ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

裏磐梯 母と妹と一緒

2013-09-21 09:20:44 | 日々の出来事
  裏磐梯 母と妹と一緒
  

8月の終わり、都内で最高気温36.8度の日に母と東京を脱出しました。

母との旅行は最近(とはいえ去年はどこにも行っていませんが)たいてい車移動が多かったのですが、今回は自宅から最寄り駅までタクシー、山手線、新幹線、磐越西線快速、レンタカーと乗り継いでの工程でした。少し母にはきついかなぁと心配していましたが、車で何時間も乗っているよりいいと決行しました。

朝から日差しが暑くて、避暑地を楽しみに出発しました。東京駅で駅弁を買って食べるのも一つの楽しみ。乗り継ぎも良くて、新幹線もローカル電車も久しぶり。さらには山手線も久しぶりとそんな話をしながらあっという間に、猪苗代駅に着いたのは家を出てから3時間弱でした。猪苗代もちょっと蒸し暑い曇天。でも天気予報では雨予報だったので良しとしよう!

レンタカーにて街をさらっと回って、娘宅で幼稚園のお迎えから帰るのを待つこと数十分。その間に家の中を案内して、子供が多いのですっかりピッカピッカとは言えないけれどアットホームをみて、下3人が帰ってきてからお三時を一緒に食べて、上の孫娘が変えるまでもう数分というのに待てないくらい母は横になりたかったようです。母にとっては曾孫ですからそれほどの拘りはないみたい。宿泊先のホテルに向かいました。裏磐梯五色沼から更に車で15分の奥磐梯、小野沢湖の先でした。

時期が8月末だったので行先が肌寒くないかと心配していましたが、半袖でもちょうどいいくらいでした。

お部屋でくつろぎ、夕食を堪能して、温泉に入って、その日は早寝!

翌日は曇天でしたが、ゆっくりとホテルからゴンドラリフトまで歩き、山頂まで行きヤナギランの群生地などプラプラと歩きましたが、霧がかかって母は寒いので山小屋で待っていました。晴れていればヤナギランの先に裏磐梯が見えるはずでしたが残念でした。雨でないだけよかったかな。

下に下りて五色沼の入り口毘沙門沼に下りました。母は女学校の時の修学旅行でも五色沼に来て周りを歩いた記憶があり、30年ぐらい前に父と近くの国民宿舎から五色沼を歩いたそうです。その頃の記憶よりずっと整備されて、歩きやすくなっているとびっくりしていました。そりゃあそうでしょうね。私も高1の時の修学旅行で裏磐梯スカイラインを通って五色沼巡りをしたこと、野口英世記念館(これも猪苗代湖畔に在りますが昔よりずっとずっときれいです)に行った記憶はあるけれど・・・。
ほんの入り口の湖沼を見ただけなのですが、母は他の沼にはいかないというので、猫の休むハーブ園で手作りソーセージとサンドウィッチを頂きました。特別おしゃれではないけれど、オープンテラスで自然の空気の中でゆったりと流れる時間の中でゆっくりとランチは気持ちがよかったです。とっても贅沢な午後になりました。
会津に行くでもなく、五色沼を歩くでもなく、火山博物館に行くこともせず…だから疲れなかったかもしれません。無理は禁物ですから。

もう、ホテルに戻り、母は横になり、私はロビーで読書しながら妹と娘たちを待っていました。お昼過ぎには着く予定がいろいろあったようで4時近く。急きょ娘たちに部屋を取って、母と妹、私と娘と孫の二部屋に分かれました。皆で温泉に入って、夕食も一緒。こんな贅沢も滅多にない!!子供たちは部屋でリラックスして、テレビを見ながらベッドの上でも大喜びでした。

晩、すごい土砂降りの雨!!! 朝方まで降り続き心配しましたが、朝食時には晴れてきて快晴になったので、磐梯山の雄姿も見ることができたし、猪苗代湖畔でランチもできました。

帰りの磐越西線は鈍行、新幹線も停車駅が多くて…帰りの乗り継ぎ電車チョイスは最短時間という配慮に欠けたのは私の責任です。でも滅多に電車の中で寝ない母が、新幹線でとろとろと寝ることができて良かったかな。妹ももちろん磐越西線で舟をこいでいました。

さぞかし疲れたと心配していましたが、母はよく晴れた気持ちのいい半日を過ごしてかなりいい気持になったようで、翌日にも響かず元気に過ごして本当に安心しました。92歳の旅でした。
― 母と妹の素敵なツーショットの写真があるのですが、プライバシーの事もありますのでアルバムに入れられず残念 ― その顔を見ただけでいい旅行だったかなと思います。

来年もどこかに行けるかしら…


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