、孫への・・・プレゼントだ・・。じぃじは・・二人の孫に・・どんなプレゼントを用意したのだろうか・・・。わくわくしながら・・二人は包装紙をめくる・・。

 

 なぎちゃんには・・・「絵手紙セット」に「な」という字の落款・・・ハンコやね・・・。これで、なぎちゃんも自由に絵手紙が書けるようになった・・・。

 

 はやてちゃんにはなにやら怪しげなものが・・・。実は・・・はやてちゃんが我が家で使う、ノコ、金槌、メジャー、ドライバーなんぞの工具と工具袋・・。

 

 こんな感じで・・・大工さんというか棟梁というか・・・電気屋さんという感じかな・・・。これがお気に入りで・・・早速に・・・我が家のシンボルツリーの楠の木に登って・・・基地作り・・・。

 

 おりしもまわりは雪だ・・・。香川では雪は珍しい・・・。降っても・・・降るだけで・・なかなkないは積もらない・・。これも温暖化の影響なんかなぁ・・・。

 

 白いものが舞うばかりで・・・積もったりはしないが、さすがに・・・クスノキの上では作業ができないらしく・・、「棟梁」は降りてきて・・おこたにもぐりこんだ・・。

 

 さっそくに・・なぎ画伯が・・絵手紙を書いてくれた・・・。最後の・・「な」は落款のつもり・・。「な」という落款はあるのだけれど、印肉がないので押せなかったのだとか・・。それはうっかりとしたサンタさんだな・・。で、手書きしたというものらしい・・。

 

 で・・これが・・・来年の年賀状になるのかしらん・・・。記念撮影らしい。その後・・・乾杯して・・・クリスマス会の開始・・・。

 食べて・・・呑んで・・・歌って・・踊って・・・森の一軒家ではどんちゃんさわぎ・・・。

 

 この三人は・・・明日の早朝に・・・大阪に向かって出発して・・・「USJ」に行くのだとか・・。

じゃぁ、また、明日、元気に会えるといいね。

 


顔のない 風が吹くなり イブの夜

2010年12月24日 | 自然

 今日のさぬきは曇っていて風もあって寒い1日だった・・。各地では雪らしいが・・こちらは雪にはならなかった・・。

 この寒さの中でも、森林組合の人たちは伐採作業をやっている。まぁ、こういう時期の方が雑草も少ないし、アブやブヨやマムシがいないもので作業はやりやすいのだろうけれど・・・。

 

 こんな風に、数メートルごとに土留め柵を作りながら伐採をしていく。その後・・ここにヒノキなんぞを植林するのだそうだ・・。おかげで・・携帯電話のバイブレーターみたいな音が響いてくる・・。

 ま、そういう寒い中・・、勇気を出して・・暖房を止め、窓を全開にして・・二階部分の大掃除だ・・・。しばらく掃除機をかけないでいて、プラモデル作りなんぞをやっていると、部屋中がゴミやほこりだらけになってきた。さすがに我慢ができなくなってきたので大掃除だ・・・。

 

 パソコンをどけ、おこたをどけて・・カーペットもベランダに干して・・掃除機をかけた・・・。プラモのクズとか歌集の紙くずとかステップル針とか・・・さすがにこの時期には虫やアリの死骸はないが・・・。二階部分の洋室、和室にマシン室、それに廊下、トイレ、階段なんぞをお掃除すると・・・早くも10時半になった・・。

 で、今日のお昼はここになった・・。さぬき市長尾西の東部流通センター内にある・・「讃岐うどんみさと」に行ってみた・・。
 

 ここはなんというんだろう・・青果市場・・・みたいな所の敷地にあるおうどん屋さん。市場で働く人や仲買人さんたちが集まるお店みたいなものかなぁ・・。ここも・・内装は簡易のやっつけ仕事みたいな雰囲気だけれど・・・慣れてくれば普通の風景になった・・・。

 

 で、ここでも・・しっぽくうどん小を注文した・・。やはり、この時期にはこれがおいしいかな・・。隣のカレーうどんもおいしいのだけれど・・・。なんていうか・・・あんまり煮込んだ野菜って食べないのだけれど、ふっとこうして毎日でも食べたくなる時ってあるものだ・・。

