まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

降り止まぬ 雨に打たれて 春遍路

2013年04月30日 | 自然ありのままに

 丸亀地方は前線の影響で雲が広がり、朝から雨が降っていた。明け方の雨音はすごくて、これでは「お大師まいり」にはならないのじゃないかと思ったが・・・。明るくなると小雨程度にはなってきた。そこで七時過ぎに江の浦港まで友人を出迎えに行った。

 

 この人がFaceBook友人の梶さん。今日は公務の前に島四国のお大師まいりにやってきた。

 

 早速に立石の一番さんにお参りする新丸亀市長の「梶正治」さん。後ろの女性は島のおばちゃん。早速にツーショットで記念撮影。左のおじさんが自治会長さんで市長の案内役。

 

 江の浦集落にある地福寺と久保田住職。ここでは朝五時から六升のお米を炊いてお寿司をつくってのお接待。こういうお寿司もここだけになった。

 

 この人は社民党の米田晴彦県議と、ずっといっしょにいる島のおばちゃんとのツーショット。このおばちゃんとは最初から最後まで一緒になった。

 

 茂浦を経て市井集落の玉瀧寺へ。雨は依然として降り続いている。

 

 青木集落の長福寺でのお接待。もちろん、お寺以外でも何カ所ずつおせったいはあるのだが、いくらなんでも、全部は紹介できないものだから・・・。

 

 

 このように、1集落に数カ所ずつで七集落・・・。およそ二十カ所ほどでお接待がある。この広島にも八十八カ所の霊場があったが、山道で入れなくなったりして、現在は八十カ所ほどの札所があるが、今では、このお接待のある二十カ所ほどを回っている。

 

 市長さんは七時過ぎにやってきて、8時半のフェリーで島を後にしたし、私はぐるりと回って9時半には自宅に戻った。上から下からずぶ濡れになっていた。皮肉なもので、そのころになると雨はやんだ。

 

 これが今日のおせったいでいただいたもの。

 

 お寿司、赤飯からあんパン・スナック菓子・即席ラーメン・ティッシュにバナナにジュースなどなど・・・。

 

 雨は十時過ぎにはあがったが、曇った空はそのまんま・・・。お昼を過ぎると、お大師まいりの人もいなくなり、おせったいの場所もすっかりと片付けられて、元の静けさに戻ってしまった。

 

 お昼は、そのいただいたお寿司やお茶やらで済ませた。午後からは、英国から届けられたメールやら画像を持って、「レキ墓研究会の事務局」である「広島コミュニティセンヤー」に出かけていって、資料の解析をお願いしておいた。

 

 その後はぬれた衣服を洗濯したり、キッチンまわりの掃除やら片付けをこなしておいて・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「そのときはそのときです そのときもそのときです」というもの。まだ先の事で、悪い状況を想像してくよくよしてしまうことがあるもの。 うまくいかないのではないか、悪い事が起こるのではないか、大変なのではないか、・・・悪い状況になったらどうしよう、困る、イヤだなどと考えてしまいがちになるもの。 そんな時には、「その時はその時」と悪い状況を覚悟すれば、不安な気もちを軽くし、くよくよするのをストップするきっかけにできる。 「その時はその時」という覚悟には、悪い状況になってもその時にベストを尽くそうという決意も含まれているのかもしれない。 また、その時にベストを尽くす自分を信じられれば覚悟しやすいのかもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


このままで 暮れて自然の 黄山吹

2013年04月29日 | 自然ありのままに

 丸亀市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。30日は、日本海から南下する前線の影響で、明け方から朝にかけては雨が降り、雷を伴う所があるらしい。

 

 昨日は屋外の我が家の周辺の草刈りをやったが、今日は室内を中心に大掃除。和室二部屋にトイレ・風呂場・このダイニング兼リビングに掃除機を掛けて・・・・。もちろん、家具やおこたもどかして・・・・。

 

 押し入れとかも片付けてお掃除して・・・。ついでに裏庭にある物置の片付けも・・・。物置と言うても、動かなくなった軽四のバンを物置にしたもの。ここも十数年来、詰め込み、押し込みしているのを全部引きずり出しての一斉清掃・・・。

 

 釣り具・母の農作業用の道具・肥料・子供らの遊び道具。炭とかバーベキュー道具。水泳用の機材からゴムボート・・・。大工道具にバケツとか・・・。それを整理したりまとめたり。廃棄するものもゴミ袋に三杯・・・。

 

 十数年もこの島に生きてきたら、アクもゴミもたまってくるというもの。この島に来たころに使っていた「黒鯛釣り」用の赤土とかヌカとかが残っていたのには驚いた。そのころには「黒鯛」が釣れていたんだ・・・。

 

 今日のお昼は自家製の「タラコ・パスタ」になった。うどんにしようか、そうめんにしようかと迷ったけれど、簡単にできるこれになった。

 

 島のお友達が差し入れにお魚を持ってきてくれた。これはタナゴだろうか、それにメバルとアイナメ・・・。早速に内臓をとって冷凍しておいた。

 

 昼食後はデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)をかついで、集落内を散歩してきた。あちこちで、明日の「お大師参り」の準備が進んでいる。でも、あいにくと、明日は雨になるらしい。昨年も雨だったなぁと思い出した・・・。その前も雨だったかもしれない・・・。

 

 これはお隣の「立石」という集落にある「尾上邸」というお屋敷。江戸時代末期に海運業で栄えたおうちであるが、今は無人のお屋敷になったまんま・・・。

 

 こちらは、島の裏側の集落にいる「ポニー」。昨年には二頭いたのだが、今日は一頭だけが寂しそうにしているだけだった。何かあったんだろうかね。

 

 夕方になって、ようやく片付けが終わって、普通の姿に戻った倉庫。野道具は野道具。釣り道具は釣り道具・・・。不要品は捨ててしまう・・・ということで片付いた。若い頃に、「掃除とか、物の移動のことである」と聞かされていたが、確かにそれはそうだなぁと妙に納得した。

 

