五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2020・6・29

2020-06-30 05:13:19 | 日記
今日は久しぶりに朝から晴れたので、老老ブレックファースト(鯵の干物、ミニトマトとオクラと納豆のサラダ、かぶの漬け物、アオトと九条ネギの味噌汁)の後、メイドのMさんが部屋の掃除をしている間、母を車椅子で散歩に連れ出す。北里通りを病院沿いに明治通りに出て、母が昔住んでいた仏大使館前の通りを広尾交差点に出てから広尾商店街を行くコース。途中、マツモトキヨシ、郵便局、百円ショップなどに寄ってからいつもの安売りお菓子屋へ。ちょっと前は店の中を長い時間うろうろしながら欲しいお菓子を買い求めていた母だったが、最近は車椅子から立ち上がる元気はなく、俺が代わりに母の好きそうなお菓子を買い求めることになる。こうして母はだんだん歩けなくなるのか?後でソーシャルワーカーのSさんに聞いたら、コロナ禍で表に出られず家の中に閉じ籠もり放しだったため、歩けなくなっている高齢者たちが多くなっているとか?人間、歩くことと食べることが大事。俺も気をつけようと思う。だからと云って一時間半も車椅子を押して歩くのはかなりの重労働。おまけに汗だくになってしまったので、帰るや否やシャワーを浴びてからベッドにひっくり返り、仮眠1時間。でも、午後は台本の改訂に集中できる。まだ冒頭10分ほどを書き直した程度だけど、この方向の直しに自信を持つ。その後の展開を考えつつ、四階で牛の筋肉とタマネギ、オクラ、山芋、人参、ナス、じゃがいも、ひよこ豆、しめじなどが入ったカレーを作る。タマネギをじっくりと炒めつつ台本の展開を考えるのは至福の時間だ。老老ディナーは勿論このカレー。途中母が最近では珍しく「おいしい」と云う声を発したのだけど、「おいしい」のは母の好物のらっきょうだったみたいだ。★テアトロジャージャンが再開します!再開第一弾は三月に公演予定で延期していた「雀色時に炎立ち」(作演出・桃井章、出演・服部妙子、桑原なお)。日程は8月17日(月)~8月23日(日)まで。開演は毎日14時。それと18日、20日、22日のみ19時半開演のソワレ公演もあります。料金は3500円。但し濃厚接触を避ける為、通常定員40名の処を20名に致しますのでご予約はお早めに。ご予約お問い合わせは090ー9964ー2231(予約専用)まで。★なお、午後飲みジャージャンは公演終了まで閉店いたします。夜飲みジャージャン(7時~11時)は月~金の営業です。

