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GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

続いてネタ暴露

2006年03月31日 08時56分42秒 | 楽器や音楽
ギミック公開

基本的にエレキの時に持ち歩いているのがこのセット、無いと困っちゃうかって言うと……そうね、時と場合によるか。
右上にあるのはデジタルチューナー件パワーサプライね、これから他のエフェクターに電源を供給しているわけ。勿論古い世代の人間だから音叉でもハーモニカでも合わせることは出来るのだけどやっぱ便利だよね、チューナーは。で次ぎにつながってくのがコンプレッサー、これは一種のプリアンプで入ってきた信号、ギターの音はは弾き初めからだんだん音が小さくなっていく訳だけどその下がった分を増幅していって長く音が伸びてる雰囲気にする物。ただ、そう言う使い方以外にもコードカッティングの音量を一定にする事も出来るので便利だね。かつてリー・リトナーがおなじみのES335に付けっぱなしにしていたのもコンプね。かつてのヒュージョン・クロスオーバー系には無くては成らない物だった時代がありました。

でもって次がブルースドライバーというクランチ系の歪み物、これがとても難しい……ジャリッとした音なので使える場所が限られる、クリーンにしてブーストした時だけ歪むって言うのも有りだけどギターによって出力って違うから調整が非常に難しい、今悩んでる所。ブルースドライバーっていうからブルーズにという設定らしいけどこんな音のブルーズあんまり聞いたこと無いけどなぁ……レイ・ボーンとかのイメージなのかな。

でもって黄色いのが完全に歪み系のやつ、これは便利でつまみ一つで「ディストーション」と「オーバードライブ」が選択出来るしその両方を混ぜた感じにも出来る。ディストーションの方がワイルドな感じ、オーバードライブは本来アンプをフルテンにした音って事なのでナチュラルだけどね、最近はディストーション寄りな使い方が多いかなというところですね。

ほんでもって非常に便利なグラフィックイコライザーにつながっていくと♪
この子が、ほんと縁の下の力持ち。劇的にどうって事じゃないけどホンの数デシベル指定の周波数を持ち上げてくれたりするからソロ部分で輪郭がはっきりしたりする。極端な言い方すればエレキでアコースティックっぽい音を出したりすることだって出来なくはない。まぁあくまで「ぽい」だけどね、それでもギター一本持っていけばフェンダーっぽいギブソンぽいアコっぽいって出来るのだから便利なもんですよ。

ほんでもって、最終段階にディレイがセットされてる、ディレイは山彦だね~ね~ね~~~。短めのセッティングでロカビリーっぽくとか長めの設定でスローの曲に雰囲気出すとかね、本当はこの次ぎにコーラスって十二弦ギターみたいな音にするものをかましたりするんだけど、最近はアンプ自体に内蔵されていることも多いので常時持参ではないって事ですな。

まぁこんなひとそろいをいつも持って、ギターと周辺小物と譜面のファイルをエッサカエッサカはこんで営業に行くのです。いまじゃ便利な「マルチ」といって一台のなかにこの私のセットより遙かに大量なエフェクターが内蔵されている便利な物もあるんだけれど、行く場所、そこにある機材、持っていく楽器によって細かく設定しなくちゃいけないのでマルチというのはその辺の調整が結構めんどくさい。単品ならつまみをちょこっと回すだけだからね。
かしこそうで融通が利かない……そんな奴って……いるでしょ?
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便利グッズ

2006年03月30日 08時10分26秒 | 楽器や音楽
新兵器続々!

