まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

寝転んで空を見ている鬼の面

2020年01月31日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市東部冬型の気圧配置となり曇っていた。気温は4.9度から7.6度、湿度は76%から52%、風は3mから6mの西の風が少しばかり。明日の2月1日の香川県は、引き続き冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。

 

  91/46/88 36.3c-98% 66.0Kg 体調に変化はない。体重も落ち着いている。

 

 今日の落書きである。一応、鬼を書いたつもり。

 

 なかなかにむつかしいものだ。

 

 それにしても最近の医療品はプラスチックごみが多すぎる。とにかく患者が触ったものは感染症対策のために捨ててしまうし、なんでもかんでもプラスチック製品になってしまって、そのごみの量は驚くばかりだ。

 

  薬はこれだけしか入っていないのに・・・。

 

 全体量はこんなもの。

 

 2018年に公表された『急性・慢性心不全診療ガイドライン』では、心不全に4つのステージが新たに定められた。身体機能低下のグラフと合わせて上に示してみた。ステージAは心不全の危険因子を抱えている段階で、ステージBは心臓の働きに異常が現れてきた段階である。ステージCは息切れやむくみといった心不全の症状が現れてきた段階である。ステージDは心不全が進行して治療が難しくなった段階である。

 

 ステージAは高血圧、糖尿病など将来の心不全につながる危険因子を抱えている段階で、それによる動脈硬化が起こっていることもある。しかし、まだ心臓の働きに異常は見られず、心不全の症状も現れていない。

 

 ステージBは心臓の働きの異常、つまり心肥大や心拍出量の低下などが現れてきた段階である。心不全の直接の原因になる心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈を発症している場合もステージBで、これらを放置すると、ついに心不全の症状が現れてステージCに進行してしまう。4つのステージと身体機能の低下をもう一度合わせて見てみよう。一般に心不全は息切れやむくみなどの症状が現れたときを発症とみなしている。したがって、心不全と診断された人は、すでにステージCなのである。ステージAやステージBは心不全を発症する前の予備群とも言えて、心不全の対策はステージCからではなくステージAやステージBから開始することが大切になるという。私はすでに、その最終段階、ステージDにいる。

 

 心不全の定義:我が国の循環器疾患の死亡数は、癌に次いで第 2位であり、心不全による5年生存率は 50%と予後についても決して良くない。一方で、その事実と心不全の怖さ(例えば、完治しない等)については、国民にあまり知られていないのが現状だった。そのため、心不全について、国民によりわかりやすく理解して貰うため、日本循環器学会と日本心不全学会とが連携し、新しい心不全の定義である「心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気である。」が策定された(参照:http://www.asas.or.jp/jhfs/)。参考文献: 急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)

 

 という訳で、今日は午後から、380号室の入り口①から窓際東の③に移転した。看護師長さんのお計らいである。

 

 今日の掲示板はこれ。「本物の鬼は 人の面(めん)を被っている」というもの。誰しもそんなもので、やさしそうな人の顔だけれど、心の中は本物の鬼だらけだと思う。牛を食べ、豚を食べ、米を食べ、野菜を食べ、魚も食べる。子を殺す親もいれば、親を殺す子もいるし、体罰だ、いじめだ、しつけだと、平気で教え子を暴力でいじめる教師もいる・・・。「ほんものの鬼は人の面を被っている」。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


如月は人の数だけ鬼がいる

2020年01月30日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市東部地方は、弱い冬型の気圧配置となっているため、概ね晴れていたが、夕方からは雲が広がってきた。明日の31日の高松市は、引き続き冬型の気圧配置となるため、概ね曇るらしい。

 

   86/42/80 36.3c-100% 66Kg 体調の数字的には問題はない。ただ、足のむくみは消えず、体重の変化もない。おなかの張りも、自分ではないと思っているが、看護師さんやDrは、まだまだしっかりと張りがあるとおっしゃるのだ。

 

 

 足はまだまだこんな状態。少しも柔らかくもならないし、細くもならない。

 

 今朝の朝食はりんごとマヨネーズで絵にならなかった。失敗、失敗、大失敗。

 

 今日は検査の予定もないので、のんびりと論文の追加・修正をやっていた。

 

 今回の論文の「奥書」である。で、今日も「カンファレンス」が行われて、元気先生から「今後の治療」についての説明と解釈があった。まず、第一が「心膜炎開窓手術」である。ここでは詳細は話さない。

 

 次が「CRT]と呼ばれる、ペースメーカーのグレードアップである。そのつぎの処置については、追って考えることになる。かろうじて首の皮一枚がつながったような状態。

 

 今日の担当看護師の宮崎某も、「私にも名前をつけてよ~」という。上は「ビーバー・みずほ」である。

 

 そこで、「だっこちゃん・よしこ」にした。どうせ、すぐに忘れるのだけれど。

 

 こういう娘さんだから、「宮崎美子」にちなんだもの。深い意味はない。

 

 そういう写真を探していたらば、こういう画像も見つかった。バックはサンフランシスコのコルマ日本人墓地の「咸臨丸乗組員」のお墓である。

 

 今日看護師長さんの好意で、372号室から376号室、380号室と気分転換の部屋替えをやっていた、どうにも昨日のDrの話は絶望的で、立ち直れないと思ったからだった。おまけに「ビーバーみずほ」も応援に来てくれて、しばらく話し込んだ。これで、どうにか、明日の希望を取り戻せたような気がする。

 

  二月が近くなったら、鬼のお話ばかりになるが、今日の掲示板はこれ。「ぬけぬけと「鬼は外」とは笑止なり」という、いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。調べてみれば、この句は、ある同人誌に投稿された俳句であるらしい。節分の行事は、お寺でも神社でも行われているが、神社では「追儺(ついな)」という行事からの変化らしいが、お寺の節分はそれなりの独自の意義と作法のある法要になる。そんな難しい節分の意義を、一言で表す法語がこれだが、別のお寺では、「ぬけぬけと 「鬼は外」とは その口で」という句を見かけた。上五・中七は同じだが、「その口で」というのが鮮やかなぁと思ったことだった。節分という季節の変わり目を機会に、この口を、このこころをリセット・再起動せよというているのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝋梅に明日の夢を破られる

