五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・1・30

2015-01-31 20:13:03 | 日記
メニューの内容がいけないのか、メニューの文字がいけないのか、メニューを書いた看板を新しくしたのかいけないのか、今週は昼からの営業にお客さんが一人も入ってこない。夜の時間は元々予約制でイチゲンさんは断っているのでお客さんがゼロでも諦めがつくのだけど、昼間値段設定も(800円~)そんなに高くしてないのに、それに何度かリピートして下さるお客さんもできたと思っていたのに、こうして五日間も誰一人ドアをあけてくれないとなるとかなり自信を失うし、毎日最低十人分は用意しておく食材は自家消費しなくてはならないので経費的にも痛い。昼からの営業を始めて三カ月。限界が来たとは思いたくないけど、かなりの疲労感。それに比例してかお腹がふくれる。前にも書いた覚えがあるけど、最初はジーパンがずり落ちて来るのは腰回りがやせたからだと思っていたら、それは反対にお腹が膨らんだからだと気づいたのはいつだったか?最近もこの数日で随分とお腹が出て来たもんだから、営業不振でやけ食いばかりしているのがいけないのだと思ったら、最近帰りに寒いので電車やタクシーで帰ることが多く、歩いてないことに気づいて、今日は久しぶりに50分歩いて帰る。錯覚だろうけど歩くと体調がいいような気がする。と云う訳で、今日は帰宅してからなにも食べずにお茶を飲みながら送られてきていた「映画芸術・ベストテン号」を読む……と書きたかったけど、嘘はいけない。帰りのスーパーで見切り処分になっていた稲荷寿司を買ってしまっていた。だから稲荷寿司を食べながら「映画芸術」を読む。ベストワンは「海を感じる時」(脚本・荒井晴彦、監督・安藤尋)、ワーストワンは「そこのみにて光り輝く」(脚本・高田亮、監督・呉美保)、ウーンと唸る。ベストワンとワーストワンは反対でもいい。でも、それがこの雑誌のよさか。他に「さよなら歌舞伎町」と「深夜食堂」と「チョコリエッタ」の特集も見応えがあったが、何といっても今度の号のハイライトは女優の橋本愛が「トリュフォー最後のインタビュー」(山田宏一&蓮見重彦)と云う本の書評をしていることだろう。前の号でも橋本愛はお気に入りの映画館と云う特集に出ていたし、すっかり映画芸術と編集長の荒井晴彦に取り込まれている様子。これまで荒井晴彦に嫉妬を覚えたことはなかったけと、あの美少女に尊敬されていると思うと、彼との40年近いつきあいの中で最大の悔しさ。
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2015・1・29

2015-01-30 13:55:11 | 日記
大勢の俳優が出演する芝居が苦手だ。いや大勢出演していてもいいけど、誰が主人公か分からない、みんなが主役っぽい芝居が嫌いだ。主役がハッキリしてないと誰に感情移入していいか分からないし、観客動員的に必要なのかそれぞれの俳優に見せ場を作られてると、ただただ芝居が長くなる。観客にはいい迷惑だ。それと、歴史物が苦手だ。特に歴史的に有名な事件、有名人物に焦点を当てた芝居は、その事件やら人物の背景を観客が知っているものと勝手に進んでいったり、反対にその背景を説明するシーンと台詞で一杯になり、歴史の勉強にきたのかと錯覚してしまうことがあって、芝居にづいていけなくなってしまうのだ。その二つの意味からして今日見に行った劇団ギルド公演「蛍よ……妖しの海を翔べ」(作演出・高谷信之)は私の一番苦手な部類に入る芝居だった。でも、そのことはチラシを見た時からわかっていたことだ。でも、高谷さんの芝居には敢えていく。高谷さんが広尾の店でも乃木坂の店でも一番多く公演をしてくれたこともある。私の芝居を全部見てくれていることもある。でも、一番大きな理由は、私なんかと一緒にされると不愉快かも知れないけど、高谷さんが70歳を超えた現在も、意欲的に作品を作り続けていることだ。それは私の目標になり、励みになるからだ。でも、出来る事なら昔ウチの店で上演したこじんまりとほのぼのとした高谷さんの作品に出会いたい。かっこいいメッセージで彩られた芝居より、例え大勢の出演者がいようどと『BUS』みたいなジメジメとした劣等感や疎外感の溢れる芝居や四人しか出ていなかったけどウチで数十回も公演した「誰?」みたいな緊密感あふれる高谷さんの芝居に出会いたい。高谷さんの芝居は何故か後者の方がエンタメなのだ。だから多分そのことを期待して次回も見に行く。例え裏切られようとその次の芝居も見に行く。閉幕後、劇場で出会った元の店のスタッフHKと近所のホルモン料理屋へ。彼女も3月11日から下北沢シアター711で『奇妙な果実』(作演出・はせきょー)という芝居をやる。これには以前私の芝居(ロバくんとポニーちゃん)に出て貰ったNECOさんや一時スタッフとして働いてくれた横山莉枝子さんも出演しているし、それより何よりはせきょーが自分の作家生活最高の傑作というばかりか今世紀日本演劇史上の大傑作だとモツを頬張りつつビールのジョッキをあけながら大法螺を吹くもんだから、もう今日の時点で見に行く運命になってしまった。興味のある方は「奇妙な果実製作委員会」08050240841まで。また劇団ギルド公演は2/1(日)まで『座・高円寺』で。予約問い合わせは劇団ギルド事務所042ー397ー2213まで、
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2015・1・28

