五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2023・9・29

2023-09-30 10:09:13 | 日記
今日最初の、そして最大のイベントは半年に渡って見続けてきた朝のテレビ小説「らんまん」(脚本・長田育恵)が最終回を迎えること。始まるまでに食事をしておこうと思ったけど、そんな精神的余裕はもてずにたった15分のドラマをテレビの前で正装して見ていた。終わってからもロスにならなかったのは来週から始まる新しいテレビ小説「ブギウギ」(脚本・足立紳)があったからだ。でも食事を用意して食べる気になれず(これはロスか)10時半に部屋を出て、今日二番目のイベント、広尾商店街の外れにある行きつけの美容院Pへ向かう。この店に来るのは去年から今年にかけて入退院を繰り返すようになってから初めてだ。といっても一年以上髪を切らなかった訳ではない。美容師のMさんに彼女の店が終わってからウチに来て貰って二度ほど髪を切って貰っていた。でも、一日中立ちっぱなしで疲れているのに、悪いと思ったし、それに歩くのは訓練になると思って今回は開店前に店へ行くことにしたのだ。でも、いつも広尾商店街まで歩くと臀部と内腿に疲れと鈍痛を感じているのに、それよりも長く歩いて、且つ緩やかだけど坂道を登って行き、更に三階まで階段を使わなくてはいけないと思うと躊躇ってしまっていた。そして案の定、昔だったら15分もあればPまで到達できたのに今日は30分をゆうに超えてしまっていた。でも辿り着けたことは辿り着けたのだ。やったぁと言う歓声がどこかで聞こえる。たかが美容院という勿れ。されど美容院だ。めでたい限りだ。Mさんと一対一で髪を切って貰いさっぱりした俺は、帰り先日入って美味しかったO餃子店に入ってランチビールで喉を潤す。もちろんO定食1200円で餃子とラーメンと炒飯を食べて空腹を癒す。そして今日三番目のイベントは…映画を見に行く予定だったのにイベント疲れで眠ってしまったもんだから中止。夕食も昼食べすぎたので中止。それなのに仮眠だけは、一杯眠ったのにすぐさま睡魔に襲われて10時過ぎにはもうベッドに倒れていた。
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2023・9・28

2023-09-29 09:37:04 | 日記
J子さんは店を出て行く時に「死ぬまでに後100回はあなたに会いたいわね」と言ってエレベーターに乗り込んだ。乃木坂時代の常連でこの日記では美人OLで通っているJ子さんは、乃木坂店がクロースするのと殆ど同じ頃に故郷にUターンして東京に出て来るのはコロナもあって久しぶりだ。そんな彼女が他にも大勢会いたい人がいる筈なのに俺に会いに来てくれたのは嬉しい限りだ。だからって何がある訳ではない。乃木坂時代人生の一時期を同じ地下倉の空気を吸っていた人間としてお互い「後100回」は会って、今日みたいに映画の話をしたり、ベランダでビールを飲みながら高層ビルの合間に見える月を愛でたりしていたいものだ。時系列に出来事を記すのが日記の常道なのにJ子さんの残した言葉に感動し、朝から俺に降りかかった出来事を記すのを忘れていたので以下に記す。まずトイレの問題。昨日は一時間置きにトイレに行っていたのに今日は1時に眠って7時に起きるまでトイレ衝動は皆無。これもまたどうしてだか分からない。朝食は鰺の干物WITHカイワレ、ニンニクみそ漬けと昆布の佃煮とひじきの小皿、納豆、オクラと茗荷の味噌汁。因に昼夜兼用の食事は麻婆豆腐ご飯。午後一番でリハビリ療養士のTさん。彼女の訪問は気持ちを穏やかにしてくれる。歩くのに苦労しているのは彼女のリハビリ療法をいつまでも続けたいという思惑があるからか?
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2023・9・27

