ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

東日本大震災5年

2016-03-16 19:10:59 | 大切な人 家族・友人
  

先日、都内で開かれた東日本大震災5年 避難者のつどい「つながる」と同じ会場で開いていた写真展に行ってきました。都内に避難してきておられる方の大多数は福島県からです。
避難されて東京で暮らしておられる方(5~6000人と言われます)のうち、当日は講演もあり、東北物産展、福島から埼玉に移り農業をしている野菜の直販あり、避難者自身の手工芸品の販売展示、被災者を支援しているグループの作品展示販売などがあり、150人の避難者の参加を見込んでいました。
東京、埼玉からバスをしてていらした方々も多かったようです。開場予定は12時でしたが、すでに10時には設置、11時頃からポツポツ人が入り始めました。

私は、2011年からやっと年に一回は被災地に伺って主に被災された住民の方のお話を伺うボランティアをしていました。去年、諸事情で被災地に行くことができず悶々としていました。
やっと、数日空いた日程でボランティアに行こうと思った時に、母に話した時「高齢の母をおいてボランティアに行くの・・・明日をも知れぬ身だけど、いいわよ好きにして・・」と言われ―母は最低限のみのまわりのことで切るんですよ―被災地域は当分できないと諦めました。

でも、縁あって今回の避難者のつどいに、足湯ボランティアとして参加することができました。足湯は暖かいお湯に足を入れて頂きながら、ボランティアは手をとり、柔らかうマッサージをします。15分程度ですが、手を取って真正面に対面する距離が心理学的にもとても良い距離なのだとか。
会場のコーナーに椅子を5か所に置き、足をいれる
初めはポツポツと・・・ボランティアの方が人数が多かったのですが、小学生の小さな子たちも含めて大勢の方々が足湯をされて体を温め、ボランティアとお話をされて心を温めていかれました。

この集い以外にも、大震災被災者の語りのドキュメント映画「大地を受け継ぐ」を観、3月11日には「思いつづける3.11」ミサに与ることができました。
首都圏に避難しておられる方を対象としたボランティアの機会は色々とあることに、今更ながら思い至り、次回も機会をとらえて復興半ばの方たちと共にありたいと思いました。


東北物産展で買い求めた、大船渡酔仙の春いちしぼりー酔仙さんは地震津波で酒造所は全壊したそうですが、同じ水質の水が山の手に見つかり再建がかなったそうです。
キリッと引き締まった辛口でとても美味しかったです



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