まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

振り向けば 背中ごなしの ふきのとう

2014年02月28日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は晴れている所もあったようだが、気圧の谷の影響で雲が一日中広がっていた。気温は12度から14度と暖かい一日になった。湿度も84%から60%。風は3mから2mの北東の風。明日の3月1日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 「イギリス士官レキ研究会」の」事務局から、パワーポイント版の発表用原稿をイギリスへメール送信したいので、三月頭の週までに送るように云われて大慌てで最終調整・・・。内容も簡単にして重複する部分を省いてと、大幅にスリムにはしたのだけれど・・・。やはり大き過ぎて送れない。

 

 で、今日も気分転換に「ひけた・ひなまつり」を覗いてきた。さほど、珍しいものがあるわけではないのだけれど。

 

 今日は雨も降らないし、風も強くないので多くの人出が見られた。でも、おひなさんよりもお買い物とか食べ物のほうに興味があるみたい。お土産は海産物とか、おひなさん用のお寿司とかお菓子とかも人気みたい。

 

 このひなまつりは今年で12回目ということで、第一回から見てきたが、そんなに新しいおひなさんが並ぶわけでもないので、少し配置が換わったりする程度。というか、お店が廃業しておひなさんが消えた・・・というところもあったりして。

 

 これがおひなさん用のかざりもの。緑色のモノは「わけぎ」というネギの一種。子孫繁栄の意味があるらしい。白いものが立っているが、白ネギの部分を逆さにして、上部を十字に裂いてある。こうしておくと花びらのように開いてくる。下の貝はハマグリ。夫婦仲良くとか・・・という意味があるらしい。

 

 で、今日のお昼はその引田(ひけた)の町にある「かめびし屋」というもろみ屋さんがやっているうどん屋さん。一般店でもあるようで、セルフのお店でもあって、自動券売機で食券を買って、カウンターに持って行くとおうどんを渡してくれる。好きな席について、ネギや天かすなどはフリートッピング。食べ終わったら、食器を返却所で置いておしまい・・・。

 

 で、今日は「もろみうどん小」で400円。おうどんの上にもろみが乗っている。その上にネギが少しばかり。このもろみをお出汁で溶きながらおうどんを食べると、もろみのかおりが漂ってきて、おうどんがまろやかになる。最初は少し辛いかなぁ・・と思うけれど、最後にはおつゆまで飲んでしまっている。

 

  かめびし屋さんはこうじ屋さんだから、おうちに入った瞬間にもろみの香りが漂っている。

 

 さて、このひなまつりの時期に、いつもたくさんの「ふきのとう」をお友達にプレゼントしていたのになぁ・・と、午後からは山の旧宅に行ってみた。

 

 今年はまだ、ふきのとうを取ったことがないなぁ・・と思っていたのだけれど、探してみればあるわ、あるわ・・・。

 

 それもすっかりと伸びてしまっていて。雪だ・寒いわ・・と云うている間に、こんなに大きく伸びている。

 

 これの「荒皮:あらかわ」という黒い外側の葉っぱを捨てて、きれいな部分だけに掃除をする。

 

 これだけあれば、天ぷらにもフキ味噌にもできそう。しかしのかかし、すっかりと季節のうつろいにも鈍感になってしまったことよ。二・三年前には、毎日毎日、フキを探して走り回っていたのに・・・。

  

 今日の掲示板はこれ。「人生が行き詰まるのではない 自分の思いが行き詰まるのだ」という安田理深さんの言葉である。人生を行き詰まらせる事が外にあるのではない、困るような自分がいるのだという事に気がつけば、日々の忙しさに流されそうな日々の暮らしの中にも、更(あらた)めて人生の大事を憶わしめられることである。 人生が上手くいっているときは、自分が目印にしているものが不確かなどと思いもしない。しかし、どうすることもできない状況に出会ったとき、自分が人生の目印にしていたものは、何と儚いものだったかを思い知らされ、絶望と空しさで、どう生きていいか分からず迷う。そして、人間はそれを繰り返すのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


春の雨 こころの乾きを 湿らせる

2014年02月27日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は四国付近にある低気圧の影響で、東部では雨や雷雨となっている所があった。おまけに南南東の風が吹き荒れて嵐のような時間帯もあった。気温は7度から15度と暖かめ。湿度は91%から83%と高かった。風は1mから7mの強風が吹き荒れた。明日の28日は、気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がる見込みらしい。

 

 朝方は雨が吹き荒れているものだから、本山からのレポートの「歎異抄」や「本山史」の準備をやっていた。この二本はおよそ1000字だから、原稿用紙二枚半程度の長さになる。それ見合いの文章にするにはどうしたらいいのか・・・みたいな計算。

 

 歎異抄の最初の1~5章から一つを取り上げて内容を説明して、その感想を自由に述べよ・・・というもの。

 

 本山史は「興正寺の案内文を作りなさい」というもの。あまり予備知識を持たないご門徒さん用のパンフレットみたいなものか・・・。こういうのは、ついつい、眠たくなってきてしまう。

 

 そこで、今日から始まった「引田ひなまつり」をのぞいて来ることにした。しかしのかかし、この頃が嵐のピーク状態。雨は横殴りに吹き付けてきて、傘を全く使えなくしてしまうことも・・・。

 

 こんな風に、それぞれのおうちに雛飾りが飾られていて、自由に見ることができるようになっている。このお雛さんの横に立っているお人形さんを「市松人形」と云い、このあたりでは「いちまさん」と云う。今年はその「市松人形」にスポットを当てて、「H(ひけた)I(いちまつ)N(にんぎょう)48」の総選挙を行って、三月三日にはセンター(会場)でお披露目が行われることになっている・・・らしい。

 

 だから、今年はこちらが主役になっている。

 

 ここのおうちの場合には、24番、25番のお二人と「研究生」の三人がいた・・・。

 

 今年は洋装も何体かあった。

 

 しかしのかかし・・・。雨のせいか、風のせいなのか、誰もいない・・・。見学者は私ら数人だけ・・・。ひな人形展は最近では各地で行われるようになったし、ここも12回目ともなるとマンネリ化してきたし、お店も大型商業施設の影響で閉店や廃業するお店も増えてきたし。

 

 ここにエントリーしているおうちは79軒。歩き疲れて、今日のお昼はこのおうどんになった。かけうどんは300円。この小さな薄い油揚げが入ると350円。思わぬ出費になった。しまった、しまった、島倉千代子。

 

 で、私が投票したのはこの45番の子。今にも踊り出しそうな雰囲気が出ているなぁと思った。

 