 

 普段には食べない里芋も、ここの里芋はやわらかく煮てあって・・・おいしく食べることができた・・・。やっぱり、寒いときはこうした野菜煮込みうどんがおいしいね・・。

 さて、その後・・・プラモデルを片付ける意味で・・・私の作りかけだった・・・「ザク2」の頭部を仕上げて・・・一応の竣工にした・・・。こういうものでも手を掛ければいくらでも改造できるし、塗装にも夢中になれるのだけれど、時期的には一時休憩やね・・。

 

 これって、わずかに・・12Cmしかない小さなもの。これで、2400円もする・・。私がプラモ作りをやっていた数十年前には・・400円くらいなものだった・・・。確かに部品が精密になったし、カラーパーツも多くなった。こういう細かな工作は・・・ちと・・無理かなぁと思うようになった・・・。指先と視力とが大きな障害になったなぁ・・。

 

 さて、午後からは・・さぬき広島のお正月の神事・・「ももてご祈祷」の準備をやってみた・・。いわゆる「新春の弓事行事」で、「百々手神事」というもの・・。

 

 神社で弓を放って・・・悪霊を退散させたり、家内安全を祈願するもの・・。そこに「ササ」と言われる・・粗品や景品やら・・お包みを持ってくる人に、記念品代わりっていうと違うのだけれど、「捨て矢」というものをお渡しする。本来は違うんだけれども・・。

 

 で、これを頂いて帰って、玄関に一年間立てかけておく・・。ま、いわゆる悪魔払いというか、悪鬼退散のしるしみたいなものだな・・。

 これを・・20本ずつ持って行くことになっている。それの準備だ・・。

 

 色紙に・・・「奉射百々手神事」 「悪魔降伏悪鬼退散」と書いてある。「撃ちたてまつるももてご祈祷」「悪魔降伏、悪鬼退散・・」これを矢羽根にするってことだ・・。明日には「矢竹」を切って来なくてはだな・・。

 それはさておき・・・、今日はクリスマスイブなのだけれど・・。孫たちがやってこない・・。クリスマス(キリスト降誕祭)の前夜のことをこう言うらしいが、eveは夜を意味する古語evenから来たもので、「クリスマスの夜」の意味になる。

 キリスト教会暦では日没が1日の始まりであり、クリスマスは24日の日没から25日の日没までとなるので、その間の夜である24日の夜のことをクリスマス・イヴと呼ぶのらしい・・・。

 

 ま、なにせ、私らのこどもの頃には・・・サンタクロースもいなかったし、クリスマスもなかった・・・。この頃から学校が冬休みになって、こどもらの関心はお正月のことばかりやった・・・。どうやってお正月を遊ぶか・・・どんな買い物をするか、どんな映画を見るか・・・みたいなことやったなぁ・・。まだ、マンガ本も貸し本もなかったようだし・・。

 

 サンタさんというと・・・「三太さん」というおじいさんくらいしか連想できんかった・・・。そんなおじさんのことよりかは、どうやって凧を高く上げるか・・・、どうやって・・・森の秘密基地を作りあげるか・・・みたいなことに夢中になっていたなぁ・・・。

 我が家には子供がいないので・・・サンタさんも来ないだろうし、煙突もないしね・・・。

 

 でも・・・最近のサンタさんは宅配便を使うのか・・・って思った・・・。こんなお花が・・・プレゼントされてきた・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね・・・。


木の葉来て また舞いきては 谷を飛ぶ

2010年12月23日 | 自然

 昨夜・・・けいこばぁからもらった・・・介護施設で使う「カラオケ歌集」の原稿が散乱というか山積みになっている朝だった・・・。

 

 これを製本して欲しいと言うのだ。納期は今日の午後三時・・・・。それも15部で四〇ページほどのカラオケ歌集・・・。おまけに・・目次もつけて欲しいという・・・。午前中は・・・印刷とページ逢わせ・・・。奥方のお願いだから・・・お小遣いにはならない・・。