2015-01-29 12:34:20 | 日記
今日の老老ランチは特製オムライス。何が特製かと云うと、中身をケチャップライスではなくて、トマト味のリゾットに代えただけなんだけど、卵の半熟加減も加ってオムライス全体がとろりと仕上がって美味しかった。夜の老老ディナーは昨日余ったゆで卵とマンションの隣のKさんにいただいたこんにゃくをメインにしたオデン。とはいえ、やっぱりおでんの主役は大根でしょう。味がしみ込んだ大根は最高。そしてオデンの味を作る上で大事なのは練り物なのだけど、基本的に練り物はNGなので、替わりに揚げにがんもどき、こんぷ、鰯のつみれ、先日母の誕生日に買って冷凍庫に放置していた蟹の足などの動員し、最後に丸ごとのじゃがいもをいれて一時間煮込む。頗る美味。夜、先日のパーティの忘れ物を取りに来てそのまま飲んで行ってくれた映画監督兼教育評論家のHさんにも食べて貰って好評。途中で電話がかかってきたAさんにそのことを云うと、近所にいたAさんはオデンに誘われて来店。勿論Aさんにも満足して貰ったみたいで、オデンが取り持つ幸福。それにしても寒い。ピチピチのジーパンじゃなく緩めのデニムにしたのが間違いだったのか、部屋に帰るのに歩きだしたら十五分もしない内に腰から下がスースーして思わずタクシーを拾ってしまった。そして部屋に着くと、いつもならお酒かお茶を飲みながら録画してあったテレビ番組を見るのに、今日に限っては暖房が効いて来るを待ちきれず、歯磨きするとベッドに潜り込んで「現代思想臨時増刊 網野善彦」読みつつ眠る。
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2015・1・27

2015-01-28 14:41:03 | 日記
日々買い物をカードでする癖がついてしまうと、マイルが一年間で五万、二年放っておくと十万はたまってしまい、そのマイル数だとポルトガルと日本を往復できる距離になるのだけど、
先日直前に中止にしたことあり、ここ当分はポルトガルにもいかないだろうと、全日空のANA券10万円分に取り替えることになった。でも、これって私的に問題がある。使える場所が飛行機以外はANA系のホテルとゴルフ場とチョコレート屋さんでしか使えないのだ。いや、それだけ使えれば上等と云うなかれ。店をやっていると飛行機にはなかなか乗る機会はないし、ゴルフはやらない。チョコレートも10万円は買わない。そして使いたくとも相手がいないので使えないのがANAインコーコンチのご宿泊。それで仕方なく宿泊ではなくレストランの利用で使ってしまえと母を鉄板焼きのディナーに誘って、母もすっかりその気になって5時から出かけるきになっていたのだけど、予約した後で母が妹のペットを日本にいない間は預かっていることに気づく。ペットホテルに頼むかどうかあれこれ考えている間に面倒くさくなって母とのANA券の使用は延期することになってしまった。最近母とのお出かけはリスボン旅行が中止になって以来ついてない。店は遅い時間に名古屋のCテレビの東京支局長のOさんが今日パーティで知り合ったお二人と来店。でも、三人が全員ビール一本だけ。これで一人五千円取る勇気はなく、三人の内一人は影で私には見えなかったことにして、二人分で一万円にする。それでも高いと思うけと、そう云う店と云うことでご容赦あれ。12時すきに帰宅。録画してあった「問題のあるレストラン・第二話」を見る。「デート」もそうだったが、このドラマもとても演劇的な匂いを持っている。今季のドラマ、案外充実しているように思えるのは私だけか?
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2015・1・26

