フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

アンブルサイド近くのハイキング

2010-07-06 | イギリス旅行

朝食は、ジュースとコーヒー、それにフルーツから始まる。朝食はどうしますかと注文を聞くので、いつも通りFull English Breakfastを頼む。
今日もランチを用意してくれていたので、これはサービスですかと聞くと、オーナーは、長い期間泊まっていただくので、無料ですとの返事だったので、思わずThank Youと答える。
ついでに今日の天気を聞くと、今日は晴れとのだ。それなら、アンブルサイドをベースにハイキングに行くことにしよう。


朝食後用意をしてB&Bを出る。まずは郵便局でトラヴェラーズチェックをポンドにキャッシングする。1パーセント以下だが手数料を取られる。確かに安全性はあるであろうが、トラヴェラーズチェックを作るときとキャッシングするときの2度手数料を取られるので、トラヴェラーズチェックは、これからは要らなくなるであろう。


郵便局はインフォメーションセンターも兼ねている。1時間から2時間ぐらいのハイキングコースが乗っているマップがないかと聞くと、2ポンドで5コースのマップを売っていたので買う。


その中から、2時間ほどで見晴らしの得られるコースを選ぶ。問題はハイキングの入り口がわかりにくいことだ。サンドイッチ屋さんで水を買って聞くと、女性の店員が知らないといい、ほかの女性が出てきた。その道なら向かいですという。向かいに細い道路があり、そこが歩き始めの道だ。歩き始める道を間違えたら話にならないのは、イギリスも日本も同じだ。


歩き始めるとすぐにうっそうとした森になり、左側は美しい川が流れている。しばらく行くと滝が出てきた。そこを超えると、広々とした牧草地に出てきた。小さな小川を渡ると下りになる。


少し下ってきてから、また登りだ。登り始めるといい天気になってきた。High Sweden Bridgeまでいくことになっている。上から男女のペアが降りてきたので、この道でいいですねと聞くと、そうです、あと半マイルで着きますとの返事だった。
ところが、それがなかなか着かないので、閉口した。少し開けたところに来たので、昼食とする。

昼食後しばらく行くと、やっとHigh Sweden Bridgeに着いた。そこからは360度さえぎるもののない眺めで、すばらしい。

休憩していると、黒犬がノンリードで初老の男性と一緒に登ってきた。挨拶をして犬の種類を聞くとラブラドールとの返事。そういえばそうだ。


橋を渡ってしばらく行くと、下りになる。

そこからのウインダミア湖の眺めはすばらしい。アンブルサイドの真ん中にある教会がよく見える。それからずっとその美しい眺めを見ながら、広々とした牧草地を下っていく。羊がのんびりと草を食んでいる。なんともいえない爽快な気持ちだ。


それからしばらくすると、民家のあるところに降りてきた。この柵がフットパスの出口だ。ちょうどそのとき、小雨が降りだしてきて、今日のハイキングを無事に終えることができた。


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2 コメント

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夢なんですよね (PJmama)
2010-07-07 19:48:14
イギリス旅行記楽しく読ませていただいています。
湖水地方いいですねえ。
いつか行くのが夢なんです。
中学からの愛読書アーサー・ランサムの舞台が湖水地方なので、一度行ってみたいと思っているんです。
ウィンダミア湖、ケミストン湖、ケンダルなどを巡るのが一般的みたいです。
http://www.geocities.jp/girimenocafe/tabimemo.htmlのHPに詳しいので、お時間があったら博物館など行ってみてはいかがでしょう?
お戻りなったら、ぜひお話きかせてくださいね。
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湖水地方 (山栗)
2010-07-10 16:22:23
Pjmamaさんおはようございます。

湖水地方は、本当に美しいところで、確かに夢のような気分にさせてくれますね。
「ツバメ号とアマゾン号」の表題は知っていましたが、アーサー・ランサムは読んだことはありません。「地球の歩き方」にも全く載っていなかったので気がつきませんでした。

今いるグラスミアは、ワーズ・ワースで有名なところです。

八ヶ岳に帰れば、ご都合後よろしければ、いつでもお話させていただきますよ。

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