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グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

タン・タン・たぬきの・・・

2009年01月22日 21時48分56秒 | 動物・ペット
【注意】
今日は少々マニアックなお話です。動物にそれほど興味のない方は、ご覧にならない方がよいと思います

身近な野生動物、タヌキ
夜行性なので、活動中の姿を見たことのある人は少ないと思いますが、車に轢かれた死体は見たことがあるのではないでしょうか。
身近な動物なので、昔話にもよく登場します。カチカチ山のタヌキは凶悪ですが、一般的にはちょっと間抜けなイメージですよね。

タヌキには糞をする特定の場所があり、「ため糞場」といいます。
タヌキは自分の行動圏の中に、約10カ所のため糞場をもっており、一晩にそのうちの数カ所を使用します。
私の職場周辺にもタヌキが棲んでおり、敷地内にため糞場があります。



糞の中にタネのようなものが見えたので、正直ちょっと気持ち悪かったのですが、観察してみました。


(↑いくらなんでもと思いモザイクをかけました。モザイクのない写真を見たい方は上の写真をクリックして下さい)

糞の中にはセンダンのタネやギンナンが見えました。
ギンナンのあの臭さは、動物に食べられるのを防ぐためだとばかり思っていましたが、タヌキがギンナンを食べるとは驚きました。
タヌキはイチョウの種子散布に一役買っていたのかも知れませんね。

タヌキ雑学 

あ、そうそう、タヌキと言えば、分福茶釜のお話で有名な館林の茂林寺。
境内には大きな狸の像がずらっと並んでいます。

分福茶釜の茂林寺 館林市観光協会