2015-01-27 12:38:13 | 日記
週刊A芸能を中心に芸能ルポルタージュを精力的に書いているライターのIさんが今年初めて来てくれた。12月26日に来てくれて以来だからホボ一月ぶり。これまで律儀にホボ一週間に一度の割りで来てくれているIさんにしては随分間が空いたことになるが、その間彼毎週連載している四ページの芸能ルポの他に、相次いで亡くなった高倉健と菅原文太を特集したムック本を出版することになって、暮れも正月もなかったらしい。その本が漸く今日出来ました、と誇らしげにカウンターの上に置かれると、内容を見る前から昔文筆業の端くれだった私としてはご苦労さまでしたと頭を下げてしまう。とにかく凄い分量だ。とても端くれには太刀打ちできない。そんな忙しいIさんでもこの日記を読んでいてくれるらしく、先日取材先のバーで偶然川越スカラ座のオーナーに紹介されたもんだから、ついこの日記で私が川越スカラ座のことを誉めていたことを教えてオーナーに喜ばれたと云う。この日記も捨てたもんじゃない。そう云えば一昨日から川越スカラ座では「わらう分身」が上映されている筈。こうなったら何がなんでもみたい。今度の土曜日の夕方、その日は鰻抜きで川越スカラ座だけを目指してみるか?高倉健で思い出した訳ではないけど、帰宅してから映画プロデューサーのKさんに送っていただいた「むかし男ありけり~高倉健が作家壇一雄の足跡を訪ねる」(演出・木村栄文)と云うテレビドキュメンタリーを見る。これは壇一雄が放浪の末に辿り着いたポルトガルのサンタクルスという海辺の村でいかに彼が村民に愛されていたかを高倉健が実際にその村を歩き、村人と交流する内に感じていくと云うドキュメンタリーなのだが、壇一雄と高倉健の孤独さがオーバーラップされて一時間余りの時間を釘付けになってしまった。伝説のドキュメンタリー作家木村栄文さんとこのDVDをポルトガルと壇一雄好きの私に送ってくれたKプロデューサーに感謝。続けて録画してあった「デート」(脚本・古沢良太)を見る。この番組、あまり評判がよくないみたいだけど、私にはこの馬鹿馬鹿しさが最高のエンタテイメントに見える。おまけに例え場面がどんどん変わろうととても演劇的で刺激的に見えるのだけど、ストーリー展開を求める人には無理なんだろうか?
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2015・1・25