 玄関周りも水洗浄した。蜘蛛の巣とか、ほこりとか、ツバメの糞とか・・・・それらを一気に水で吹き飛ばして洗ったのだけれど、水分が乾燥すると・・・すっかりと、元の木阿弥になっていた。

 

 散歩の途中でみかけた花だけれど、これでも「チューリップ」。自然界ってすごいなぁと思ってしまう。このぎざぎざは何の目的があって、こんな形なんだろうか。きっと、その必然性があって、こんな形を選んだのだろうからね。

 

 今日の掲示板もまた、「荒了貫先生」のことば。「他人とくらべるのやめると 人生はぐっとらくになるよ」というもの。何の説明も言葉も邪魔になりそうな先生のおことば。すなおに、そのまま、いただきましょう・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


田植え前 草刈りの音が こだまする

2013年04月28日 | 自然ありのままに

 丸亀市地方は高気圧に覆われて晴れていた。29日は、高気圧に覆われて晴れるらしいが、気圧の谷の接近で夜から雲が広がる見込みとか。今日の気温は9度から22度。湿度は82%から34%。風は1mから3mの北北東の微風・・・。

 

 いつもの迷犬ごんの散歩をさせてから・・・・我が家を出た。今日こそ、しわく広島に向かうぞ・・・ということで。今回の第一の目的は、4月30日にお行われる「お大師まいり」の準備やら何やらで・・・。第二の目的は・・・後半の連休においでになるお客さんのための掃除やら草刈りやら・・・。

 

 その前に、「腹が減っては戦ができぬ」とばかりに、この「お店に寄った。「セルフうどん喰うかい」というセルフうどんのお店。というても、プチ・セルフ。

 

 お店は、丸亀市魚市場の建物内にあって、朝早くからやってるみたい・・・。定休日は水曜日。ラーメンもあるらしい・・・。

 

 で、ここのお勧めの「牛すじうどん小」で380円。こってりとしたスープと、しっかりとした牛筋が有名らしい・・・。個人的には好きではないが、ここの店長のお勧めならば食べねばなるまいと・・・。

 

 港近くのスーパーで食材やら飲み物なんぞを調達して、11時10分かの高速艇、「ニュービサン」に乗った。連休といいうこともあってか、たくさんの荷物を持った人たちが船に乗り込んだ。ふるさとのお墓参りとかに行くのだろう。

 

 高速艇は 11時半に江の浦港に着く。そこからは港に置いてある軽トラで島の家に向かう。これが「しわく富士」こと「王頭山:おうとうざん」。我が家はこの画面の右端奥にある。

 

 家に着くと食材の格納やら缶ビールを冷蔵庫に並べたり・・・。パソコンを組み上げて動作確認やら通信確認・・・。NHKののど自慢を見ながら缶ビールをグビグビグビ・・・と。うまいねぇ・・・。今日は気温も高いし。

 

 まだ、草ぼうぼう・・・という訳ではないが、そのあたりは草まみれ。このままでもいいのだが、明後日には「お大師まいり」の人たちが、我が家の前を通ることだし、連休後半にはお客さんも来るらしいので、草刈りをやらねば・・・と。

 

 狭い我が家だから、およそ1時間ほどで草刈りは終わった。今日は刈り払い機で刈り飛ばすだけ。明日になって乾燥して軽くなった枯れ草を集めて処分すればカタがつく。

 

 お大師まいりの行事もあることで、我が家から先の道路沿いも草を刈っておいた。その先は明日にでも・・・。そうそう、明日は室内の大掃除もやっておかねば・・・。全室に掃除機をかけて・・・・。できればお布団も干したいのだけれど・・・。

 

 ここに来れば、やることはいくらもあって、そのいくらもできずに終わって帰ることになる。あれもこれもと、欲張ってみても、この私は一人なのだから・・・・。

 

 話は関係ないけれど、今日の掲示板はこれ。これも「荒了寛」師匠のお言葉というか「絵説法」。「どんなにつらい悲しみにも それにふさわしい幸せがきっとある」というもの。その次に「いまが幸せと思わないと一生幸せになれない」という言葉が続くらしい・・・。確かに、今を「幸せだ」と感じなかったら、いつ、幸せを感じるのだろうと思う。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


葉桜に 吾が怠慢を 知らされる

2013年04月27日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 香川県地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。気温は11度から20度、湿度は84%から42%。風は1mから5mの西南西の風が少し。風があると肌寒い気がした。

 

 今日は天気もいいので・・・ということで、塩飽本島に行くことになった。例の「法然上人の足跡探しの旅」の本島編。今日は奥方のけいこばぁもお弁当持参でくっついていくという・・・(^_^;)。

 

 10時40分のフェリーに乗って本島に向かう。左上に見えるのが讃岐富士の「飯野山」。真ん中中央やや右上が「亀山城」、通称「丸亀城」。左下の親子は海の波を見て喜んでいる図。

 

 フェリー乗り場でレンタサイクルを借りて二人でサイクリング。泊から小阪まで海岸線を走って・・・。着いたのは「阿弥陀寺」という小高い山肌にあるお寺。

 

 ここには、法然上人爪彫りの名号石というものがある。これは舟をつないだ「舟つなぎ石」というもの。そこに上人が「これを私だと思ってくれと、爪でかいた「南無阿弥陀仏」のお名号らしい。のちに、ノミで追加彫りしたものだという・・・。

 

 ついで行ったのが、泊にある「来迎寺」、ここも無住で施錠されていて、外観を眺めるばかり・・・。

 

 ここで、海を眺めながらのお弁当。昨日の残りのお寿司やらタケノコの天ぷらやら・・・。

 

 海の政所(まんどころ)、塩飽勤番所を通過して笠島地区へ向かう・・・。けいこばぁも、ここは何度か来たことがあるということで・・・。

 

 これが笠島にある「専称寺」という浄土宗のお寺。法然上人が滞在した庵に代わって立てられた寺院だとか・・・。ここも無住で施錠されていてお参りは外からだけ・・・。ま、何度も中は拝見しているし。

