びっくりしないでよ。
うちの町内会の奥さん達で「ウエディングドレス撮影会」に行ったことあるんだよ。
これが、その時の写真だ。私が作った旅行記の1ペ-ジさ。
年齢は50代後半から80才までだ。
若いっしょ。私もいるんだよ。さ-、ど-れだ?
この写真?ちょこっと前だけどさ。
「今年の旅行どこに行く?」って聞いても
「いつもの登別温泉か洞爺湖でいいんでないかい?」
って、言う人ばっかりで面白くないから
「今年はウエディングドレス撮影会に行きます。」って私が言ったら
みんなびっくりこいてさ、
「いやだ、いやだ。」ってうるさいんだ。
それなのに、当日はちゃ-んとみんなついて来たさ。
札幌のホテルの会場に着くと大変だ。
「わ-、これ、私が着る。」
「何言ってんのさ。私が着ようと、目付けてたんだから。」
で、大騒ぎさ。
なんせ、ウエディングドレスだもの、作りが細いっしょ。
どうしたと思う?
さすが、プロが着せてくれるからすごいことするよ。
背中のファスナ-が止まらない人は(ほとんどだけど)タオルに安全ピンを付けて止めるんだ。
前から見たらドレスだけど、後ろを見たら背中にタオルが付いてるの。
笑っちゃうよ。
ちゃんと、お化粧をして(首も)ヘア-もセット、おまけにネックレスにイヤリングだ。本格的なんだ。
頭にはすてきな花やティアラが付いてるんだよ。
隠しようがないのは腕の日焼け。み-んな庭や畑仕事で真っ黒さ。
だから、長-い手袋はめさせられたんだ。
この写真は私が撮ったけど、本物は教会仕様の写真室でプロが撮ったんだ。
どうして全員で撮影しないかって?
イヤリングやティアラの数が足りないから、撮影が済んだ人から取りはずして次の人に付けるからさ。
値段、なんぼだってかい。
写真撮って、ケ-キとコ-ヒ-まで付いて2千円さ。
安いっしょ。だけど、後がある。
これ、「冠婚葬祭のベルコ」が、月一回やっているイベントだから、
「葬式のあれこれ」の話があるのさ。
ここは幹事の私の腕の見せ所だ。
「すみませ-ん、これから、登別温泉に行くバスに乗るので時間がなくてごめんなさいね。」と、逃げたのさ。ハハハ・・いいっしょ。
この写真の奥さん達の中で体重が約百㎏の人が一人いるんだよ。
私がパソコン操作で「キュ-」っと細くしてやったんだ。
でも、うちのクマさんは
「ちょっと、やりすぎじゃないの。」だって。
いいんです。本人が大喜びなんだから。ね。
誰だい、私もパソコン操作してって言ってる人は。並んで並んで。