フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

イチヤクソウとクモキリソウ

2014-07-21 | アダージョの森

6月の終わりから7月にかけて、アダージョの森の林床に少し変わった花が咲く。

どちらも少し薄暗いところで咲く小さな花なので、足元を見ていなければ、見過ごしてしまう。

一つはイチヤクソウだ。

一薬草、(Pyrola japonica )はツツジ科イチヤクソウ属の常緑の多年草。確かにツツジに似た濃い緑の葉をつけていて、すくっと茎が立ち上がり、かわいい丸い花が咲いている。「一薬草」という名前は、ひとつの薬草で多くの病気に効くことから、名づけられたという。

もう一つの花は、クモキリソウ(Liparis kumokiri )。

これは形が変わっているので、初めて見たときは「何かな、不思議な花だな」思ったことがある。
ラン科クモキリソウ属の多年草で、アダージョの森ではマイヅルソウの群落の中に小さな群落を作っている。

蜘蛛切草、と書くか雲霧草と書くかによって、大分イメージが違うが、どちらも、なるほどと思える節がある。

どちらも、なかなか愛嬌のある花だ。


アダージョの森のヤマアジサイ

2014-07-19 | アダージョの森

アダージョの森は、6月下旬のコアジサイに続いて、ヤマアジサイの美しい季節を迎えた。

エントランスは、ヤマアジサイの白さで、あたりがほんのり明るくなっている。

ヤマアジサイ藍姫は、まさに藍色に染まって美しい。


アダージョの森のTomorrow gardenの七本のコナラの下には青色の品種、

クレナイ、

楊貴妃など

北側の花壇に生えている、薄青色の品種

紫色の品種

これからも、自生のヤマアジサイを基本にして、いろいろな園芸品種の色や形を楽しみたい。

 


テンポとリズムに苦しむアルテ31課NO4の曲(7月第3回目のレッスン)

2014-07-16 | フルート

今日は7月第3回目のフルートレッスン日だ。いつもは午後のレッスンなのだが、午後は暑くなる、ということで、今回は午前10時からのレッスンになった。

そのために、朝7時30分から9時まで事前練習をしておく。9時過ぎに清里出たときの外気温は24℃だったが、明野の「チャミタクハウス」まで下りていくと、28℃まで上げっていて、かなり暑い。

さて、今日もアルテ31課NO4の曲をやる。中間部のリズムが変わるところがうまく吹けない。
二重奏なので、先生のテンポとうまく合わなければならないのだが、どうも勝手なテンポとリズムで吹いているようだ。
一人で練習しているときは、あまり自覚できなかったが、二重奏をやってみると、それがよくわかる。
単に自分のパートの拍数だけを数えるのではなく、先生のパートの音をしっかり聴いて、それに合わせていかねばならない。
「他のパートの音を聴く練習は、アンサンブルには役立ちます。」との指導があった。

結局、NO4は引き続き、次回への宿題となった。

その後、ドップラーの「ハンガリアで田園幻想曲」の前半を部分をゆっくり吹いて、リズムを確認する。12連符の細かく速いところは、4つずつに分けて練習するとよい、との指導あり。

フルートの練習が、朝11時に終わったので時間が空いた。帰り道は周辺をドライブすることにしよう。

近くなのに今まで行っていない、JR「富士見駅」に行く。小さな駅で、ほとんど人はいなかった。その横の富士見町観光案内所に立ち寄る。係の女性の方は、親切な応対だった。富士見町の地図を下さいというと、色んな地図をいただいた。

そこを出て、堀辰夫の小説「風立ちぬ」に出てくる富士見高原病院へも寄ってみた。昔の面影は全くない。このあたりでは、「いい病院」との定評がある。

その後、ガーデンショップ「ミヨシペレニアル」にも立ち寄る。この店の、入り口にあるメドウガーデンがお気に入りだ。
すっかり夏の庭になっている。

白いセリ科の花

細いススキがなかなかいい。


今日は店は定休日だったので、苗を買う誘惑から解放されたのが、よかった。


猛暑の畑の草刈り

2014-07-15 | 

八ヶ岳は、朝から青空が広がっている。6時30分の外気温は17度。

畑では、夏野菜のキュウリ、ナスビ、トマト、ピーマン、シシトウ、ズッキーニ、などが一斉に成長してきている。
昨日見回った時に、添え木をしたり、誘引しておいた。梅雨の雨によって、一面草の海になっているのが気にかかる。

今日は一大決心をして、草刈を行おう。

10時過ぎからの作業を始める。気温がぐんぐん上がってきている。南アルプスは雲の中だ。見渡してみても、畑で作業しているのは私だけだ。

2時間かけて畑の法面や畦、それに、畑の畝と畝の間の草を刈る。草刈機を草にあてると気持ち良いほど草が倒れていく。
面倒だが、畦の間や、カボチャの床の草は、かがみこんで手で抜く。

12時までやって、ようやくすべての草を刈ることができた。見渡すと、やはり草を刈ると気持ちがいい。

畑の作物を見ると、ミニトマトは少し赤くなってきた

ズッキーニは、巨大化してきている。

今年の楽しみは何といっても、スクナカボチャだ。花が咲き始めた。

今日の収穫。ズッキーニ、万願寺唐辛子、キュウリ。これからどんどん採れるので、食べるのが忙しくなるな。

 


フルート三重奏の練習(2014年第2回)

2014-07-11 | フルート

台風8号が過ぎ去ったあとの朝は、青空が戻ってきた。南アルプスの全容は見えないものの、すっきりしたいい天気になった。朝6時過ぎの外気温は18度。気温がぐんぐん上昇してきている。

庭に咲くヤマアジサイが真っ白になってきた。

今日は、フルート仲間の「フルート三重奏練習日」で、今年度第2回目になる。

練習の前に、いつも通り、お互いの近況についての話が楽しい。
Yさんは畑作りに熱心で、今年はジャガイモ作りに挑戦。ジャガイモが育ったので今日は、そのおすそ分けですと、ジャガイモとキヌサヤと、冷菓の差し入れをいただいた。

Fさんからは、小さな小梅の梅干をいただく。もちろん手作りだ。後ほど口に含むと甘さと酸っぱさがサーと口の中に広がった。

たっぷり話をしてから、いよいよ練習。

今日練習したのは、「旅愁」「埴生の宿」「故郷」「G線上のアリア」「アメージンググレース」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「一週間」「魅惑のワルツ」「大きな古時計」。
それぞれの曲を2回ずつ演奏する。揃わないパッセージは、何回か繰り返し練習した。やはり、「パヴァーヌ」の転調したところが難しいかな。それに「魅惑のワルツ」のムード。
「大きな古時計」はやや練習不足だった。

今日は。ダイナミクスやrit、アクセントなどにも注意を払ったので、ハーモニーがよくなってきましたね、一同、自画自賛。
2時間近く練習した後、次回、8月もやりましょうということになって解散した。

夕方、西の空は美しい夕焼けに染まった。