一応ギター弾きなもんですが、最近は良い物がドンドン出てきて便利。
ギターの弦なんかでも「エリクサー」ってのがあって、この紫色の箱の奴なんだけどね。最近はアコースティックにはこれ一本って感じですよ。要するに巻き弦の表面にポリエステルかなんかでコーティングをしてある、よって錆びない。ポリウエブとナノウエブってのがあってポリの方は全体に表からコーティングしてあるから弦の表面をこするスクラッチ音もほとんどでない、ナノの方は始めにコーティングした細い線を巻き弦に加工してあるから弾き心地は普通と同じだけど錆びにくいわけ。私はポリ派ね、スライドしやすくてスムーズだから。
実際に自宅で普段弾き用にむき出し放置してあるギターでも3ヶ月以上錆び知らず、確かに生音は若干弱くなるけどエレアコなら問題なしレベルです。最近はプレーン弦のほうも錆びにくい処理されてるから500円の弦をしょっちゅう買えるより1400円のこれを3ヶ月の方が楽で良いやね~。

でもって、もう一個「グライダーカポ」
ギターって楽器は結構デジタルだと思う訳よ、弾くにあたって。色んなポジションでドレミって弾けるし和音だって色んな押さえ方有るけど一番基本の形を覚えてしまえばキーが変わっても0フレットの位置を変えてあげれば同じ形で弾けるわけですよ。
だから私みたいに音楽教育は中学で終わっちゃって、その後高校では「校歌」の第一と第二を覚えれば合格って音楽授業だったからね、いまでも何小節とか何拍とか微妙に解らない、間奏で歌が入っていない所なんかのバッキングなんて「イチニッサンシ」って頭の中で数えてるものね~。そんな中学普通に通過レベルの私でもギターだとハ長調ファとヘ長調のドは同じ音なんだって明確に理解しやすいわけ、0フレット移動で考えられるから。
これが縦笛じゃさ、そもそも指の形が変わっちゃうのでそれを覚えるのが必死でキーがどうのとか全音と半音がどうのとかぜんぜんわかんないまま過ごす人が大半だと思うわけ。最初からギターならね、非常に簡単にこの辺がクリア出来ると思うんだけどなぁ。

でもって、この0フレット移動を超簡単にする魔法のグッズがカポタストなわけです。実はエレキは問題なくノーマルでいけるのですが驚くほど握力の弱い私にとってアコースティックは非常に厳しい、でも好きなわけで。その為常に一音下げた状態でチューニングしてあります、つまり常時2カポな訳です、そうすると馬鹿馬鹿しい位に弾きやすい、最近じゃスタインバーガーなんてメーカーの新製品エレキギターはネックを長くしてカポタストはじめからセット済みなんて楽器も出てる。
でもって、今回発見した「グライダーカポ」という商品、ネックにはめ込んだままローラー式に移動が出来る!つまり常時2カポな私にとってはつけっぱなしで良い上に営業ではキーの移動がものすごく多いからいちいちつけ直さなくても、コロコロと動かしてやればいいと良いという優れもの。今度、営業の時に早速使ってみましょう。

ちなみに、うちのバンドのドラマーが歌いたいからと持ってきた譜面「カポマイナス2」と書いてありました。
ゴメンネ~、私のアコなら対応出来たんだけど(^^;)マイナスって、普通は無理なのよ♪
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52年前に上陸

2006年03月29日 08時43分24秒 | 徒然なるままに
京急の北品川駅前にある道案内の地図。

見て見て!小さくゴジラ上陸地点(^^;)あはは。
ゴジラは過去3回かな東京に上陸してるのだけれどその記念すべき一回目が品川の国鉄操車場だったわけ。多分当時はもう少し海が近かったと思うんだよね、今だと上陸と同時に品川再開発の巨大なビル群に囲まれて当時のゴジラだったら姿が見られないかも。

初代ゴジラが昭和29年、う~ん、産まれる前だもの、でも、全てはここから始まったのだよね。二作目のゴジラの逆襲、アンギラスと戦う奴ね、アンギラスってさ「シラスウナギ」のことでしょ?イタリアだかスペインだかの料理にも出てくるけどウナギの稚魚。あんな小さい物の名前つけられてたなんて。
この二作目も昭和30年なので実は産まれる前だったのだ!なんか、見た記憶があったけど多分大晦日の夕方にやっていた映画の時間だね。この時期・時間帯で「妖星ゴラス」とか「地球最後の日」とか見たもの。