 相変わらず・・・我が家の前では森林組合の人たちがチェーンソーをうならせて伐採をやってる・・。落ち着いて作業もできないじゃないか・・・。かと言うて、クレームもつけられない・・・。

 

 見えるかどうか・・・、木の上で・・チェンソーを使ってツタや邪魔になる枝を切り捨てている。まるで・・ましら(サル)のようだ・・。

 あ、いけない・・・。今日は・・・天皇誕生日じゃないか・・・。ま、一応敬意をはらって・・。

  君が代・・・独唱・・・。ご尊顔は・・・ご遠慮させていただく。

  それはそうと・・今日は・・東京タワー完成記念日だとか・・。私・・・、東京タワーの印象も思い出もないんだわ・・。行ったこと・・・ないんやろうかねぇ・・。

 

 ま、なにぶん・・高所恐怖症だからして・・・。あの展望台もけっこう・・・高い位置にあったもので、バスの中で狸寝入りしてたのかも知れない・・・。

 で、今日のお昼はここになった・・・。さぬき市津田にある・・「羽立:はりゅう」という一般店。ここは珍しく・・・飲み屋さんみたいに・・・カウンター席しかない。だから・・十人も入ればいいほうか。駐車場もその程度・・・。

 

 ここでも・・・何回も紹介してると思うけれど、津田川の左岸にあって、津田高校の西側みたいな場所。ここならば・・・と思って行ったんだけれど、あった!「しっぽくうどん400円・・・という看板が・・・。

 

 これがその・・「しっぽくうどん」で400円。ほかに稲荷寿司2個を食べて・・・合計・・・550円だったか・・・。店長さん、私のことを覚えてくれていたのかな・・。麺はおいしいし、お出汁もいい。お野菜の煮込む具合もよくて・・・おいしかった・・・。

 で、奥方に依頼されてたお仕事のために・・・さぬき市志度のホームセンターで「製本テープ」を買って・・・、時間が早いしなぁということで、我が家を素通りして・・・。

 

 三本松のメガネ屋さんがブログに乗せていたダムに行ってみた・・。私らが子供の頃に通学していた旧道を訪ねてみたい・・と思っただけなんだけれど・・。

 私らが小学生の頃には、こんなガードレールもなくて、舗装もされていない赤土がむき出したまんまの山道だった。この右手に見えるものが・・・昔の「砕石:われいしダム」だ。こんなに小さかったかね・・。

 このダムのおかげで・・・通学路は断ち切られてしまって、その先は湖底に沈んでしまった・・。

 

 この右手の建物は発電棟・・・。水量が多い場合にはここで発電機が回る・・・。その先のアルミの階段を昇って・・・上まで上がれる・・・。今の時期には蜘蛛の巣もないし、ヤブ蚊も飛んでこないし、茂る若葉もなくて歩きやすい・・・。

 

 これが・・・点検通路だ・・。このダムができた当時は、ここを通ることができて対岸にまで行けた。だからと行って、何かがあるということでもなかった。ただの・・・トンネルだった・・。今は危険防止のためか施錠されてしまった・・・。

 

 これは・・・左岸側の林道で、ダムの堰堤につながっている。つまりは・・・ダムを一周できるってことで、県道工事の際には、ここを通って通勤したこともあった・・・。水戸のご老黄さまがやってきそうな山道ではある・・・。

 

 これは左岸側にあるヘラブナ釣りの人の専用釣り場。自分でこのような釣り場から階段から手すりからを作っている。優雅な趣味というか・・・なんか・・・ね。

 

 ま、林道というか・・・周回道路というかには、砂防ダムとか・・いろんなものがあるのだけれど、今回は省略して・・・県道まで抜けた・・・。この橋が・・・通学路の途中・・。だから・・あのダムの下から・・・ここまでの旧道っていうものがあったわけだ。今は湖底に沈んでしまったのだけれど・・。この橋は早くからあった・・・。その向こうの断崖の岩を・・・「せんばんがだけ:千羽ケ嶽」という・・・岩登りの練習場でもあったし、民話の場所であったりする・・。