2023-09-28 10:29:49 | 日記
また今日も食っちゃ寝食っちゃ寝の一日。朝御飯は用意するのが面倒でオニオンスライスを敷きつめたピザ風トースト、ソーセージとスクランブルエッグWITHサラダ、16種類の野菜ジュースを朝刊を読みつつ食べた後仮眠。昼は雲仙きのこ本舗の養々麺を食べながらARC TIMES。相変わらずジャニーズ問題の追求が続く。途中でさすがに疲れて再び仮眠。でもどうしてこんなに眠たいのか考えたら、夕べは12時に眠ったのに6時頃までに1時間半?おきに4度もトイレにたっていたことを思い出した。水分を沢山とらなくてもトイレでおきる回数は変わらないどころか多くなる。よく分からないたった一つになってしまった俺の腎臓。夕べから母とのペアウォッチを外したままになっていて、時間感覚が狂っているのか?それはそれで面白いかもしれない。4時に訪問看護婦のMさん来訪。夜中のトイレの回数を訴えるが「それは大変ですね」で終わってしまう。検温、血圧測定、心拍測定、薬を一週間分ケースにセットして彼女は帰っていく。夕御飯は麻婆豆腐を作り春巻きを揚げて食べるつもりが油を温めるのが面倒になり春巻きは断念。麻婆豆腐ご飯をビールで流し込みながら、NETFLIXで配信していた「地獄の花園」(脚本・バカリズム)を見る。あまりにも荒唐無稽で途中でやめるつもりが、最後まで見てしまったのはなぜだか分からない。かなり俺の頭の中がグチャグチャになっている。
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2023・9・26

2023-09-27 12:24:31 | 日記
先週の木曜日に新しく処方してもらった痒み止めは、以前から全身塗布様に使っていたヒルドイドソフト軟膏と痒みが強くなった時に使えといわれていたリンデロンV軟膏を混ぜた塗り薬なんだけど、別々に使っていた時より断然効き目がいい。あんなに苦しんでいたのに嘘のように痒みが消えてしまっている。だったら最初からこっちの薬を処方してくれていたらよかったのにと愚痴を言いたくなる。でも、腕時計をしている箇所はなかなか完治しない。このSWATCHは確か三千円か四千円しかしない筈だし、それに時間なら携帯でも見ることができるし、外してもいいのだけど、この時計は母と二人でハワイに行った時にペアで買ったものだし、外すのを躊躇っていたが、痒みには勝てないと思って今日から時間に縛られない人間になってみることにした。大袈裟なり。朝食のメニューは目刺しWITH大根おろし、納豆+オクラの千切り+もずく、五目ひじき、かぶの味噌汁。午後、近所まで来た歯科医のSさんが寄ってくれたので、二時間近くお喋り。週一で近所の歯科医院で働く予定があるとか。いつも妖しい魅力をふりまく彼女が勤務後俺に会いに来てくれたらどんなに嬉しいことかと、最近女性関係が寂しくなっている俺はあらぬことを妄想する。夕食はタイカレー。ただでさえ辛いのに、ご飯をニンニク唐がらし入りのバターライスにしたもんだから消火するのに苦労する。今日はただでさえ自堕落な日々を送っていると云うのに、更に自堕落度が増大し、何を志向する訳でも思い悩むこともなくただぼんやりと街の灯をみつめ12時過ぎまで過ごす。絶望的だ。
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2023・9・25

2023-09-26 11:40:42 | 日記
8時になって今週でラストになる「らんまん」(脚本・長田育江)を見て驚く。主人公夫妻は二分程のアバンタイトルに出ただけで、タイトルあけは初めての登場人物(宮崎あおい)が主人公夫妻がなくなった後の屋敷と植物園を訪れるシーンで始まったのだ。どうやら最終週(五回)は彼女が主人公夫妻が残した業績を調べて行くという展開みたいだ。うーん、こんな手があったのかと不意を打たれる。主人公はずっと自分が採集して分類した植物を後世の人間につたえていかなくてはとドラマの中で言っていた。その意味からして後世(昭和30年代)に生きる宮崎あおいを登場させることは理に適っているといえよう。でもこんな展開があったなんて想像もしなかった。次のドラマは趣里主演の笠置しずこさんをモデルにした「ブギウギ」(脚本・足立紳)だとか。予告編を見ただけで引きつけられる。これからしばらくはNHKだ。午後は去年から始まった尾形聡彦と望月衣塑子がキャスターを勤めるネットの報道番組「ARC TIMES」に嵌まる。民放各局(特にテレビ朝日)が及び腰なのに、ジャニーズ問題で果敢に攻めていくメディアがあることを知っただけでも価値はある。夕食はトンカツを揚げる。つけあわせはポテトフライ。因みに朝食は焼き明太子WITH大根おろし、納豆、スーパーで買った五目ひじき煮に大根の味噌汁。
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2023・9・24