てことは、映画館でちゃんと見たのはキングコング対ゴジラからって事だね。多分九作目の昭和43年怪獣総進撃までは封切りで映画館に行ってみたと思う。中学に入ってからはさすがにガバラやヘドラはちゃんちゃらおかしくって見に行っていない。中学の頃は真剣に画家志望だったからね、絵師金蔵を描いた「闇の中の魑魅魍魎」とか天井桟敷の舞台とかを見に行っていたもの、そりゃ、ヘドラは見に行かないわね~。

後年そのころのゴジラを見るとヘドラの作品なんかはとんでもない問題提起をしている作品で再評価必須!核の子供ゴジラと公害の子供ヘドラに破壊されていく日本なんてカルト以外の何者でもないよね。
ただ、メカゴジラが出てからはゴジラはもう……あんまりだぁな方向に進む訳よ、ま、昭和50年のメカゴジラの逆襲でさすがに打ち切りって感じだったわけだけど。

さて、それから約10年後に復活したゴジラは、なかなかの作品がそろっている、どうしても何作か続けてくると色んな怪獣総出演の東映時代劇チックなオールスター娯楽大作風になっちゃうのは否めないのだけどそれでも現代の特撮技術がもうビックリする位良くなっているから見応えは十分あるよね。
なかでも現代の特撮のおかげで生き返ったのは大映のガメラ、ただ、平成3部作のすごく良いできの物は東宝ガメラなんだけどね。金子修介の演出がスピード感にあふれていて本当に素晴らしい!

ぬいぐるみとCGが不自然じゃない物が良いんだけど、ゴジラの方はたまにCGが目立ちすぎるところが玉にきず!
私にとっての最高傑作は「ガメラ 大怪獣空中決戦」これに Wood Ball!!……?え、決まりだよ。
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みたらし~団子屋の~♪

2006年03月28日 08時34分18秒 | 美味しい?物とか
みたらし~団子屋のおば~ちゃんは~八十に成るというのに~♪
オープニングは五つの赤い風船“縁談”です……なんちって。

近所のホームセンターに団子コーナーが出来たのだ。

我が家から歩いて15秒以内に団子屋がもともとあって、まぁ、昔は「せんべ屋」だった。子供の頃から5円持っていくと「こわれ」のおせんべが買えたので良いおやつになったのだが最近は創作和菓子なんかも始めてお店もお洒落な感じになった。もともと和菓子は大好きで、とくにスアマと団子には目がないんだけど(餅好き?)こんどホームセンター内に出来たのは小振りの粒が5個付いている可愛い奴ではないか!しかもみたらし♪速攻買っておやつに食べました。

歌にもなったように最近は大きめの奴を3個刺したのが結構目について、あと4個バージョンとかね。この5個バージョン以上は町を流しながら売っている「吉備団子」のパターンだよね。吉備団子はきな粉だったりするんだけどあたしゃみたらしとか醤油の団子に海苔巻いた奴とかが好きなわけさ。
下鴨神社のみたらし団子が超有名だけれど、あそこのって5個バージョン変形タイプ♪一個だけ離して刺してあるんだよね~。なんか人間の体を表してるとか色々聞くけどまぁみたらし団子の発祥の地だから許してやろう。(なにを?)

団子といえば「うっかり八兵衛」だけどさぁ。今のシリーズはもうでてないよね、高橋元太郎ももう65歳だからなぁ~いつまでもうっかりはしてられないって事か♪そうか水戸黄門にはスリーファンキーズとジャニーズ(あおい輝彦)が同時に出てたわけか。
ジャニーズにはな~んも思い入れはないけど、高橋元太郎はザ・モンキーズのデイビー・ジョーンズの声だったからねぇ~、しかも同じスリーファンキーズの長沢純がマイク・ネイスミスだし。さらにドラムのミッキー・ドレンツは私にとって近所のお兄さん糀谷の鈴木薬局の息子鈴木やすしがやっていたしね。ピーター・トークは小銭寿司太田博之だったものねぇ。

団子と関係ないジャン!

