GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

友達

2007年01月31日 08時32分21秒 | 徒然なるままに
最近さぁ……っていうかずっとの事だけれど。

本当かどうか知らないけれどおでこにシワを寄せてシワの寄るところまでが「おでこ」でよらないところは頭だって言われるんだけど。そのよらないところがビックリするくらいふえてきて、当然両サイドの浸食によるリアス式海岸状態もあって、もちろん裏庭に飛び地も出来はじめている私♪
実際は若い頃からそう言う兆候があって、予定はしていたことだし予想以上に頑張ってるぜ俺の長い友達!なわけだ。

カロヤンハイっていう育毛剤のCMで「髪は長い友達」ってやっていたけれど、そうすると私の友達は徐々に私とは友達で居たくないって思いだしてるって事なんだね、フッサフサの人はいいなぁたくさん友達が居て。

でもね、ちょっと考えてみたらさ~その大事な友達って死ぬまで一緒なんだよね。
どう思う?友達道連れにして棺桶から火葬場に(^^;)これって、殉死じゃん。昔の日本の偉い人が死んだ時にその家来達が殉死したって言うのと同じですよ!
う~ん、こりゃいかんね。私的には大事な友達だけれどお別れする時は潔く!じゃぁって手を振って別れたいものだ。

まてよ、ということはカツラの人って……

殉死する長い友達の代わりにダミーの殉死者を?つまり「埴輪」だ。え!偉い!

埴輪の発明者は野見宿禰(のみのすくね)そうあの有名な相撲の元祖。この人が天皇が死んだ時に殉死するのは良くないと進言をして埴輪を作ることを提案したんだよね。で、その功績に「土師氏」の名前をもらったと伝説では残っている。この土師氏は天皇の葬儀を扱う一族で後に「菅原氏」と名前を変えて天神様の菅原道真のルーツな訳だ。道真の太宰府左遷もこの葬儀(不浄)に関わる一族なのに勉強が出来るから出世したことに対する差別から産まれてるんだけどね。

話はものすごいそれたけれど、ヅラの人って友達を大事にする人なのね♪

でもって、そのおでこだか頭だかわかんない部分がどんどん広くなっていく私、横顔とかにすると顔の前半分はゆで卵な訳だ、で、何かに似てるなぁって思っていたら。


昔の白黒時代の「忍者ハットリ君」実写版のかぶり物の主役とすごく似てる。
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ラーメン「正道」@大鳥居

2007年01月30日 08時30分53秒 | ラーメンだよ!ラーメン
地元に新店舗

もともと三喜屋というごくごく普通のラーメン屋が入っていたところだったのだが、昨年末に新しい店になった。
「ラーメン正道(まさみち)」最寄り駅は京急大鳥居

カウンターが8席程か、あとは小さいテーブルが一つくらいの非常に狭い店である、しかもカウンター席の後ろにはビールなどの冷蔵庫が置かれているので奥の席に入ってしまうと困ったことが起きる。この店はランチタイムご飯食べ放題なのだ、まぁおかわりしなければ問題ないのだが基本的にライスに関してはセルフなので注意が必要、しかしおじさん二人でやっているのだが一人は作る専門、もう一人は接客のようでこの接客のおじさんが一膳目のライスくらいはよそってくれても良いのではないだろうか?しかもやけに口数が多いのも気になる。

肝心のラーメン600円であるがスープはいわゆる東京豚骨醤油、家系より若干醤油が強く、その代わり脂が若干おさえめ。家系にありがちのぬるいスープではなく結構な熱さをキープして出てくるので個人的には好印象。
麺はストレートの太麺、かなりプリプリ感のつよいコシのある麺だ、これくらいコシが有れば熱々のスープの中でもふやけてしまうこともない。具のチャーシュウは巻いたもも肉か、特筆すべき点はないけれど決して不味くないので良いだろう。

あとは青菜と海苔、家系の店ではメンマが入らず海苔が入る店が多いのだが岩のりのようにほぐれやすい海苔は良いのだけれど(ほぐれすぎても味が変わるが)普通の海苔はただどんどん湿気った海苔になっていくだけで何の歓びもないわけだ。メンマ好きとしては海苔はいらないからメンマにしてくれと思うが丼のまわりにエリマキトカゲのように海苔を貼り付けると言うことにゴージャス感を求めている店は非常に多い。(邪魔なこと極まりない)