 この週末、三月の1日・2日には大勢のお客さんが来ればいいのだけれど・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「ふりつもる み雪にたへて いろかえぬ 松ぞををしき 人もかくあれ」という昭和天皇の御製である。昭和天皇が終戦の翌年、昭和21年(1946年)の歌会始(うたかいはじめ)で詠(よ)まれた歌である。この歌の意味は、こんなもの。「松は、自身に雪が降り積もっても、色を変えずに雄々しくそびえている。人間も困難に出会っても、こうあって欲しい。」「降り積もる深雪」は終戦後の混乱を指したものだろう。そのうえで、国民に、この混乱、困難に立ち向かっていこうではないか、と言う気持ちが込められた歌である。この歌は、時々私が困難にあった時に思い出す、応援歌でもある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


寒椿 名刺一枚 受け取って

2014年02月26日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷の接近で西部から雲が広がってきており、夜は雨が降る見込みらしい。気温は3度から11度、湿度は82%から49%。風は4mから2mの北東の風が少し。比較的暖かい一日になっていた。明日の27日は、四国の南岸を通過する低気圧の影響で夕方にかけて雨となり、朝から夕方にかけては雷を伴う所があるらしい。

 

 午前中は気温も高くなったし晴れ間も見えていたので、久しぶりにおこたを外して布団を干したり、掃除機を掛けたりした。思ったほどのほこりも貯まってはいなかった。

 

 今日も我が家周辺で電話工事が行われていた。県営大川ダムまでの光ケーブル工事だという。この人たちは「尾張小牧」から応援でやってきていて、松のビジネスホテルに泊まっていて工事をやっているのだとか。明日からは雨になるので、今日中に工事を片づけたいのだと云うていた。

 

 今日も相変わらず、「英国士官レキ研究」のパワーポイントでの資料の追加や修正作業。中だるみのようで、10分もすれば飽きてしまって、朝の散歩の集落内一週40分コース。今日は暖かいので気分良く歩くことができた。

 

 ただ歩くだけでは不審者みたいに見えるので、デジイチ(デジタル一眼レフカメラ)を肩からぶらさげて、さも、写真を撮りながら歩いている・・・というスタイルなんだけれど、どっちみち、怪しい風体ではある。

 

 さて、体重がぐぅぅんと増えて、心臓の動きが弱くなったということで、できるだけ散歩などの運動や、朝のラジオ体操などをやり始めたし、お昼のうどんはやめになったのだが、今日は奥方の都合で、お昼はここになった・・・。

 

 さぬき市長尾東にある「うどん亭いわせ」という一般店。奥方のけいこばぁのお気に入りのお店である。

 

 今年は、四国霊場開創1200年記念というイベントに協賛しているらしい。だから、おまけに記念の「納札:おさめふだ」のプレゼントがあった。

 

 で、奥方のおごりで、「しっぽくうどん」の500円。ただ、今日は急いだものか、うどんが固かった。芯があるようで、あんまり、おいしくなかったし、いつまでも胃の中に残っていたような感じだった。それが夕食までに影響したように思った。そういうこともあるんだなぁ。

 

 午後からは、急に空が曇り始めて・・・。これが噂の「PM2.5」なのかと思うほど・・・。春霞にしては重苦しい・・・。黄砂にしては白すぎる・・・。

 

 ま、田舎の我が家ではさほど目立つこともないし、それが気になるほどではなかった。

 

 今日の掲示板はこれ。「何ものも 「自分のもの」でないと知るのが智恵である」という、インド原始経典『ダンマパダ』からの言葉である。命も身体も精神さえも借り物である。この私のすべての人生さえも借りものである。何ものも“自分のもの”ではない、と知るのが知恵であり、苦しみからはなれ、清らかになる道であると、『ダンマパダ』には書いてある。考えても仕方のないことを、あれこれ思い悩むのは愚かなことだ。「降れば濡れ 濡るれば乾く袖の上を 雨とて厭う人ぞはかなき」と一遍和上はのんびりと語った。「煩悩にまみれた自分でいいのだ」と、腹をくくると光が見えてくる。「煩悩を断ぜずして 涅槃を得るなり」と、親鸞聖人も書いてくれているではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


水仙に 世のあれこれを 訊いてみる

2014年02月25日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。晴れてはいたが、薄い雲が掛かっていたところもあったようだった。気温は2度から13度と高め。湿度は84%から47%。風は0mから2mの南西の風が少し。すっかりと春になったような一日だった。明日の26日は、気圧の谷の接近で雲が広がり、夜遅くには雨が降る見込みらしい。

 

 さて、今日は高松市西部、亀水(たるみ)町にある「瀬戸内海歴史民俗資料館」に行ってきた。行ってきた・・・と云うても見学ではないし、研究や調査でもない。

 

 例の・・・「英国士官レキ研究会」の会長さんと事務局長さんらと大事なお仕事のためにやってきたもの。

 

 これが有名な、「セント・ジョン艦長から送られた感謝状」とされるもの。この原本が、ここ、「れきみん=歴史民俗資料館」に保管されている。この三月に行われる「イギリス士官レキ研究報告会」において、このレプリカを展示するために、その写真撮影のためにやってきたというわけだ。

 

 このレプリカを作るために、専門の業者さん「四国工業写真」という会社にお願いしたが、これらの機械の使用料が約7万円、複製の撮影・制作費などで十数万円にもなるのだと・・・。そういう、特殊な撮影。上の感謝状のトップの部分に、浮き彫りプレスされた「大英帝国海軍」の紋章が少し見えるが、これをいかに本物らしく写し出せるか・・・という技術をお願いしてある。

 

 私は、この感謝状は、ノートか手帳のページを引き裂いて、殴り書きしたかのように思っていたが、実は正式な「国王陛下の海軍専用の用紙」で、段ボールのようにやや厚めの用紙であることも知った。さらに、この感謝状は、縦に二つ折りされて(上図画像の左面で左右に二つ折り)、さらに上下に三等分に折られて贈られていることも知った。だから、感謝状に折り目がある。

 

 この封筒は、昭和の時代に、当時の広島村役場にいた「山崎某氏」が保管していたときのもの。

 

 三人は、写真撮影が終わると早々に「れきみん」を後にした。

 

 この「通称=れきみん」は「五色台」と呼ばれる山の上にあるために、今も道路脇には残雪が幾らも残っている。

 

 奥方のけいこばぁからは、「当分の間は、おうどん禁止よ」という、「おうどん禁止令」なるものが出された。「体重の増加」やら「心臓の動きが弱い」とかの対処策らしい・・。そうは云っても、まるきり何も食べない訳にもいかない。そこで、今日は高松市浅野町にある「にしばた製麺」と云うセルフのお店に寄った。

 