千駄木に団子坂ってあるけどあそこは文学への登場回数はすごくない?
二葉亭四迷の「浮雲」や森鴎外とかね、夏目漱石の三四郎にも出てくる。でも、極め付きは江戸川乱歩の「D坂殺人事件」映画版('97)。あの!実相寺昭雄監督よ~真田広之主演ね♪けっこうエロっぽくってよかった。
映画音楽にオンド・マルトノが使われていたりね、なかなか面白かった。ヒットはしなかったし、全体を見ると今一な部分も多かったけど結構面白かったのよね。

ああ!またまた団子と関係ないジャン!

まぁ、団子だけじゃ……無理(^^;)
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自称「鉄人」の店

2006年03月27日 00時04分40秒 | ラーメンだよ!ラーメン
人形展のついでに

本当は、もう一人誘って人形町か東銀座のとある洋食屋にでも行こうかと思っていたわけ。
そこはかつて何度も行っている所なんだけどレストランとか洋食屋って言うのは一人で行くというのも不可能ではないけど若干不自然でしょ、もったいないしね、美味しい物は人に教えたい。
ま、そんなこともあって人形展に興味のある人をお誘いして久々の特製洋食弁当かグラタン+ビーフシチューを満喫しちまおうという筋書きを考えたわけ。
家族を誘うと予算的に破産!だからねぇ~。
まぁ、結局はいろんな事情で「ボツ」になったので一人で入っても何の問題も無いというか一人ではいるべき食べ物屋、いつもの通りのラーメン屋にいったわけですわ。(うへぇ、つまんない)

さて、たまたまバイクを留めた博品館のすぐそばに「鉄人のラーメン:草野光男の店」ってのがあって期間限定ってでかでかと表示してるのね。そりゃよっぽどの自信があるか頭がおかしいかのどっちかなので試しに入ってみました。
インテリアだけは凝っていてBGMはグループサウンズがかかってる、メニューには懐かしの銀座ラーメン。まぁ、これと野菜餃子というのを注文。壁紙に使われている新聞記事によると地方の街道沿いによく見かける「くるまやラーメン」ここの創業者なんだそうだ。

え!し、しまった。

いま、このチェーンに彼は関わっていないけどあの「くるまやラーメン」を始めた人じゃどう考えてもラーメンの鉄人じゃないよ。あそこは、ラーメン好きが行くところでは無くって「飯」として胃袋を満タンにするために行くガソリンスタンドのような所だからね。

さて、実際に食べてみて…想像通りで、ケミカルな味でした。叉焼はうま味のない油っぽいだけ、メンマもダメ。一押しらしい「翡翠湯麺」はもしかしたら凄いのかはわからないけど、まぁ推して知るべしでしょう、化学の味のするラーメンを出すくらいだから。(餃子はちょっとマシだったけど)

こんなことなら、一人ででもあそこの「タンシチュー」を食べるべきだった…あそこの2500円のシチューの方が600円のラーメンより財布に優しいよ~。
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与勇輝の世界

2006年03月26日 00時34分56秒 | 徒然なるままに
天気も良かったので銀座の松屋まで大!大!大好きな人形展に行ったのだ。

こう見えても人形劇やら創作人形やらが地味に好きで、一人でぽこぽこ出かけてはチェコの人形劇団とか見に行ったりしている。この辺の地味に好きと言うところなのよね、絵画とか写真とかは誰かに説明して解説してって言うような派手に好きな訳、でも人形に関しては一人でぼ~っと見ていたい、理屈抜きでね。

まぁ子供の頃からケペル先生やマシンガン・ダンディさんとかを見て育ったわけだし、小学校の頃指人形を作ってクラスで劇をやったり(これがなかなか評判良くって)着ぐるみ劇団ピッカリ座のオズの魔法使いのオーデションを受けて「ライオン」の役をもらったりもしてる、まぁ劇団の方は諸般の事情から本番出演には至らなかったのだけど。だから、人形好きは昨日今日始まったことではない。