2020・6・28

2020-06-29 05:27:53 | 日記
2時に起きて6時まで芝居の台本の改訂作業。難渋。行き詰まる。老老ブレックファーストはハムエッグとシーフードサラダ、ミニトマトとかいわれと納豆のサラダ、きゅうりの漬け物、ナスの味噌汁。母は欧米人の様に背筋を延ばして食べ物を口に運ぶ。でも、料理と口が離れすぎた。必然的に料理が箸から床にこぼれ落ちる。これは何度注意しても直らない。だからもう注意しない。床に落ちた食べ滓は後で掃除すればいい。食後30分ほど仮眠してから、芝居の稽古に入ったらもう絶対出来ない気がする「持続化給付金」の申請手続を始める。政府の自粛要請で三月の末から五月まで芝居の公演を中止し、お店の営業もストップした。そのことで蒙った営業損失ときたら幾らになるか?と怒ってみるほどには収入のない会社だけど、政府がくれると云うんだから貰っておくに越したことはない。でも、ここで問題になるのがパソコン操作だ。俺が今までやってきたパソコン作業では経験したことのないような書類のスキャンなんてことに挑戦しなくてはならない。求められている五種類の書類をコピーから始める。だが、しばらくして行き詰まる。何が何だか分からなくなる。スキャンだってそうだけど、自分の会社の名前「有限会社シアターアンドカンパニー」とキィを打つと「エラー」の表示が出るのには参った。何度やっても自分の会社の名前が表示できない。勿論「半角カタカナ」という指定があったらちゃんとその通りにやっているのにダメ。そんなことに何時間も掛かってしまう。半分諦める。気分転換に目黒まで約三千歩の散歩兼買物。途中このまま諦めたら二百万円(満額貰えたら)損するのだと思って、パソコンに詳しいAさんに連絡して助けを求める。でも、Aさんも悪戦苦闘。漸く「シアター」や「カンパニー」の「ー」を「ー」ではなく「-」にしなくてはいけないことを発見。こんな面倒くさいことをしなくてはいけないなんて、俺みたいに途中で給付金の申請を辞退したくなる人間が多いのではないか?母には今日も鰊の煮つけを主菜にしたお弁当、俺はAさんと申請終了後自家製ハンバーグとポテトサラダを肴に祝杯。★テアトロジャージャンが再開します!再開第一弾は三月に公演予定で延期していた「雀色時に炎立ち」(作演出・桃井章、出演・服部妙子、桑原なお)。日程は8月17日(月)~8月23日(日)まで。開演は毎日14時。それと18日、20日、22日のみ19時半開演のソワレ公演もあります。料金は3500円。但し濃厚接触を避ける為、通常定員40名の処を20名に致しますのでご予約はお早めに。ご予約お問い合わせは090ー9964ー2231(予約専用)まで。★なお、午後飲みジャージャンは公演終了まで閉店いたします。夜飲みジャージャン(7時~11時)は月~金の営業です。

2020・6・27

2020-06-28 05:02:16 | 日記
老老ブレックファーストはダメになりかけたミニトマトを使ってトマトスープを作る。タマネギの甘みとトマトの酸味がちょうどよく混ざりあって美味。他にハムとレタスとひよこ豆のサラダとカマンベールチーズ。トーストに母はハチミツ、俺は唐がらしオリーブオイルをつけて食べる。食後、公演台本を直す。最初から書き直していると全く別の台本を作りそうになって怖くなり、途中でストップ。原点に戻らないと間に合わなくなる。13時半に編集者のYさんが来る。数日前に送った原稿について話した後、今後の展開について意見を貰う。彼女の意見は的確で助かる。夕方になってアルコールになった時、先日買った豚の尻尾(とんぴ)を炒めて出したらYさんには好評。ビーニョヴェルデを二人で一本、その後マッカランソーダ割りを二杯ずつで6時過ぎに解散。途中母には有り合わせの食材でお弁当を届けておいたので、俺は独りちりめんじゃこ炒飯を作ってすます。その後、昨日録画しておいた「MIU404」(脚本・野木亜紀子)を見る。酔っている上に寝不足なのにそのスピードとバカバカしさに最後まで見てしまった。さすが野木亜紀子脚本。でも、ドラマの中でも「あぶない刑事」と云う台詞が出てきたけど、このドラマ、「あぶない刑事」へのオマージュなのか?ちょっとタッチが「あぶデカ」に似ている。★テアトロジャージャンが再開します!再開第一弾は三月に公演予定で延期していた「雀色時に炎立ち」(作演出・桃井章)、日程は8月17日(月)~8月23日(日)まで。開演は毎日14時。それと18日、20日、22日のみ19時半開演のソワレ公演もあります。但し濃厚接触を避ける為、通常定員40名の処を20名に致しますのでご予約はお早めに。ご予約お問い合わせは090ー9964ー2231(予約専用)まで。★なお、午後飲みジャージャンは公演終了まで閉店いたします。夜飲みジャージャン(7時~11時)は月~金の営業です。