 

 その後、甲生地区にある「両墓制」を見る。咸臨丸に乗り組んだ「小頭・大熊実次郎」さんのお墓にもお参りしてきた。手前が遺体を埋めた「埋め墓」上に見える立派な石碑が「参り墓」二つあるので「両墓制」という、このあたりの風習・・・。

 

 これが「小頭・大熊実次郎」の埋め墓。丁寧にお参りしてきた。

 

 勤番所まで戻ったら、地元のおばちゃんに呼び止められて話し込むけいこばぁ・・・。

 

 これが北海道木古内町から贈られた友情のチューリップ。木古内町は幕府軍艦咸臨丸の沈没した「終焉の地」。そこに町おこしで植えられたチューリップ。そこから贈られたもの。茎が長いのと、花が大きいのにおどろいた・・・。

 

 14時15分の高速艇で島を後にした。空気は冷たいのだけれど、自転車で走ると少しばかり汗ばんだ・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「三日月も ほんとはまあるい」というもの。 自分のことは見かけで判断されたくないけれど、人のことは見かけで判断してしまう、いけないことと分かっているつもりが、それを繰り返してしまう私たちである。「三日月もほんとはまぁるい」。欠けている部分は、人や出来事を色々な面から見ることができない「私」のことなのだろう。
こんなことばも添えてありました・・・。

  ―At times the moon appears as a crescent, yet its true shape is always round. ―

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


緋牡丹の 赤さに勇気を もらう朝

2013年04月26日 | 自然ありのままに

 香川県の26日は、高気圧に覆われて概ね晴れていた、上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、お昼過ぎから夕方にかけて曇ったり小雨が降ったりしたり、また、晴れてみたりと・・・。明日は高気圧に覆われて概ね晴れるらしい・・・。気温は11度から19度。湿度は88%から40%、風は1mから6mで強い西北西の風が吹いたりやんだり・・・。夕方には雷も鳴った。

 

 今日は仲多度郡まんのう町に向かってお出かけをした。あの、日本最大のため池「満濃池」のあるところ・・・。

 

 このまんのう町にやってきたのが法然上人。「建永の法難」で、都を追われて土佐へ流される途中、小松庄に滞在した。それが今のまんのう町高篠四条あたりだと云われている。

 

 それはさておき、この「かりん会館」で、FaceBookの友人が「知られざるまんのう写真展」という写真展をやっているというのでのぞいてきた。

 

 写真のことはよくわからないが、普通ではみられない満濃池の風景などが展示されていた。

 

 で、写真集も出しているよう。これはこの方の写した写真を元に絵手紙にされたものをコラボした写真集。小さいけれど、こうして形に残せるのがいいなぁと思った。

 

 こうした立派な石碑があるとわかりやすいのだが、多くはこういう標柱も標識もないところが多い。その後、宮田の法然堂など5箇所を回ってきた。

 

 これは「牡丹」。よく、シャクヤクと牡丹の違いは?と、聞かれるけれど、牡丹とシャクヤク(芍薬)は…共に…ボタン科で、原産地は中国。「立てば芍薬・座れば牡丹…」と、美人を形容する美しい花で同じように見えるのだが、牡丹は【木】で、落葉低木。芍薬は【草】で宿根草の多年草ということで【木】と【草】の違い。だから、花も違う・・・。

 

 で、うどん王国のまんのう町から外れて、琴平町に入ってしまったので、今日は仲多度郡琴平町五條にある「手打ちうどん・むさし」という一般店に入った。ま、一般店だから、お値段も少しばかり高い。そこで比較的安い、「わかめうどん」を注文した。420円。

 

 室内で暗い照明の下だから色が良くないが、わかめが入っている。白いのはかまぼこ。確かに麺はおいしいし、お出汁もいい。おなかがすいていればなおさらおいしい・・・。

 

 中程に・・・「美容」というのがあるな。どんなおうどんなんだろうか・・・。

 

 お昼からは急に空が曇ってきて、ぽつりぽつりと雨が落ちだしてきた。それは大変、大変だぁぁ~とばかりに撤収・・・。カメラを濡らしたら大変だ・・・。

 

 およそ1時間半あまりで自宅に戻れば元の晴天・・・。なんとかごころと春の空だな。でも、天気予報通りに夕方になると曇ってきて風も強くなってきた。明日の本島行きは大丈夫だろうか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。今日、見つけたことばで、「自分の都合で他人を善人にしたり悪人にしたりはしない」というもの。私たちは「あの人はいい人だ」とか「あの人はわるい・・」とついつい口にしがちなもの。「あの人はエエ人やでぇ~」という場合には何かものをいただいたり、ほめられた時に使うが、「あの人は悪いやっちゃでぇ~」というと、悪口を言われたか、ものをあげたのにお返しがない場合とかに使う。要するに、自分の損得だけの評価にしか過ぎない・・・。そういうことをやめようとは思うのだがやめられない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


浮き雲の 流れるままに 藤の棚

2013年04月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は11度から18度。湿度は79%から40%と乾燥気味。風は1mから3mの微風で南南西の風だった。

 

 今日は天気もいいし、特段の予定もないのでそのあたりを走り回ってきた。アテのないドライブで「アテドラ」というかどうか・・・。きれいなお花はないかどうか・・・みたいなことだった。

 

 山の若葉がきれいだなぁと思った。カメラで切り取るとさほどでもないのだけれど。

 

 まだ、桜の花が残っている。これが「八重の桜」というのだろうか・・・。明日は「まんのう町」へ法然上人の足跡探し。明後日は塩飽本島へ同じ足跡探し・・・。28日から5月1日までの4日間はしわく広島へ。30日の「お大師まいり」の準備やら何やら・・・。

 

 5月2日から3日は神戸へお出かけ。その後の連休は・・・まだ未定。しわく広島へ逆戻りの公算が大であるらしい・・・。

 

 で、さぬき市から東かがわ市・徳島県阿波市から吉野川市、徳島市・鳴門市を経て東かがわ市に戻ってきた。そこで、ここに立ち寄った。「うどんや」といううどん屋さん。ここが香川県最東端のうどん屋さんになる。