虎ノ門と並んで我が地元もラーメンツンドラ地帯なので色々な店が出来てくれるのはとりあえず嬉しい、しかも今回のこの店は「六角家」がどうしようもなくダメな店になった現在非常にありがたいのである。
重量感、満足感がちゃんとあるリピート率が私にとっては非常に高い店が出来たことを非常に喜ばしく思う。

★★★☆☆(もう一回食べた時に★1/2プラスの予感……でもどうやって表示しよう?)
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ぶらぶら中華街

2007年01月29日 00時04分08秒 | 美味しい?物とか
娘と横浜中華街に行って来ました。

一人では結構バイクで良く行くのですが、そうすると中国茶の悟空の茶荘で済ましたりています。悟空は20代の頃、まだ山下公園よりのインド系グッズ店ができはじめてシルクロードとか呼ばれ始めた頃、お茶だけを売っている時代からのおつきあいで、いろいろ教えてもらったもんです。
ちなみにはじめて「プーアル茶」を教えてもらったのはちょうど同じ80年代初頭であの謝甜記の横の路地にある「桃源邨」だった。(まぁお茶自体にそれほど興味はないので美味けりゃ良いじゃんな付き合い方だけど)

今回は娘の運転の練習もかねて中華街ですが、駐車場がすごく増えて便利になったなぁ。

で、ものすごい人並みの中、あっちこっちでできたての甘栗をもらいつつ、端から端まで案内して上げたところ、「横浜大世界」を発見!TVでそういえば見たことあったけれどなんかお台場の小香港みたい、それなりに面白いしファーストフードとかイートインみたいに気軽に点心が食べられておみやげやグッズ屋さんがあって、子供たちに今度遊びに行ったらって言えるような感じだね~ディープさはないから逆に安心。すぐ隣にある古着屋さんもすごく安くて興味津々!

で、上海で人気の焼き小籠包のお店「王家沙」で軽食。小籠包って見た目は肉まんの小さいのっぽいけれど実は皮が薄くって餃子っぽいじゃない、高校の頃(30年以上まえだ!)は芝大門の新亜飯店で気軽に食べていたけれど実際ちょっと物足りなかったのよね、でも、当時なんとも思っていなかったけれどこの店って小籠包じゃ日本の元祖的な店だったらしいね~。

で、焼き小籠包だけど皮も厚めでまわりはカリ!パリッ!としていてパクって食べても皮が丈夫だからスープがデ~~~~って流れちゃうこともなくって良い感じ。ウマ~~~です(★★★☆☆)

で、もう少し食べられそうなので江戸清の並びにある「チャイナプラザはっとり」で中肉まんを食べて、家にはおみやげに江戸清のピンク色のにくい奴「幸福豚まん」を買ったわけです。

でね、晩ご飯が「トンカツ」だったの、え~~~と昼からずっと豚三昧ですよ♪(もしかして明日の朝食は「幸福豚まん」か?)
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お迎え

2007年01月28日 12時11分50秒 | 携帯から書くよ
娘の予備校は横浜の天理ビル、今日はテストだというので昼ご飯でもおごってやっかf^_^;

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錦糸町「チャンプ」

2007年01月27日 00時06分31秒 | 美味しい?物とか
ちょっと写真失敗しちゃったけれど。

錦糸町でラーメンばっかり食べてるから今夜は試しに違うところに行ってみた。
駅前の大きな交差点、魚寅のある側の角に牛丼の松屋がある、そこの地下にある「チャンプ」というスパゲティ屋。パスタ屋というよりやっぱりスパゲティって雰囲気の昔の喫茶店みたいな作りの店で、椅子とかもぼろっちい。

実はスパは、ミートソースとかナポリタンとかアラビアータとかのトマト系が大好きなんだが、バジリコとかペペロンチーノとかも好きだ。でもって苦手なのがクリーム系で特にカルボナーラとか「ち!女子供の食い物だぜい」なんてわざわざ偏見発言をしたりするくらいに好きじゃないのだが、ちょっとこの店ではあえてカルボナーラを食べてみたい。