2020・6・26

2020-06-26 18:36:12 | 日記
2週間程前から洗濯機のすすぎ機能を使うと水が床に漏れるようになり、それがだんだんとひどくなったもんだからメーカーのお客様センターに連絡して修理する人に来て貰う。検査した結果、排水口に紙や糸くずなどが詰まっていたとのこと。洗う時にポケットの中をチェックしなかったことが原因らしいので、母には厳重注意。でも、またやるんだろうな。俺が注意しても母は「え?よく聞こえない」と逃げてしまう。これも命に関わることじゃないからしつこくいうのはやめよう。でも、食事が終わった時などに必ず手に鍵や携帯をもって立ちあがるのは命に関わることだから口うるさく注意。丸で小姑。自分がいやになる。午後は改訂台本の執筆。何とか一部改訂で治めよう。5時から老老ディナー。すき焼き用の牛肉が余っていたので勿体ないけど牛丼風にして食べる。因みに老老ブレックファーストは厚揚げ、自家製玉子焼き、かぶの漬け物、なめこの味噌汁。今日もまたSN君とバトンタッチしてベッドイン。★テアトロジャージャンが再開します!再開第一弾は三月に公演予定で延期していた「雀色時に炎立ち」(作演出・桃井章)、日程は8月17日(月)~8月23日(日)まで。開演は毎日14時と18日、20日、22日のみ19時半開演のソワレ公演もあります。但し濃厚接触を避ける為、通常定員40名の処を20名に致しますのでご予約はお早めに。ご予約お問い合わせは090ー9964ー2231(予約専用)まで。★なお、午後飲みジャージャンは公演終了まで閉店いたします。夜飲みジャージャン(7時~11時)は月~金の営業です。

2020・6・25

2020-06-26 08:37:15 | 日記
母はどうしてそんなに急いで食事をするのだろう?とんでもなくお腹が空いている訳ではない。食事の直前におやつを食べたのか口の周りに食べ滓をつけている。風呂を出るのが7時10分頃、8時には食事の用意が出来ているからねと云って別れるのだが、それまで待てないのか何か食べてしまう。それに時間をかけてしまうのか8時には来れないでいつも8時半近くになってしまう。だったら早く来てくれればいいのにと思いつつ味噌汁を温め直したりする。そして椅子に座ると絶え間なく箸と口を動かし続けるもんだから、口の中を食べ物を飲み込む時に、ぺちゃぺちゃと音を立てる。食べ物は逃げないからもっとゆっくり食べなよと注意する。その時はゆっくりする。でもすぐに忙しくなり、ペチャペチャ音をたてる。もう毎日注意するのに疲れた。別に命に関わることではないのだからぺちゃぺちゃ音を立てさせておくことにした今日の老老ブレックファーストは、薄塩の焼き鮭WITHかいわれ、カマンベールとミニトマトと納豆のサラダ、かぶの漬け物、なめこの味噌汁。食後、雨が上がったので今日は10時半に何ヵ月ぶりかで美容院に行く予定だったのだが、「また雨がふりそうね」の一言で行くのをやめると云う。美容師のMさんには母の為にいつもは12時出勤なのに早起きして10時に来てくれることになっていたのに、そんなに簡単にキャンセルする訳?冗談じゃないよ。もうMさんに頼めないからまたしばらくは美容室はなしだ。そして母が部屋にいる為にメイドのMさんの掃除の予定が狂ったのでブロークン英語で指示のし直し。疲れる。1時に「雀色時に炎立ち」のプロデューサーのChさんと食事しながらスケジュールや予算の問題など話し合う。今から50日後、八月お盆の明けた頃。これを逃したら新コロナ禍の第二弾もあるだろうし、来年夏までは出来なくなるだろうと云うことで意見の一致。それ以後、色々芝居の予定はあるけど、この芝居が終わってみないとやれるかやれないか分からない。これからは三カ月後の公演しか企画できない。老老ディナーは生姜焼きWITHもやしとしいたけの炒めもの、もずくの酢の物、きゅうりの漬け物、水菜の味噌汁。7時過ぎベッドインするが、今日は何故か9時過ぎ、11時過ぎ、1時過ぎと二時間おきに起きてしまう。と云うことで2時には起きられる筈なんだけど、1時間オーバーの3時起きで。★午後飲みジャージャン(1時~5時)は土日祭日をふくめ年中無休(のつもり)です。夜飲みジャージャン(7時~11時)は6月8日(月)から月~金の営業です。