 セルフのお店と云っても、こういうメニューの場合には、一人用の手鍋で具材を温めることもあって、ここでは一般店みたいに、できあがったおうどんに、さらにネギや天かす、おろしショウガなどのトッピングまで載せて、席まで運んできてくれる。それで、小の一玉で370円だった。ここは麺が太麺なんだが、全く、気にならずに食べて終わってしまっていた。

 

 ここもまた、知る人ぞ知る・・・お店なのである。

 

 午後からは、いつものように集落内の散歩。約一時間のぶらぶら散歩。そして、夕方の「迷犬ごんの散歩」をこなして・・・おふろ、夕食の準備やらなにやら・・。火曜日は奥方がお泊まり勤務のために「独居老人」というか、「独身貴族」と云うか、「悠々自適のわがまま仙人」と云うか・・・。

 

 我が家の近くでは、今日も「光ケーブル化」工事が行われていた。すぐ上流にある「香川県営大川ダム」自動化のための「光ケーブル化工事」らしい。そういう設備も自動化されてしまうものらしい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「大事なものが手に入らないのは 要らないものをもちすぎているからです」と云うもの。これは「中野良俊」さんの言葉らしい。服は捨てなければたまってしまうと分かりつつも、もったいなくて捨てられないのが実状である。さまざまな執着心をふり捨てて、「もちすぎている要らないもの」を、この春すっきり捨てたいものである。生活用品には「捨てるもの捨てないもの、要るもの要らないもの」が判断できるのだが、自分自身の生き方に於いて、人間として生きる上で「捨てるもの捨てないもの、要るもの要らないもの」とは一体なんだろうか。その事を教えてくださるのが仏教でありましょう。「私の人生でしがみついている要らないものは何だろうか、本当に大事なものに出会ってきたのかな」と、捨てられないものと向き合いながら、断捨離をしてみるのも、面白いものがあるかもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


あれやこれ 迷っている間の 黄水仙

2014年02月24日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は0度から8度、湿度は76%から52%。風は3mから1mの北北東の風が少し。今日、松市内で「モンシロチョウの初見」が観測されたそうで、平年より20日早く、昨年より23日早いのだそうだ。このお天気も明日まで。明後日の水曜日以降は曇り空か雨になるそうだ。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 朝方の迷犬ごんの散歩の時には朝霜で真っ白だったが、陽が昇ると暖かくなったので、またも散歩に出掛けた。とにかく、体重を落とさないと心臓に負担がかかるし、足腰にも影響することだし。とにもかくにも、記録的な「69Kg」というのはなんとも嘆かわしい。運動不足と夜の深酒が原因だとは思うこと。

 

 ということで、今日は北に向かって歩いて行って、小学校があるメインストリートまでの約2Kmの往復という1時間コース。たいしたコースではないが、運動不足がたたっているのか、膝とか腰とかがびっくりしている様子。少しずつ距離を伸ばそうかと思いつつ・・・。

 

 散歩しながら、こういうお花なんぞを写しながらだから、たいした運動量にはならないが、じっとデスクワークよりかはずっと健康家的ではなかろうか・・・という自己満足。

 

 それと並行しながら、レポートのテーマである「タマシイはあるのかないのか」という問題も考えていた。これって、簡単なようで難しい課題だなぁと思った。「やまとだましい」とか「刀は武士のタマシイ」とか、「三つ子のタマシイ百までも」とか・・・「ことだま」とか「タマシイを揺さぶられる」とか「タマシイの叫び」とか・・・一般的は使われるのだけれど、誰も見たこともないし、触ったこともないし。絵や工作を見て、「タマシイが入っていない」とか云われるけれど、作者がタマシイを入れるのを見たこともないし、また、「タマシイを入れた」という人もいない・・・。「タマシイ」って、何だ??

 

 「あの人はタマシイの「抜け殻」だ・・」とか、「仏作って、タマシイ入れず・・」などというが、「精神」とか「こころ」でもないし、「根性」でも「気力」でもない。「思慮」とか「分別」とも違うし、素質や天分でもない。それでは・・「タマシイ」はないのか・・と言うと、「ない」とも言えないし、「ある」とも言い難い。例えば「天国」とか「地獄」とか、「宇宙の果て」とか・・・。「ある」とも言えないし「ない」とも言えない。

 

 そう云えば、「あした」はあるのか、ないのか。今日は確かに今、ここにあるのだけれど。昨日も確かに昨日にはあった。でも、だからと云って、明日がかならず来るかと言うと、明日は来ない。明日になったと思ったら、相変わらず、「今日」になっている・・・。なんと、ややこしい課題を出されたものだ。

 

 この問題、四月末日までにレポートにして提出できるんだろうか。ということで、今日のお昼はここになった。東かがわ市落合にある「手打ちうどん讃州讃岐屋」という一般店。国道11号線沿いにあるうどん屋さん。

 

 で、今日は珍しく「かまたまうどん」並で500円。おうどんに生玉子を載せておしょうゆをかけるだけのもの。ネギや天かすが少しばかり載るけれど・・・。ま、ヘルシーと云えばヘルシーかも。

 

 で、午後からは気分を入れ替えて、「英国士官レキ研究」のパワーポイントの資料の追加。あれも、これもと欲張って資料を追加中・・。時間内に入らなければ通過すればいいだけのこと。お話の材料だけはふんだんに用意しておこうと思って。

 

 英国公使の依頼を受けて、香川県知事吉原佐分利からの返書が届いた・・・という記事。本当に「吉原佐分利」なる人が居たのかどうかを調べてみた。いなかった・・。

 

 吉原佐分利・・・という人物がいたのかもしれないが、香川県第八代知事は「吉原三郎」という人だった。これを「佐分利」と、英国人が聞き違えたのかもしれなかった。

 

 そんなこんなで、春めいてきた二月の一日は暮れてゆくのだった。ちなみに、県立病院で69Kgと測定されたが、今夜、お風呂で計測したら、66.4Kgになっていた。ひとまず、安心しての夕食になる。

 

 歩くこともいいのだけれど、夕食後、ゴールデンタイムのテレビ番組を見ながらの20時からの二次会で、日本酒を二合あまりを飲みながら、生たまご二個を飲む・・・というのがカロリーオーバーだったかもしれないなぁ~と反省しきり。

 

 今日の掲示板はこれ。「損をしてもいいではありませんか 損をすることをおそれ 得をするために心をくだくことだけが良き人生だとは考えられません」という五木寛之さんのことば。病気がちだからこそ理解できることもあるのだし、人に嫌われる人間だけに感じられる真実もあるものだ。人間、やらなければならないことが、山ほどある。 しかし、どうでもいいことをやることも、また大事だし、必要なことだけをやって過ごす人生などというものは、むなしいこともある。どんなふうに生きても、しょせん、人間の一生なんて、あっという間の時間だ。 自分で納得のいくように生きるのがいちばんいいのかもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