2020年01月29日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

  高松市地方は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇っていた。気温は9度から13度、湿度は80%から50%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の30日の高松市は冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。

 

 85/42/82 36.2c-98% 66.4Kg 体調に変化はない。

 

 今朝の朝食である。今日は「いちごジャム」だというので、何にしようかと考えていた。

 

 で、「赤ならこれだな・・」と書き上げたのがこれ。「牛??」赤べこ(子牛)ではない。

 

 もうすぐ二月。二月ならばこれだなと書いたもの。

 

 朝食が終わるのを待ちかねて「透析」に呼ばれた。歯磨きもトイレも抜きである。私がどんなに文句を言おうと、向こうさんはベテランばかり。「はいはい、ありがとうございます」と、糠に釘状態。

 

 その途中で聞かされた絶望的なお言葉の数々。こうした透析をいつまでも続けるわけにはいかない。それは私が腎臓病ではないからだ。法律で決まっていて、しかも私は保険適用外だというのである。単に水分を排出しとるだけだから、それだけでは何の解決策にもならないという。自分の身体では、自分で水分を排出できない身体だという。だから、水分の摂取を控えないといけないという。

 

 心臓だって、手術で治る確率はほとんどないという。昔からの遺伝と不摂生の賜物だという。だから、これからは節制と水分の自己管理しかないとおっしゃる。私の人生は「風前の灯」みたいなものだとおっしゃるのである。まだ、確定ではないのだけれど。

 

 水分の自己管理たって、一日に1,000ccというのはきつ過ぎる。でも、これが限度だというのである。私はここを退院しても、すぐにおなかが張るし、食欲もなくなってしまうのだという。これからもDrたちは努力もし、研究もするけれど、決して手放しで退院を勧める状況にはないと言う。

 

 今日の掲示板はこれ。相も変わらずの「鬼」シリーズ。「心中にひそめる鬼はいかに追う」という富安風生さんの言葉。富安 風生(とみやす ふうせい)は、明治18年(1885) -昭和54年(1979)は、日本の官僚でもあり俳人でもあった。本名は謙次。高浜虚子に師事したこともある。節分の豆まきなどで、「鬼は外、福は内」と豆をまいて鬼を追い払う行事があるが、いくら大声で怒鳴っても、いくらたくさんの豆をまいてみたところで、この私の心のなかに巣くう鬼をどうやって追い払えばいいのだろうか・・・」という句であろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


野も山もはや正月が暮れかかる

2020年01月28日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

高松地方は、低気圧や前線の影響で、雨が降っていた。気温は9度から10.9度、湿度は94%から84%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の29日の高松市は、湿った空気や寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 94/41/81 36.2c-99% 66.5Kg 体調に変化はない。

 

 今日の朝食である。水分を控えるために牛乳がなくなって久しい。でも、これでパンを食べると口の中が乾燥してどうしようもない。

 

 今日のお絵かきである。大熊を描いたつもりだがはてさて・・・。

 

 片目になっちまったぜい。

 

 後のおくすりもたくさんあって・・・。

 

 ここにも、「日本薬局方」があった。この「やっきょくほう」がいまいち、わからん・・・。

 

 今日のお昼ご飯である。それらしいお食事にはなってきた。

 

 お昼からは「からだ拭き」で、またしても「足湯」をやってもらった。で、またしても垢だらけのお湯になった。随分と足なんぞ、洗ってもらったことがない。

 

 その後、採血と採尿もあって、なかなかに病院も忙しいわけだ。その合間に、来客があってお見舞いをいただいたり、そのお金で移動売店の「あめちゃん」を買ったりしていた。

 

 採尿だって、4時間ごとに採尿をするというのだから、まさに検査の連続、モルモットみたいなところもあったりする。

 

 今日の掲示板はこれ。「鬼というおそろしきものはどこにある 邪見の人の胸に住むなり」という一休禅師のことばから。鬼は地獄に住むものと子供の頃から教えられてきたが、その地獄なり鬼なりはどこにあるかといえば、みんなこの身や、この心の中にあるというのである。「邪見」はまちがった人生観や世界観である。身びいきや身勝手なエゴイスティックな人生観や世界観が地獄の世界であり、鬼の住むところなのであるというのである。(松原泰道『一休さんの幸福論』より)

 

じゃぁ、また、明日、あえたら、いいね。


悔いもあり迷いもあってやぶ椿

2020年01月27日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市地方は低気圧や前線の影響で雨が降っていた。気温は7.3度から10度、湿度は90%から82%、風は5mから8mの東北東の風が一時は強かった。明日の28日の高松市は低気圧や前線の影響で朝まで雨が降り、雷を伴う所がある見込みなのだとか。

 

 95/48/80 36.1c-100% 71.2Kg 体重だけが妙に増えて一大事になった。

 

 そこで、水の大幅制限やらおしっこの量なんぞの管理なんぞをやかましく言われることになった。4キロの体重増加は500mlのペットボトルで8本になるが、いくら何でもそんなにはお茶を飲めないのは道理のことだ。言いがかりも甚だしい。尿だって2800ccから3400ccも出せば3kg、4kgは減っているはずである。そんなこんなで、今日はご機嫌斜めな私である。

 

 さて、今日は、私のブログ開設から5,400日が経過したことになる。この間、一日たりともお休みしたことはない。それが実に14年と9か月も続いたというのである。こんな、飽きっぽい、三日坊主の私がである。

 

 私がブログを始めたのは「平成17年4月10日」のことだった。台風23号で我が家を流され、高松の社宅に入ったとき、暇を持て余して始めたのがきっかけけだった。あれから、14年と9か月の年月が過ぎた・・・。

 

 今日のお絵かきは失敗。

 

 白いパンに白いマーガリンでは何かわからなくなった。そんなこんなで、午前中は不機嫌な時間が過ぎた。

 

 今日のお昼はこんなもの。水分制限からみそ汁もスープもカットされてしまっている。ご飯だってパサパサのご飯になった。

 

 お薬の量だって半端じゃない。

 

 お昼からは「透析」。私は腎臓の病気ではない。ただ、体内の水分を抽出するための作業である。ここで、血液中の水分だけを抜き取る作業である。

 