 

 こんな水車が回っているが、これで製粉をしている訳ではないらしい。

 

 で、今日は肉ぶっかけうどんの小の温いん・・・を注文した。「温いん」とは「温いもの」という讃岐弁。「温かいもの」ということだが、「熱いもの」にもなったりする。

 

 ここには、こうして海を眺めながら食べられる席があるが、今の時期、ヘタをしたら、ツバメが飛び込んでくるので要注意。今日は海からの風を浴びながらのおうどんになった。

 

 こうした若葉が美しい時期でもある。

 

 それはそうと、今日、英国の友人から、「H.M.S.Manilla」のShips Log(航海日誌)が届いた。これは超特ダネになる。この中に、英国士官レキ(lake)の名前があるのかどうか・・・。これまた、手書きの英語だから・・・・全くのお手上げ・・・。

 

 日本語の墨字、つまり、毛筆で書かれた古文書なんぞも読めないのだから・・・歴史学者にはなれないなぁと思ったりする今日このごろ。

 

 今日の掲示板はこれ。「かけがえのない自分の人生を そのまま受け取れない自分がいる」というもの。二階堂 行邦(にかいどう ゆきくに)さんの言葉だとされている。真宗大谷派(東本願寺系)の住職さんらしい。詳しいことは知らない・・・。

 

 人はそれぞれだから、自分の人生をどう考えるかはその人次第。確かに、そういう人もいるのかも知れない。ましてや・・・「死刑囚」とか「無期懲役」とかいう人になると、そんな人もいるのかも知れないなぁと思った。私は「浮き雲人生」、今日は東に、明日は西に、風の吹くまま、気の向くままに・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


一日が あっという間だ 山つつじ

2013年04月24日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は低気圧や前線の影響で朝から雨が降っていたが、夕方になって収まったみたい・・・。25日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みとか。気温は15度から18度、湿度が90%から84%。風は1mから9mと吹いたりやんだり・・・。南南東の風が強かった。

 

 今日はご案内の通り、県立病院での予約診察日。大型連休の前に健康チェックをしておきたい・・・というドクターの意向で。連休中に肺炎になると大変だから・・・ということらしい。高齢者が肺炎になると死亡率がぐんと高くなるらしい・・・。

 

 この頃には、まだ、雨は降っていなかったので、今日はもしかして晴れるのかなぁと思っていたのだけれど・・・。

 

 9時過ぎに採血をして血液検査。その後、このレントゲン室で胸部のX線検査。こうした待ち時間に、だいぶ、タブレット端末の操作に慣れてきて、時間を気にしなくてもいいようになった。習うよりも慣れろだな。

 

 で、やや肝臓の数値が高いが肺臓の炎症はみられない・・・ということで、連休明けの15日にレントゲン検査なんぞをやるという。3週間後の予約診察。診察代は3400円。お薬代が8700円・・・。連休中のお小遣いが吹っ飛んだ・・・。かなし。

 

 今日のおうどんはさぬき市津田にある「手打ちうどん・麦わら」に寄った。この頃になると小雨がぱらついてきた。ここは国道11号線沿いになる一般店。

 

 一般店はなぜか待ち時間が長い。お客の注文があってから麺をゆがくからか、注文があってから天ぷらを揚げるからか、とにかく時間が永い・・・。だから、おでんを食べたり、ビールを飲んだりしているのだろうが、こちらはそうはいかない。

 

 これが野菜天うどん。レンコン・サツマイモ・ニンジン・タマネギ・・・あと、何かあったように思うが思い出せない。これで600円だった。とにかく「熱い・・・」と思っただけ。今日は湿度も高くて・・・汗を流しながらおうどんを食べた・・・。

 

 これがそのメニューのお品書き。

 

 お昼からは山の旧宅に行ってみた。雨後の竹の子・・・ということで、久々にタケノコが掘れた。まだまだ、イノシシが掘って掘って掘り倒している。その合間を縫って、お猿がかじったものが幾つか。

 

 我が家ではこうして処理する。たけのこを縦に半分に切ってから皮をはがす。それを適当に切って、鍋に入れて湯がく・・・。

 

 イノシシとサルの食べ残しだけでもこんなになった・・・。これがどんな料理になったのかは明日のブログのお楽しみ。

 

 明日もあんまり天気がよくないようなので、我が家での資料整理になるだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「どうしても生きようとすれば 不思議な智慧が湧いてきます」というもの。これも昨日の「荒了寛」さんの言葉と絵柄みたい・・・。縄文式土器の時代から、鎌倉・桃山の時代を経て、江戸時代を経て、明治・大正・昭和・・・と、私たちの祖先は「どうしても生きようとして智慧を出し合って生き延びてきたのだと思う。そんな「生きたい」という意志が今日の日本を、世界を形作ってきたのだろうと思う・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


やぶ椿 明日の予定が まだ立たぬ

2013年04月23日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方では気圧の谷の影響で雲が広がっていた。夜遅くには雨の降る所があるらしい。あしたの24日は、日本海と四国の南を進む低気圧の影響で日中を中心に雨となる見込みとか。

 

 それじゃぁ、明るい間に・・・ということで、今日も「法然上人足跡探しの旅」に出た。今日の目的地は坂出市から丸亀市・・・。まずは・・・・五色台の白峯寺に向かった。

 

 白峯寺(しろみねじ)は四国霊場の81番札所だが、その近くには、この「白峯御陵」がある。昨年の大河ドラマで話題になった「崇徳天皇」のお墓がこれである。ここに法然上人も参拝に来られたのだとか・・・。

 

 ここを皮切りに、稚児嶽、大藪の法然堂、正法寺、宇多津町の西光寺さんにも立ち寄った。

 

 これが、丸亀藩主の御座船を譲り受けた「船屋形茶室」があることで有名だし、大束川に向かう土塀には矢間という銃眼が開かれている。

 

