車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



022年1月3日は金沢。天気予報からして、よっぽど寒くて雪も多いのかと思っていたら、全然。北陸道途中の賤ケ岳から小松辺りまでのほうが雪が多く、高速道路上には全くありませんでした。さて、車(V40)は駅近くに置いて、兼六園まで歩きます。写真は金沢駅と金沢城。

 

さてこの日は無料開放の兼六園。このブログでは園内の石塔について書いておきます。まずは栄螺山(さざえやま)という10mもない丘の上にある三重塔!「金沢めぐりとっておき話のネタ帖」という本によると、「栄螺山は霞ヶ池の排土を盛り上げで築かれた人工の山で、天保8年(1837)13代藩主斉泰公の指示で、竹沢御殿を取り壊し、霞ヶ池が広げられ栄螺山が築き足されました。天保10年(1839)には山頂に三重宝塔が建立されます。三重宝塔は、先代斉広公の正室真龍院と斉泰公の生母で側室栄操院が斉広公の供養のために建立したもの」だそう。要するに藩主の供養塔みたいですわ。栄螺山というのは福島の「さざえ堂」などと同じ仏教関係からきているんでしょう。雪の残る中でここまで登ってくる人少ないですけど・・・(^^;)。

 

もう一つの石塔は海石塔(かいせきとう)。実に不思議で面白いかたちの石塔で、しかも珍しい六重塔。高さは4mほどで、6つある傘石が海の中にあった石なので海石塔と呼ばれるそう。元々は金沢城にあったようですが、誰がどうしてこのような形にしたかは諸説あります。

 

いいですね、こういう謎が多いのは!






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