 昨日も睡眠不足だから、4時間くらいは寝ていられるぞと思ったが、わずか1時間しか眠れなかった。TVを見るのが1時間、我慢して我慢してようやく3時間でギブアップ。ここでもひと悶着を起こした私であった。

 

 夕方からは、胸部レントゲン検査や点滴針の差し替えなんぞと作業は目白押し。

 

 夕食前になって、ようやくに落ち着いた。

 

 

今日の掲示板はこれ。「道に迷ったおかげで たくさんのいい人に会えたなあ」という荒了寛さんのことばから。高速道路で一気に走り抜けてしまうと、素晴らしい景色にも出会えないし、ましてや他人様と出会えるなんてことはまずない。最近は北陸だの北海道だのと新幹線ブームだけれど、トンネルばかりを走ったのでは、雄大な自然にはお目にはかかれない。遠回りをして、道に迷いながら歩いてきたからこその出逢いであり、ふれあいであったように思う。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


やぶ椿花は花なり実は実なり

2020年01月26日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市東部は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っていた。気温は5度から11.5度、湿度は90%から50%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の27日の高松市は、低気圧や前線の影響で概ね雨となるらしい。

 

 107/43/81 36.4c-96% 64.4Kg 体調に変化はない。体重も減ったり増えたりを繰り返すばかりだ。

 

 昨夜も9時から10時半と、2時から3時半のわずかしか眠れなかった。昼間に大いびきで寝たせいかも知れないと思いつつ、なかなかに明るいと眠れないものだ。

  

 今日のお題は「雨か雲か」という天気予報のマークである。で、雨はむつかしいので曇にした。が、相変わらず、うまくない。

 

 さて、明日で、このブログを開設して4,300日を迎えるらしい。そのためにも「穴」をふさいでおく必要があって、12月分の欠損ヶ所を埋める作業をしておいた。入院していた頃の一週間ぶんを埋めておいた。

 

 さらには、入院してからのブログ、42日間の記録を取り出して、日付順(時系列)に編集しなおしておいた。これが、後の論文集の付録になる予定である。

 

 病院にいると、こうした医薬品に「日本薬局方」という表示がみられる。家庭の医薬品にもあるはずだというが、さほど、記憶にはない。これは、「製造メーカー」くらいに考えていたのだが・・・。

 

 私は、「日本薬局方(にほん-やっきょく-かた」と読んできたが、これは、そうではなくて、(にほん-やっきょく-ほう」と読むのだそうな。薬局方(やっきょくほう、オランダ語: Apotheek、ラテン語: Pharmacopoea)は、医薬品に関する品質規格書。医薬品や生薬が収載されているほか、試験法や純度の基準・剤型なども記されているという。

 

 これは、国または地域ごとに制定されており、多くは公定書である。日本においては、特に指定されていない限り、「日本薬局方」を指すそうで、日本薬局方(英語: Japanese Pharmacopoeia, JP)、中国薬局方(中国語: 中国药典 (中国薬典)、英語: Pharmacopoeia of the People's Republic of China, PPRC)、米国薬局方(英語: United States Pharmacopeia, USP)、英国薬局方(英語: British Pharmacopoeia, B.P.)、ヨーロッパ薬局方(英語: European Pharmacopoeia, EP)などが主な薬局方とされる。他の国々は、これら薬局方を参考に、伝統医薬品類を加え、国情に合わせて作成しているらしい。いろんな取り決めがあるのもだと感服していた。

 

 今日は久々に、本当に久しぶりに「足湯」をしてもらった。おそらく、昨年の夏以降だと思っている。頭も洗いたいと言うてあったが、連絡はまだない。10分ほどで、このお湯が垢くずで白く濁ってしまった。さっぱりとしたのは言うまでもない。

 

 今日の昼食である。左上に奇妙なものが載っている。それは何かと尋ねたら、「焼き芋」だというではないか。病院のおかずに(フルーツではない)焼き芋とは思ってもみなくて、やや、衝撃的。

 

 焼き芋なんぞも、中学生のころに食べて以来だ。どうにも「イモ・タコ・ナンキン」は苦手中の苦手である。

 

 節分には少し早いのだけれど、今日の掲示板はこれ。町内の善楽寺さんのお寺にあったもので、「福願う 心の裏に 鬼の顔」というもの。親鸞聖人は、このようにうたわれている。「悪性(あくしょう)さらにやめがたし、こころは蛇蝎(じゃかつ)のごとくなり」聖人は、自己の内にみんながいやがる蛇蝎を発見されたのである。私こそ蛇でございます、蝎(さそり)でございますと、蛇や蝎のような心、鬼のような心と言ってもよいだろうか、そのような心を見出されたのである。私も、今日は睡眠不足でイライラしがち。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。   


冬らしい風も浴びずに阿弥陀堂

2020年01月25日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松地方は気圧の谷で曇っていた。気温は7.7度から9.4度、湿度は75%から58%、風は3mから1mの東北東の風が少しばかり。明日の26日の高松市は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、明け方から朝は雨が降る見込みらしい。

 

 97/60/80 36.4c-99% 64.6Kg 体重がようやく下がり始めたが・・・。

 

 これが、今回の闘病記と、その前を飾る論文である。

 

 これが、ブログから抽出した闘病記編の原稿である。ブログは新しいものから並んでいるが、闘病記は時系列的に並ぶために、その編集作業もやっていた。

 

 さて、今朝のお絵かきになるのだが、色がいちごとマーガリンではマーガリンが邪魔。そうはいっても、限られた食料だから無駄にもできぬ。

 

 ということで、マーガリンが邪魔をしてしまった。

 

 逆だったらよかったのに。これまた、リベンジかな。

 

 さて、昨夜の・・・というか、今朝がたの4時過ぎに、このカテーテル接合部分から血液があふれ出してひと騒動が起きた。ま、応急処置ですごい様相になっているが、実際はたいしたことはない。ホントならば、頸静脈だけに生死に関わる部分だから、みんな、色めき立ったわけだ。

 

 朝になって、Drの処置で小さくなった。

 

 さて、いくら水分を抜いても体重が減らない・・・ということで、「節水令」が出た。というのも、奥方が看護師さんなんかの誘導尋問に引っ掛かって、「野菜ジュースを飲んでいる」と真面目に答えてしまったのだ。