 この橋も・・・その岩に由来して・・「千羽鶴橋」という・・。

 

 だから・・・橋の欄干飾りもそのようなデザインになっている。それだし・・・。

 

 これは・・「親柱」というのだが、ここにも折り鶴がデザインされている・・。

 ちなみに・・・川のうんちくだけれど・・・川は・・・上流から下流に向かって・・・右側を右岸、左側を左岸と呼ぶ。だから、ダムの場合も同じで、上流から下流を向いて右岸・左岸と呼ぶ。ただし、橋は・・・東京に近い方、東京に向かって・・・「上り」といい、その逆を・・「下り」という。その位置によって、橋の親柱のプレートが違い、この親柱は、上り側の左岸ということがわかる。そう、決まっているのだ。

 橋には、「千羽鶴橋」という漢字プレート、「せんばつるはし」というひらながプレート、橋の架かっている河川名「津田川」と、橋の竣工年月日・・・・の四枚があり、その位置で橋の向きがわかる・・・。一度、近くの橋で確認してみるといい・・。

 

 で、これが右岸側の階段を下りたところ・・・。で、私はおよそ一時間で元の場所に戻って・・・奥方に頼まれていた「歌集」の製本を終えて、午後三時には納品しておしまい・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 


冬至だね ゆず湯にほっこり プラモデル

2010年12月22日 | 日常

 「おいだ~、りこげなもんがついとるぞぃ・・」
 「あんだ~。うまげなのぉ~・・」

 という会話が、ゴンの散歩の朝、近くの「お不動さん」の境内で聞こえた。中年の・・と言うても七十歳を過ぎた夫婦の会話である・・・。

 

 この不動庵の手洗い場に手吹き用のタオルを置いていたが、これが衛生上悪いと言うことで撤去された。それが・・案外とハンカチとかタオルを持たない人が多く・・・仕方がないので、広縁の下の雑巾で手を拭く始末・・・。

 そこで、有志がこの「ジェット・タオル」を寄進したのだ・・。それを見ての・・・老夫婦の会話だけれど、さぬき人以外の方には理解できるだろうか・・・。ま、さぬき人でも感じ方はいろいろだろうとは思うけれど・・。

 「~げな」、「~げなで」・・・は、~みたいだ、~のようだ、といった意味で使う。使い方は、聞いた話が本当らしいときに「あの話、ほんまげなな」とか、「どうやら、そうげなで」とかと使う・・。

 「りこげな」・・・賢こぶった態度、小利口そうに・・・。 例)りこげなことゆうな! りこげにいうとはりまわすぞ・・。とか。
 「うまげな」・・・・かっこうがいいさま。 例)うまげな家たててからに。うまげに車に乗っりょるのぉ・・。
 「うれしげ」・・・・なまいきなさま。中学生が多用。特に上級生が下級生に目をつけるのは主にこの理由によりことが多い。「うれしげにしよったらはりますぞぉ・・・」とか。ちなみに「はります」は、「平手打ちをすること」

 

 それだから・・・「りこげな」というのは、偉そうな言葉、態度をとる人や、屁理屈を言う相手に対して使うことが多い。賢そうなことを言う人や、自分が正しいというように正論を振りかざす人にも使うかもしれない。使い方としては、屁理屈をこねる相手に対して制する時「りこげに言うな」とか、正論を言う人に「りこげなこと言よるけど、ほんまに出来るんかいな?」などという・・・。

 が・・・。この場合はそういう意味ではないと思う・・・。

  奥さんの・・「うまげなのぉ・・」は、「かっこいいわね~」ということで、「おいしそうだわ・・」という意味ではない。

 ま、ニュアンスとしては・・・、「ほらごらん、すばらしそうなものが付いてるよ」「あら、ほんと。かっこいいわね」みたいなことかなぁ・・。私も一時は讃岐弁を調べたことがあるけれど・・、こういう場合に・・「りこげな」って言うのかねぇ・・。

 