2020・6・24

2020-06-25 05:00:11 | 日記
1時前に起きてしまう。ちょっと早すぎたが、今日はお昼に延期した公演「雀色時に炎立ち」に主演する服部妙子さんと会うことになっているので、自粛期間中に書いた原作小説(約250枚)の内、台本には書かれてない主人公に関する部分を抜き出して、約100枚近くプリントする時間に充てることにする。台本に書くと説明になってしまうので省いたけど、主人公の行動や性格を理解する上で参考になってくれるといい。8時に老老ブレックファースト。今日のメニューはイカとじゃがいもの煮物、ミニトマトとカマンベールチーズと納豆のサラダ、玉子焼き、ナスの漬け物、かぶの味噌汁。食後、以前書いた台本を検討し、直す方向を決めてから11時半に吉祥寺へ。駅前から井の頭公園を縦断か横断かして服部さん行き付けの湖畔?のカフェに行く。井の頭公園は平日のお昼と云うこともあってあまり混雑してなかったので、ゆったりと話すことが出来たが、折角女優さんと公園を散策できたと云うのに、話す内容は芝居の日程や公演する方法などなど。尤もそのことを話す為に吉祥寺まで出向いたのだから文句を云う筋合いではない。それに台本を書き直した上で八月末には公演を実現しようということになったのだから作演出家としては大いに喜びたい。渋谷の東急地下で買物して2時過ぎに帰宅。寝不足だったので30分ほどの仮眠。老老ディナーはシーフードとカマンベールチーズを具にした自家製の餃子、それに東急地下で買ったしゅうまい、きゅうりの漬け物、それに豚足(正確にいうと豚の尻尾)を煮込んで作ったもやしのスープ。このスープ、初めてで期待していたけど豚の尻尾の煮込みが足らなかったのかイマイチの味だった。7時過ぎSN君とバトンタッチして就寝。★午後飲みジャージャン(1時~5時)は土日祭日をふくめ年中無休(のつもり)です。夜飲みジャージャン(7時~11時)は6月8日(月)から月~金の営業です。

2020・6・23

2020-06-24 05:10:59 | 日記
父の日に息子のAから貰った鉢植えの名前を母が聞いてきたのだけど、忘れちゃったのでもう一度Aにメールして「サンセベリア」と云う名前だと教えて貰う。覚えにくいので、鉢植えの前に立って「サンセペリア、サンセペリア……」と何度も復唱して覚える母と息子。老老ブレックファーストは、ロースハムの端切れとスクランブルエッグとレタス、ミニトマトともずくと納豆のサラダ、海苔、かぶの漬け物、ナスの味噌汁。午後散歩しながら朝起きて書いた所とこれから書く所を反芻したりする。こうして歩いていると文章や台詞がどんどん出て来る(気になる)のは不思議だ。帰宅後、反芻した文章をパソコンに打ち込んでいく。その度にプリントアウトする。用紙とインクの無駄だけど、こうしてチェックしないとチェックした気にならないので一昨日までは小説が少しも進まず困り果てた。でも、もう大丈夫だ。「雀色時に炎立ち」の上演日がきまり、稽古が始まるまでには「戦前篇」(前編)を完成させることが出来ると思う。頑張ろう。今日は一番下の弟がきている日で、老老ディナーはお休みだと気付くと、無性に誰かと食事を一緒にしたい思いに駆られるが、5時過ぎにそんなこと気付いても誰かを誘う訳には行かず、独りでおにぎりとゆで卵を作って食べただけ。誰かと一緒じゃないと食べる気も作る気もしない。困った72歳。母が死んだらどうするんだ?★午後飲みジャージャン(1時~5時)は土日祭日をふくめ年中無休(のつもり)です。夜飲みジャージャン(7時~11時)は6月8日(月)から月~金の営業です。