春めいて 挨拶弾む 寺の庭

2014年02月23日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は0度から8度、湿度は78%から53%。風は1mから3mの北北東の風が少し。暖かい春の一日にはなったが、日陰に行くとやはり肌寒く感じたことだった。明日の24日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 気温が0度だったもので、迷犬ごんの散歩に行くと・・・、

 

 しっかりと朝霜が張り付いている。霜も珍しくなくなったのだけれど、こういうものを見ると、ついつい、カメラのシャッターを押してしまう・・・。

 

 この時期ならではの風景だなぁと見入ってしまったりする。

 

 今日は久々にホームページ「まほろば自然博物館(本館)」の更新作業をやってみた。三月分・四月分・五月分の行事予定とか今年中の行事予定の追加とか修正とか・・・。

http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/

 

 そろそろと、「ピカラ」の方にもHPを移し替えないといけないのだが、少しもスイッチが入らないようで、「そのうちに」「そのうちに・・」ということで先延ばし状態。

 

 10時過ぎから1時間ほど、集落内を散歩してきた。少しは運動をして、体重を落とさないと・・・。ということで、島にいる間はせっせと歩いたので、69Kgから少しばかり体重は落ちたようで67.4Kgになっていた。今夜あたりでどのくらいになっているかが楽しみだ。明日でちょうど、一週間だから・・・。

 

 さて、三月のお仕事と云えば、3月19日の「英国士官レキ研究報告会」がメイン・イベント。その発表用スライド(パワーポイント使用)と、配布用手持ち資料、記念講義録の作成という大きな峠が待っている。それをとりあえずやっつけなければいけない。ポスターとチラシの作成は終わって事務局に印刷と配布はお願いしてある。

 

 報告会は13時半から15時半の約2時間。その間に会長挨拶とか講師紹介とか質疑応答時間を考えて、1時間半。これが、永いのか、短いのか・・・。イギリス士官のどこまで話すか・・・ということにも関わって来ることだし・・・。

 

 それだし、「そもそもイギリス士官レキって何なんだ?」ということから説明しないといかんのだ。中井初次郎にしろ、岡田源之助にしろ、向井仁助にしろ、この島の人は、案外と知らない人ばかりなのだ。そんなことより、我が家のネコがどこに行ったのか、今夜のおかずは何にしようか・・ということのほうが大事なのだ。一般民衆の生活って、そんなものだ。

 

 会社員にしてみれば、今日のお仕事が大事、漁師さんにしてみれば魚の回遊状況が大事、農家の人は作物の生育状態が大事・・・。後生の一大事よりも今日の生活が優先するのは仕方がない。ましてや島の歴史や民俗なんぞではおなかはおきないし、それで生活がどうなるものでもないのだし。

 

 そこに強烈パンチをぶつけるくらいの気構えが必要なんだが、その元気の源がややパワー不足。この研究も三年越し。中だるみ・・・みたいな気分になっているから、なんとか、三月中旬に向けての強力充電が必要だと思う今日このごろ・・・。

 

 いまさら、新しい事実が見つかるという可能性も少ないし。新発見という大ニュースも期待できないし・・・。とりあえず、ここまでの研究結果をまとめて報告しておこう・・みたいなことになってしまいそう。

 

 今日の掲示板はこれ。「情で包んで理で諭す 正しく子育て人づくり」というもの。「やたらに人は縛ってみても、かえって抜け道探すもの。情で包んで理で諭す、正しい子育て 人作り。」という言葉からの出典らしい。家でも近所でも会社でも組織でも、政治でも経済でも、人がいてこそ成り立っているもの。人を基本に据えるところは栄え、人をおろそかにするところは発展はしない。これは自明の理である。親が子供に見本を示すことは大切。知らず知らすに親の背中を見て子供は大きくなっていくもの。親から人の道を示され、愛情を注がれて育てられた子供は感受性豊かで、周囲と自分の関係を見つめられる人となる。会社でも先輩や上司の言動は同僚から常に見られている。家庭教育や社内教育はとても大切で、そこに愛情や心が通っていないと成果は不十分となるのではないだろうか。やはり人間が生きることに愛情と理由は共に必要で、車の両輪のごとしではあるまいか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


残雪に 犬は迷惑そうな顔

2014年02月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は1度から8度、湿度は76%から54%。風は1mから2mの北の風がときおり。比較的おだやかな春の日になった。明日の23日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は塩飽本島に行く予定だったのに、気が付けばすっかりと朝寝坊してしまっていた。我が家の布団は暖かく感じられたのかも知れない・・・。

 

 朝方、この残雪を処分することにした。これが溶けて、一階のベランダが水浸しになって、洗濯物が干せないのだとけいこばぁが力説するものだから。これをクワで砕いて、地面に投げ落として片付けた。

 

 島から戻ってきたら、早速に先日の本山での研修のレポートの課題がやってきていた。法話が二本。正信偈と高僧和讃から一本ずつ。本山史から「本山を紹介する文書の作成」、宗教概論から「タマシイはあるかないか」、真宗教義から「歎異抄の内容を解説して、その感想文」と盛りだくさん。

 

 とりあえず、今日はレポートのネタ探し・・・。提出日は四月末日なので、二ヶ月あるので、それまで熟成させておく。

 

 二ヶ月の合間に、そろそろと眼を通して手直ししながら、自分の言葉に置き換えていく。と、云うことで、五科目の準備はひとまずできたのだが・・。

 

 ま、なにもせずに四月末まで放っておくと、その時に成って大慌てするので、早めに準備をしておけば安心だと思うのだが、結局の薬局で、何もせずにそのまんま放っておいて、期日が来て大慌てするのだから、どっちもどっちなんだけれど。

 

 今日はお天気も良かったし、よく晴れていたこともあって、二階のベランダはすっかりときれいになった。一階のベランダもすっかりと乾いてきれいになった。明日からの洗濯物は安心して干せることになった。

 

 しかしのかかし、何もせずに放置してある北側の日陰では残雪がそのまんま・・・。

 

 ちょうど、一週間が経ったのに・・・。

 

 この寒いのに、ビワの花は元気。でも、このビワの木にビワの実が実ったのは見たことがない。これも、母のさっちゃんが植えたものだが、土地に合ったのか木の高さはぐんぐんと伸びているのだが。やっぱり、サルが食べてしまったものだろうか。

 

 雪だ、霜だ、寒いの冷たいのと云うてる間に、自然はすっかりと春の準備をしている。いつの間にか枯れ草の間から緑の草が燃えだしているし、梅や桜も蕾が色づいてきているし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分の思いを離れないとひとの話は聞きとれません」というもの。小谷信千代さんという学者さんの言葉らしい。自分の思惑とか領域とかを離れないと、他人さまの話はこころには届かない・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