 で、今日は県立病院の予約診察の日だった・・・。採血の結果、ワーファリンの効き具合を調べて、それで薬の量をコントロールするみたいなことで・・。今回も・・・ワーファリンがよく効いているようで、少し量を減らすことになった・・・。どの薬でも同じだと思うが、効き過ぎてもいけないし、効き具合が悪くてもいけない。所詮は・・「毒」なんだもの・・。

 で、今日のお昼はここになった・・・。東かがわ市三本松のJR三本松駅に隣接するように建っている「セルフうどん えい吉」という新店で、今月の20日に開店したばかり・・・。

 

 ここには何のお店があったんやろうかね。この駅前にもずいぶんと来たことがないが、全くの新築とは思えないのだけれど・・。床にはP-タイルをはがした跡が残っていたし・・。

 

 でも、店内はこんな感じの「改造が終わったばかり・・」みたいな印象・・・。メニューもまだまだ少ない。店も駐車場も広くはないが、当座はこんなものかも・・・。

  

 で、今日は・・・新店ということで、かけうどん小(200)+揚げ(100)+いなり寿司(80*2)で、合計460円。お出汁も揚げもおいしかったが、麺は・・・田舎風のごつごつした昔風なおうどん。東讃岐では・・「硬いのぉ」と言われるかも・・・。でも、私はこういうお店、好きやね・・・。もっと、駐車場が広ければ安心できるのだけれど・・。

 さてだ・・・。今日は・・「冬至」なのだそうだ・・。だからという訳ではないが・・・。

 

 ゆず湯にしてみた・・。さぬき広島では・・「かりん湯」をやったのだけれど、あの時には煮過ぎてしまって失敗だったから、今度はお湯を沸かしてから・・ゆずを入れてみた・・・。多分、今夜の夕食には・・・。

 

 ナンキン料理は出ないと思う・・・。冬至には・・カボチャを食べると・・なんとかというのだけれど、そういう余裕はないのかね・・。ま、迷信と言えば迷信、俗信と言えばそうかもしれないが、文化としてはそれなりに継続してもいいものだとは思う・・・。

  昨日の続きで、「2011;年・消費者が選ぶ近未来ブレイク予想ランキング」というのを見てみた・・・。

 ①位 東京スカイツリー
 ②位 LED電球 は昨日と同じなので省略・・・。

 ③位 電気自動車 というのがあるが、電気自動車に乗ったことがあるが、ま、そんなには違和感はなかったな・・。ただ、バッテリがいつ切れるか・・・みたいな恐怖感というか不安感はあった。そのバッテリーさえクリアーできたら・・・いいかも知れない・・。

  

 ④位 羽田空港国際化
 ⑤位 スマートフォン
 ⑥位 3D映画・テレビ・カメラ

 は、昨日と同じなので省略・・・。

 ⑦位 ハイブリッドカー これって、けっこう、そのあたりを走り回ってるでしょ・・。話題になるほどの物でもないと思うのだけれど・・・。

  


 ⑧位 電子書籍端末 こういうもので本を読むというのは早くから聞いてはいたけれど、それが実現したんやねぇ・・。私のノートPCでも、電子書籍は読めるのだけれど、電車の中とか病院のベッドとかで読めたら退屈しないと思うなぁ・・・。

  
 ⑨位 格安航空チケット これも・・・国内線でもやって欲しいね・・・。私ら・・外国に行く機会ってほとんどないもの・・・。国内線で、沖縄とか北海道とかもお安くして欲しいものだわ・・。

 

 ⑩0位 タブレット型情報端末 これがわからんのだけれど、「スマートフォン」と、「電子書籍端末」と、この・・「タブレット型状端末の区分点というか境界線というかが・・わからない。ま、おおまかに理解しておけばいいものだとは思うのだけれど・・。

 

 ①位は12年春に開業が予定されている「東京スカイツリー」だが、その夜間照明には②位の「LED電球」が使用される。東京スカイツリーのライトアップ風景は、東京の新名物となることは間違いない。また③位に「電気自動車」、⑦位に「ハイブリッドカー」がランクイン。電気とクルマの関係はますます深まっていくと考えられるのだそうだ・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


