車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



 今回はB級でもC級でもなく、まあD級スポット・・病院!ほぼブログ主旨には関係なんですけどね、貴重な体験でしたので書いておきます。これは心臓手術。2,30年前だったら心臓を開いてでもなかなか対応できなかった、「不整脈」「心房細動」の手術です。私が先週体験しました。もともとは3年ほど前に、「一時的な心房細動」で救急で病院へ行ってその日に帰宅。その後それほどひどいときは無く、たまに朝などに不整脈を感じる程度でした。(私は自覚があるから良いほうらしい)ただ、この不整脈のときは、名古屋弁で言うと「えらい」のです。痛くもなく、息苦しいでもなく、吐き気やめまいがするでもないのにまさしく「えらい」のです。普段の生活や仕事にはほとんど影響なし。医者も、「抑える薬を飲むほどではない」ということで、とんぷくで薬をもらっただけ。それでも「完治させたいならカテーテルアブレーションもあるよ」ということで、結構軽い気持ちで「受けます」となったわけです。予定は3泊4日。1か月前から血液が固まりにくくなる薬を飲みます。通常に心房細動がある人は心臓で血栓ができやすく、こらが脳へ行く脳梗塞となるからと常時飲んでるような薬です。でも有名な「ワーファアリン」ではないので安心。「ワーファリン」飲んでると、大好きな納豆とかを食べられないから。
 入院1日目:昼に病院入りしてすぐ、すぐに点滴(生理食塩水?)がはじめられ、造影CTを撮ります。造影剤を点滴から入れると、体が胸から足へぞぞっと熱くなる感じは何とも言えません。そのあとチンゲを剃ってもらって(ほとんど自分で剃ってきたが)食事してその日は終了。よく眠れました。
 入院2日目:朝10時手術なので、その前に導尿カテーテルを入れられる。これがメチャ痛い!入ってしまえば問題なし。手術室へ。いろいろなサイトで事前調査していると、ふつうは「局部麻酔」らいいのですが、ここはほぼ全身麻酔併用だそうで、ちょっと下腹部と首にチクッという痛みのあとは寝てしまいました。手術時間は2時間半。言われていたより短い。起きたら病室。眠いがすべて終わっていた。
 この手術は、「心臓内に変な電気信号の出口ができているから、足の付け根や首から動脈にカテーテルを入れて、変な信号部分を低温で焼く」というもの。私の場合、意外に怪しい信号が多くて結構焼いたらしい。



 夕方まで6時間ベットで身動きが取れない。しかし食事は取る。このあと下腹部の締め付けが強いからか少し吐き気がでたが、すぐに回復。しかし一番の地獄はこのあと朝まで。傷口はなんともないが、おしっこが出ない?出ているかもしれないけど常時膀胱ぱんぱんな感じが続く。おまけに同じ病室の周りがうるさくて寝られない。寝返りは可能だが「足を曲げない」でというのもきつい。・・このときわかったのが、これが結構大変な手術らしいということ。同じ病室のおじさんは私の後に同じ手術を受けたようだが、いろいろな話がよく聞こえたから。また、この人は夜も身内がつきっきり。(でもこれがうるさい原因)
 3日目。朝ようやく導尿カテーテルをはずしてすっきり。このあと傷口から出血。これがこの日2回発生。でも歩いてOK。水分を多くとっているせいか、オシッコがよく出る。食事は朝も昼も夜も完食。ただ、おにぎりは味も具もなし。手術後は夜間を除いて看護師さんが2時間おきくらいに体温と血圧、酸素濃度を測りに来る。肝心の不整脈は無し。38度の発熱があったが、頭が熱いだけで気分は悪くない。氷枕とひえピタとロキソニン1個で対処。



 4日目、昨日夜に出血したので、本来退院だが先生に診てもらうため朝から時間待ち。熱は下がった。結局13時前に先生が来て退院OKとなった。
 全体の流れはこんな感じでした。私の病室は4人部屋で、声もよく聞こえます。前のおじさんのほかの2人は前日手術だった様子。しかし話を聞いていると、皆結構重症。実際、(保険は効くが)手術費用は230万円!これじゃ日本の健康保険は厳しいわけだなと思う。ところで「前のおじさん」。私より遅くに手術して、その日出血もしたが、次の日、朝からベットの上で携帯かけまくって「株がもうけそこなったのどうこうの」と元気!私より早めに退院していきました。
 入院の日と手術のとき、3日の朝に付き添ってくれた妻には感謝です。
退院後はその日から飲酒も(少量なら)OKだし、普通の生活OK。ただし薬はしばらく続きます。私は水曜日入院、土曜日退院、月曜日出勤でした。このまま完治するといいのすけどね。次の診察は1か月後にです!






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