水仙に 世のあれこれを 訊いてみる

2014年02月21日 | 自然ありのままに

 丸亀市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は0度から8度、湿度は80%から59%。朝は大霜であたりは真っ白。軽トラの窓も霜で凍り付いてしまっていた。風は2mから4mの北北西の風が冷たかった。明日の22日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 相変わらず、ドライアイとか疲れ眼とかで気分が落ち着かないし、今回のお役目は終わったものだしと・・・、思い切って、朝の8時35分発のフェリーで帰ることにした。燃えるゴミや生ゴミは昨日の内に片付けておいたし、空き缶も指定場所に運んでおいたし・・。

 

 丸亀港についた頃はすっかりと春の気候。雲一つ無くて快晴・・。そこで、途中、寄り道をして、丸亀市綾歌町栗熊にある「福成寺:ふくじょうじ」に寄ってみた。浄土真宗本願寺派の寺院。

 

 ここには「寒桜」があって、二月上旬からつぼみが膨らみ始め、三月上旬くらいが見頃。

 

 もう、道路には花びらも散っていて、今が見頃なのかも・・。

 

 今日は平日だからか、カメラマンも少なかった。この週末には大賑わいになるのかも。

 

 桜にも梅にもうといのだけれど、寒桜は、少しばかり色がきついのかしらんね。

 

 この頃になると、少し気温が下がってきて、肌寒さが強くなったように思った。

 

 で、帰り道の高松市香川町川東上にある「こんぴらや川東店」に寄ってみた。ここもプチ・セルフのお店。

 

 で、久しぶりのおうどんだなぁということで、「おんたまぶっかけ小の温いん」を注文した。温泉たまごの載ったぶっかけうどんである。それに「モーニングサービス」ということで、「ゆでたまご」、「ちくわ天」、「かぼちゃ天」のいずれか一点サービス・・・ということで、この「かぼちゃ天」をいただいた。これで、290円だった。もう、二週間ぶり・・・にもんるおうどんだが、さほど、感動もせずに、さも、毎日、食べてきたかのようなおうどんになった。

 

 さて、朝のNHKラジオのローカル番組で、「しろなまこ」・・・と云うとったので、あそこかな、ここかなぁと云うことで、ウロウロして、ここにたどり着いた。さぬき市大川町にある「雨滝自然科学館」という、訳のわからん建物である。

 

 で、玄関ホールに入ったら、こんなものが展示されている。これが白いなまこなんだそうだ。普通のなまこは、「赤」と「黒」がいるらしいのだが、突然変異で、赤なまこから白なまこが生まれるのだとか。こんなものは、一年に一匹、採れるか採れないかの確率だそうだ。

 

 その奥の部屋には、世界中から集めた「なまず」が飼育されている。なんでも、この近くの地中から「古代なまずの化石」が見つかったのだそうだ。二階の展示室には化石類がたくさん展示してあった。それにしても、よく意味のわからない科学館だった。

 

 我が家に戻ると、まだ、二階のベランダや勝手口周辺には先週の雪がしっかりと残っていた。

 

 今日の掲示板はこれ。「いちばん身近な人のおかげが見えないようでは幸せにはめぐりあえない」というもの。東井先生が二十五歳の時、ある児童の質問のおかげで、自分の力で生きているつもりだったが、生かされて生きていたことに気付かれたそうだ。これが東井先生の第二の誕生であるといわれている。これを機に、ものの見方が変わった先生は後年、「同年輩や若い後輩の先生方にずいぶん育ててもらった。」「人格、識見、実力ともに抜群な教頭先生に恵まれ、ゆるしてもらいカバーしてもらったおかげで(三つの学校の校長として)勤めることができた」と述べられている。また、いくつかの書物でも身近な人の恵みを語っておられる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅の香に おもわず歌が 湧いて出る

2014年02月20日 | 時には日々是日

 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は0度から9度、湿度は84%から53%。風は1mから2mの北西の風でおだやかな春の日になった。明日の21日は、寒気の影響で雲が広がりやすい見込みだとか。

 

 今日はお客様が来られる・・・というので、久々に、本当に久々に掃除をした。昨日までは寒かったもので、それどころやなかったのだけれど、今日は天候もいいので、窓を開け放しておこたもめくり揚げて屋外に干した。

 

 すると・・・掃除機の握り手のところが壊れていて、力が入らない。フニャフニャとしていうことを聞いてくれなくなっている。それじゃ、ダメじゃん、春風亭昇太。

 

 そこで、補修箇所を開いてみると・・・全くの破損状態。でも、島ではこれがないとお掃除にならないのだから・・・、割り箸を添え木にして修理してみた。見栄えはよくないが、これで当分はお掃除ができる。

 

 はい。これで一件落着。おこたの布団も干して軽くなった。

 

 次に、昨日、空っぽになったプロパンガスのボンベの交換。ガス屋さんに電話して持ってきてもらうのが普通だが、軽トラに空きボンベを積んでガス屋さんまで運んでいって交換してもらう。LPGガス、10Kgで4300円だった。島だからお値段するけれど仕方がない。

 

 これも自分で接続して試験OK。電気屋さんからガス屋さんまでこなしてしまう・・・。

 

 なんでも「うめえもんだ・・・」。

 

 お昼の時間に、香川県の職員が浄化槽の点検に来た。そこで、「かくかくしかしか・・」と、排水路が詰まっていることなどを話した。すると、浄化槽の内部にまで、木の根が入り込んでいるので、排水して、木の根などを根本的に除去する必要があるとのこと。単に排水路の根詰まりだけではないのだそうだ。これは、しろうとにはできないことだ。腕の良い技術屋さんを紹介してもらうことになった。でも、浄化槽が使えなくなったら、それこそ、大変だ。

 

 とか、なんとかで、今日もお昼を食べそびれてしまった。ま、ダイエットした気分でお昼は抜きにしておいた。

 

 で、お昼からは丸亀から二人の方がおいでになった。NPO法人「丸亀わくわく市場」の今井さんと中島さん。今度は「中井初次郎プロジェクト」のご一行さま。しわく広島でのスケジュール調整と、来年度分の「開陽丸乗組員」を訪ねる瀬戸内クルージングのプランニング。

 

 お二人はしわく広島の「地福寺」の住職さんを表敬訪問したが、あいにくとご不在だった。そこで、開陽丸乗組員の「中井初次郎顕彰碑」にご挨拶。

 

 ただ、島のイベントには自治会長さんのご理解と承認が必要なので、私の一存ではどうにもこうにもお返事ができない。後日、相談しておくと云うことでご理解いただいた。

 

