五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・11・6

2019-11-07 11:47:33 | 日記
この間一人で近所の焼鳥屋に行った時のこと。私が座ったカウンターの隣にキャップを後ろに被った女性がいた。キャップを後ろに被ったまま焼き鳥を食べちゃいけないという法律はないけど、私の「倫理観」からするとアウト。そのことだけでもならまだしも店主が一本ずつ焼いて出してくれる焼き鳥を串から鶏肉を外してしまう。そうして焼き鳥を食べちゃいけないと云う法律もないけど、私の「焼鳥道」からするとアウト。更にその女性は左腕をダランと延ばし、上体を左下に大きく傾けて、まるで左腕がない人の様に焼鳥を食べる。これもまた何がいけないのかと言われると困るのだけど、私の「行儀作法」からするとアウト。スリーアウト、バッターアウト!だと告げたかったが、彼女は連れと私には分からない外国語で話しているので、三振コールはやめることにした。この店、立地も味もよく気に入っているのだが、時折小さな子供連れがいたり、人のことはいえないが客層が悪い。いつも買い物に行くスーパーの前にあって、中の灯に誘われるのだが、こんな客がいると段々と誘われる気持ちが薄れてくる。ワイドショーで京都祇園の外国人によるパパラッチ騒動を見ている内に、そんなことを思ってしまった。今日の老老ブレックファーストはハムサンドとチーズトマトサンドに、夕べ食べたのかき鍋の残り汁をベースにした白菜キノコスープ。老老ディナーは私の分は挽き肉150グラムの自家製ビッグハンバーグにきゅうりを一杯入れたポテトサラダ、それにワサビ菜を添えて、ビール。お客さんはT電力のNさんが同僚のWさんと、元同僚で現在は某有名外国証券会社勤務のキャリア女性のHさん。そういえば半月前に同じ証券会社に勤める女性Aさんがきてくれたことがあったが、二人とも同じ年代だし同じような肩書を持っていたから、ひょっとすると知り合いかとも思ったが、犬猿の仲ということもあるし、そのことはだまっていることにした。今日は睡眠時間が三時間しかなかったので、当然の如くウタタネを繰り返していたが、その合間に昭和八年作成の東京都の地図を壁に張って、今度の芝居の舞台となる母の実家のあった当時の下北沢近辺をイメージしていた。昨日と一昨日、悪戦苦闘して本箱を組み立てた甲斐があった。今まであった本箱と新しい本箱に机を囲まれた狭い空間は、まるで母の胎内に戻ったみたいで落ち着く。
コメント
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