2020・6・22

2020-06-23 10:11:17 | 日記
2時半に起床。まず最初にやったことは二週間前からプリントできなかった今まで書いた原稿がちゃんとプリントできるか確かめること。そしてプリントの排出口から印刷された原稿が出てきた時の喜びよ。刷り上がった原稿に今まで出来なかった朱をいれていく。原稿用紙が真っ赤っかになるのがこんなに嬉しいこととは思わなかった。たったこんなことだけど、一日がパッと明るくなった。でも、外は朝から雨模様。今日はメイドのMさんが来る日だけど、この雨じゃ母を表に連れ出すことはできないので、老老ブレックファースト(自家製ハムサンドとチーズサンド、ミネストローネ、バナナ)の後、俺が一昨日の芝居の後片付けをしている傍らでじっくり新聞を読んでて貰うことにする。蛇足だけど、今日はパンの耳を最初から切り落としてサンドイッチを作ったので、その耳をオリーブオイルで炒め、ナツメグと塩コショウで味付けしてサンドイッチの傍に置いたら、母はそれにハチミツをつけて食べてご満悦だった。10時半に部屋の掃除が終わったので母に戻って貰ってから、俺は5階にあがってこの日記とAさんからいただいた葉書の返事を書き、12時に広尾商店街にある美容室Pに髪を切って貰いにいく。Pの美容師Mさんによると予約は自粛以前に比べて圧倒的に減ったそうで、三カ月後に予約を入れようとしたら売り上げUPの為二カ月後に、更に二月以降コロナ禍で行ってない母の予約を朝早くでもいいからと言われていれることになってしまった。うーん、商売人……冗談です。本当は母のことを思って他人と接しないようにしてくれたのだと分かっている。帰ってから録画しておいた「スイッチ」(脚本・坂元裕二)を見る。テレビの二時間ドラマを見るなんて久しぶりだ。何だかひどく遠くの世界のような気がする。老老ディナーは解凍して皮むきしたイカを細く切ってカイワレとミョウガと九条ネギを生姜醤油で合わせたお刺身サラダ、それに鯵の叩きを添えたお刺身定食。茹でたアスパラとかぶの漬け物と豆腐の味噌汁を添える。その途中から眠たくなる。SN君が来るのと入れ違いにベッドに倒れて熟睡タイムに。例え一日だけの公演でも疲れたことは疲れた。★午後飲みジャージャン(1時~5時)は土日祭日をふくめ年中無休(のつもり)です。夜飲みジャージャン(7時~11時)は6月8日(月)から月~金の営業です。

2020・6・21

2020-06-22 10:50:20 | 日記
芝居の公演から一夜明けた今日が父の日だと云うことを、早朝6時すぎ花市場の仕事の帰りに息子Aがプレゼントに鉢植えを届けてくれたことで知る。息子Aはその後も俺がプリンター問題で困っていることをこの日記で知っていて、だったら今から買いにいってやるよと雨の中営業している筈の白金ドンキから六本木ドンキと廻ってくれる。結果的に値段の高いプリンターしかなかったとのことで断念せざるをえなかったが、その気持ちだけで嬉しくなった来る。そしてお昼には二回目の結婚の時に生まれた息子のHから高級海苔とお茶のセットを送ってくる。この海苔は以前貰った時にとんでもなく美味しかったと催促がましいお礼を云ったものだ。覚えていてくれたことが本当に嬉しい。それにつけても俺は父親らしいことは何もしてないのにこうして別々の結婚の時に生まれた二人の息子から父の日のプレゼントを貰うことが出来るなんて何て幸せ者なのだろう。これからどれだけ父親として生きていけるか分からないけど、少しでも父親らしいことをやってあげたいと思うのだけど、生きている内は無理。死んだ時には俺名義のマンションを相続して息子としての権利を勝ち取ってくれ。午後、今度は昨日一人芝居をやった桑原なおさんが後片付けに来る。彼女にも感謝だ。このコロナ禍の中例え十人しか観客がいない芝居でも(そして殆どノーギャラで)やってしまうと云うことがどれだけ大事なことか?彼女がやりたいと云ってくれたことで俺もこの一カ月余り芝居人として日々を過ごすことが出来た。更に感謝することは、息子に続いて彼女も俺のプリンター問題を心配してくれて買いにいくのにつきあってくれると云う。芝居を企画してくれたせめてものご恩返し?だと渋谷のビックカメラまで出かけてプリンターを選び、部屋に戻ってセッティングまでしてくれた。機械オンチの俺は買うことまでは出来ても印刷できるまでにセットできたかどうか疑問だ。とにかく彼女のお蔭でプリンターは動き出し、念願の小説の原稿が新しいプリンターが排出していくのを俺は惚れ惚れと見つめていた。★午後飲みジャージャン(1時~5時)は土日祭日をふくめ年中無休(のつもり)です。夜飲みジャージャン(7時~11時)は6月8日(月)から月~金の営業です。

