フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

トカゲ体操とは

2012-04-01 | 人々との交流

青空が広がっているが、雲が多く、風が強い。外気温マイナス7度、室温13度、湿度19%。

午前中、庭、森を散歩する。ホトケノザが咲き始めていた。

山の奥の方は全く手入れされておらず、倒木や朽ちた木がそこらじゅうに転がったり、引っかかったりしている。木々は強い風に煽られて、「ごー」と言う声をあげていた。

昼からは、庭作業だ。東側の、ヤマザクラ2本、リョウブ1本、ツノハシバミ6、7本、朽ちた栗の木を2本を伐採する。伐採した樹木は、薪用に40センチのカットしておいた。作業をしていると、大泉のりゅうちゃん夫人からテレが入って、夕ご飯をご一緒にしませんかとのお誘いだ。昨年から、何度か声を掛け合っていたのだが、日程が合わず、ようやく今回上手く日程があった。

りゅうちゃん宅では、家の周辺に明るい色をした四角のタイルがはられていた。玄関のドアも、丸いガラスがはめられていて、お洒落な感じに生まれ変わっていた。早速、食事と楽しいかたらいの時間だ。二胡のBGMが流れている。

りゅうちゃんの昨年末のダンス大会は、奥さん曰く「非常に上手かった」とのこと。もとは奥さんの誘いでお二人で社交ダンスを始められたが、りゅうちゃんが腕をメキメキあげたとのこと。奥さんは、今、二胡の演奏にはまっている。弓を引くときに力を抜くように指導をうけているとのこと。りゅうちゃんが以前からおこなっている、全身の力を抜いていく「ゆるゆる体操」の考え方が役立っているとのこと。そういえば、私も、フルートをやっていて、肩、腕、指の力をどう抜くか苦労しているんですよ、という。身体の動かし方に共通するものがあるのだ。

りゅうちゃんは、最近、あらたに「トカゲ体操」を始めたとか。オリンピック陸上選手の走り方は、分析するとトカゲのように全身をくねらせている、とのことで、それを取り入れる体操だ。もともと、地球上の生物は魚から発展したが、魚は、左右に身体をくねらせて泳いでいる、それが陸上に上がってきてトカゲになった。トカゲも、歩くときは、身体を左右にくねらせている。しかも、それは非常に速い。そのトカゲの歩き方を、人間にも応用しようと言うのが「トカゲ体操」の理念だ。「トカゲ体操」のエクササイズは、非常に疲れるらしい。

りゅうちゃんは、趣味が多彩でまだまだいろんなことに挑戦したいそうだが、仕事も忙しく、八ヶ岳でゆっくりする時間もなかなか取れないようだ。色々楽しい話をしていたら、あっと言う間に8時過ぎになったので、お暇することにした。


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4 コメント

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Unknown (カタナンケ)
2012-04-02 09:49:11
音楽をなさる方多いですね
そのお仲間で集まってられるから そうみえるのでしょうが、、
それにしても わたしのまわりには
楽器をするかたは 皆無、、です
お料理も多彩にそろい これから
ますます 楽しい集いがおおくなることでしょうね、、
季節もよくなり 楽しみですね~
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Unknown (aosta)
2012-04-02 10:01:56
二胡の弓って凄くゆるゆるに張られていますよね。構えてみたものの、さてどうやったら綺麗な音が出るのやら・・・
というのが私の二胡初体験でした。
つまりはただ触っただけ(笑)。
彼女が弾くと、何とも優雅で郷愁のある響きなのに、なんともはや、間の抜けた音しかでません(汗)。

食卓に並んだ御馳走に目が釘付けとなったaostaでした。
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音楽の持つ力 (山栗)
2012-04-02 19:42:49
カタナンケさん、そうですね、音楽が人を結びつけてくれるのでしょうか。少しずつ、繋がりができてきたのが嬉しいですね。
二胡は、時に激しく、時にはなんとも言えぬほど切ない音が流れ出てくるんですね。
音楽、料理、楽しい会話、三点セットですね。
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二胡の響き (山栗)
2012-04-02 20:13:20
Aostaさん、二胡に触られたのですか。私は見ただけで触っていないんです。二本の弦の間に弓を入れるというのが不思議ですね。それとニシキヘビの皮の美しさと小さいチントン(琴筒)の響きの大きさが驚きです。
いい音がなかなか鳴らないんですね。力を入れずに弓を引き、押すとのこと。
私は二胡のCDを聴きながら、○鼓を打ちましたよ。
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