2015-01-26 14:40:38 | 日記
若い女性にディズニーランドならともかく東武東上線の急行に乗って30分以上はかかる川越に行こうよと言って一緒に行ってくれたら、それは絶対いい女だ。行ったことのない川越と云う街に胸をときめかす何かを感じる勘とセンスがあるからだ。おまけに少なくとも私のことが嫌いじゃない筈。そんな女ばかり私の廻りにいると幸せなんだけど、昨日から今日にかけて接触した若い女性は意味が分からなかった。と云うのは、数日前ある人の紹介で知り合った彼女に今度やる芝居のことで話したいことがあったので、昨日の夜に電話を欲しいとメールしたら、今夜は朝まで忙しいので明日電話すると返信があったもんだから、仕方なく朝から彼女の電話を待っていたのに昼になっても夕方になってもかかってこない。漸く連絡があったのは7時過ぎだ。と言っても電話じゃない。メールだ。それも今夜も仕事で電話できないので用事があるならメールで送ってくれないかと云う内容に思わすウーンと唸ってしまった。どちらかと云うとお金はやすいけど私の方が仕事を発注する側で、それに40歳近くは年上で、演劇とかマスコミの世界では私が圧倒的に先輩だ。そんな相手から電話を欲しいと言われたら何を置いても電話をかけて来るのが常識というか王道?だし、自分の利益にもなると思ってしまう私は時代遅れの遺物なのだろうか?そうじゃなかったら、私のことが嫌いなのだ。たった一回会っただけだけど、その時に猥褻エロエロ視線で自分のことを見ていたし、電話で声を聞くのも汚らわしい気持ち悪いと彼女が思ってしまったのだとしか考えられない。メールの最後に彼女は「明日の夕方だったら電話できます」と書いてきたので「もう電話の必要はありません」と返信してこの不愉快な一件を終わる。それにしても鬱な気分。老老ディナー(ブリのしゃぶしゃぶ、マッシュポテトのカレー風味、漬物)を終わった後、今日は日曜だし早々に店じまい。恵比寿からそのまま五反田へ帰ろうとしたけど、ふとその彼女と同じ年頃の女優、安藤さくらが主演している「百円の恋」がレイトショーでやっているのを思い出してテアトロ新宿へ向かう。安藤さくらはこの映画と実姉の安藤桃子が監督した「0,5ミリ」でキネマ旬報最優秀女優賞を受賞したらしい。まだ20代?なのにもう二度目の最優秀女優賞だ。普段接していても感性溢れる、廻りに対する気遣いに満ちた女性だけと、映画の中の安藤さくらは女優として怪物的に凄い。ぶくぶくに太っただらしない女からボクシングをするスリムで精悍?な女性への変身なんて、今までに誰もやったことがないだろうし、それだけでも女優賞ものなのに、知り合いのトレーナーに聞くと、この映画への出演が決まってからは数カ月に渡って毎日トレーニングを欠かさなかったとか。私はこの安藤さくらと云う女優と乃木坂時代一瞬だけでも親しく接することが出来たことを誇りに思った。
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2015・1・24

2015-01-25 15:19:06 | 日記
今日は夕べやり残したパーティの後片付けから始まった。こっちから頼んだ訳ではないのに母が来て手伝ってくれる。92才の母にそんな床掃除なんかさせて親不孝者と詰る勿れ。母は結構楽しんでやってくれている。後片付けしながら、そしてその後、老老ランチ(昨日のパーティの残りのジャンボマイタケのバターソティ、丸又蒲鉾の大根おろし和え、湯豆腐風味噌汁)しながら、12月一月の売上=昨日一日の売上 と云う嬉しい様な哀しいような等式について喋ったら、母は「飲食店って大変なのねぇ」と他人事の様に応える。「せめてあんたが食べていけるだけの売上があればいいのにねぇ」と息子のことを心配しつつも、やっぱり他人事の様に「このさつま揚げ、美味しいわねぇ」と関心は食べ物の方に移ってしまう。お母さん、お母さん、一年半前に祖母の名前をつけた店を一緒にやろうと始めた店なんですけど……お母さん、お母さん、その店がとんでもないことになっていると言っているんですけど……内心の声だったから、母はえ?とも応えてくれない。昼ど夜の営業の間に、デザイナーのSさんに芝居のDMの原稿を送る。キャッチコピーは「証城寺の狸囃子なんか知らないよ。ポンポコポンのポン。デンティスト薫はリスボンをめざす」と云うのだけど、どうだろ?そして夜は広尾時代からだからもう十五年以上のつきあいになるCちゃん(年齢不明)が友人の建築家Kさんとその元秘書だったSさん、某有名都立高校校長のXさんと来てくれる。肩書、男女を越え、私を交えてのお喋り大会が11時近くまで。帰宅後、今日買い求めた「現代思想2月増刊号 網野義彦」を読みつつベッドに横になる。死後十年以上も経って、こうして特集が組まれる希代の歴史家、網野義彦さんは私の高校時代日本史を習った先生だった。改めて凄い方に日本史を教えていただいたのだど思い知る。
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2015・1・23