2020・6・20

2020-06-21 11:36:55 | 日記
今日は午後の三時からジャージャン10公演「かっこうワルツ」のたった一度きりの上演があり、次はいつ食べることができるか分からないので、老老ブレックファースト(十種類の野菜入りの豚汁、ミニトマトとアボカドと納豆のサラダ、鯵の干物、ナスの漬け物)をいつもより御飯多めでしっかり食べる。食後、暗幕の設営や照明の手直し、会場の椅子の配置と掃除、小道具の用意、入場者へのアルコール消毒とマスクの準備、入場料及びワンドリンク代のお釣りの用意など、いつもの公演の時にはChさんや制作スタッフがやってくれていることを「ひとりスタッフ」の俺がバタバタ動き回ってやる。12時からのゲネをパソコンの接続コードを持って修理点検にきてくれたS子ちゃんと、母に見てもらって初めて人前でやってみる。昨日の最終リハでは70分あった上演時間がゲネでは何処か抜けた訳ではないのに10分近く少なくなっている。俺は音響と照明操作の為厨房の中にいた為演技を見ることは出来なかったが、声だけ聞いていても急いでいることが分かる。きっと台詞をどんどん喋ってしまおうとする脅迫概念に陥っているのだろう。ゲネ終了後、ショートパスタを食べながらもっと間をとる様に、ストーリーを進める為に台詞を急ぐなと注意する。そして3時ひとりキャンセルがあったが、パソコン修理を終えたS子ちゃんもゲネに続いてみることになって観客10人でジャージャン10の幕をあける。たかが10人、されど10人だ。きっと観客の一人一人の顔がはっきり見えたに違いない。出演者の桑原なおさんはゲネの時にあれだけ注意しておいたのにやっぱり急いで焦る。ひとり芝居の怖さって演じる人にしか分からない。それでも終演後、わがテアトロジャージャンの顧問格俳優のHさん、次回作「雀色時に炎立ち」に出演して貰う女優のHさん、なおさんと演劇学校同期で俺と彼女を結びつけてくれた女優のMさん、昔からの脚本家仲間のOさんとHさん、元編集者で現在女優修行中のSさん、それからウチの芝居を殆ど全部見てくれている氏名不詳の観客で自称Sさんと宴になって、殆どのお客さんがなおさんに賛辞を送るもんだから演出担当者としてはダメだしをしにくかったが、今回はとにかく彼女が本番直前に怪我して入院したにもかかわらず、一時間のひとり芝居をやり遂げたことが大切。それは大いに称賛に値する。作家兼演出担当者としては俺の手を離れて彼女がこの作品を一生演じ続けてくれることを願うのみだ。4時すぎから始まった宴は11時すぎまで続いて、さすがに俺も酔っぱらって、後片づけを適当に終えると秒速ダウン。そんな時間まで起きていたのは久しぶりだ。因みにプリンターはS子ちゃんの能力でも修復不能。彼女の見立てだと十年も使っているプリンターだし、使用期限を超過しているのではないかと云うこと。買い換えるしかないみたいだ。★午後飲みジャージャン(1時~5時)は土日祭日をふくめ年中無休(のつもり)です。夜飲みジャージャン(7時~11時)は6月8日(月)から月~金の営業です。