なぜか?ここの店では「味噌カルボナーラ」なのだ。

なんだか懐かしい感じの太さの麺に味噌の香りがほどよいクリームでとっても美味しい♪ノーマルサイズでも結構量はあるのだが50円増しで少し大盛りにしてくれる。今回は950円で中盛り、味噌風味だから途中で飽きるかと思っていたら全然そんなこともなくちゃんと完食。

一つ疑問、カルボナーラって要するに「カーボン」=炭焼き職人風ってことでしょ、だから黒胡椒が欠かせないもん何じゃないかって認識だったのだけれどこの店の味噌カルボナーラには胡椒は入っていなかった、合わないとは思えないのだけれど。和風と言うことなのかきざみ海苔がかけてあってそれが黒胡椒のかわりなのかなぁ。

でも、ちょっと懐かしい決してオシャレではないけど満足感のあるスパゲティ屋って感じで、たまにはラーメン以外も良いかもね~。

★★★☆☆ってところで。
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東プリ

2007年01月26日 08時38分41秒 | 徒然なるままに
東京プリンスホテル「鳳凰の間」で新年賀詞交換会(@写真ぼけぼけ~)

ビルメンの会社って事でビル防犯では愛宕警察、消防懇話会では芝消防署とのおつきあいは当然ということで、署長さんの異動や新年などはプリンスホテルでお食事会が結構ある。どっちも所属している会社やビルオーナーは同じだし会場も一緒、参加団体もほぼ一緒なので同じ内容の料理を2回食べることになるのがちょっと問題♪

でも、今回はたまたま隣に座ったリフォーム屋さんと話をしていたら錦糸町の店の側の人だったので、箸袋に大体この辺ですよって書いて、店の名前も特に言った記憶はないのだけれどどういったレーダーをお持ちの方か知らないけれど翌日に店に来てくれた!驚いたなぁ……ありがとうございます深澤さん、忘年会とかで使ってね♪(ずいぶん先だこと)

この、鳳凰の間は東プリで一番でかい会場で以前同じ団体の集まりの時日本のオリンピック選手団の壮行会をやっていた、当時は堤さんがJOCの偉いさんだったからね~。そうそう、ワールドカップの時も日本代表が壮行会やっていたな、GK川口を目撃したのだ。
桑田と原坊の披露宴とかもここだったかな杉良、五代もそうか、芸能人の披露宴結構多いよね、ここ。

鳳凰って日本・中国では霊獣とされていて花札では桐でさ、大抵その札にその花札を作った会社名とか印刷されてるんだよね。正確には鳳がオスで凰がメスらしいけれど二体対で描かれたのってあんみり見たこと無い、あれはそうなのかな10円玉で有名な平等院鳳凰堂の屋根。昔の10円玉であれのしっぽの短いのがあってこれは価値があるとかって小学生の頃は必死なって探したけれどね、実際流通しているコインってピカピカのミントコレクション以外は大した価値はないらしいね。

手塚の「火の鳥」はフェニックスだから鳳凰とは違うらしいけれどインドネシア航空のマーク「ガルーダ」インドの「迦楼羅-カルラ」は関連が有るみたいね。なんていっても火の鳥は死なないし死んでも火に入れば単体生殖?で生まれ変われるものね。鳳凰はメスがいてタマゴも生むんだからぜんぜん違うって事だ。

そうそう、長野の小布施にあるお寺の天井画で葛飾北斎の「八方睨みの鳳凰図」って見たこと有るけれど、みんなお寺の堂内に寝っ転がってみるのよね、あれって、顔はニワトリみたいだね。
全体的には孔雀なんだろうか?そもそも八方睨みって曖昧な目の位置にしていてそんな気にさせるって感じじゃないのかしらね?
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映画「どろろ」

2007年01月25日 08時35分26秒 | 徒然なるままに
かみさんと映画の試写会に行って来た。(一緒に映画なんて何年ぶり♪)

