フルートおじさんの八ヶ岳日記

フルートを吹きながら八ヶ岳ライフを楽しむおじさんの徒然日記

レトロな三代校舎にオルガンの音が響く

2012-05-28 | 友来る

朝は昨夜の雨が上がって、青空が広がっている。外気温5度、室温17度、湿度32%。森の大地はしっとりと濡れて、清々しい朝だ。

今日も引き続き6人の一行を案内しよう。といっても今日は最終日で12時30分の小淵沢発の列車に乗らねばならない。まずは、谷口牧場の馬たちに挨拶をする。

今日は、いい天気になったので平沢峠に行こう。ナビをかけずに走っていると道を間違えてしまって、少し手間取ってしまった。平沢峠に付くと、眼前は、広々とした八ヶ岳の景観が広がっている。少し雲が多いものの、一大パノラマの光景に皆さん「わー凄い!」と大歓声。

獅子岩に登ると、一段と広々とした景色を楽しむことができた。

東側には野辺山電波望遠鏡が見える。

続いて、須玉町津金の「三代校舎」を訪ねる。青塗りの明治校舎がレトロな雰囲気たっぷりだ。

中の喫茶室に入ると、ベレー帽をかぶったおじさんがオルガンを演奏していた。「ふるさと」「朧月夜」が流れてくると、一同、思わず大合唱となる。名残惜しいが、小淵沢発の列車の時間が迫ってきたので、記念撮影をして出発した。

その後は一路小淵沢駅へ。発車30分前に無事到着。皆さん駅弁を買ってJR乗車の準備万端整った。いつものことながら、お別れのときは辛いものがあるが、皆さんから「楽しかった。また来ます」と言っていただくと、正直嬉しいものだ。またの再会を約束して、お別れした。

昼食は、経営者が変わった「ピアニッシモ」で食べることにする。ランチは「本日の気まぐれプレート」(1000円)を頼む。プラスのコーヒーは100円引きで300円だった。出されてきたワンプレートの料理は全て野菜で調理されている。エビを真似たニンジンのフライには思わずニヤッとしてしまった。見映え、味付けがなかなか工夫がされていて楽しいランチだった。賑やかな女性たちとの3日間もあっという間に過ぎてしまい、さわやかな疲れが残った。

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五月のすがすがしい風に吹かれて草原を歩く

2012-05-27 | 友来る

今朝の八ヶ岳の空はどんよりしている。外気温7度、室温18度、湿度35%。大阪から来た6人の女性の皆さんを清里観光に案内する。嬉しいことに、空が少しずつ晴れてきた。

それならば予定通り八ヶ岳牧場をハイキングしよう。狙いは、青ナシの木が満開の花を咲かせているところを見てもらうことだ。

少しきつめの坂を登っていくと、見渡す限りの草原が広がってきた。遠くで、草を食む牛たちの姿をみると、これぞ八ヶ岳と言うのびやかな気分が広がってきた。青ナシの木の所へ行くと、開花はあまり進んでいなかった。(後で、観光情報に詳しいペンション「銀の森」さんに聞くと、今年は花付きが悪いとのことだ) ハイキングコースの分岐点まで登って、記念撮影をした後、下りてくることにした。今日は色々スケジュールが忙しいので止むをえない。

 

次は、八ヶ岳倶楽部に寄る。観光バスが横付けされていて、さすがに観光客が多い。ザーッとひととおりみる。カタクリが終わって今はマイヅルソウが咲いていた。下の駐車場の2本ある桂の木が好きだ。その後、清里に戻り、萌え木の村に案内する。

私たち夫婦は先に家に戻り、昼食の準備をしよう。私は炉で焚火を燃やし、バーベキュー用に炭を熾す。皆さんが揃って、いよいよバーベキューの始まりだ。まずは、スパークリングワインで「カンパ〜イ」となる。

大阪は泉州の名物「水ナス」。今日のために、わざわざメンバーの一人が先に送ってくれていたのだ。


手でほぐして、ショウガをかけて食べると、柔らかく上手さが格別だ。そんじょそこらにあるナスの漬物とは格段の違いがある。

 

少し昼食時間が遅くなったので、皆さんしばらくは黙って食べ続け、それからはワイワイガヤガヤと楽しいパーティとなった。

ガーデンパーティは途中で中休みをして、腹ごなしに庭の散策をしていただく。マイヅルソウの群落に人気があった。


散策からもどると、またまた、炭火を熾して、バーベキューの再開だ。

夕方になって雨が降り出したのを機にバーベキューパーティはお開きとなった。

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賑やかな女性たちがやってきた

2012-05-26 | 音楽

八ヶ岳清里の雑木林は木々の葉がすっかり展開して、空がほとんど見えなくなった。木の間越しに青空が見える。南アルプスも姿を現している。
今日は大阪から妻の友達6人がJR小淵沢の駅にやってきた。駅でレンタカーを借りて、2台の車に分乗する。まずは、「えほん村」に向かう。皆さん絵本が好きな方ばかりだ。

