今日はうす曇りだ。朝食を食べるダイニングは明るく、広い。 朝食はFull English Breakfastだ。
オーナーがいろいろニコニコしながら、朝食のオーダーを聞くが、希望といってもそんなにバリエーションが多いというのではなく、卵はスクランブルか、ゆで卵か目玉焼きか、ベーコンは野菜をつけるかどうか、パンは白か茶色かといったものだ。それでも、客に希望を言わせることがいいらしい。
朝食を食べ終わると、ランチが入った紙袋をくれた。よくわからないが、どうも無料らしい。喜んで部屋に持って帰る。今日の予定は、まずなんと言っても、ベアトリクス・ポターの世界を見て回ることだろう。雨模様なので、雨具と防寒着をリュックに入れて出発だ。
まずバス停から、ホークスヘッドに行く。そこはビアトリクスポターのギャラリーがあるところだ。20分ぐらいで着いた。そこはナショナルトラストが管理している。ここはポターの夫の弁護士事務所だったところとのことだ。入り口でどこから来ました、と聞くので、日本と答えると、日本語の解説書を渡してくれた。ポターの作品が保存されていた。
バス停にはポター以外にも、ワーズ・ワースが通っていたGrammer Schoolが保存されているので、よってみる。明るいお爺さんに解説していただいた。
そこから出ると、今日のハイキングが始まる。12時少し前だ。1時間ほどでポターがピーターラビットを書いたといわれる、Hill Topへ歩くことができる。歩道はなく車道を歩く。
しばらく行くと、エスウェイト湖が見えてきた。湖のそばで牛が草を食んでいる、なんともいえない美しい光景だ。やや天気が悪いのが難点だ。しばらく行くとニアソリーのHill Topに着いた。
ポターの家族が夏の間過ごした家が保存されている。庭も美しい。多くの観光客が来ていて満員だ。昼食の時間になったので、家の前のベンチで今朝受け取ったランチを食べることになった。すると、日本人観光客の一行が20人ぐらいやってきた。中年の女性が多い中で、新婚旅行かなと思われるカップルもいた。あまりに人が多いので、少し辟易してしまって、その場を離れる。
ヒルトップからは、バスもあるが、30分ほどでフェリー乗り場に着くようなので、引き続き歩くことにする。道は、草原や小川のある道で、歩いていて実に気持ちがいい。Foot Passも設けられている。30分ではなく、かれこれ1時間近く歩いて、ようやくフェリーハウスに着く。
そこから遊覧船に乗りボウネスへ。ボウネスは観光客でごった返している。岸辺には白鳥、カモ類、カモメなどが人を恐れず、えさをねだりに来た。
ボウネスから船を乗り換え、アンブルサイドまで、40分間遊覧船に乗りウインダミア湖の景色を楽しんだ。 B&Bに着いたのは4時過ぎだった。
今日の夕食は広東料理の店に行く。メニューがものすごく多く、きわめて分かりにくい。ライスの項目から、チキンの入った焼飯を、豆腐料理があるので麻婆豆腐があるかと聞くと、ないということなので、適当に頼むと、酢豚風の豆腐料理が出てきた。
ビールはもちろん青島ビール。久しぶりの中華料理だったからというのではなく、正直美味しかった。
B&Bに帰ると、夜の9時半の夕焼けが美しかった。明日も天気なるようだ。」
そして、なにげない街角の風景写真がいいですね。食事のメニューも参考になります。
日本の梅雨の蒸し暑さに閉口している私には一服の清涼剤です。
この時期は湖水地方も観光客が多いようですが、団体の一行が日本人であったりすると、その挙動で粗相のないようになどと、心配になったりしますね。
TMTMです。コメント投稿に慣れてませんね。
かつて2月の厳寒期にドイツのローテンブルグに滞在したとき、友人と「こんな時期には、ほかに日本人客はいないだろうね」とレストランで話していたところ、女子大生達とおぼしき一行が、関西弁で騒々しく入来したのに驚愕しました。いつもどこにでも日本人観光客はいますよね。
私が行ったのは、20年近く前ですが、
ヒルトップからボウネス行きのフェリー乗場まで歩きましたよ。
多分、同じ道なんでしょうね!
乗ったフェリー?は、ほとんど「いかだ」
状態だったような記憶があります~。
湖水地方の観光を楽しんでいます。団体客が来たと思うと、大体が日本人です。なんとなく気恥ずかしい気分になってしまい、こちらは黙ってしまって…。
イギリスでは、人々が生活を楽しんでいるので、そういった光景を見るだけでも楽しくなってきます。観光地よりも返っていいぐらいです。
20年前に行かれたときと同じ道を私たちも歩いたんですね。ほとんど変わっていないのかな。フェリー以外にも遊覧船が運行していて、意外と便利でした。
湖水地方は、イギリスだけではなく世界的な観光地なので、混雑はやむを得ないでしょうね。
しかし、評判どおりの、すばらしいところです。