雨やねぇ 冷やっこくはなったけど まだましや

2010年12月21日 | 自然

 いよいよ・・今年も残りが十日になったね・・。だからというて、この世の終末が来るわけでも人生のおしまいが来るわけでもないのだけれど・・・。気分的に・・・慌ただしくなる時期なんだよね・・・。 

  

 いきなりのお坊さんだけれど、今日は「弘法大師」の縁日の最終日・・・。いわゆる・・「しまい弘法」という日なんだそうだ。「なむだいし・・へんじょうこんごう・・」というおしまいの日らしい・・。

 今日は雲って暖かい朝だった・・。で、午後からは雨になって・・・風もなくて静かな一日になった・・。もっとも・・朝の九時過ぎからは森林組合の作業員がやってきて片付けをやっていたが、私も十時前にはお出かけをした・・。

 

 そのお出かけ前には・・さぬき広島での「英国士官レキ研究会」用の資料を整理したり、電子化をやっていた。もう、この時期になると今月の例会は無理やね・・・。ま、自治会長さんに借りた資料を複写したり整理したり、スキャナーでスキャニングしたり・・・をやっていた。

  

 これは・・50年ほど昔のものらしい「英国士官レキの墓」だろうと思う・・。相当に風景が違っているし、昔はこんなお墓だったんやね・・・。私らが見かけるようになった時はもう少し立派になっていたし、後ろの民家も見えなくなっていた。

 で、ファンヒーター用の灯油が無くなったし、リビング用の囲炉裏をガス化するための資材確認のためにホームセンターをのぞいてみた・・・。

   

 で、その近くにできたという・・「こがね製麺所志度店」に寄ってみた。今年の10月24日にオープンしたそうだ。ここは・・少し前まで・・・「とくとくうどん」とかといううどん屋さんだった所。敷地内にはボーリング場とか食堂とかがあるところで、志度ファミリーボウル内・・・。

  

 私も最近は我が家ばかりにいるもので、なかなかに「新店情報」が入ってこない・・・。ま、自宅にいるのだから、そういう情報を集めるのが早いはずなんでだけれど、アンテナの張る方向が違うのかね・・・。

 で、マイブームのしっぽくうどんを頼もうとしたら、「しっぽくはやってません・・」というので、「おんたまぶっかけの小・ぬくいん(270円)」を注文した。それにいなりずし(90円)2個で、合計・・450円。

  

 つまり・・温泉玉子の載ったつけ出汁をぶっかけた温いうどんってことだ。ま、珍しくはないがなかなかにおいしい食べ方ではある・・。

 

 で、「当店では30分を過ぎたおうどんは販売しません。当店のお客様に限りお持ち帰りください」という・・・うどん玉があった。ま、そういうパフォーマンスなんだろうけれど。他店で、それをもらって帰ったらおいしかったという家族の希望で、ここでもうどん玉を頂いて帰った。それが今夜の夕食の「しっぽくうどん」鍋になった・・・。ちょうど・・3玉あったそうだ・・。

 で、灯油を2缶、18リットルを二つ買って・・・それで午前中はおしまい・・。午後は・・・ザク2のプラモデル作りに戻ったのだけれど・・・小さな部品を組み合わせるという複雑な部分に入ってしまい・・・悪戦苦闘のイライラ作業・・・。何のためのプラモ作りだろうかね~・・・。 

 さて、昨日の関連なんだけれど、今度は・・・「2010年・消費者が選ぶ話題性商品・注目商品ベスト10」ということで調べてみた・・・。

 ①位 スマートフォン  昨日と同じで・・・携帯電話の新型で便利なんだろうとは思うのだけれど・・・。とにかく・・発信する相手もないし、掛かっても来ないし・・・メールも届かないし、見たい情報もないのだから・・・必要なものだとは思えない・・。私は・・・PC世代で、PCさえあればそれでいいみたいなもの。

 


 ② Twitter・・・。ホームページとブログを三つ持ってると、それ以上には言葉が出て来ない・・・。つぶやくことはあるけれど、それを言葉にするほどのものでもないなぁとは思うし・・。「うどんやなう」という淋しさは必要ないな。
  