作品名は  「どろろ」

そう、あの手塚治虫の作品で私が小学校5~6年の'67~'68年の頃に少年サンデーに連載されていた作品だ。当時カムイ伝を描いていた白土三平や水木しげるの作品に対するライバル心から描いたと言われている。(ガロに対する嫉妬からCOMを出版したのではないかと私は思っているのだが)

しかし、そういった感情の方が先行して白土がのめり込むように安保闘争に代表される当時の世相に巻き込まれていき、また影響を与えていったようなパワー感はなく、水木しげるのようにそのようなところから全く距離を置いた自由さもない、マンガとしては非常におもしろが所々に見える白土に対するジレンマが何となく中途半端に終わってしまった要因なのかもしれない。また、このころから本格的に広まっていった「劇画」に対してのコンプレックスもあったのではないだろうか……手塚の絵はどうしても児童マンガからは踏み出せなかったわけだから。(晩年はストーリー面で変わっては行ったが)

さて、問題の映画である。

父親醍醐景光が権力と引き替えに魔物に48カ所のパーツを奪われた主人公「百鬼丸」には妻夫木聡、その醍醐景光に親の命を奪われた泥棒「どろろ」(原作とは全く違う)は柴崎コウ。原作ではどろろは少年として描かれているが途中から実は女だとわかっていく、さすがに柴崎は大人なので最初から男のふりをしている女として描かれている。柴崎の演技は荒っぽくってうるさくって乱暴で「どろろ」らしいと言っていいだろう、想像以上にミスキャストではなかった。(しかし滑舌が悪くて台詞が聴き取れないところ多し)妻夫木百鬼丸も体の部分がまだ取り戻せない時点では感情を抑えたクールさを出し、声を取り戻したとき(原作では眼の時か?)の少年のような感情のほとばしり方などはなかなか良かったと思う。

ストーリーはほぼ原作のマンガと同じように進むが鯖目の話(子供を食べる妖怪)とバンモンでの景光との出会いの話のみで構成されているという感じだ。
しかし今のCG技術はもの凄い、腕にセットされた妖刀百鬼丸はまさにマンガの通り!腕や足を取り戻すところも非常に見事に映像化されている。

衣装に関しては原作は日本の時代劇のイメージ描かれていたが手塚が「バンモン」に板門店やベルリンを当然イメージしていたところを監督はくみ取ったのか非常に朝鮮韓国系の雰囲気の生地や髪型、メインキャスト以外の兵士やエキストラも朝鮮韓国系的に感じる。いかにも日本のちょんまげ時代劇でないところは私としては良い印象を受けた。

しかしなんと言っても2時間以上……アクションシーンはスピード感もある、敵を倒すことで次にどの体の部分を取り戻すかという期待感もあり良いのだが、その他の部分のテンポが非常に悪い、つまりかなりだらだらしているのだ。だからこの長さが苦痛になってくる、特殊な色加工をされた映像もよくそれぞれの演技も良いだけにこのテンポの悪さはひとえに監督の編集が悪いと言える。100分程度にまとめられたのではないか、あるいはもっとエピソードを増やし12回のTVドラマでも良いくらいだ。深夜枠でセルDVD発売を前提として(ライオン丸Gのように)クオリティの高い連続ドラマとして作った方が良かった気がする。

なお、主題歌はミスチル……エンドロールに流れるだけなので聴かずに席を立てばそれ以外の作品中の映画音楽は非常に良いのであの何を唄ってるか聴き取れない歌詞を聴かないで済むので監督、ここの部分はグッジョブ!である。
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メンテ終了

2007年01月24日 09時28分05秒 | 徒然なるままに
なんかさっきまでgooのメンテだったんだと、終わりましたの検印ぐらい押していってちょんまげ♪

でまぁ、ゴム印とかスタンプとかが実は結構好きである。

消しゴム版画のナンシー関じゃないけれどあれくらいのレベルなら自分で作った奴も悪くないけれど、そう言うのじゃ無くってちゃんと業者に発注して作るゴム印が好き。
過去にもうちのねーちゃんの似顔絵をスタンプにして「大変良くできました」の花丸スタンプにして上げたり(教師だから)「ら夢音庵コロ助」の千社札風スタンプとか結構作っている。

