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グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

アブラゼミとミンミンゼミの抜け殻

2012年08月21日 21時49分53秒 | 自然観察
8月4日に「かんな川水辺の楽校」に行ったときに、セミの抜け殻が目に付いたので、集めて家に持ち帰り、その種類を調べてみました。

持ち帰った抜け殻は全部で76個。大きさは約3cmなので、アブラゼミかミンミンゼミです。


アブラゼミとミンミンゼミの抜け殻は、よく似ていますが、触角を観察すると区別することができます。

アブラゼミ


アブラゼミの触角には毛が多く、また第3節(基部から3番目の節)が第2節よりも長くなっています。


ミンミンゼミ


ミンミンゼミの触角は第2節と第3節がほぼ同じ長さです。




今回採集した抜け殻を調べてみたら、アブラゼミが62個、ミンミンゼミが14個で、アブラゼミがミンミンゼミに比べて圧倒的に多いという結果になりました。
昨年も18個の抜け殻を調べていますが、そのときの結果はアブラゼミ15個、ミンミンゼミ3個でした。
抜け殻の数や鳴き声の聞こえ方、目視での観察からも、かんな川水辺の楽校では、アブラゼミの数はミンミンゼミの数倍と言えそうです。



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