GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

青横「まこと家」の味噌

2007年01月11日 08時29分53秒 | ラーメンだよ!ラーメン
味噌という物に冬場はやけに気持ちが行くって言うもんで。

青物横丁にある「まこと家」なにしろ朝の9時から翌朝6時まで営業しているし、山手通り経由で家に帰るっていうケースが意外とあるので結構頻繁に寄ることが多い。
確かに時間帯とかスープの出来とかで若干の当たりはずれはあるのだけれどまぁ大抵は美味しいラーメンを食べることが出来る。

いわゆる家系の濁って濃くて脂のタップリしたスープなのだ、基本的には東京ラーメンの透き通った醤油系が好きだし最近流行の背脂チャッチャ系も非常に好きなのだが横浜「家系」も全く悪くない。なぜなら魚貝スープ特に「にぼし」の出汁である確率がかなり低いからで、魚貝系でも鰹とかが強い分にはほぼ大丈夫だが煮干しの匂いはちょっと苦手である。

で、まこと家で普段はノーマルのラーメンにメンマトッピングくらいで食べているのだが先日なにげにメニューを見ていたら「味噌」が在ることに気が付いた。何回も来てるのに味噌には全く目がいかなかったのも妙だが、このところの寒さでしかもバイクで冷え冷えになっていたこともあって「味噌ラーメン+トッピングネギ付」を注文。

調理場の作業を見ていても味噌を入れる手順が加わるだけで特別な事はなさそうだ、味噌は若干赤身のある感じに見える。
一口目は味噌を強く感じることはなかった、トッピングの白髪ネギの辛みで消されているのかも知れない。よく麺を持ち上げて麺とスープ、ネギをなじませてもう一口。ノーマルの黄色みがかったスープより若干塩分が強めだけれどこの店の特徴の強いけれど出しゃばらないスープの味は十分に生きている。

ここの麺は短くて太くて黄色い酒井製麺所の「真宏麺」なんていってもこの麺の美味しさを求めてやってきているわけだから麺の味を殺さない良いスープなのだ。ただ、基本的に柔らかめがデフォルトなので麺堅ごのみの方はご注意が必要。

チャーシュウは偶然か脂身の少ない赤身の強い物で何となく普段の肩ロースのチャーシュウとイメージが違う……味噌用にかえているのか?それともネギラーメン用にかえているのか?偶然端の部分があたっただけなのかは不明、でも、美味しいことには間違いないのだけれど。

食べ進むにつれてこのみそ味がなかなか良いことに気が付いてくる、たまに白みその味噌ラーメンに出会うことがあるのだが麺と白みそが合うとは思いにくい。先日も六本木三河台藪蕎麦で「味噌煮込みうどん」を食べたのだが、この店はそこそこ老舗なのだがメニューに何故か「きしめん」系が多くて名古屋方面に強いのかなぁと思って「味噌煮込みうどん」も八丁味噌の美味しい奴を期待していたら白みそのぼやけた奴が出てきて悲しくなった。うどんやラーメンの麺には絶対に「白みそ」はあわない!(ただし、ここで言っている白みそはあの甘い奴ではなくて、信州味噌のような淡色辛口味噌のこと、関西の甘味噌白は麺には問題外)

で、まこと家の味噌はほどよいトンガリ感があって不覚にもスープすっかり飲み干してしまいました。

完食!
コメント (4)
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