 

 さぬきは昔から「水との闘い」の毎日だった。雨が降らないことで有名だったからである。そこで、水争いや満濃池の築造んどという歴史的な話がいくつもある。ああ、それなのに、野菜ジュースはだめ、お茶もダメ・・・という厳しい結果になってしまった。そして、お水も1,000CC厳守とのこと。たまらんなぁ。

 

 足がむくむもので、柔らかくてゴムの緩い靴下を履いていたら、「あんた、ぐすい靴下を履いとるなぁ」と、透析係の看護師さんに言われたが、「ぐすい」というのは懐かしい言葉だなぁと思った。岡山やさぬきあたりで使われてきた昔からの方言で、「ゆるい」とかの意味がある。頭が弱い人も「あいつは、ぐすいのぉ」などと言ったりした。

 

 熊谷崇先生は、1942年東京都生まれ。1968年日本大学歯学部卒業。1971年横浜市港北区開業。1980年山形県酒田市に移転開業(日吉歯科診療所)。おもな活動、1983年~現在、A.A.P.(米国歯周病学会)会員。1989年~1990年日本歯科医師会「歯学研修セミナー」講師。1995年~現在、新潟大学歯学部非常勤講師。1995年~現在、AFFILIATED MEMBER OF THE SCIENTIFIC BOARD I.H.C.F.(インターナショナルヘルスケアファウンデーション)。1997年~現在、東北大学歯学部非常勤講師。1998年~2001年日本ヘルスケア歯科研究会運営委員。2001年~現在、同科学顧問。1998年~現在、九州歯科大学歯学部非常勤講師。1999年9月スウェーデン・マルメ大学歯学部名誉博士号。2003年~現在、九州大学歯学部非常勤講師 などを歴任。NHK、プロフェッショナル、仕事の流儀で放映されて一躍有名人になった。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


霧見てはあてなき道に踏み入れる

2020年01月24日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で曇っている。気温は10.5度から14.0度、湿度は84%から62%、風は1mから3mの北の風が少しばかり。明日の25日の高松市は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜遅くは雨の降る所がある見込みらしい。

 

 85/40/81 36.0c-100% 64.8Kg 1004hpa,12c,80% 体調に変化はないが、最近は低血圧気味。脈拍の81はペースメーカーの設定値80から。さして問題はない。

 

 これは電話系統の移転計画図である。今の二階の書斎から一階のリビングへ移転するもの。イメージ図である。

 

 二階から一階へ移転してきて、

 

 新築当時はここにPCなどの一式があったが、にぎやか過ぎるしうるさ過ぎたので二階へと移転していたもの。それを再び、ここへ戻すものである。

 

 さて、恒例の朝食図工教室である。今日はまた、むつかしい宿題を仰せつかった。

 

 今日は、「あん」と「マーガリン」だからむつかしかった。でも、これだけでは何のことやらわからない。

 

 でも、拡大すると、なおさらわからない。これはもう、図工ではなくて「現代アート」だ。

 

 似ても似つかんなぁ~。

 

 さて、食事が終わると間もなく「透析」に呼ばれた。腎機能が正常の10-15%以下になると、透析や移植などの腎代替療法(腎臓の機能を代行する治療)が必要になる。我が国では、「どのような状態になったら透析を始めたほうがいいか」を判定するための「透析導入の基準」(厚生労働省)があり、症状・所見と腎機能・日常生活レベルとの組み合わせで導入時期を考えるという。腎機能が正常の15%以上あっても、尿毒症の症状や高カリウム血症、心不全などがあり、適切な治療によって改善しない場合は透析が必要と判断されるそうである。

 

 血液透析は、血液と透析液の間にある半透膜(水分とごく小さな物質のみを通過する膜)を介して、水や物質の移動を行い、毒素を除き不足物を補充する。「限外濾過」は、透析器(ダイアライザー)の出口を狭くするように圧力をかけて、血液中の余分な体液(主に塩分・水分)を除去するというもので、「拡散」とは、ティーパックをお湯につけた時に濃さが均一となるという原理である。血液中の老廃物や電解質のカリウム・リンなどを取り除き、反対に、カルシウムや重炭酸イオンなどは補充される。

 

 「あんたは腎臓病やないので、本来ならば透析はできんのやで。ほんだけん(そうだから)、あんたが困ろうとすがろうと「透析」はできんのや。だけん、塩味はやめて、野菜の甘みを感じるような生活をせんといかん。おいしいものを食べて地獄へ行くか、味のない食事に慣れて楽しい人生を送るかはあんたの責任やな・・」と、厳しいお説教をするDrがいた。これまた、厳しいお言葉だ。

 

 最初の2時間は睡眠不足を解消するように爆睡してしまったが、後の2時間は退屈で暇でしようがない。そこで、見たくもないテレビを見ることにした。NHKは国会中継、民放はドラマかワイドショーだった。見るとはなく聞くともなく聞いていながら、またもや熟睡をしてしまった私だった。

 

 今日の掲示板はこれ。「魚はめば 魚の骸骨皿にあり 恐ろしきわがいのちとぞ思ふ」という白井成允先生の言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。白井 成允(しらい しげのぶ、明治21年(1888) -昭和48年(1973)は、日本の倫理学者。東京都出身。1913年東京帝国大学文学部哲学科卒。名古屋愛知医学専門学校教授、第二高等学校教授、京城帝国大学教授を経て広島文理科大学教授。1957年「三経義義疏の倫理学的管窺」で広島文理科大学文学博士。52年龍谷大学教授。睦学園短期大学長、武庫川女子大学教授。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝋梅が迷う明日を指し示す

2020年01月23日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松地方は低気圧や前線の影響で曇り、雨の降っている所があった。気温は9.5度から12.0度、湿度は98%から86%、風は1mから2mの西の風が冷たかった。明日の24日の香川県は、前線の影響で曇り、昼前は雨の降る所がある見込みらしい。

 

 86/48/80 36.3c-98% 66.8Kg 1002hPa,6c,86% 体調に変化はない。体重が微減しているが問題外。

 