 ということで、今日はあたたかくて、のびのびとした一日になったことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「寒いけど 梅も桜も 芽が出てる」というもの。ものごとは一朝一夕にできあがるものではないし、ぽんとある日突然にできあがるものでもない。寒い中、厳しい中で準備を積み重ねてこそ、ものごとはきれいな花を咲かせることができるということ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


草萌えて 夢や理想を 詰め込んで

2014年02月19日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 丸亀地方は気圧の谷や寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がっていたが、午後からは概ね晴れていた。気温は3度から7度、湿度は72%から54%。風は3mから4mの北北東の風が少し。明日の20日は、引き続き寒気の影響で雲が広がりやすい見込みとか。

 

 午前中は気温も低く風も若干強かったし、肌寒い空気が流れていたので、散歩もそこそこにしてデスクワーク三昧。

 

  昨日の「紙屋仁蔵」だけれど、地元の女性と一緒になり、一子をもうけたが早くに亡くなった・・・という話だったのに、「直系の子孫が横浜にいる・・」という報道が出てきたので、「なんじゃ、これは・・」ということになった。奥さんが再婚をして、ソバ屋を継いだんだろうか。それに、これらのメディアでは「紙谷」と書いて「かみや」と読ませている。この変更はいつからなんだろうか・・・。また、「仁蔵:じんぞう」が、「仁蔵:にぞう」と変化もしている。

 

 その「仁蔵」の乗った塩飽の船は「金比羅丸」と云ったらしいが、それならば、江の浦の向井さんという人が「金比羅丸」を持っていたし、明治以降も「こんぴら店」という商店をやっていたらしい。だから、江の浦にある「紙屋」という屋号の家も可能性はあるのだが、なにぶん、古い記録の中にも「仁蔵」なる人物は見当たらないのだとか・・・。次男・三男は過去帳にも名簿にも載せてもらえない時代だったのだろうか。

 

 それはそれとして、私は私のお仕事をやっておかねばならない。ポスターとチラシができたので、今度は発表用のパワーポイントの資料の追加・修正作業。報告会は2時間を予定している。だから、休憩を含めておよそ1時間半程度にするのだけれど、それって、ずいぶんと長い時間になる。

 

  手元にある「英国士官レキ」に関する資料は少ない。その、限られた資料を、いかに有効的に使うか・・・。そういう・・企画力というかセンスがうまくない。単に、思いつきだけでしゃべってしまっているのが、これまでの現状。

 

 こういう場合、「起承転結」という手法や「導入」、「展開」、「比喩」、「結論」みたいに、論理的に構成するんだろうけれど、追加・追加・修正・削除・・・みたいなことを繰り返して、「改造」「改造」を繰り返してきたものだから、どうしようもなくなってきている。それじゃぁ、ダメじゃん、春風亭昇太。

 

 自治会長さんから、紙屋仁蔵のことについて、小松由佳さんのお見送りもあるので、センターに来て欲しい・・・という連絡があって、行ってきた。

 

 小松さんたちは横浜に子孫がいることなどはご存じだったので、再会を約してお見送りして別れた。近く、また、近日中にしわく広島に来られるのだとか・・・。

 

 さて、夕方のこと、お風呂の準備をしてお湯を浴槽に入れたのだが、風呂に入ろうとして驚いた。お湯が沸いていない。水風呂なのだ・・。でも、リモコンスイッチは正規に点灯しているし、台所のコンロは使えるのに・・・。またしても、壊れたのか・・と。

 

 あれこれと、電源を入れ直したりしていると、なんと、プロパンガスのタンクが空っぽになっている。ガスが切れたらお湯は沸かない。予備のタンクに切り替えて、無事にお湯が浴槽に入り出した。おかげで、薄着で走り回ったので、身体が冷えてしまった。

 

 この家も、築20年も経てば、あちらこちらが傷んでくるのは仕方がない。仕方がないが・・・。当面、修理しなければならないのが、①浄化槽の排水パイプの詰まり。②洗濯機の漏水対策 ③リビングのテレビの更改 あとはこまごまとした幾つかの事項。

 

 ここの軽トラも、そろそろ寿命かもしれない。バッテリーは傷んできたし、電気系統がおかしい・・・。タイヤの摩耗もひどくなってきたし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「わたしは傷を持っている でも その傷のところから あなたのやさしががしみてくる」という、星野富弘さんの言葉から。星野さんは首から下が完全にマヒしており、重い障害を背負って生きている。しかし、その障害という重い傷が、多くの人々の優しさに触れる源泉になったのも事実。人はいつの日にかこの世を去って神様の元(天国)に帰って行く。重い病気か事故か災害かあるいは老衰などを通してしか死ぬことは出来ない。永遠に生き続けたい人もいるかも知れないが、人間は日々「死を背負って」生きている。死ぬべき有限な存在なのである。であるから、「傷」はまた神様が与えて下さった「恵み」と受け取ることも出来ると、星野さんは云うのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


紅梅に 明日の予定を 見抜かれる

2014年02月18日 | 時には日々是日

 丸亀地方は四国の南海上を東進する低気圧や寒気の影響で雨や雪の降っている所があったらしい。しわく広島は曇ったまんまだった。気温は2度から5度、湿度は92%から56%。風は1mから3mの北東の風が少し。とにかく底冷えのする冷たい一日だった。明日の19日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がる予想らしい。

 

 しわく富士と呼ばれている「王頭山」もうっすらと雪が降ったらしい。さすがに麓に雪はない。雪はないが冷たい空気が流れている。

 

 今日は来月に行われる「英国士官レキ研究報告会」のポスターやチラシ、そのほかについての緊急打ち合わせ会・・・という案内があったのでやってきたというわけ。で、正式には「丸亀市広島支所」と云うたのだろうが、今は「広島コミュニティーセンター」と云う。古くには「広島公民館」とも云うていたのだろうか。

 

 ところが、こんなお客様がおいでになっていて・・。この女性は「小松由佳」さんという登山家。このおじさんは秋田の方で大工さんらしい。このお二人がおいでになった目的は・・・

 

 このお墓についてのルーツ探しの旅。詳しくは以下のHPを参照されたい・・。

http://www2.ocn.ne.jp/~koukyuji/hikiusunohaka.html

 塩飽の船が津軽へ米を運ぶ途中、天保の飢饉で困っていた能代の湊の人に積み荷の米を粥にして人々を助けたが、ところが輸送米を無断で処分したとして咎められ、船に乗れず、能代でそば屋をしたが、子供が早死にして店はなくなった。人々が、そばを引いていた臼を墓標にし、そこに「塩飽」の文字を刻んだという。それが「紙屋仁蔵」だという。

 

 このお話は早くから聞いてはいたが、実際にお客様から聞いたのは初めて・・・。

 