 こちらは丸亀市塩屋町にある「本願寺塩屋別院」。ここに、法然上人が乗ってきた舟をつないだという松があったとか。今はそんな松などはないらしい。

 

 ということで、坂出市で4箇所、宇多津で2箇所、丸亀で3三箇所の計9箇所を調べてきた。

 

 で、今日のお昼はここになった。坂出市高屋町にある「さぬき麺匠・はま弥」という一般店に寄った。

 

 で、「いまだけ」というメニューの「ちくわぶっかけうどん」小の温いん・・・を注文した。600円と少しお値段がするのだけれど・・・。

 

 ま、お値段分、しっかりとしたボリュームだし、麺がしっかりとしていて・・・あわや、麺が残りそうになったほど。ま、最後まで完食はしたけれど・・・。

 

 午後からは雲が広がってきて・・・カメラ写りが悪くなって。さて、どうしたものかと・・引き返したり、また、晴れ間が出たので戻ったりの繰り返し。なんとか、今日の予定箇所は回り終えたけれど・・・。

 

 明日は雨らしいのでひとまず休憩して、これまでの資料の整理と、これからのまんのう町とか琴平町の予備調査・・・。塩飽本島(ほんじま)にはこの週末にお邪魔する予定。専称寺・来迎寺・阿弥陀寺の3箇寺・・・・。

 

 おおっと、明日は県立病院の予約診察日。大型連休で病院もお休みになるので、その前に最終チェックをしておきたいとかで・・・。朝の間には終わってしまうのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「人の世話にならず 自分の力だけでやれた事が一つでもあるか」というもの。これは「荒了寛」という禅僧のことばで、カレンダーになっているもの。これも、そのまんまでいただくほうがいいというもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


お念仏 出て来ずすくむ 牡丹寺

2013年04月22日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も高気圧に覆われて晴れるが、昼前からは気圧の谷の接近で雲が広がる見込みらしい。今日の気温は4度から16度。風は1mから5mの北北東の風が少し。

 

 ということで、天気のいい間に調べておこうと思い立って出かけた。今年の研究テーマは「讃岐における法然上人の足跡と行動」というもの。その上人に関係する場所が香川県に四十箇所あるらしい。

 

 ということで、今日は綾歌郡綾川町に向かった。その手前の高松市香南町にも一箇所あって、「熊谷蓮生房住居跡庵」を調査したあと、ここに寄った。

 

 高松市香南町西庄にある「矢坪うどん」という一般店。ちょうど、このお店のすぐ近くに、その庵があったもので・・・。

 

 で、肉うどんばかりでは能がないので、今日はわかめうどんの小にした。それでも380円だった。

 

 綾川町(旧綾南町)には実に六箇所の遺跡があった。これもその一つ。「牛岩・馬岩の仮寝小屋」というもの。今は柿の木畑の中になっているが、この岩の間に仮小屋を作って休まれた・・・というところ。ここもあっちに行ったり戻ったりしながらして探した場所。

 

 事実かどうかはわからんが、とりあえず、法然上人ゆかりの地というので調べてきた。

 

 これねぇ・・・。帽子を被ったお地蔵さん。あとから帽子を載せたように見えた。最初から刻んであるものとは違うなぁと思った。これは綾川町のイオンモール綾川の少し北にある「法然堂」の境内にあるもの。この池のほとりで法然上人が布教をされたという話は早くから聞いていた。

 

 これは滝宮の滝宮神社の境内にある「法然上人念仏石」と伝えられているもの。今日で、八箇所の遺跡を調べてきた。明日からまた天気が悪くなるというもので。

 

  今ごろは、あちらこちらで「ハナミズキ」がみられるようになった。この花にも赤と白があるようだ。明日は五色台周辺の坂出市に行けたらいいなぁと思っているのだけれど。

 

 その帰りに少し遠回りはなったが、高松市飯田町に鎮座する岩田神社境内に見られる藤を見てきた。天文19年(1550)の大火から免れたといわれるところから,樹齢五百年以上の老樹と考えられる。根元の太さは3メートル余りで,約170平方メートルの棚につける花は,一つの房が1メートル余りに垂れる見事なもの。4月末から5月初旬に咲く。

 

 でも、今年は寒かったのか、これからなのか、まだ花は小さくて房も短かった。5月に入ってからだろうか・・・。

  

 今日の掲示板はこれ。「善いことをしなさい 悪いことはやめなさい その通りに生きられない私がいます」というもの。簡単に「善いこと」とか「悪いこと」というけれど、その善悪にもピンからキリまであって、宿題を忘れたとか歯磨きを忘れたとかと云う問題から、核実験をやるとかミサイルを発射するとか・・・。お念仏をしないとか仏像を壊すとかお寺を焼くとか・・・とにかく・・悪にも幅が広くって。善いこともまたその通りで・・・。殺生はあかんのだけれど、生き物を食べて生かされている私たちが居るわけで・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


この時期を 呑み込むばかりの こいのぼり

2013年04月21日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われてくるため、概ね晴れる・・・というてたのに、寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がっている。気温は7度から13度。92%から52%、4mから6mの北北東の風。

 

 今日も冷たい風が吹き荒れて寒い朝になった。だから厚手のブルゾンに手袋での散歩になった。こういう寒い日には注意しないと、またもや肺炎になっても困るので、エアコンのお世話になりながらのお仕事になった。

 

 今日はまた、過去の古い写真、それもフィルムカメラで撮った写真をスキャナーで取り込む作業。平成6年あたりから平成12年くらいまでの写真のネガはもうない。その中で、崩れた家屋、壊された建物、やまってしまった行事などの写真を電子化する作業。

 

 例えば、これ。「太閤さん」というおまつり。太閤秀吉さんがご朱印をくれたのでこの島は栄えたとかで、各集落ごとの神社にこうした「太閤さん」という石碑がある。一年に一度のおまつりである。ここに写っている人たちも亡くなり、このおまつりもやまってしまった。

 

 だが、そんな辛気くさいことばかりやっていられないので、寒いのだけれど出かけてみた。

 