 今日の朝食もこんなもの。水分を減らすために牛乳も削減されている。徹底的に水分を省略せよとの厳命である。

 

 今日のお作法は「ハート」だが、白っぽいマーガリンなんぞでハートの暖かさがまるで出ない。これもリベンジが必要だな。

 

 今日は9時半から「透析」の試験段階。これで体調の変化を調べるらしい。今回は毒素の排除はせず、あくまで「除水」のみ。いくら、体重が落とせるのか、いくら水分を除去できるかの実験である。

 

 朝の9時半から4時間コース。最初の1時間は睡眠不足を補うように爆睡。でも、それだけで睡眠不足が解消したのか、まるで寝られない。3時間を過ぎたら足のふくらはぎが「攣(つ)る」ようで激しい痛みが発生。職員さんがマッサージしてくれて解消。その後は漢方薬で対処。体重は4.5Kgもの減少らしいが実感はない。

 

 私には元々遺伝による「先天性心筋症」という病があって、20歳あたりから不整脈が発生していたが、さほど問題にもならず、支障もなかった。30歳ごろからはNTT高松病院で投薬を受けていたが、さほど問題になることもなかった。ところが、50歳代あたりから「心機能」が低下し、平常人の60点、(約三分の二ほど)ほどしか心臓が機能しなくなっていた。これが「慢性心不全」と呼ばれるものだった。これによって、身体に水が溜まるだとか、疲労しやすくなるなどの支障が目立ち始めた。

 

 60歳代に入ると肺炎が相次ぎ、それをきかっけとしてか、「急性心不全」が発生し救急搬送されることが二年ほど続いた。このことから県立病院での治療が行われるようになり、カテーテルや焼き付け処理なども行われてきた。ところが、それらの治療でもどうにもならず、ついに2018年には心臓の開胸手術が行われ、僧帽弁、三尖弁の交換手術が行われてきたところである。これが「心臓弁膜症」と呼ばれるもので、さらには、ペースメーカーも植え込むことなって手術が行われた。

 その術後、心膜炎が発生した。心膜炎というのは、心臓は筋肉で出来ているが、その筋肉は表面に付着した臓側心膜と呼ばれる薄い膜で覆われている。その膜は大血管の起始部で折り返されて厚い壁側心膜となり、これら2枚の心膜が心臓を2重に包んでいる。この2枚の心膜の間(心膜腔)にはこの膜から作られる少量の液体(心膜液)があり、心臓が動く時の摩擦を軽減する潤滑油の働きをしている。心膜炎とはこの膜に炎症が起こる病気であり、炎症により心膜腔に通常よりも多い心膜液が貯留することが特徴である。

 

 心膜炎の原因と分類については、急速に炎症反応を引き起こす場合は急性心膜炎という。慢性に経過(通常6ヶ月を超えて持続)する場合を慢性心膜炎といい、急性心膜炎は、感染、外傷、自己免疫疾患、甲状腺機能低下症、薬物、尿毒症などが原因となって生じる。感染による場合が最も多く、その原因のほとんどがウイルスである。

 

 原因がわからない場合も多く、その場合は特発性心膜炎といっている。慢性心膜炎は急性心膜炎が完全に治癒せずに移行する他、結核、腫瘍、放射線治療後、心臓手術後に起こることが多い。現在では結核性心膜炎はほとんどみられなくなったが、慢性炎症によって心膜の線維化、肥厚が起こり、固くなることがある。これにより心臓の拡張が制限され、足のむくみや腹部の膨満感などが起こることを収縮性心膜炎という。私の場合、薬だけでは限界があって、このたび、除水を行うために「透析」が必要になる。

 

 CRT:心臓再同期療法とは、現在、薬の治療によって症状の改善しない重症心不全に対しては心臓移植といった治療手段もあるが、臓器提供者の慢性的な不足等により進んでいないのが現状である。

 

 このような状況下で重症心不全症状を改善する治療として心臓再同期療法 (CRT=Cardiac Resynchronization Therapy) がある。この治療は、(右心房と)右心室に加え、全身に血液を送り出す左心室にも、ほぼ同時に電気刺激を与えて心臓の機能を高めることで、①心不全の予防や改善、②生命予後の改善、③生活の質(QOL)の改善を目的としており、7割くらいの方で心機能の改善がみられる。そのために、2月上旬にはMRIによる検査が行われる予定である。

 

 

  今日の掲示板はこれ。「過去のどうにもならないことを悩むより 現在、自分が置かれているところから 将来に向かって人生を切り拓いていこう」という新井正明さんのことばから。住友生命の社長・会長を務められた新井正明氏のはなしである。兵役にあった新井さんはノモンハン事変に参戦して被弾、右足を付け根から切断した。二十六歳だった。 帰還した新井さんを会社はあたたかく迎えてくれたが、若くして隻脚(せっきゃく)の身となった苦悩は限りなく深かった。その最中(さなか)、新井氏は安岡 正篤師の『経世瑣言(けいせいさげん)』で一つの言葉…「いかに忘れるか、何を忘れるかの修養は非常に好ましいものだ」に出会い、翻然(ほんぜん)とす る。「自分の身体はもう元には戻らない。ならば過去のどうにもならないことを悩むより、現在、自分が置かれているところから将来に向って人生を切り拓いて いこう」この瞬間から新井氏は真の人生を歩み始めた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


廃屋のビル錆び切って冬の色

2020年01月22日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市方面は、気圧の谷の接近により曇っていた。気温は4度から11度、湿度は82%から66%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の23日の高松市は、低気圧や前線の影響で昼前まで雨が降る見込みらしい。

 

 98/53/80 36.4c-100% 67.2Kg 体調に大きな変化はない。

 

 今日は昨日と打って変わって大忙しの一日になった。朝の4時過ぎに起床し、5時半には採血があり、6時からは採尿になった。普通は朝の6時が点灯の時間である。これが起床時間にもなっている。

 

 トイレだって昼も夜中も30分ごとに起きて点滴台を引きずって行くのだからたまらない。それにベッドでは寝付かれないから慢性的な睡眠不足。

 

 今朝の朝食はこんなもの。今日は珍しく牛乳・ミルクがついてない。

 

