五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2019・11・19

2019-11-19 23:15:16 | 日記
午前中にホテルを出て、佐久の町を逍遥。ホテルで食事は取らなかったので、空腹を覚えてそば屋に入る。蕎麦と熱燗。もうこうなったら旅気分。午後の列車で甲斐大泉に戻る。昨日は山小屋の近所を見て廻れなかったけど、30数年ぶりに歩いてみると、すっかり観光地になっている。夕食は母と妹夫婦と一緒に桜鍋。何故か馬が苦手で、飲んでばかりいる。東京から持ってきた「戦中派不戦日記」(山田風太郎)を読みつつ眠る。

2019・11・18

2019-11-19 00:55:15 | 日記
夕べ八ヶ岳にいる母から薬を持ってくるのを忘れたと電話があって、一日や二日飲まなくたって大丈夫だよと説得したものの、薬がないと死んでしまうなんてパニックになっているので、だったら今日持っていくと約束して電話を切る。ホントは久しぶりに母から解放されたのだし、何処かへ誰かとお泊まり旅行なんかしてみたかったのだけど、そんな女性がいる訳でもないので、母の呪縛に戻ることにする。久しぶりにあずさに乗って駅弁もこれまた久しぶりに食べる。小淵沢で小梅線に乗り換えて甲斐大泉へ。迎えにきて貰った妹の旦那のUさんと妹の山小屋へ。、出来た当時は時々泊まりに行かせて貰ったが、最近は全くと言っていいほど行く機会はなく、今回は30数年ぶりだ。母の世話は妹夫婦に任せて、折角ここまで来たのだからと私は来年の公演の為の資料を集める為に佐久平まで出てみる。佐久は自分の本籍地のある町なのに、訪れたのは今回が初めて。父型の祖父はこの町出身らしいが、父はそれほど関係した町ではなかったようだ。でも、こうして自分の先祖が生まれ育った町を歩くことで、自分のルーツを探っていけたのは、母が薬を忘れてくれたことの副産物。そんな町をブラブラ歩いている内に粋な飲み屋を見つけて入る。蜂の子で日本酒を一杯だけ飲むつもりが、二杯三杯になって気がついた時には帰りの電車に乗り遅れてしまったことに気付く。もうこうなったら飲み屋のご主人に安い宿を紹介して貰って本籍地泊まりだ。、