 いつもの香川県立図書館。さすがに日曜日ともなると大勢の人たちが集まっていた。子供たちの声も聞こえた。

 

 で、五冊ほどの本を借りて戻った。親鸞さん系の図書を五冊。ま、つん読になるかも知れないど。来週というか、明日からはなにかと忙しくなるもので・・・。

 

 で、今日のお昼はここになった。高松市六条町にある「手打ちうどん・和希」というセルフのお店。県立図書館やサンメッセという施設の近くにあるお店である。

 

 最近はなぜか、肉うどんばかりになっているなぁと思うが、今日も肉うどんの小。これで550円は少し高いかなぁと思う。

 

 今日は風が強いので、こいのぼりが勢いよく泳いでいる。このこいのぼりは横に泳いでいるが、こうした方法は香川県西部に多い揚げ方。こちら東部では縦に順番に揚げて行くのだが・・・。

 

 昨日が二十四節気のうちの「穀雨」だったが、昨日の雨は少しは田畑を湿らせただろうか。今日も水の張られた水田があちこちに見られた。最近はトラクターで田んぼを耕し、乗用田植機で田植えするから水田に入らなくても佳くなったが、少し前まではトラクターで冷たい田んぼを耕し、冷たい田んぼに足を入れて田植えをしたもの。

 

 で、この頃に植えた稲は、お盆前からお盆過ぎに収穫するから暑かったのだが、最近のコンバインにはエアコンが装備されているのだとか・・・。でも、農機具代が高いのやろうね。

 

 今日の掲示板はこれ。「楽しい人は何でも楽しむ 苦しむ人は何でも苦しむ」というもの。 「楽しむ」とは 自分の心が 満足していることで、夢や希望、生き方と実際が合っているので、楽しくて自然に楽しくなるもの。一方 苦しい人は 自分の心が いつも不満で 自分の夢や希望、生き方と、実際が合っていないので自然と苦しむようになる。

 

 永い間に「楽しんで生きている人」は 脳から出る「ドーパミン」という物質が出やすくなっており、体がそれに適応して「ドーパミン」がさらに出やすくなり、水がよく通る水路のようにドーパミンが潤沢になる。ドーパミンというホルモンは 楽しくさせる物質だといわれている。逆に、いつも「苦しんでいる」と ドーパミンが出にくくなり 枯れた水路のようになってしまう。少しずつでも「楽しく」感じるように努力すれば、努力は報われて、ドーパミンが 少しずつ 出てくるようになる。さらに 楽しく感じるように 努力を続ければ 「苦しみ」が「楽しみ」に感じるようになってくるのだ云われている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


カミソリが 妙に重たい 春の雨

2013年04月20日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は気圧の谷が接近し、夜には四国の南海上に低気圧が発生するため雲が広がり、夕方から雨が降ってきた。21日は、低気圧の影響で未明は雨が降るが、その後は高気圧に覆われてくるため、次第に晴れてくる見込みらしい。

 

 これは昨夜の田舎のメインディッシュ。それと・・・。

 

 こちらはわらび・・・。わらびはもうおしまいかなぁ・・・。

 

 今日の気温は5度から10度と三月並の気温だとか。湿度は79%から48%と乾燥気味。風は4mから1mの南南西の風。夕方には風はやんだ。

 

 今日はここに行ってみた。さぬき市大川町田面(たづら)というと、町内になる。「手打ちうどん・若潮」というセルフのお店。ここは昨年には、「学家:まなぶや」というセルフのお店だった場所。そのお店をそのまま使って、18日にリニューアル・オープン。

 

 店内はあっさりと、さっぱりとしている。メニューもさっぱりとしている。

 

 数少ないメニューの中から肉うどん小を注文した。ネギもこれだけしか入れてくれない。天かすとおろし生姜はフリートッピング。これで380円だった。

 

 このあたりでも田植えが始まった。この土日にはあちこちで田植えが行われるんだろう・・・。連休前に田植えをすませておいて、連休はどこかに遊びに行く予定かも知れない。

 

 この方が、英国全権公使だった「アーネスト・サトウ」という方。この方が、1895年(明治28年)7月28日、サトウは駐日特命全権公使として日本に戻った。東京には5年間勤務した。その時期(明治32年)において、レキの墓について英国公使として感謝状を青木周蔵外相に送付した。

 

 これが、その感謝状で、末尾に「Ernest  Satow」のサインが見える。日本によく見られる「サトウ」だが、日本人ではない。ないが、日本人が好きで「佐藤 愛之助」という日本名を名乗っていた。

 

 で、こちらが、それを受け取ったとされる「青木周蔵」外務大臣、(1844~1914)は、明治、大正期の外交官であり、政治家であった。勲等は勲一等。爵位は子爵。1898年(明治31年)、第二次山縣内閣では再び外務大臣に就任、1900年(明治33年)の義和団の乱に対処、列強の動きを敏感に察知し積極的な介入を試みた。こののち枢密院顧問を経て叙勲され子爵となった。

 

 夕方からは雨になった。迷犬ごんは、それでも散歩に行くというてきかない。傘を差しての散歩になった。

 

 久々の雨。これで、雨後の竹の子がどんどんと生えてくれたらいいのだけれど・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「根を養えば 樹はおのずから育つ」という東井義雄先生の言葉。先日のこと、けいこばぁがなんとかというハーブの植木を買ってきた。買って来たが、毎日毎日、樹勢が衰えていく。見れば、植木鉢から根っこがはみ出して乾燥しきっている。そこで、二人がかりで、その植木鉢を解体して、新しい植木鉢に移植して、ようやくに、その植木は元気を取り戻した。

 

 それと同じ事で、私たちのこころを養えば、私たちの身体はまた、おのずから育つというもの。私たちは、うどんだけを食べて生きているだけではないということでもある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


芝桜 歴史の扉 こじ開ける

2013年04月19日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気温は朝の12度から変わらずに最高は14度、夜には12度となるそうな。湿度は75%から40%と乾燥気味。風は3mから6mの北北西の風・・・。日影にいると肌寒かった。