 これがお作法の「桜」なのだが、梅だって野菊っていいようなデザインになった。どうにも絵が苦手になってしまった。昔はこれでも県知事賞をいただいたこともあったのに。

 

 その後は「身体拭き」やら着替えやらをあわただしくやっておいて、

 

明日からの「透析」のための「カテーテル」の準備。シャントが使えない状態で透析を行うには、一般的には上の写真のように短期留置型透析用カテーテルを挿入する。一番挿入しているのが、右内頸静脈である。右内頸静脈が選ばれるのは、鎖骨下静脈だと血栓性閉塞するリスクが高く、大腿静脈は感染の危険が高いからで、しかも左側の内頸静脈は右、心房にカテーテルが行き着くまで2回ほど屈曲するので、カテーテルが血栓性閉塞するリスクが右側より非常に高くなるのである。

 

 カテーテルは血液回路と接続するだけなので、穿刺痛のような痛みはない。しかしこのまま長い期間にわたってカテーテルを挿入していると、それこそ感染症へと発展してもおかしくはない。そこで、できるだけ感染のリスクが少なくなるように、しかも身体の中に埋め込むことで、抜けないよう長期にわたって使用できるようにしたのが、「長期留置カテーテル」である。ただ、部分麻酔というか痛み止めだけで処置をするので、痛くてたまらない。40分ほどで作業は終わった。

 

 着替えが終わると、すぐに昼食が待っている。今日は珍しく「焼きそば」だが、透析食ということで、ソース味が全くない。味がほとんどなくて、食材の感触だけである。

 

 で、明日から試験的に3時間ほどの透析を行う予定である。だから、この間は、足や手のリハビリ運動はお休みになっている。

 

 あと、入院期間中の「穴」と呼ばれる「未更新部分」=「記録や記憶のない日」や疲れて更新できていない日」なんぞの追加・補填作業をやっていた。ま、意味がないと言えば意味がないが、「穴埋め作業」もまた大事な部分ではある。

 

 ま、「このブログは一日の休みもない」ということをウリにしているので、そのためにも穴埋め作業はかかせない。多分に、「特別付録」というのが、その穴埋め部分である。

 

 今日の掲示板はお正月らしくはないが、これ。「老いてこそ人生 ていねいに生きる ゆっくり生きる やわらかく生きる」というもの。その後に「尊いものを仰ぐ 美しいものに感動」の言葉・・・。つながっているのだろうか・・・。 調べて行くと、「老いてこそ人生  ていねいに生きる  ゆっくり生きる  やわらかく生きる 仏さまにまかせて  ありがとうございます  もったいない  おかげさま 」と言う言葉もあった。ふむふむふむ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝋梅に朝のしずくや車椅子

2020年01月21日 | 観光ガイド的日常

 高松市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は8.5度から10.5度、湿度は60%から84%、風は5mから1mの西の風が少しばかり。明日の22日の高松市は高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷の接近で昼前から次第に雲が広がり、夜は雨の降る所がある見込みらしい。

  

 86/51/80 36.4c-100% 67.6Kg 体調に変化はない。やはり、体重ばかりが変動している。

 

 今日は守護神・「ビーバーみずほ」がお休みだから”精がない”。「せがない」というのは高松弁なのか讃岐弁なのかは知らないが、このあたりではよく使う。やり甲斐がないとか、張り合いがないというか、励みがないというか・・。「精の出し甲斐がない」という言葉がつづまったものらしい。

 

 だからという訳でもないが、身体洗いや着替えなどもないし、レントゲン検査なんぞの検査もない。ただ、食べて薬を飲んで寝るばかりだが、まわりはそのまんまだから、にぎやか過ぎて寝てなんぞはいられない。

 

 さて、21時に寝るのだが、昨夜は23時に起きてしまった。で、ふと思いついてデスクトップパソコンのお勉強をやっていた。アルコール分を控えてきたから、退院後はリビングルームでの生活になるが、そこにはデスクトップパソコンを置きたいと考えたのだ。

 

 で、タワー型か、一体型か、画面分離式かなんぞのお勉強をやっていたわけだ。できるならば、15万程度のPCを同じものを2台並べたいと考えていた。でも、すぐに眠ってしまったことだった。

 

 今朝の朝食である。お作法は「△」ということだったが、いかんせん、センスがないから、こんなものだ。

 

 これまでは、「潰瘍食」だの、心臓食だの高血圧症食だのと、さまざま変化してきたが、

 

 今日のお昼になると、「血液透析食」となっている。いよいよと、そうなることなんか・・・。

 

 昨日も、奥方とみずほ看護師が話していたが、聞くとはないし聞いていたら、「透析」だの「血液透析」の話が出ていたし、ペースメーカの植え替え工事も予定されているのだとか。やはり、今のままではラチが明かないらしく、今夕の会議でも、そういう話になるらしい。

 

 人工透析なんて特殊な人が行うものだと思っていたが、そういう年代になってきたのかと、なんだか物悲しくなってしまった。香西にある病院なんかでは大勢の人が透析にために並んでいるのを見かけたが、今はもっと楽になっているはず。

 

 それだし、今のペースメーカーではパワー不足なので、強力なものを植え込むとかなんだとか。奥方はみずほ看護師を通じて、先々と準備をしているらしい。知らぬは私一人だけなのかも。

 

 今日は、天気が変動気味。晴れたり曇ったり晴れたり曇ったり。

 

 これが、「尿量管理表」。トイレに行った時間と量を記録している。ついでに「便」の時間と量も・・。大きなパソコンが必要になるわけだ。で、ついでにブログやらSNSやらと。で、二台あれば便利かなと。予算は40万でよかろうかい。

 

 今日の掲示板はこれ。「寒しばれ 暦の上で大寒の こえを聞いたら 春あと少し」というもの。遙か昔の小学校の時、「寒い」を使った言葉で思いつくもの」という先生の問いに「大寒!」というと、「代官は違います!」と云われて悔しい思いをしたのを思い出した・・・。今日から立春(2月4日)までが大寒。この時期さえ過ぎれば・・・あとは、春の足音を待つばかり・・・とは言うものの、これからが冬本番。三月に入るまでは春は遠い・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。

   

