ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

一泊忘年会

2006-12-05 09:47:42 | 日々の出来事
 江戸懐石近茶流を習い、一応教授であります。自宅教室はもう3年近く開店休業、「再開したい!再開したい!」と思っているのですが一旦休むといけませんね。私が月1回伺っている宗家教室は決められた夏以外はお休みはないです。(生徒の都合で休む方は勿論いらっしゃいますが…)10月はお嬢様の結婚式を次の日に控えていても教室は休みにならずに教えていただきました。以前、「教える」ということはそういう厳しさをもってやりなさいと先生に教えていただいたとおりです。父を看取り、家に戻っても体力のせいにして休んで、気がついたら今は出張で出かけているお教室が一つ、娘達を相手に教え始めてボチボチ・・。一応、来年再開の決心を硬くしているところです。

 その教授仲間の忘年会に参加しました。宿泊地は伊豆長岡。何かと普段、気働きをすることが多い(イエイエ、そんな器でないのに、ですから大変なんです)ので、企画された会にのって温泉につかってゆっくりできたらいいなと思って参加しました。朝4時半おきで支度をして、まず上京、バスで伊豆長岡へ。皆さんと顔の大きさもあるかき揚げそばで昼食。美味しかったですが、半分ぐらいで衣をはずして芝えびといかと野菜だけにして…。その後みかん狩り、ロープウェイ、温泉、宴会。かなり盛りだくさんのイベントでした。

 温泉、確かにすごく気持ちよかったです。夜中に入った二回目の露天風呂、「のぼせないわよね」という言葉に安心しておしゃべりしていたら、完全にのぼせました。バタンキュー。

 翌日はまた早起き、これが一番行きたかった沼津港の魚市場見学。漁から上がったばかりのあおりいか、やりいか、手長えび、黒むつ、赤むつ、かさご、穴子、的鯛、めごち、カマス…(メモしておいたのに、そのメモをなくしましてこれ以上思い出せませんが)あっちこっちで買い付けに来ているおじさんやお兄さんを捉まえて魚の名前を聞いたり、珍しいものは食べ方を教えていただいたりして、市場の真剣勝負「せり」をやっているところは遠慮するものの、かなり図々しく歩き回りました。実は素人が市場見学をすると嫌がられるという注意を聞いて、端っこのほうから見てくださいといわれていたのに、みんな日本料理の先生ですから、お魚には興味津々。質問は玄人ですもんね。おじさんたちも親切でした。活気のあるせり風景もつい近づいて、動画に録って、決してカメラのために隙間を開けてくれることはなくても叱られませんでしたよ。築地の場外のように買い物ができるところはなかったので残念ながら魚のお土産はなし。

 朝食を終え、もうこれ以上は無理と体が悲鳴を上げたので、帰京。その途中で頂いた温泉饅頭を友人、娘のところに落として、結局家に着いたのは夜11時近く。ふぅ~ハードな一泊旅行でした。でも楽しかったので、行って良かった!(*^_^*) 毎年ある訳ではないのですが、こういう会もいいかな、たまには。


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