 

 さて、FaceBookの友人の家の藤棚の藤が紹介されていたので、お邪魔することにした。すると、けいこばぁが、「私もついて行く」というので、二人で出かけた。

 

 着いたところはここ。徳島県美馬市にある浄土真宗本願寺派の「安楽寺」さん。四国の真宗寺院の総元締め的なお寺さんだった。「安楽寺末」という肩書きがあったという。

 

 本堂は立派で大きなもので圧倒される・・・。ちょうど、県の方がお話にやってこられたので、邪魔になってはと、静かに境内を散策していると、後住さんが「やぁ、いらっしゃい!」と案内されて本堂にお参りさせていただいた。

 

 で、お茶を頂いて、お話をうかがって・・・、さらにお寺の中を案内していただいて・・・。ま、能舞台にまで立たせていただいて感謝感激・・・。さらには奥の書院まで案内していただいて・・・。

 

 これがその「藤の花」。けいこばぁはトイレにばかり走り回って、肝心の藤の花は見ずじまいだったとか・・・。

  

 讃岐と阿波の間にある「阿讃山脈」の初夏・・・。若葉の色が様々なグラデーションを見せて見事だった。

 

 お昼はさぬき市にもどって、寒川町にある「花林亭」という一般店に入った。ここはイオン系のビックとかいうスーパーに隣接しているお店。バックの灰色の建物がそのスーパー。

 

 これは「牛丼セット」というもので、「牛丼+香の物+ミニうどん」で800円。朝食抜きで午後1時ということで、無理矢理に食べてしまった。おそらく、夕飯は入らないと思う。冷や奴とビールがあればそれでいい・・・。

 

 で、これまた、FaceBook友人の「三本松 メガネのカワイ 店長ブログ」で紹介があった、「芝桜富士」なる新名所に行ってみた。もちろん、100円玉・チャリーーンしてきた。

 

 ここのご主人のことは全く知らないが、木を切り倒し、山を削り、こうして芝桜を植え、ログハウス風な建物まで自作している様子・・・。あきれるというか、感心するというか・・・。そこまでの情熱がすごいなぁと思った。

 

 ここも数年もすると、あの、「カフェ・ジャルダン」にも匹敵するような施設になるなぁと思った。

 

 自宅に戻ってみたら、昨日だかに英国に送った資料の返事が届いていた。

 

 このミミズが歩き回ったような文書が、実は貴重な資料で、「アーネスト サトウ」というサイン入りの文書。まさしく、英国士官レキの墓に関して、英国の公使から、青木周蔵外相に宛てて書かれた文書であった・・・。これを、英国のグラハムさんが英文に直してくれて、電子メールで返送してきてくれたのだ。私は思わず・・・絶句した。

 

 今日の掲示板は、今日のお話とはまるきり関係ないが、「気分ひとつで大違い まだ半分 もう半分」というもの。冗談半分で引き受けた「英国士官レキの墓」研究。たいしたことあるまいと、たかをくくっていたが、開けてびっくり、「パンドラの箱」。昔の筆文字は読めない。古文書には触れたくない。英語もからきしだめ・・・。でも、どうにか・・・大きな峠は越えられた。これは、「もう、半分?」「まだ、半分?」・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ただ無心 風に任せる こいのぼり

2013年04月18日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていて、気温は11度から23度と夏のような暑さ。少し動けば汗が流れた。湿度が90%から68%と高いのも蒸し暑ったのかも知れない。風は1mから2mと微風・・・。

 

 さて、昨日、とある方からメールを頂いて調べてみたところ、大事な外交文書が見つかった。しわく広島にある「英国士官レキの墓」に関する2通の文書。

 

 これが一通目の「讃州塩飽嶋へ英国海軍人死屍埋葬」という文書。ここに「長谷川三郎兵衛様」の文字が見える。京都御用に付き灯明台・・・云々とあるから、これで「レキ」さんが乗っていた船がわかる。死亡年月日も判明した。これによって、埋葬された「レキ」さんの身元が確定できる。

 

 二通目はこちら。英国公使(アーネスト・サトウ)から青木外相宛に感謝状が贈られてきている。この日付が確認できる。これで、一連の「英国士官レキの墓」のストーリーはまとまって、大きく覆されることになってくる。

 

 これが少し前の「レキの墓」。ここには、レキさんが亡くなったのは慶応二年と書いてあり、乗っていた船は「セルビア号」。艦長のジョンが贈ったとされる感謝状は明治29年。今はまだまだ公開はできないが・・・・レキ祭の目標は見えてきたように思う。

 

 今日はけいこばぁの運転手でお買い物に行ったついでにここに寄った。木田郡三木町池戸にある「手打ちうどん・みき」というセルフのお店。セルフのお店だが、客によっては、麺をテーブルまで運んでくれるし、食べた食器も回収もしてくれる。料金は自己申告の後払い・・・。

 

 この熱いのに・・・しっぽくうどん。ここは年がら年中やっているのだそうだ。料金は小の1玉で380円。さすがに熱かった・・・。

 

 午後からは旧宅に行って農業資材を探したり、旧宅周辺でタラの芽探しとタケノコ探し・・・。

 

 タラの芽は今夜のメインディッシュなるらしいが、タケノコの方はさっぱり・・・。イノシシの掘った穴ばかり・・・。

 

 これはサルが柔らかい部分をかじったもの・・・。今年は雨が少ないからか、さっぱりとタケノコが口に入らない。

 

 けいこばぁはお花の植え付けを、私はメダカのお世話を・・・。こう暑くなってきると水遊びが楽しくなってくる。

 

 そうそう、夕方の迷犬ごんの散歩の時、さも楽しそうにごんがはしゃいでいるので、なにかと見つめたら・・・とぐろを巻いたマムシ、このあたりでは「ハミ」というんだけれど「食む」から出た言葉らしい・・・。これはさすがに危ないと思って、そのあたりにあった棒きれで退治した。お墓参りの人が噛みつかれた大変だし。坊さんが殺生したらあかんのにね・・・。