何時までも降ろせぬ鞄春の風

2020年01月20日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 二十四節気の大寒だが、最高気温は平年より高い見込みらしい。四国地方は、気圧の谷や寒気の影響で、瀬戸内側を中心に概ね曇っていた。20日の高松地方は、冬型の気圧配置となるため概ね曇ったまんまだった。気温は9.5度から12度、湿度は74%から56%、風は3mから7mの西の風が少しばかり。明日の21日の高松市は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みなのだとか。

 

 94/51/80 36.4c-100% 67.5Kg 1008hPa,7c,48% 体重が増え続けているのが要注意。身体は重いし、足のむくみもまだとれない。

 

 あれほど華々しかった「反撃の女神」に勢いがなくなった。1月の11日には60Kgまで下がったのに、なぜだか、今朝は7Kgもオーバーしている。私に出会った10日以降、女神の神通力が衰えたのかさっぱり、反撃の意志が見えない。

 

 がんばれ、ジャンヌダルクよ、復活の女神よ。

 

 がんばれ、ドラクロアの「自由の女神」よ。そして、吾が妻「けいこ・おば」よ。これからを話し合うカンファレンスは、明日の夕方に決まったぞ。

 

 おとといだかにいただいた、一個が数千円もする「紅まどんな=媛(ひめ)まどんな」をぱくりと食べてしまったり、

 

 ピンポン玉のような「恋のぞみ」という高級イチゴをパクパクと1パックを食べてしまった、その災いなのか、報いなのか、体重が一気に2キロも3キロも増えるのはおかしいではないか。いや、おもしろおかしく書いてあるだけで、神も仏も信頼しとらん私だから深くは追及しないこと。

 

 そこで、慌てて、残りの全部を奥方にプレゼントしたのだが、それは、後の祭りというものか。今朝もまたまた1キロの体重増加だった。(ホントの話、こんな食べ物を食べたくらいで体重が増加するはずはなく、他の要因がからんでいるのだが・・・)

 

 さて、今日は月曜日ということで、採尿と採血があった。それも、月曜は混むからと、朝の5時からの作業になった。あ、昨夜は、21時に寝て22時半に起きたが、することもなく、23時に寝て朝の4時半までぐっすりと寝てしまっていたからである。

 

 さて、朝食のパンに塗るクリームやマヨネーズのお作法が違うとお知らせをもらったので、今日はお星さまを描いてみたが、どうにも、こういうお作法にはついてはいけぬ。星の形にはならぬのだ。

 

 そうそう、この一般病棟に来て二週間目に入るのだが、ここは、なんでも自分でやらぬといけなくなった。CTUでは、こうした漢方の粉薬はお湯で溶かしてくれたものだが、ここでは自分で薬は飲むし、歯磨きも皿洗いもお箸洗いなんぞも自分でやらぬといけないと言われた。その代わり、トイレに行くのも私一人で気楽でいい。いつ、トイレに行ってもいいというのは気楽なもんだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「努力した人ほど運が良かったと言い、努力が足りなかった人ほど運が悪かったという」というもの。誰の言葉かはわからないが、あちらこちらで見かける言葉である。努力と運とが関係するのかどうかもわからないが、要は自分の気持ち次第だと言うてるのだと思う。若い頃には「運がいいとか悪いとか人は時々口にするけど、そういうことって確かにあるとあなたを見ててそう思う・・・」という歌が好きだった。今は、運だ、天だと考えることもなくなった。加齢なんだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


蝋梅の黄色に今を試される

2020年01月19日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松東部地方は薄雲が広がっているが、高気圧に覆われて概ね晴れている。気温は4.1度から12.2度、湿度は74%から60%、風は2m8から6mの西の風が少しばかり。明日の20日の高松市は、冬型の気圧配置となるため、おおむね晴れる見込みらしい。

 

 100/64/80 36.4c-100% 66.5Kgは昨日比で1.9KgUP ドクターが付いているので心配はない。Drの薬のさじ加減でどうにもなるらしい。

 

 今日は大学の試験日らしく、ここも開店休業状態。香川大学だか香川医大だかの試験会場になっているらしく、駐車場は満杯状態。だから、病院も開店休業状態らしい。(おそらく、たぶん)

 

 だから、私たちも中だるみ状態。看護師さんの数もぐんと少ない。大学の職員は試験の応援支援に出ているのかも。いつになく静かで平穏そのもの。

 

 朝食も平穏そのもの。

 

 昼食も静寂にして、そのまんまの平穏。見かけはおかゆだが、心臓食の一般版。これが、すんなりとおなかの中に吸い込まれるのだから、昨年年末のあの苦労はどこに消えたものやら。

 

 さて、これが「検尿トイレ」である。便器に腰を下ろして、下向きの矢印に、ネームバンドをかざすと、測定モードに入る。この時に、IDだのが吸い取られて行くのだそうな。で、どこの誰それがトイレに座って測定モードで待っている・・・とかの情報を伝達するのらしい。

 

 これが、赤外線でネームバンドを読み込み中。で、データを読み込み終わると、測定モードに切り替えて測定が始まっていく。測定が終われば結果を表示してくれるし、サーバーに転送されて電子カルテに記載されることになるらしい。

 

 毎年、このころになると島に渡っている。それも日帰りでだ。

 

 というのが、年賀状の受け取りやなんたらの郵便物の整理である。お年玉の切手シートの確認やらもあって。こういうのは、さぬき市の方へ転送依頼をかけておけばいいものを、ずるずると10年間も・・・。

 

 それと、昨日、弟が持ち帰ってくれた、年金の源泉徴収票もその一つ。ま、少し前までは、そういう名目で島に行きたかったわけだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「一度しかない人生だから 自分の道を自分らしく生きたい。人間らしく。自分らしく。」というもの。相田みつをさんの言葉らしいが確証はない。たった一度の人生であれば、「自分らしく、人間らしく、生きたい」というのが、多くの人の願いだろう。私も自分の道を自分らしく生きて行きたいと思う毎日であるのだが、「人間らしく」とはどういうことなのか、「自分らしく」というのはどういうことなのか。この「自分」が分かっていないことに気付いてうろたえている・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