2015-01-24 15:03:58 | 日記
とんでもないことがおきてしまった。12月は飲食店にとって稼ぎ時であるにも関わらず、更には昼からの営業を毎日真面目にやったにも関わらず、売上は月二十万強しか上がらなかった。去年の3月にオープンして以来最低の売上だし、営業日30日とするとたった一日7千円だ。それなのに1月23日の今日、その一日の売上は19万2千円。去年12月一月の売上と殆ど変わりないと云うことになる。どうしてこんな数字になったかと云うと、法律事務所勤務のNさんや高校の後輩で広告会社に勤めるSさんが来てくれたり、ランチの売上もあったけど、その殆どを映画監督兼教育評論家のHさんが主宰する『MOVE』と云う福島復興支援事業団体の新年会がウチの店で開かれて、37人ものメンバーが参加してくれたからだ。その意味からもHさんにはいくら感謝しても感謝しきれないないし、参加者の皆さんも楽しそうに飲んで行ってくれたみたいだから店のマスターとしては嬉しくてたまらないのだけど、12月一月の売上=今日一日の売上と云う等式に、この店の絶望的現実と希望的観測が入れ乱れて、みんなが帰った2時半過ぎ、汚れきった店内で一人酔い痴れてしまう。そういえば、あんた/乃木坂時代は一月の売上が400万なんて時もあったんだよ/そんな時はシャンパンがポンポンと開いて一日の売上が20万なんてこともザラにあったしさ/そうなんだよ、あんた/そんな思い出に浸る夜は酔っぱらって歯も磨かずに寝てしまうのさ……今日はインチキな自作自演の演歌まがいがよく似合う。
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2015・1・22

2015-01-23 13:42:37 | 日記
映画監督兼教育評論家のHさんが隣にいる元社長秘書のYさんをからかう。その隙にマスターの私はYさんが連れてきた某有名レストラン勤務のMさんに色目を使う。するとYさんから今日飼育的指導が入る。そんな光景に思わず「まるでCみたいじゃないか」と乃木坂で一昨年までやっていた店を思い出していたら、Yさんが「これでUさんがいたら完璧Cだわ」と云う。Uさんとは大阪に転勤してしまうまで三年連続来店数一位を続けた夕刊FのUさんのことだ。「Uが大阪へ行った後は俺がトップになって……」「その後は私が二年トっプを続けて……」最後の年は誰がトップだったか分からない。多分法律事務所勤務のNさんだったかも、なんて今はもうなくなってしまった乃木坂Cを懐かしがるCの常連者二人と、マスターの私。でも、あのスペースでCと同じようにバーのあるイベントスペースをやろうと計画している女性がいるのだ。彼女はまだCが営業中から続けてやる意欲を見せていたのだけど、色々事情があってこれまでにも計画が三度頓挫している。だから今回もまだ信用してないのだけど、彼女の執念はちょっと凄いものがあるし、実現したらいいなと純粋に思う。Hさんが帰った後、私はマスターからママに変身して女三人のコイバナ大会。女三人のお喋りは文字通り姦しいけど、その内容たるやいい年してそれぞれに思春期のような悩みを抱えていたのて笑ってしまう。そして何だかつくづく「C」だなぁと思ってしまった夜。
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2015・1・21

2015-01-22 09:01:15 | 日記
昨日の残りの鰈の煮つけに漬物、それに納豆で11時半過ぎに食事しかけた時に、早くもお客さん。奥で味噌汁を温めている間に座ってしまわれたので、まだやってないとは云えなくなり、それからも二人、三人とお客さんが続いてしまって、食事するタイミングを失ってしまった。と云うのも、今日は6時からすき焼きを食べる集いがあるので、中途半端な時間に食事したら損してしまうからだ。幼馴染みには幼馴染みのつきあい方がある。学生時代や仕事でに知り合った友人とはそれなりのつきあい方がある。とばいえ、基本会って話すことと云ったら過去の思い出話しかない。処が、私たち、70ウン才の男優と67歳の脚本家と60歳の女優ともうすぐ55歳になる製作担当の四人は、去年四人で一緒に取り組んで上演した「デンティスト」の話題はするけど、メインは四月に上演する「CLOSED」のこと、そして秋に上演する予定の「浜田晃ポルトガル物語ファイナル」のこと、更には来年の芝居のことなどなど、明日を中心にお喋りする。自分のその一人だけど、いい年なのに明日ばかり向いているなんて、客観的に見ると凄い。今日はそんな四人の新年会。母も加えた五人ですき焼きの鍋を囲み、5時間近くもお喋りを続けてしまった。願わくば、幾つになろうと明日しか見てない関係でいたいものだ。
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