2023-09-25 10:00:06 | 日記
今朝から食欲回復。夕べ買い物に行きそびれたので冷蔵庫の中に目ぼしいものはなかったが、炊きたてのご飯を醤油なしワサビだけの海苔で食べたくなる。その想像上の美味さに刺激されて、炒めたもやしの上に目玉焼きの帽子を乗っけ、紅生姜を周りに散らした一品、通販で買った蟹のホグシ身とグチャグチャ豆腐の酢の物、そしてこの数日懸案だった味噌汁はしっかり出汁をとって若布と茗荷を具にして美味しくいただく。昼は昼で、数日前に作り昨日もNさんに食べて貰って好評だった牛のすじ肉とじゃがいもの煮つけの残り汁を使ったお茶漬け。これが最高の美味。夕方は買い物に出る。昨日一昨日より足の具合は問題なし。夕食はすじ肉の残りを細かく切ってニンニクとニラを一杯詰めた餃子を作って食べる。これまた美味この上なし。但し吐く息の臭さもこの上なし。食後、「どうする家康」(脚本・古沢良太)を見る。登場人物が一人ずつ消えていく。今回は広瀬アリスがいなくなった。古沢さん、次は誰ですか?
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2023・9・23

2023-09-24 11:27:57 | 日記
最近、朝起きると夕べ何時ごろ眠ったのだろうとぼんやりした頭で思いめぐらす。殆どがあのテレビを見た後でとか、お酒に酔ってそのままベッドにダウンしたとか思い出すのだけど、昨日に限っては銀座の映画館を出た後どうやって部屋まで辿り着いたのか全く覚えていないのだ。どこか酒場に立ち寄ったのか?と云う自問には、NOと自答する。多分映画館を出たら大通りに出て日比谷線に乗った筈だ。だったらそのまま広尾駅で降りて歩いて帰ったのか?この自問にもNOと自答する。普段でも広尾駅から部屋までは歩くのに四苦八苦するのにましてや夕べは雨が降っていた。傘を差して足元がおぼつかないのにそんなことする筈がない。だったら手前の六本木駅か一つ先の恵比寿駅で降りて後はタクシーで帰ったのか?そんな問いかけにもNOと答えてしまう。だったら?とため息混じりに呟いた俺はここで自分を問い詰めるのをやめてしまい、テーブルの周りを片づけ始める。すると目に飛び込んできたごみ箱の中にあるアイスクリームのカップ?あれ?部屋を出るまではアイスクリームがなかったのに俺は夕べアイスクリームを食べたのか?ひょっとして?と俺はポケットを探ると近所のコンビニのレシートが出てくる。そこにある入店時間21時14分の文字。途端俺は思い出す。そうだ。広尾駅を降りた時に目黒行きのバスが来るのが見えて俺はたった二駅だけど恵比寿三丁目までバスに乗ったのだ。コンビニのレシートにはアイスクリームの他に肉まんやコロッケやケーキの文字をある。すると俺はこれらの食材で胃袋を満たして眠りについたのか?漸く安心して後かたづけを続けたけど、もしも思いださなかったらと想像するとこうした認知症的症状が怖くなってくる。でも、これからはどんどんこんなことが増えて来るに違いないと夕方食事を一緒にすることになった近所に住む女優のNさんに愚痴ったりするが、まだ40才になったばかりの彼女にはあまり深刻に受け取って貰えなかったのは当然のことか。
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2023・9・22