そんなこともあって数年前に状況劇場時代女優だった四谷シモンちゃんや女優の結城美枝子らのグループ展のような人形展があったので見に行ったときに出会ったのが「与勇輝」の人形だったわけ。もう、動けなくなってしまった!強烈な主張があるわけではないのだけど確かにそこにいる、そこに生きてると思ってしまったわけ、この子達は。

見ていると他のお客さんが「どうやって作るのかねぇ~」とか「あんな細かいところまで」とかってしきりと感心されるのが人形展なんだけど、私はそうは思わない。
だって、彼らはそこに産まれたのだもの、作者の手によって作られたのでは無くって誕生したのだよ、だから技術を評価してはいけないと思うわけね。
そう、盆栽の鑑賞に似てるかな。
自分の身体がきゅ~っと小さくなって盆栽の大木の根元に立って見上げてるというイメージ。人形もその作り出された世界に吸い込まれて一緒に生きてる気持ちになるのが私の人形の味わい方。

私自身は立体物を作るのが非常に苦手だからひたすら鑑賞者になるんだけど、毎年個展を開いている友人のM君が作る焼き物の人形もそうやって見ている。そう言う気持ちになれる作品が良い作品と思っている。
実は私自身がそんな気持ちにさせられた作品を一つもらっちゃってるのだ♪この子は私のうちの居間に私の酒瓶の間にひっそりと、でも静かにひそんでいてくれるのだ。
いつかこの子もブログに登場させましょう♪
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う~(-_-)

2006年03月25日 10時00分05秒 | 携帯から書くよ
腰が痛てぇ…

火曜にホームセンターに娘用のドレッサーを買いに行って、止しゃ良いのに三人で抱えて帰って来て、その後大量のパーツと格闘の末組み上げたのだがその時の疲れが四日後に~f^_^;

今朝何が原因か忘れてたくらい!

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一文字草

2006年03月24日 08時31分24秒 | 美味しい?物とか
すき家でネギ玉牛丼をかっ食らう!

そう日本フードサービス協会に加盟していないこの店のみが安心して牛丼を食べることができ、さらにアメリカ狂牛病肉を国の都合と企業の利益追求の為だけに国民の生命を危険にさらしながら輸入再開をもくろむ奴らに反抗する一つの方法なのだ。
などと言いながら会社の近くにはすき家しか無いというのが事実であったりもする。

少し前に新開発商品で登場した「ネギ玉牛丼」普通の牛丼の上に青ネギがこれでもかと言う位まき散らしてあり、そこに玉子の黄身の部分を乗せて食べるわけだ。
このネギはメニューの写真の時は「九条ネギ」か「ワケギ」かと思っていたのだけれど実際に注文してみると普通の関東の長ネギの青い部分のようでもある、ただ歯ごたえはさほど硬くないので今ひとつ種類が解らない。青い部分を多めに作って柔らかく仕上げた品種なのかも知れない。

ネギはものすごく好きで、生のままでの味と甘さ見た目ならば関西から九州にかけての「青ネギ」が良いのだが大阪の「ネギ焼き」や九州の「ひともじのぐるぐる」などは青ネギでなくては成らない料理だろう。が!個人的に好きなのはやはりなんと言っても「深谷のネギ」「下仁田のネギ」に代表される「根深か」が美味い!
白くて太い所をぶつ切りしてアミ焼き、まわりが焦げた所を中のとろとろの甘いジューシーなネギをいただく。勿論、串カツにしても美味い、薄切りの豚バラ肉を数枚重ね長ネギと入れ子に串に刺す、それを串カツにして揚げる、薄切りの豚バラの脂とぶつ切りの長ネギが軽く揚げた衣の中で絶妙のバランスで美味さ倍増!!

