なーんもさ

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砂川・円座劇場物語

2020年02月03日 | ひとりごと

砂川市「ゆう」で「砂川 円座 劇場」

『時空を超えて』が演じられました。

「円座」とは、

市民劇団心呂座・一石・中学校の演劇部・市民グループが一つの作品を

作り上げる砂川スタイルの演劇だそうです。

 

今回の演目は

「時空を超えて」

手から手へ~谷山孤児院って?~

 

明治~昭和時代、貧困や災害により孤児となった子どもたちを

「山谷源治郎」が日本で二番目の孤児院を

砂川村に作り、救済事業をしたという実話を

アレンジして、脚本を作った劇です。

 

出演者の多くが子どもたちです。

学校や地域がまちまちの中、練習時間を取るのが

大変だったと思いました。

協力してくれた大人たち、多くのスタッフの皆さん

ご苦労さんでした。

 

原本は砂川の図書館にある

「福祉に生きる」ー「山谷源治郎」

という本です。

ある人に教えていただき数年前に読みました。

 

山谷源治郎が群馬県太田市の「大光院」の「呑龍和尚」の指導で

仏の道を学んだことが、孤児たちを救済する事業の原点になったそうです。

そのお寺の愛称が「呑龍さん」。

私は「呑龍さん」のすぐそばで生まれ、祖母におんぶされてその

境内で遊んだそうです。

2年前、その大光院を私は訪れました。

 

だから、この演劇がどのように演じられるか興味があったわけです。

短い時間で、山谷源治郎の功績を表現するのは、難しいでしょう。

 

そこを、現在と過去をタイムスリップさせて、子どもたちが

行き来するという設定で、現代の子ども達に理解されやすいように

脚本化されてよかったです。

 

孤児院名が架空の名前でしたが、正しい名称で表現し、

「山谷源治郎」の名前を入れてほしかったです。

 

この、「砂川 円座劇場」がこれからも続けていきますよう

応援します。

 

 

 

 

 

 



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