 

 今日は風が弱いから・・・こいのぼりも勢いがない。

 

 今日の掲示板はこれ。「心の中に降る雨に 人の情けが傘をさす」というもの。私たちは誰もが一人で生きることはできない。誰だかの支え、願い、支援によって辛うじて私たちは生きているように思う。それらの支援が自分の目に見える場合もあれば、見えないところで支えていただいている場合もあって・・・。他人様の親切の暖かさに触れて、元気をいただき、落ち込んだときも起き上がることができるのである。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


たんぽぽの 黄色に祖母の 背を想う

2013年04月17日 | たまにはご法務

 高松地方は朝方は曇っていて蒸し蒸しとした天候だったが、お昼からは高気圧に覆われて概ね晴れてきた。気温は14度から19度。湿度は82%から62%とやや蒸し蒸しとした。風は1mから3mの微風・・・。

 

  今日はご案内の通り、教区の研修会の日。我が家にいても落ち着かないので、早めに出て、近くのうどん屋さんで朝うどんを食べた。

 

 さぬき市長尾の「笠堂うどん」というセルフのお店で朝の8時からおうどんを食べた。

 

 それも「おんたま肉ぶっかけ」というもので、温泉玉子の載った肉ぶっかけうどんということで、380円だった。ちなみに「玉子」と書くと調理されたもの。「卵」と書くと、生きているものになるらしい・・・。

  

 その後、さぬき市志度のホームセンターに寄ったり、屋島のホームセンターに寄ったりした。例の「ロータス・ポンド」用のホテイアオイとか水草を探したり、ヒメダカの追加分を探したり・・・。要するに、昨日の水槽に入れるものを探して来たというわけだ・・・。

 

 朝の8時におうどんを食べたので、欲しくはないが、午後からの講演会のことを考えて、ここでおうどんを軽く食べた。高松市屋島西町にある「源平うどん・屋島」というセルフのお店。

 

 で、ここではお店には申し訳ないが、かけうどん小で200円のみ。私は本当は「うどん喰い」ではないので、そうそうはおうどんばかり食べてもいられない・・・。

 

 で、午後からは「ご法務」ということで、高松市御坊町にある「興正寺高松別院」に出仕。ま、会社で云えば、高松支店・・・みたいなところ。この香川県でも、東と西にエリアが分かれていて、今日は香川県東部のエリア担当の勉強会。

 

 こういう感じでの講演会。「讃岐における二十四輩さん」というテーマでの2時間コースの勉強会だった。

 

 ま、これで一つのお役目が終わった。終わったのだけれど、この報告書的な私の著書を2冊、欲しいと云うことで、明日から増刷をしなければならなくなった。本当ならば嬉しいお話なんだけれど、実は私の本は「非売品」なものだから・・・・云々。

 

 ということで、来週の水曜日に県立病院で連休前のチェックがあって、四月末の第一次連休から、30日には「しわく広島」でのお大師まいりのお手伝い。それからは五月の連休中は島に滞在・・・。特にこれという予定はないのだけれど・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「出逢いで人生は広がり 別れで人生は深まる」というもの。そのものずばりでヘタな解釈は不要というもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ものも言わず 今日も暮れたり 山つつじ

2013年04月16日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷が近づいてくるため夜は次第に雲が広がるという予想になっている。気温は8度から23度と初夏の陽気。風は1mから4mと心地よい南風。でも、そんな陽気も長くは続かないで、明日には曇ってくるらしい。

 

 今日は朝から、明日の講演会のリハーサル。しかしのかかし・・・1時間半でも長いねぇ・・・。30分がいいところ。45分もしたら飽きてきてしまう・・・。それじゃダメじゃん・春風亭昇太。

 

 咸臨丸の話をさせたら30分なんてあっという間で1時間などすぐに過ぎてしまうのに・・・。ということで、30分ごとにパートを区切っての練習になった。明日はぶっつけ本番で行くしかないぞ。

 

 今日の朝昼兼用のうどんは、さぬき市津田にある「松原うどん」に寄ってみた。道の駅「津田の松原」構内にあるセルフうどんのお店。

 

 で、今日はあっさりと「きつねうどん小」で280円。最近は天ぷらものが多いのかなぁと・・・。

 

 これがお店のカウンター。写真左手で注文して、あと天ぷらもの、ご飯ものをチョイスして来て、右端でお会計してお茶を注いでもらう・・・。ここは肉うどんがおいしいお店なのだが、最近は少しばかりウエイト・オーバー気味。

 

 お昼からは、この水槽の整理・・・。冬の間はそのままになっていたので、初夏らしく「ロータス・ポンド」の準備。「モネの庭」ならぬ「マネの庭」で睡蓮の池に戻さねば・・・。ということで、冬場に腐ってしまったホテイアオイや落ち葉の貯まった水桶の掃除・・・。

 

 寒いから・・、冷たいから・・・と云うてたのだけれど、今日みたいな暑い日には「水遊びが一番」とばかりに、ようやくに重い腰を上げた・・・。

 

 水中ポンプを川に中に沈めて・・・、この水をポンプアップして配水タンクに注ぐ。

 

 このオレンジのタンクから、今度はお風呂用の小型ポンプで・・・・この水槽まで送ってくる。

 

 ここには睡蓮の根や小動物などが住み着いている。メダカも数匹が越冬していた。

 

 なんだかんだのと云いながら、あたりはすっかりと初夏の様相。一週間前までは寒い寒いとお風呂の温度を43度にしていたのに、今日は熱くて熱くて・・・42度に下げてみたが・・・。

 

 最近、とんと見かけなくなった「レンゲ畑」。たまに見かけるとほっとするが、農家の人は大変なのかも・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分のことは棚に上げ やたら他人の棚卸し」というもの。こういう女性を「棚上げ女」とかと云うそうな・・・。男性だって、多分にそういうことはあるように思う。「最近の若いもんは・・・」とかなんとか・・・。ま、お互いに気を付けたいものではある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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