もちろん薬味としても根深ネギは爽やかな辛みをそえる。ラーメン蕎麦うどんは勿論、鶏の唐揚げに甘酢あんをかけ白髪ネギをトッピングした物なんざぁ甘酸っぱいタレの中に白ネギの辛みが早春の風のように爽やかである。実際は青ネギ(葉ネギ)は現在ほとんど水耕栽培に成っているので一年中有るが根深ネギは冬から早春までが旬と言えるだろうか。

下仁田の大名ネギの炭焼きなど一度食べたらもう忘れることが出来ないほどの美味さ、いやはや、ネギは関東が一歩も二歩も美味さをリードしている。昨年大田市場でのライブの時饗された鮪のトロ+根深ネギで作る「ねぎま鍋」これは脂っこい物が苦手だった江戸っ子達が当時捨ててしまわれるような大トロの部分を安く仕入れネギで臭みを消して鍋にして食べた物だ。そう、大トロを食べるようになったのは幕末地方からの流入者が増え食卓の事情が変わってきたからとも言われている。

話がぜんぜん違うことになってしまったが、すき家の「ネギ玉牛丼」意外と美味かった♪あは、このタイプは根深ネギではからすぎて駄目、青い部分の甘さが必要ということで並み盛りセット(お新香+みそ汁)で520円、オッケーです。
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中国華

2006年03月23日 08時37分09秒 | ラーメンだよ!ラーメン
さて、今日もまたラーメンだが。

先日行った美味くも不味くもない赤丸とか言う店のお隣にある「中国華(チャイハナ)」とおう店に行きました。
店の名前の元になっているのはペルシャ語の中央アジア一帯にある喫茶店のようなお茶屋さんからとったと考えて良いでしょう。(もちろん中国-チャイナの華は無理矢理です)
見た目はなかなかの中華料理店風でランチはお粥のセット、いわゆるランチセット、麺類のセットと有ります。ここの店は「蘭州料理」の店とか書いてありますが、まぁおおむね普通の中華屋さんのようで、夜来たらまたちょっと違うのかも知れないけれどランチはとんでもないことは起きそうもありません。
蘭州というのは中国本土で言うとかなり中央、万里の長城の端、敦煌への入り口で黄河に沿っていますので川魚の料理があるのかどうか未確認ですが、肉料理が中心の基本的にはイスラム系の民族が多く住む所です。

さて、本日食べた麺のランチセットは「排骨麺+炒飯+杏仁豆腐」850円……
あ~~~!蘭州料理の店なのに「豚肉料理」だ!(い~けないんだ、いけないんだ)

蘭州ラーメンで有名なのは「牛肉ラーメン」、よくイスラム教徒のことを「回教徒」と言うことがありますがこの辺りに住んでいた「回族」が信仰していたのがイスラムだったのでそう呼ばれています。で、回族の郷土料理が「牛肉麺」、よくグルメマンガとかにも登場する生地を手で引っ張って打っていく麺を使用し牛肉の細切りうま煮のような物を具にしている、日本でも結構食べられているやつです。

やはり、蘭州料理を看板に上げている限り牛、羊をメインに豚肉は出来るだけメニューからは外してもらいたいものです、信仰心を持つ者としてはそれぞれの宗派のタブーは出来る限り犯さないで済むようにすべきじゃぁないかと思ってしまったわけですが。

先日イスラムと豚について教わったことですが、なぜイスラム教では豚肉を食べないか。
その方の説では牛や馬は農業や運送に生き、その上で食用や皮革としても使用出来る、鶏も朝を告げ玉子を産み羽根を利用しその上で食用になる。ところが豚は労働力としてはほとんど役に立たない、畑を耕し荷車を運ぶ豚を見たことがない、つまり殺されて食べられる為だけに生きている生き物だから食べないのだとのことでした。まぁ、最近はごくわずか「トリフ」の採取に使われたりもしますが確かに食用目的の為だけに生かされている感はなきにしもあらずで、異論反論は置いておいて、言っている意味は解らないではないですね。

とはいうものの、排骨麺を注文してしまったわけですから、ここは一つ見事に成仏させてあげることが大切です。
さて、全体の評価はこれまた限りなく普通、隣の店「赤丸」よりかは大分マシな普通です。ちなみにこの店の並びには近年名店と呼ばれる店になった「頤和園」があります。昔は何の変哲もない普通の中華屋だったんですが、ここ数年で大幅に変化して、四川料理の美味しい店になりました。あれ?頤和園って昔北京に呼ばれていった時に行きましたが北京の離宮ですよね、なんで四川料理?
多分、この離宮は人造湖「昆明湖」のほとりに立てられていることから、寒い北京の地で南の気分を味わいたいが為のものなのでしょうか?