ちゃんと写植を使ったり(元写植学校卒だからね)版下をきちっと作って製版屋さんに持っていって自分でオペークして紙焼きを作ってもらって、という作業をしていることも結構気に入っている所なんだけれど業者が作ったスタンプのオレンジ色のゴムの色とか、インクが付いた感じとか、木製の台座にえび茶色のつまみがついている風情、ネームスタンプの天地を示す凹みとか(サグリって言うのだよ)、もう何もかも好きなのだ。

オーダーとかすると4000円から1万円近くしちゃうけれど、そんな事は気にしない、だって好きなんだもん。

で、プレゼントとかにもしちゃうね、友達にその子が独自ブランド(自称だけどね)で手作り物を作ってくれたりしてるからブランド名のゴム印作って上げたり。
こう、何て言うのかなぁ事務用品ぽさ?木製のゴム印入れにずらっと並んでるところが袖に腕カバーをしてゴム印を押している役場の事務員ぽくって良いじゃない、そういえば高校の時やった職業適性テストで「郵便局の窓口業務」っていうのがあっていいなぁこれって思ったものだ。どうやら当時からゴム印好きだったようだね。

で、先日田端で待ち合わせをしていたら都内のJR駅ってスタンプが置かれていて、スタンプラリーじゃないけれど巡礼みたいに「御朱印」をもらって歩けるらしい。各駅その土地を現すデザインで我が「蒲田駅」はむかしの松竹映画撮影所なんだと。蒲田ってたしかにそれ以外ではちょっと前なら放置自転車日本一の図柄とかも有りかなぁ~なんて思ったりもするけれど、今なにがって言うのは特にないねぇ……。

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うっかりし茶う

2007年01月23日 08時31分41秒 | 徒然なるままに
テレビの情報は基本的にもニュースすらも先ずは疑ってかかるというのが習慣になっている。

報道であろうとお笑い番組であろうと、視聴者が居てそれを見たいと思わせなくてはいけないわけだから今話題の「やらせ」や「捏造」でなくとも「演出」が入るのは当然のことな訳で。それがなかったらおそらくほとんどの番組はつまらない平坦な物になってしまうに違いない。

お笑い番組で有れば笑い声を被せる、客席に笑うことが上手な方達を用意する、編集しやすい芸人を登場させて面白いところだけを残す、まぁこれくらいのことは当然であろう。

食べ物のレポート番組や旅番組では偶然通りがかったように準備された店や人に出会う、そりゃいきなり店にカメラとタレントが入ってきてまともな対応の出来る人間など居るはずもないから当然なわけだ。

超大盛の料理にしたって普段よりは少しばっかり大げさな盛りつけにしてくださいよ的な要求はあるだろうし、食べる側も全部食べたようにしているがそんなことしていたら1日のロケでそうは食べられるはずもなくせいぜいテロップで「残りはスタッフが美味しくいただきました」と言うことにするくらいであろう。

健康情報番組も突出したデータを利用していかにも効果があるようにセンセーショナルに扱った方が翌日の関連ウエブデパートとの仕入れの問題もあるから、待ってましたとばかりに「ら」のつくサイトに商品がアップされるのを見てれば納得も行くというものなのだ♪

たまたま「うっかり」本気で信じてしまった視聴者が居たのが不幸の始まりで想像以上に商品が売れすぎてしまったり、なかにはちゃんと説明も覚えていないままとんでもない食べ方をして体をこわしたりする人が出てきちゃったら番組自体を「やめちゃえ」ばいいわけだ。

これだけテレビが日常にある社会なのだから常に視界の片隅に「この番組はフィクションです」と表示されているようでなくては正しい視聴者とは言えないってことなのか?野球中継やオリンピックも、もしかしたらすべてCGでつくられて放送されていたっておかしくはない。

ニュースやドキュメントだって都合の良い場面がそうはあるわけもなく、いわゆる「本人による再現」は当然だろうし制作者の思想・思惑にあうような都合の良い情報操作は行われるのは当たり前のことだろう。これまた、「うっかり」感動や憤慨をしてはいけないわけだ。

