車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



天照大神が倭姫命によって現在の伊勢に鎮座される前、一時的にまつられた場所を「元伊勢」と言って西日本にいくつか存在します。美濃にも「伊久良河宮」(いくらがわのみや)という場所があります。その候補地としてもまたいくつかありますが、本命なのが現在は「天神神社」となっているここ。岐阜県瑞穂市の目立たない場所にあります。なお、駐車場は無い!ので近くの安全な場所に路駐となります。

鳥居と案内板。「伊勢神宮のふるさととして伊勢神宮から尊崇されており、今でもお使いのかたが参拝に来られる。」と書いてありますね。

 

だれもいません。。静かで、ごく普通の、どこにでもある神社・・のようですが、ちょっとやっぱり何か違うんですよね。

 

 拝殿と本殿。こちらのご祭神は高皇産霊神、神皇産霊神(たかみむすび、かみむすび)。神さまはいろいろな字の表し方があるのでややこしいですね。いわゆる最初の神「造化三神」の二柱。天神と言っても菅原道真のほうではないんですねこれが。

 

 さて、「伊久良河宮」(いくらがわのみや)跡と言われる場所は本殿横の御船代石(みふなしろいし)=「神の宿る石」という2つの石周辺。こちらには天照大神と倭姫命がまつられています。

 

 天照大神は最終的には伊勢にまつられるので若干の敗北感は否めないものの、4年間ほど鎮座されたということは、ふつうの場所に比べて断然パワーがあるんでしょう。








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