梅日和 少しとぼけた お茶の味

2020年01月18日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 高松市東部地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は1度から11度、湿度は87%から68%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の19日の香川県は、高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や寒気の影響で、昼過ぎから雲が広がる見込みらしい。

 

 啓子ばぁや徹君らが帰るとすぐに、午後の当番らしく、ビーバー・みずほがやってきた。今回は正式な「担当看護師」ではないが、この日は、午後から夕食を経て、翌日の朝までの担当になってくれて、思い出話やこれからのことなんぞを、折々に触れて話し込んだ。

 

 この看護師さんにも正式な本名はあるし、個人情報も知ってはいるが、ここでは、「ビーバー・みずほ」と呼んでいる。私の孫のような娘さんで、最近の子のような妙なアクセントもないし、話す言葉も的確で聞きやすい。高くもないし低くもなくて心地よい声である。前歯が特徴だから「ビーバー」と呼んでいるが他意はない。元バレー部員だから細身で長身である。こんな猫背でもない。

 

 だからというわけでもないが、夜はぐっすりと寝て、朝の6時半まで眠りこけていた。「ふ、不覚じゃ・・・」

 

 で、今日は、島の家まで書類を取りに行ってもらった弟のたっくんとよっくんがお見舞いに来てくれた。年末調整用の源泉徴収票であった。そうそう、たっくんやらよっくんには、「ビーバーみずほ」を紹介しておいた。

 

 たっくんの奥さんもお見舞いにきてくれて、お見舞いの品物もたっぷりといただいた。

 

 熊本の名産の「恋ののぞみ」といういちごやら愛媛の「紅まどんな」という柑橘もいただいた。いつもは、こういうものは食べないのだが、おなかがすいていたので、ぺろりとたべてしまった。

 

 こういう朝ごはんもぺろりと食べておなかに負担をかけないか見ている。いまのところ、問題はない。

 

 こういうでっかいイチゴも問題なくなく食べられて、おなかにも負担をかけていない。

 

 昼食は私の苦手な野菜の煮物だが、こういうものも完食してしまっている。

 

 こうした煮魚も苦手だが、「一粒一滴、みな、御恩、感謝の気持ちでいただきましょう・・・」と完食している。飲めない、食べないと言ってきた私のおなかが食べている。それもわずか三週間でである。すべてが好転してきているように見えた。

 

 今日は春の空のように見えている。

 

 今日はおしっこの管、「バルーン」も撤去してしまった。これで、点滴台の点滴三台と一本のチューブのみ。随分と身軽になったものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「気に入らぬ 風もあろうに 柳かな」という、仙崖和尚の言葉らしい。柳の木はしなやかである。東から風が吹けば西へなびき、西から風が吹けば東へなびく。でも「柳に雪折れなし」と言われるように、柳は決して折れないという。よく、表向き人や状況に「自分を合わせる」人は、「自分がない」とか「何事も気にしない」とかいったマイナスの評価を受けがちだ。そういうケースも多々あるだろうが、確かに、人や状況に「流される」人は、そういうこともあると思う。でもその中には、その「柔軟性」が、本当の強さゆえに発揮できる人もいる。表向きの風を切るチカラも素晴らしいけれど、「折れない」チカラ、それも本当に大切だと思うわけだ。懸命に、ひたむきに生きることも大切だけれども、ちょっと立ち止まって、「明日の風に吹かれて」みるのも大事かも。ここの看護師さんを傍観していて、ふと、思った言葉であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。

     
       
   
   

春の空 見えぬ諸仏を 載せて行く

2020年01月18日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 香川県地方は、日本の南を進む低気圧や前線の影響で曇り、太平洋側を中心に雨の降っている所があった。気温は3度から9度、湿度は82%から66%。風は1mから2mの東の風が少しばかり。明日の香川県は、気圧の谷や寒気の影響で、概ね曇る見込みらしい。

 

 102/55/81 36.3c-100% 64.5Kg 1016hPa,10c68% 体調は安定している。脈拍の80は、ペースメーカーの設定値。

 

 予定は予定だったのだが、金曜日の14時から移転・・・ということだったのに、急患発生・・とのことで、急遽、金曜日の10時からの転室になった。いよいよ娑婆生活に近い一般病棟への移転になる。これはもう、地獄から呼び戻されて極楽浄土にたどり着いた「行者」みたいなもんである。

 

 病室は、CCUのすぐお隣にある372号室。さすがに、ここには「4号」や「9号」の部屋はない。

 

 その後ろには、同じく4日間を過ごしたICUがある。つまり、一階から上がってきて、38号ICU、37号CCUを経て、今の372号室にたどり着いたということになる。

 

 早速に、看護師に案内を乞うと、点滴台を押して、このトイレに案内してくれた。本物のトイレである。実に2週間ぶりのトイレでだった。さすがに気持ちがいい。

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 だから、10分でよいところを、30分も長居をしまった。

 

 あいにくと、「ビーバー・みずほ」看護師は休みだった。夜の勤務らしかった。今日は奥方が120分のシェアで2ポイント、徹君がお見舞いに来てくれた。

 

 朝はパン食。

 

 昼からは一般食と同じで、ご飯だけを「全がゆ」にしてくれていた。

 

 こうしてみれば、生還コースは急行列車並み。まさに「反撃シリーズ」みたいだった。(西部劇かい・・・・)

 

 午後からは、車いす対応で一階のレントゲン室までも行ってきた。確かに、どこが痛むわけでも、どこが骨折したわけでもないのだ。だから、おなかさえ軽くなれば健常者と同じ。良くなったから、そう、言うのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しいのは自分を中心にしているからだ」というもの。平野修先生(真宗大谷派明証寺住職)の言葉から。平野先生は、1943年(昭和18年)石川県に生まれる。大谷大学大学院博士課程修了。九州大谷短期大学教授。石川県松任市(現白山市) 真宗大谷派明証寺住職。1995年9月27日示寂。著書に 『浄土の問題ー世界と聚りー』(金沢教区教化委員会)、 『鬼神からの解放ー化身土巻ー』(上・下)(難波別院)、 『浄土論註講義ー論註の基礎ー』(一・二)(六道会)、 『民衆の中の親鸞』(東本願寺)『教行信証に学ぶ』(東本願寺)など多数がある。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


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