2023-09-23 10:57:14 | 日記
今日もまた朝御飯をちゃんと作って食べることができなかった(しなかった)数日前に作った牛すじとじゃがいもの煮込みの残りとご飯をお茶碗一杯。牛すじとじゃがいもの煮込みは夕飯ぽくて朝飯ぽくない。食欲がない。それは即ち体調不良ということ。本当なら昨日Tちゃんから教えて貰った映画を午前中に行くつもりだったけど、夕方に変更。いつもより長く仮眠時間をとって回復に勤める。4時に茅場町のT歯科クリニックへ出向く。帰りにウチの店のお客さんでもあったTさんのエッセイ集「行雲流水」を貰う。全くの同世代。T大を出て商社勤務を定年退職した後、こうして三冊目のエッセイ集を出すばかりか、ジャズ教室や麻雀大会で優雅な時間を過ごすTさんの生き方が羨ましい。6時から銀座シネスイッチで「バカ塗りの娘」(脚本監督・鶴岡彗子)を見る。伝統工芸津軽塗を巡る父娘の話。エンドロールでウチの元スタッフTちゃんの名前を確認して地下鉄で帰る。
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2023・9・21

2023-09-22 10:35:20 | 日記
味噌汁が飲みたくない。当然作りたくない。味噌汁が朝食の卓にないとオカズもいい加減になる。炊きたてのご飯に明太子。それだけで充分。日本茶は求める。朝食自慢だった俺にしてはとんでもない程貧しい食卓だ。9時過ぎ訪問医のS医師来訪。朝方の頻尿と全身の湿疹痒み、及びこの一カ月ですっかり歩きづらくなったことも訴える。総合的に体の内部に問題があるとの診断。来月の心臓血管外科の定期検診(三カ月に一度)でW医師に症状を説明しろとのアドバイス。痒みについては一段階強力な薬を処方される。1時半にリハビリ療養士のTさん来訪。今日は殆どお喋りで終わってしまった。仕掛けた俺がわるいと反省。今日はこのあとの食事もいい加減だ。鰺の干物を二尾焼いてそれだけで昼と夕の食事をすませてしまった。ご飯粒なしで干物だけ。お酒もなし。こんな食事今までしたことがない。一体どうしたことか?食後、プライムビデオで生田当真主演「渇水」(脚本監督・高橋正弥)を見る。水不足の夏、水道代を滞納する家々を回って集金に歩く主人公の物語。どこか物語だけでは治まらない映画。終わった頃、乃木坂時代のスタッフで、今は映画制作会社に勤めるTちゃんから電話があり、映画談義。明日は彼女に教えて貰った映画を見に行く予定。
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2023・9・20

2023-09-21 10:11:53 | 日記
9時半に部屋を出て、茅場町のT歯科クリニックに向かおうとしたが、やっぱり広尾駅まで行くのに難儀する。いつもは10分から15分で行けるのに30分もかかってしまった。モモ尻が痛い。茅場町の一駅手前の八丁堀で降りてタクシーを拾おうとしたが、15分以上待っても空車はこない。午前中だけど照りつける日差しにすっかり参る。部分入れ歯の型を取る。一年外したままにしておいたら歪んでしまったらしい。帰りは地下鉄。広尾の本屋に寄って「テロルの昭和史」(保坂正康)を買う。帯にあった「なぜ暴力は連鎖し、破局へ至ったのか」と云うコピーに惹かれる。信号渡ればすぐの広尾商店街には母の死後殆ど行ってない。生前母を散歩に連れ出した時に必ず立ち寄った花屋と菓子屋には寄りたいのだけど、今日まで躊躇っていたのは母との会話を思い出すからだ。でも今日は俺が甘いものを食べたくて仕方なくて菓子屋に寄ってしまった。花屋へは足が痛いので行くことが出来ない。その代わり?ウチの近くにある餃子専門の中華屋に入る。今まで薄汚い感じがして中に入るのを躊躇っていたのだけど、ここで注文したラーメンに餃子に炒飯のセット(1200円)は予想外に美味しくて驚く。昨日立ち寄った銀座の高級中華は頭を垂れるべし。帰宅後仮眠。16時に訪問看護婦のMさん来訪。シャインマスカットとチーズクラッカーで夕飯を済ませた後、ABEMAで「神は見返りを求める」(脚本監督・吉田恵輔)を見る。吉田監督の作品は今まで外れがなかったが、今回も満足点。
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