 お二人を案内して、尾上邸や神光寺、香川氏のお墓なんぞを見て回った。

 

 その後、一行は、「紙屋」という屋号を持つお宅を訪問しに行った。私のお仕事は午後に振り返られた。

 

 それはそうと、小松由佳。若い女性なのだが「登山家」らしい。私は「写真家」と聞いていたのだけれど。

http://www.adnet-sakigake.com/kyo/interview/komatsu/

 

 きらめく若さだけれど、実にしっかりとしてる人だなぁと思った。昨日は善通寺市内で講演会も行ってきたのだとか・・・。

 

 島のふきのとうはまだまだつぼみだった。この寒さではねぇ・・・。

 

 午後からは皆さんとお別れして、レキ研究会の事務局と会長さんと三人でポスターやチラシについての打ち合わせ。幾つかの修正事項・追加事項をいただいて持ち帰り、早々に修正してメール送信。これで、ポスター・チラシの件は一件落着。

 

 あとは、当日の配付資料の作成。展示資料の選定、報告会用パワーポイント資料の追加修正作業・・・。ちょうど、一ヶ月、あるので、余裕十分。

 

 今日の掲示板はこれ。「淋しさを知っている人間だけが 笑って生きていることの楽しさも知っている」というもの。テレビドラマ、「俺たちの旅」の中で使われた「散文詩」の一説らしい・・・。

明日のために
今日を生きるのではない
今日を生きてこそ
明日が来るのだ

淋しさを知っている
人間だけが
笑って生きて行くことの
楽しさも知っている

馬鹿げたことを
一緒にやった友ほど
いつまでも忘れられないものだ
なぜなのだろうか?

 以下略

 

じゃぁ、また、明日、会えると良いね。


ゆるゆると 梅に送られ 旅立つ日

2014年02月17日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。夜にはみぞれや雪になるところもあるらしい。気温は1度から11度、湿度は78%から50%。風は1mから4mの北北西の風が強く弱く・・・。明日の18日は、四国の南海上を進む低気圧や寒気の影響で雲が広がり、明け方にかけては雪や雨が降る見込み。

 

 怒濤のような一週間が過ぎた・・・。今日はほぼ一ヶ月ごとの県立病院での「予約診察日」。我が家を9時過ぎに出て、病院には9時半過ぎに到着。採血があって、レントゲンの胸部撮影があって、今日は心臓のエコー検査もあった・・・。

 

 胸部X線検査では肺に「水」がたまっていないかの検査。先月とおなじで下の方に暗い影があるらしい。「水」がたまっているとのこと。これがたまりすぎると「心不全」になる。

 

 生理検査室では、心臓のエコー検査があった。「心臓の働きが弱い・・」という。私の心臓は「肥大性心筋症」ということで、生まれつき、心臓が大きくて動きが鈍いのだが、老化によって、ドクン・ドクン・・・の動きが弱くて・・・「パクン・パクン・・」程度なのだと。道理で、少し動けば、「はぁはぁ・・ぜいぜい」と云ってしまう・・。

 

 ま、今のところ、胸を裂いて、心臓の手術をするほどではないが、いずれ、「心臓弁膜症」の手術もあり得る・・・とのこと。それは大変だ・・・。

 

 それと、驚いたことがもう一つ。昨年12月から今日までの二ヶ月の間に、なんと、体重が6K も増えている。6000グラムもの増加だ。寒いから、風邪を引いてはいけないと、引きこもってパソコンばかりやっていたせいか、三食をちゃんと食べていたからか、ものすごい体重の増加。これはいけないが、この寒空の下でウォーキングを始めたら、それこそ、肺炎になってしまうかも。

 

 今日の病院の検査料ほかで、7,450円。薬代が12,190円。左目の眼鏡レンズの交換が6,150円・・・。医療費もバカにならんなぁ・・・。

 

 と云うことで、丸亀港に着いたのは14時過ぎ・・・。「体重が増えたから・・」ということではないが、なんだかんだで、今日はお昼抜き・・・。食材やら缶ビールを買って、フェリーに乗ったのは15時10分。

 

 空は曇ってはいたが、気温は高くて、少し動けば汗が出るほど・・・。

 

 でもまた、みぞれになって寒くきそう。明日もまた、引きこもりの一日になるのかな。

 

 ということで、20日ごろまで、島でのデスクワークをする予定。運動不足も解消しないとあかんけれど、寒い時期に無理して風邪をひいてもあかんし・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「こんなはずではなかった。と言って終わるか、これでよかったと言える人生にするか それが仏法」というもの。それが仏法だかどいうだかはわからないが、そう、納得して生きてゆくことは大切なことではなかろうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといね。


毎日は 今日薄氷を 踏むごとく 

2014年02月16日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は5度から10度、湿度は66%から44%。風は6mから5mの北西の風がときおり。明日の17日は、気圧の谷の影響で雲が広がる見込みらしい。

 

 今日は母親のさっちゃんの一周忌法要の日だからということで、6時過ぎに起きた。いや、別に私まで早起きしなくてもいいのだけれど・・・。ご法事にお供えする「お仏飯」には、普通のご飯と赤飯との二種類が必要だということもあって。

 

 法要は午前中で、師匠の「明海さん」、兄弟子の「弘昭さん」と私の三人で、浄土三部経のお勤め。

 

 法要はお昼前に終わったが、肝心の写真がない・・・。まさか、私がカメラを向けるわけにもいかなくて・・・。

 

 で、いきなりのお食事の写真・・・。法要の間、私は写真は撮れないし、こういう場合には、全く、カメラを構える余裕はない。

 

 しかしのかかし、見渡せば、私よりも年上の人が二人か三人・・。だんだんとお酒を飲む人はいなくなったし・・・。女性陣は食べることに専念しているし、男性陣も「運転しているから・・」ということで、会話も少なくなってしまう。

 

 だんだんと、ご法事もさみしくなってくるなぁと思うことだった。やはり、母の兄弟姉妹たちがいなくなってくると、その子供たちも縁遠くなって来るし・・・。叔父さん、おばさんたちが居なくなり、母のいとこたちも少なくなってきたし。「お酒が飲めない」とか、「お酒を飲むと運転できない」となると、どうしても、おまいりしたくてもできない人も出てくるし。「お香料」だけを送ってきて、それですませてしまう人も見かけるようになった。

 

  お食事が終わって、送迎用のバスで我が家に戻って、少しばかり休憩すると、みんなはそれぞれに帰ってしまう。そりゃ、そうだ。明日は月曜日。みんなはそれぞれのお仕事があるのだから・・・。

 

 私は着替えてお坊さんから普通の田舎のおじさんに戻って、お仏壇回りの片付け。お供えとかお荘厳とかを元に戻して・・・。お座布団とか椅子とかも・・・。

 