③位 食べるラー油。これも昨日同様で、心臓病の私には・・・必要ないのかなぁとは思うし、一度食べるとやみつきになるかも知れないなぁとは思うのだけれど・・・カートに入れる勇気も財力も必要性もないな・・・。
  
④位 地デジ対応大画面薄型テレビ これは欲しいし、必要なんだろうね・・・。我が家のリビングにはあるけれど、島の家とかにも欲しいとは思うが・・・「海に行ってまで・・テレビを見なくてもいいでしょ」と奥方はいうのだ。楽しいときにはテレビなんぞいらんのだけれど、一人で寒い時期にいると・・・テレビくらいはあってもいいかなぁと。
  

⑤位 坂本龍馬 確かに・・・今年は「龍馬伝」とかで、醤油から豆腐から納豆から・・・お酒・焼酎・・・まぁ、いろんなものに「龍馬伝」の文字が氾濫してたな・・・。そこまで・・するん? みたいなものにまで「龍馬伝」の文字があったと思う・・・。ま、私には何も影響しなかったし、買うこともなかったなぁ・・。
  

⑥位 羽田空港国際化 これも・・・今年は必要なかったなぁ・・・。来年の夏には・・・羽田かなぁ・・。ま、羽田から外国へ行く予定は当分、ないのだけれど・・。
  
⑦位 東京スカイツリー   これこそ・・私らには無関係な話題やね・・。全く・・興味もないし・・・おかげもないし・・・。来年もおそらく・・・関係ない場所やと思う・・・。
  

 ⑧位 エコポイント・エコ減税関連商品 これもまた・・・全く関係のない話題やったね・・。エコカーもエコ家電も買いたい物もないし、買う資金もないしってことで、何も買わない・・・。こういうのんが、ホントのエコちゃうのん?
  
 ⑨位 ワールドカップ南アフリカ大会  あんまし・・スポーツ関連の話題にはついていけんのだ・・。チーム名とか選手名とかが覚えられないし・・・すぐに忘れてしまって・・。大好きな阪神タイガースの監督の名前すらわからんようになってる・・・。認知症とは違うと思うけれど、動きが激しいもので、名前がごっちゃになってしまうのだ・・。
  

 ⑩位 LED電球 これは・・知らず知らずのうちに生活の中に浸透してきているんだろうね・・。こういう電球を買おう・・・という意識はなくても、懐中電灯とか照明器具の中に・・・自然と組み込まれて使ってしまっているんだろうね・・。
  

じゃぁ、また、明日、この話題の続きで会えるといいね。

年末恒例 今年になぜか 流行ったもの(自由律)

2010年12月20日 | 日常

 今日も暖かい一日になった・・・。今日は・・けいこばぁがお休みだったもので、その運転手、昔風に言えば・・「アッシイー君」だ。

 夏前に入院した・・「入院証明書」を発行してもらうために県立病院に出向いた・・。私は・・秋の入院分かと思って、秋の一か月分の入院証明書をもらったのだけれど、「5月のも手続きしないともったいないじゃないでしょ!」とおっしゃる。

 

 ということで、県立病院に出向いた訳だ。で、奥方が事務員さん相手に説明をして・・・。「お金のためなら・・少々の苦労はいとわない・・」みたいなことで。私は後ろで黙って見ているだけ・・・。ま、それで・・・いくばくかのお金が振り込まれるのだから・・・ありがたいことやね・・。それで・・来年夏の北海道旅行ができればいいのだけれど。

 で、ついでだからと・・、東かがわ市のセルフのお店、「元匠・湊店」に寄った・・・。けいこばぁが、「ここでいいでしょ」というものだから仕方が無い・・・。なにせ、スポンサーは奥方だもの・・・。

 

 でも・・一般店びいきのけいこばぁが、ここには立ち寄るっていうのだから、味とか麺とかがおいしいのだろうね。それだし、従業員に知り合いが何人かいるっていうことも安心感があるのかも知れない・・。

 

