五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・11・27

2019-11-28 10:27:23 | 日記
7時半、母が朝風呂から出てくると同時に俺は店の厨房で老老ブレックファーストの支度を始める。その時点で俺はは母が新しいオムツと尿漏れパットに取り替えていると当然思っている。今日のメニューは頂き物の鰆の干物WITH焼いたしし唐、納豆には今日もミニトマトときゅうりの細切れを入れ、オリーブオイルとワインビネガーと少量の塩(それも塩分50%カット)とタバスコで味を整える。他に海苔と錦松梅。味噌汁はわかめとミョウガ。8時半、母が食事に入って来る。30分で食事して30分はお茶。つまり合計一時間、風呂を出た時からカウントすると二時間。だが、それから店を出ていく時点で、母のお尻は濡れている。朝、風呂を出た時点でオムツを替えなかったか?それともこの二時間の間にオシッコをして、且つそれが尿漏れパットやオムツに吸収されずにズボンを濡らしてしまったものなのか?よく分からない。妹が日本にいる間にあんなに厳しく指導された筈なのに、まだ定期的にオムツやパットを取り替えることが出来ないなんて、ついつい大声が出てしまうが、その後将来の俺はどうなるのだろう?と思う。誰か俺みたいな家族がいて注意してくれると思いたいが、現在の処、同居する肉親はない。介護施設か何処かで見ず知らずの若者に無遠慮に大声で「ジジィ!オムツを替えろって何度云ったら分かるんだ?!てめえの傍行くとション便臭くてたまらないよ!」と怒鳴られて足蹴にされたりしているんだろうか?その時はとっとと死のう。人が他人にそんな感情をもたれて生きているなんて、地上の空気の無駄遣いだ。12時にテアトロジャージャンに去年出演して貰ったmさんがイベントに使う素材を撮影する為に4Fに来る。その間俺はまた溜まりだした領収書と伝票の整理、続いて買物。4時過ぎmたちが撤収。5時に老老ディナー(餃子、大根の皮と葉を使った炒飯、それに舞茸の中華スープ)の時、ぎょうざってどんな漢字?チャーハンは?マイタケは?と漢字を聞いて来る。「餃」も「炒」も「茸 」もそろいもそろって教えづらい漢字だし、「餃」なんて正確に覚えてない。オムツを替えないことを文句云ったから仕返ししてるのか?と突っかかりたくなる。店はSN君に任せて五階で服部妙子さんに先日三味線の教室を見学させていただいたことへの礼状を書く。こういう時はちゃんとした便箋に書かなくてはいけないだろうに、何故か原稿用紙でなくては手紙が書けない身体になってしまってみたいで、400字詰めコクヨ三枚。原稿用紙だと、汚い字でも文句をいわれないと思っているのか?脚本家時代は字体ノイローゼになる程に原稿用紙の枡目を埋めるのが苦痛だったのに変なものだ。手紙を書き終えて10時にはベッドに入る。今夜はどうしても8時間は眠る計画。
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