 孫たちは雪と格闘して「かまくら」を作っていたが、時間切れで帰ってしまった。あとには、こわれたスコップやら大きな雪の塊やらが残される・・・。

 

 「祭りの後のさみしさ・・・」みたいな空気が、残された私たち二人を包み込む。

 

 ともかく、我が家を普通の状態に戻してしまってから、明日は県立病院での「予約診察日」。午後からは丸亀市の「塩飽広島」に帰る。二・三日は、打ち合わせやら会議が予定されている。二月の本山研修が終わったら、今度は「英国士官レキの墓研究家」、「しわく広島歴史研究家」に一時的に変身する。三月末までの大勝負。

 

 大切な母親の一周忌を終えて、のんびりとする間もなく、明日からの島の生活の準備をしなくては・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「老病死は自然である その老病死する事実に向き合わず 逃げ回っている 我々の姿を無明という」と云うもの。生まれたいのちは、その瞬間から「老病死」を抱いて生まれている。それが全てのいのちに共通する自然である。その事実に向き合わずに、自分だけは死にたくない、老いたくない、病になりたくない・・と、逃げ回っている姿を「無明」というのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


さまざまな 生き方もあり 雪の朝

2014年02月15日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で、雲が広がっていた一日だった。気温は3度から9度、湿度は86%から64%。風は4mから7mの西北西の風が吹き荒れて冷たい一日になった。明日の16日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

  昨夜来の雪なのか、起きてみればあたりは白い世界。銀世界までにはほど遠い。

   

 積雪は2~3Cm程度。湿った重い雪だが、そんなに深刻な量でもない。

 

 とりあえず、勝手口を開けないといけない。先週の残雪と今回の降雪とで、1mほどに積もった屋根からの落雪。このおかげで、勝手口が開かない。

 

 とりあえず、勝手口が開いて出入りができるようにだけはしておかねば・・・。ということで。

 

 これは、どう考えても人の足跡でもないし、迷犬ごんの足跡でもない。これはイノシシだろうか、シカの足跡なんだろうか・・・。

 

 このあたりの道路はこんなもの。これも夕方には消えてしまった。

 

 明日の来客のために、玄関回りの降雪もどかしておいたし、玄関回りもさっぱりとお掃除しておいた。奥方けいこばぁは、髪のカットに出かけたついでに、お墓や仏壇用のお花を買ったりのお買い物・・・。

 

 午後からはお内仏の準備。親戚筋から贈られてきた品物をお供えしたり、京都で買ってきた抹香を焼香盆に移したり、灯籠を出して並べたりのお荘厳。明日は、師匠の「明海さん」が導師。それに兄弟子の「弘昭さん」と、私の三人での「三部経」のお勤め。母、さっちゃんの一周忌法要ということである。

 

 二階のベランダには、屋根から滑り落ちてきた雪がこのような状態。当分は溶けきらないのだろうと思う。ここも75Cmほどに積み上がっている。でも、こちら側は南向きだから、溶けるのは早いかなぁとは期待している。

 

 でも、今日になってみたらば、昨日まで京都にいたのが夢だったのかも・・・と思うような気分。ホントに、私は京都に行っていたんだろうか・・・みたいな今日のふるさと。確かに京都には行っていたんだけれど・・・。そんなにもはかなく色あせてしまう、私たちの思い出であることか。

 

 まるで、さぬきに降った淡雪みたいに、夕方には消えてしまうような毎日が続くことだ。その、防備録。毎日の電子絵日記みたいなこのブログは、とにかく、書き続けることが使命だと思っている昨今。

 

 今日の掲示板はこれ。無作為で抽出しているので、必ずしも時期や気分に寄っている訳ではない。「けんかで勝っても 金で勝っても 地位で勝っても 人間で負けたら 人生は失敗である」というもの。確かにそんな一面もあるのかもしれない。でも、「けんかで負けても、金で負けても、地位で負けても、人間で負けても、人生は・・・生きているだけで 丸儲けだ」という、そんな生き方もあっていいと思ったりしている。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


降りしきる みぞれしんしん 阿弥陀堂

2014年02月14日 | 今日もしっかりとお勉強・・。

 今日の京都は湿雪からみぞれ・・・。気温は1度から3度。湿度は88%から95%。風は0mから3mの北西の風が少し。とにかく・朝から降りしきる雪・・・。

 

 だからと云って、講義が中止になるわけではないし、学級閉鎖になるわけでもない。たんたんと普通のスケジュールで流れてゆく。6時起床、7時10分から御堂清掃。

 

 8時から「ご晨朝:おあさじ」。その合間に、今日は帰る準備として、お布団の片付けがある。

 

 使った布団のシーツをはがして折りたたみ、種別ごとに(敷き布団・毛布・掛け布団・枕)分けて片付けて・・・。みんな手慣れたものでてきぱきと片付ける。

 

 それから着替えて、「ご晨朝:ごじんじょう」。阿弥陀堂は「讃仏偈」、御影堂は「正信偈」と「観無量寿経」、「御勧章」のおつとめ。

 

 それが終わってから朝食。朝は普通の朝ご飯になる。普通の・・・と云うても、ごはん+味噌汁・納豆・海苔に、つけもの・梅干し・昆布など。

 

 今日の講義は「本山史」。仏光寺が本願寺と一緒になり、本願寺が東西本願寺に分離し、本願寺から興正寺が分派独立する課程・・・みたいなことの学習。

 

 いよいよ、雪は本降りとなってきて・・・。

 

 「これでは帰れないぞ・・」という不安がみんなを取り囲む・・・。でも、皆さん、土曜・日曜にはご法事やらご法務が盛りだくさん。みんな、帰る算段ばかりに夢中になる。

 

 最後のお弁当を食べて、午後からは「法話実習」。それが終わったのが15時前。あとは一目散に帰途につく。私の場合は、JRの高速バスを予約していたのだが、当然ながらの通行止めで払い戻し処理をやってもらった。

 

 で、とにかく早く帰る方法と云うことで新幹線に切り替えた。15時20分に京都駅を出て、高松駅に着いたのが18時前。結局、我が家に着いたのは20時前になってしまった。ともかく、なんとか、無事に我が家にはたどり着いた。

 

 明日は母の一周忌法要の準備に当てる。

 

 今日の掲示板はこれ。「生かされて生きている」というごく、シンプルなもの。植物にしろ、生物にしろ、どれもこれも、私たちも、みんな、自分で生きようとして生まれてきたものではない。自分の意志で生まれたくて生まれて来たわけでもない。それでもみんな生きている。それは、太陽や水や空気や温度や湿度や養分やらという、限りないものに助けられて生かされているのである。

 

じゃぁ、また、明日、また、会えるといいね。


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