 で、「しっぽくうどんはあるんかいね・・・」というと・・「うちは、しっぽくはやっとらんの・・・」というので、肉うどん小にした。けいこばぁは・・・お寿司に・・かけうどんの小だ。あ、ここも奥方の支払いなので料金はわからないが、おそらく・・・「肉うどん」は350円だったと思う・・・。

 

 麺もなめらかでつやがあっておいしい・・・。お肉の出汁が出ていて愛はまろやかで食べやすかった・・・。なんとなく・・セルフの店にしては・・・安心感のあるお店だとは思う・・・。

 その後・・・高松まで・・志度経由で走ったのだけれど、途中、トイレ休憩で、さぬき市志度の大型商業施設の「フジグラン・・」に寄った・・。そこのトイレで見つけたもの・・・。

 

 これって、何だろ・・・。子供用の便座かしらん・・?ここは・・車いす用とか赤ちゃん用とかの「ご自由にお使いください・・」スペースらしいのだけれど・・。お母さんが赤ちゃんのおむつをかえている間に、幼稚園児のおねえちゃんにトイレさせるっていうものかしらん・・・??トイレットペーパーもすごく低い位置にあるし・・・。

 で・・、けいこばぁの目的地の・・・「ゆめタウン高松」の敷地内にある・・ここに向かった・・・。

 

 ここで・・・合格祝い・・自分にご褒美ってことで、ガラスのボウルを買った・・・。そのあたりが私にはわからんのだけれど、プラスチックでは味わえない料理を・・なんとかガラスのボウルで作るのが夢なんだと・・。「いみふ:意味不明・・」の奥方と・・・私・・・。

 その後・・・リビングの出窓用の・・・「カーテンレール」を買って・・・。リビングには東向きの普通の窓にはカーテンがあるのだけれど・・、北側の出窓にはカーテンがない・・・。そもそも・・出窓用のカーテンレールって、どんなものなん??若い頃に勉強した・・・「二級建築士」でも、内装やカーテンなどの装備には不勉強・・・。ホームセンターなんぞでも・・「出窓用」というカーテンレールやらカーテンは売っていない・・・。というか、見かけたことがない。でも、あるんだな・・・。

 

 あちらこちらを歩いて調べて探して・・・。結局の薬局で・・・我が家の出窓にはカーテンが取り付けられた。でも、ありあわせのカーテンをつるしたので・・・公開は当分・・・無理・・・。

 さて・・・先日のNHKーTVでやってたんだけれど、「今年に流行ったもの・・」という特集をやっていた・・・。

 ① パワースポット    例の・・清正の井戸とかいうものに行列する人たち・・・。

   

 ②山ガール・山スカ・・・。

   

 こんなかっこうをしたいがために山に行く女性も増えたのだとか。来年は「釣りガール」だってさ。

 ③ K-pop J-popならぬ・・「韓国(人)ポップ」っていうことらしい。韓国人たちのグループとかの攻勢・・。

  

 ④ 3D いわゆるスリーDの「飛び出す画像」のテレビ、ビデオ、デジカメ・・・。

  

 ⑤ スマートフォン 携帯電話らしいのだけれど・・。

   

 ⑥ もしドラ 「もしも・・・なんちゃら・・・たらたら・・」という本・・。

   

 ⑦ 均一料金居酒屋 そういうものが流行ったらしい・・。

   

 ⑧ ハイボール・・。ウィスキーを炭酸水で割ったものだと思うのだけれど・・・。

   

 ⑨ がっつりめし 盛りだくさんの山盛り飯みたいなイメージだけれど・・。

   

 ⑩ 食べるラー油 ラー油って、本来は食べられないものだったのかな?

   

 でもだ・・・。これらの全てに関係のない一年だったと思う・・・。私も・・雑学人間で、何にでも興味のあるおじさんだったのだけれど、こういう品物の前では・・・黙秘権行使というか、ただ・・平身低頭というか・・無条件降伏というかだな・・。世の中は・・進んで居るのか・・大きなバカをやっておるのかだな・・とも思ったりする・・・。

じゃぁ、また、明日はこの続きで・・会えると思う・・・。

 


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