ちょっと他の蘭州料理の方に興味があるので、次回からは麺ではなく一品料理の方で来てみたいと思いました。
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枯れ木も山の賑わい

2006年03月22日 08時34分16秒 | 徒然なるままに
床屋に行く

なんだか、大して有りもしない物を、更に少なくする為にお金を使うというのが妙に腹立たしいのだが。

高校時代までは基本長髪だったからのばしっぱなしで、高3の頃レイヤーというか当時は「オオカミヘア」とか「段カット」とか言われている髪型にするために美容院とかに行っていた。そのあとはドミノス時代のクラプトンの髪型をまねていたりもしたのだけど就職してからは面倒くさくなって「散切り頭」にして今に至るわけだ。床屋に行って「どんな風に?」と聞かれ「全部今の半分の長さに」と答えることを30年近く続けているのだ。

それでも20代のうちは田園調布のとある床屋でやっていたが、ちゃんとした床屋って3000~5000円というレベルで独身のうちは良い物の結婚小遣い制になったらそんなことも不可能で、わずかな小遣いから酒も買わねば、服も、道楽もでは床屋なんぞに大枚な金額は使えないと言うわけだよ。
新橋の駅の構内にいつも夕方になると行列が出来る構内床屋があってだいたい当時1600円位で顔剃り無しカット&洗髪だったから、まるで場に贈られる豚のように几帳面に並んでいたのだが、ここ数年世の中に1000円床屋なるものが誕生してからはひたすらそこを渡り歩いている。

別に特別な髪型ではなくいわゆる「散切り頭」だから何処でやってもそれほどのクオリティの違いは感じられないし、元々癖っ毛でちょっと伸びてきて雨前に湿気が増してくると「ベティさん」や「クリちゃん」のようなクリックリ前髪になってしまうので今は全体が3~5㎝程度にしてもらうのが基本。
1000円床屋は洗髪もないし混んでさえ居なければ15分以内で全てが終了するから非常にありがたい。

しかし、このシステムを考えた人というのは人を人とは思わないでシステム構築をした人だろうね。
客にはまず自販機で1000円のカードを購入させられる、自分の番になったらカードを店員に渡す。つまり、店員は一切現金を扱わない、両替すらしない完全会社側の管理になるわけだ。実際の業務で使う櫛や首の回りに蒔いて切られた毛の進入を阻止する不織布は使い捨て、この不織布で最後顔まで軽く拭かれてしまうのだからおしぼりタオルの使用はない、店によっては紙のおしぼりをくれることもあるが。

ハサミや電動バリカン、しまいには家庭で子供に使いそうな簡単なきわぞりバリカン等まで駆使して非常にアマチュアチックだがなんとなく1000円なら納得しそうな仕上がりには上げてくれる。
なんとなく理容師というより美容師の風情が漂う店員が多いが、どういう資格制度になって居るんだろうか。大手QBハウスでは理美容師資格でよいことになっている、バイト社員は1000円から、つまりノルマ制ではないようだ。8時間勤務として休憩も含めて一日一人20人程度は片付けられるだろう。とすると20,000円/1日、ふ~ん、約半分が人件費かな。

この手の所の基本、最後の仕上げは「電気掃除機」で頭中をかき回されて終了なのだが、人を人と思ってしまったら客商売としてやりにくいことだろうけど、そんなことは気にしないから安くて早い方が良いという貧乏サラリーマンにはこの潔さがまた魅力な訳だ。
店員との無駄な会話や、洗髪の時に気を使ったり、美容院のように仰向けで洗髪される恐怖感……弱点である首や腹をむき出しにして刃物を持つ人間の前にさらす恐怖感に比べれば掃除機の方が精神に優しいのだ。

すくなくとも私にとってはね。
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