ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

秋の訪れ

2010-09-26 22:28:48 | 日々の出来事
 何よりも友人たちの気持ちが嬉しい。

 とっても忙しい友人のご主人が「今年初めて山に行ったので、収穫があったら連絡するね」と友人からメールが来た。夕方、「取りにこれる?」とのことで出かけたら、編み茸とじごぼうを綺麗にあつらえて置いてくださった。ご主人はいつもこうして美味しいものを喜んで頂く人にお家の方と同様に配ってしまう優しい気持ちの持ち主。今日はもう夕方の晩酌を始めたご主人も交えて少しおしゃべりした。畑仕事も渓流釣りも、春の山菜、秋の茸とこの友人ご夫婦のお陰でこの上ない美味しい旬の食材を食する恩恵にあずかっている。

 アルコールで滑らかになって「こうして汗流し、山を歩き手に入れる人は今の世の中何かあったときに生き抜いていける。食べるだけの人より強い。神様の恵みに感謝して祈るだけじゃ食べて生きていけない」とおっしゃるご主人に「教会に行くのも生きる力を頂いてこられる。神様から頂く命もある』と友人。このお2人の掛け合い漫才のような銚子が出せないのが残念だけれども、美味しい茸を前にしたら今日はご主人に軍配かな。今日の収穫はかさの裏側が編み模様になっている網茸(写真のおくの茸)とじごぼうをさっとゆでて大根おろしにしてくださって早速味見。う~ん、美味しい! 山はまだ紅葉が始まっていないようだったが今日は改正。空気はとっても美味しく、景色は絶景。ご主人はご夫婦で山に来ていらした何組ものご夫婦を見かけて、一緒に歩くのもいいものだなぁとおっしゃる。それは一緒にいって欲しいなぁと私には聞こえる。友人は採って帰ってすぐ食べたいとすぐ飲み始めるのだから、家でお湯を沸かして待っていることも大事と笑って取り合わない。趣味が一緒なのもいいよなぁと今日はご主人負けていなかった。畑の物を沢山持って帰って、奥さんからこんな形のもの!とか文句ばかり言われるほかのご夫婦もあるらしく、友人はご主人の作物はありがたいと本当に無駄にしないで色々な味、形に料理しておられ、じゃが芋や玉葱など家族みんなで収穫を手伝っているので、端から見れば、ぽんぽんと会話が飛び交いながらもいいご夫婦だなぁと思うことしきり。
 一人分には丁度の量を頂いて帰ってきた。

 
 もう一人、お庭の野菜をあれこれともって来て下さった。ゴーヤ、丸ナス、ミニトマト、茗荷、唐辛子そして人参。どれも採れたて、ゴーヤは塩をふって少しおき、さっと湯通ししてから甘酢につけた。茗荷はまだ塩漬け、後で梅酢に漬けよう。丸茄子は唐辛子と油炒めして甘味噌で味付け。こちらもまた友人の気持ちがとても嬉しい。至福の食卓となった。

複雑な心理はどこから来る??

2010-09-26 00:06:49 | 日々の出来事
 今日も仕事帰りに色々なことを振り返りながら帰ってきた。今日の朝からのことを思い出しながら、今、この気持ちの落としどころのない思いはどこから来ているのか探っている。

 一つ、新しい講座があってそのためにスタッフ全員が揃い、そしてみんなが何となく落ち着かない時をすごしていたような気がする。皆協力していい物を作ろうとしているのだが…

 その間に、私の凡ミスが見つかって私が謝らなければならないことなのに、すごく気配り上手なスタッフが誰のせいか分からないように取り繕ってくださった。素直にごめんなさいが言えなくなってしまった。彼女に借りを作ったような気分、だから気持ちがモヤモヤ??というのでもなさそう。

 他の場面では、ある人を間にこうもりみたいに、こっちにはこう言い、あっちにはこう言いという自分の姿に嫌気がさしている。どういう処し方がいいのか、結局いつも自分をいい人と思ってもらいたいだけなのではないかってこれもまた自分の醜さを見てしまった。

 役割分担が決まっていて、もう一人の人とかなりきちんと終えた!と思ったら、他の人が自分のやり方で一からやり直して下さった。結果は同じなので文句を言いたいのを堪えるって、もうやだ~~なんてブツブツいっている自分が情けない。

 などと…一人反省会をしていたら 友人のブログにこんな言葉があった。 

 「わけの分からないことを言って攻められたとき、頭を低くして時の過ぎるのを待つ、この手しか使えない私には…」

 思わず、合点!!と手を打ってしまった。いろんな場面できちんと向き合っていない私、同じだ!!と妙に納得してしまった。特にこの頃、ひたすら時の過ぎるのを待っているような気がする。でも うん、これでやっと寝られるって~~?? これでいいのかな(苦笑)