じゃあ何が本当のことなのかといえば、演出や誇張の中からこぼれ落ちるほんの少しの真実を見つけるしかないわけなのだ。おかしいよそれはと思えるだけの知識や情報でフルイを掛けて砂金のような真実を見つけるしかないわけだ。

でないと、子飼いの探偵に調べさせた個人情報を元に脅し文句を上手に利用して、見えない物が見えるというオチのないネタで笑いのないデブと黄色の漫才師が言うことを「捏造」とも「やらせ」との話題にもならないで「うっかり」この人は良いことを言う!くらいの騙され方もさせられてしまうのだよ、マジで。(言葉が良くたってダメだろ、詐欺師はみんなそう言うもんだ)

(ちなみに写真は関東地方某所より拝借してきて捏造した物です)
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ラーメン潤 蒲田店

2007年01月22日 00時11分01秒 | ラーメンだよ!ラーメン
新潟の燕三条ラーメンの「ラーメン潤」蒲田店に行ったのだ。(新潟以外ではここ一軒)

いわゆる背脂チャッチャ系なのですが一説にはこの地域が元祖という話もあります。各地に正肉以外の廃棄するとか飼料・肥料にするような部位を上手に使う食べ物があります。たとえば牛タン、牛すじ、ホルモン、ミミガー、まったく人間とは貪欲に何でも食べ尽くそうとする生き物です。(元々はマグロの大トロもそういう物でした)この背脂も多分油(ラード)を取るとかに使われていた物を安く仕入れて使うという工夫から始まったのでしょう。

人は飢えていた頃の記憶からすぐにエネルギーに変換できる甘い物や脂分を美味いと感じるシステムになっているようで、先日も某テレビ番組で目隠しをしてティッシュペーパーの天ぷらを食べると「美味しい!」と思ってしまうとやっていました。
ラーメンという食べ物も「脂」とは切っても切り離せない物だと思います。元々が中華料理から始まったと考えれば油を上手に使うのが中華ですから当然といえば当然なのかもしれません。

さて、今回は中華そば(メンマトッピング)中油で。
この店は「小油」「普通」「中油」「大油」「鬼油」「地獄油」と背脂チャッチャの量を選べますが中油でも表面が白い油の粒で覆われます♪地獄油になると丼からあふれて下のステンレスのトレイまで油がこぼれ落ちるほど!すでに丼を持つことは不可能な状態になります。背脂はコラーゲンも多いのでお肌つるつるにはなるでしょうが、まぁほどほどにということで。

スープは基本的に豚のげんこつと昆布に煮干し、透き通ったスープですが表面は真っ白に油で覆われています♪じつはかなりこの店のスープは煮干しが感じられるやや苦みのあるくらいの醤油味です。が!実はこの表面の背脂の甘さが煮干しの臭いと苦みをマイルドに包み込みます。よって、煮干し嫌いの私でも全く問題なし。(若干奥深さに欠ける醤油と感じなくもないですが)

麺は奇をてらったとんでも無い太麺店じゃない限り、まずどこと比べてもトップクラスの極太縮れ、この縮れのおかげで食感に変化があって面白いです。ツルツルと言うよりモグモグというイメージで満腹感も十分。非常に大好きな麺です、が、ちょっとアゴが疲れます♪

メンマも乾しメンマを時間をかけて戻しているそうで乾しメンマの方が歯ごたえは良いと思います。
チャーシュウはバラ肉の巻きチャーシュウ、脂分の多いタイプなので個人的にはチャーシュウメンはお勧めできない、ただでさえ脂たっぷりのラーメンなのですから。

ほかにはタマネギのみじん切りが入っています、先日行った「源流」もタマネギが入っていましたがパワー系のラーメンにはこのピリッシャリとしたタマネギが抜群に相性が良いと思います。
あとは、岩のり。普通の海苔よりはこの方が湿って溶けて美味しいという物ですから良い組み合わせでしょう。

以前も話題にしましたがカップラーメンでもここのラーメンが出ています。スープや脂の感じはよく似ていますし具も見事に再現しています。そうですね、縮小版の「ラーメン潤」?さすがにあの麺の極太は再現不可能だったようです。

★★★★☆(スープにもう少し複雑さが欲しい)
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