車で行く寺社仏塔とA級B級すぽっと!
寺社、仏塔を中心に、車で行くA級B級スポット巡りです!
 



佐渡6つめの霊場にして今回の旅もいちばんの目的地が、国分寺からすぐ近くの妙宣寺。日本には国宝及び重文の五重塔が25基ありまして、私が訪れたのはここが24基目となります。
駐車場からも塔がよく見えます。

 

ここは日蓮上人が佐渡に流されていたときに、弟子の日得が自宅を寺にしたというもの。現在の境内はかつての城あともあり、非常に開放的で明るい空間です。

 

五重塔は江戸後期の建築で、日光東照宮のものを模したとされているらしく、なるほどそういえば似ているかな・・。

 

高さは21.1m 新潟県唯一の五重塔。はるばるこれを見に来たのかと思うと感慨深いものがあります。

 

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国分寺というのはもちろん聖武天皇の詔で日本各地に建立された寺院で、佐渡にもあります。当然七重塔もあったようですが、1300年前に焼失・・。もとの場所は「国分寺跡」となっていて、その横に現在の国分寺があります。

 

先ほどの雨はすっかり上がりました。「瑠璃堂」というお堂があり、ここがきれいで印象的です。次の写真は現在の立派な本堂。

 



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次は佐渡でも最も古い名刹、蓮華峰寺(れんげぶじ)。なんと真言の三大霊地(大阪の金剛寺、奈良の室生寺)とも言われ、開祖は空海という話です。かつては多宝塔もあった大寺院で、現在も3棟の国重文建築があります。客殿と反対側にある駐車場は十分な広さですが、MINIを置いてしばらくすると猫が出てきて、なんとタイヤにおしっこをかけれれた!

 

こちらが重文の本堂と弘法堂

 

そしてもう一つ、「骨堂」も重文。これは新潟県最古の建物らしい。それから「八祖堂」もなかなかいい感じ。

 

「八角堂」と「仁王門」

 

もう一つ、このお寺は「小比叡山」とも言われているということです。「比叡山延暦寺」は京都の鬼門を守るとしていますが、さらに北東にあるのがここで、同じように京都の鬼門を守護する目的で開かれたということなのです。昔はスケールがすごいですね。またあじさい寺としても有名とか。しかしこのときは人も少なく、雨も降ってきました。ちょっと寂しい感じです。



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佐渡2番目は「海潮寺」。かなり狭い道を入って小さな駐車場にMINIを置きます。



ここは御所桜という、一重と八重の桜が混在するという珍しい「御所桜」という国指定天然記念物で有名・・ということをその場で知りました。かなり遅咲きで、葉は出ていたもののまだまだ綺麗に咲いてました。

 

順徳上皇(承久の乱で佐渡に流された)お手植えと伝えられる優雅な桜ということで、お寺はどうもこれを守るためにその後できたもののようです。優雅な香りがあるということですが、ちょっと遅かったか・・。



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この連休にMINIで向かったのは佐渡島。目的はお寺巡りと観光です。私自身は4歳の頃に行ったことがあるのですが、ほぼ記憶ありません。もちろんフェリーを使って初めての渡航となります。岐阜から上越まで北陸道まわりで約5時間。朝7:00の船なので、前日午後に出て、上越インター近くのスーパー銭湯で一泊。ある意味、海外よりも遠い佐渡・・。小雨の降るなかで車の積み込み。
 

行きは2等席。じゅうたん席なので、持っていったタオルケットで場所を確保。この日もほぼいっぱいでしたが、もっと混雑しているときは横になることも難しいらしいです。
 

あまり揺れることもなく、3時間ほどで小木港へ到着。雨も上がって最初に向かったのは近くの「岩屋山石窟」。もともとは海蝕洞で、どこまでつながっているのかのかも不明らしい。古くから霊場となっているようです。
 

中には弘法大師作と言われている磨崖仏、そして数多くの石仏が並びます。
 

佐渡は地蔵信仰が厚いらしく、高さ17.5mは日本最大の地蔵さんみたいです。ちなみに、合わせた手の下のあるのは「鈴」ではなく巨大なスズメバチの巣!
 
お地蔵さんといえば、一般には子供の守り神、あの世への救世というイメージがありますが、本来は苦しむ人を救済する万能の菩薩さまです。



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