館内でゆっくり見学していると、ひょんなことから、操り人形を見せていただくというプレゼントがあった。

その後はいつものコース通り「夢宇谷」に立ち寄る。ここは何度行っても、その都度新しい作品を展示しているので実に楽しいところだ。「夢宇谷」のすこし向こうに新しくギャラリー「grace」がオープンしていたので覗いてみる。帽子や陶器など色んな作品が展示されている。土日だけのオープンとのこと。

面白そうな「茶香炉」があったので買ってしまった。私が店を出た時女性たちも、「何々」と言いながら店に入ってきて、気にった物を買っていた。店のオーナーは突然の多数の来客に喜んでいた。

今夜の皆さんの宿はゲストハウス「ミュー」。前回来られた時に気に入ったので、今回も泊りたいとのことだった。
妻も皆さんと一緒に食事をするので私は自宅で一人食事となった。9時前にほろ酔い加減の妻を迎えに行く。

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EOSが帰ってきた

2012-05-25 | 日記

朝からどんより曇っている。が気温8度、室温19度、湿度35%。午前中、先日倒したコナラの巨木の玉切り作業をする。あたりに散らかった枝の処理が大変だ。そうこうしているうちに雨が降り出して来た。雨の中、直射日光が当たりすぎて成長が弱まっている山野草の移植をする。

作業が一段落したころ、宅急便がやってきた。先日修理に出した「EOS KISS degital X」が届いたのだ。梱包を解くと、厚い繭に包まれて修理が終わったEOSが入っていた。

綺麗に磨いてくれているのがうれいし。コンパクトフラッシュ関係の基盤が壊れて、新しいものに取り換えてくれている。使い始めてから5年ほどになるだろうか。カバーもかけずに、それこそ雨の日も風の日も、土やホコリもものかわ、よく働いてくれるものだ。もう少し使用者の注意や丁寧さがあってもよさそうだが、と反省することしきりだ。しかし、カメラは現場だ。部屋に飾ったり、しまっておくものではない。大事にし過ぎて、シャッターチャンスを逃していては、元も子もない。使い倒すのが一番。しかも、degitalXの後継機種がどんどん生まれてきている。
修理費は、12495円。部品代は2000円だが、技術料が9000円、その他、税金・送料だ。

八ヶ岳での生活では一眼レフがなければ、淋しくもあれば、詰まらない。これで、また、日々移り変わる山野の美しい光景を切り取ることができるようになった。今日は雨なので、試運転は明日いい天気になってから行うことにしよう。

一方、妻は、「春の酵素」作りを楽しんでいる。漬けこんでから、毎日かき混ぜ、そろそろ1週間になる。

かき混ぜていると草が発酵する甘い香りが漂ってきた。大分発酵が進んできたようだ。

 
 

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ワクワクする、「釉薬かけ」と「新品チェーンソー」

2012-05-23 | 趣味悠々

八ヶ岳清里の雑木林は、素晴らしい晴天がやってきた。すっかり展開した木の間越しに、南アルプス、八ヶ岳がよく見える。外気温5度、室温16度、湿度36%。

これまで使いつづけてきたHITACHIのチェーンソー(CS35ED)がとうとう動かなくなった。このチェーンソーは、バーの長さが35センチで使いまわしがよく、根っこ切りに土混じりになるという驚くほどの酷使にも耐えてくれた。

ところが故障するとJマートでは取引がなく修理ができない、とのことなので、次は、Jマートで修理できるチェーンソーにしよう、と思っていた。Jマートのチェーンソーコーナーを見ると、makitaとリョービのチェーンソーがあったので、一度リョービのチェーンソーを使ってみることにした。型式はESK3435。

「50:1」に調合した燃料とチェーンオイルを満タンにして始動してみる。初めて動かすときはワクワクものだ。最初は油が回っていないので、本体がガタガタするのに驚いた。エンジン音も不安定で、アイドリングにするとストップしてしまう。試し切りとして伐採木を切る。満タンの燃料を一度使い切って、ソーチェーンを締め直すころには、アイドリングも安定してきた。とはいえSTHILほどの安定したエンジン音ではないのは、いたしかたないか。バー長35センチのチェーンソーがあると、軽くて、使いまわしが楽なので、伐採して山となった枝や細い木の片づけが捗った。

私のフルートのレッスンはお休みだが、妻は陶芸工房へ行く。今日の作業は、これまで作り上げてきた作品を素焼きしたものに、釉薬を塗る作業だ。

額縁

大皿

それにピンク色の釉薬をかけた茶碗蒸しの茶碗。果たしてどんな色合いに仕上がるのか、楽しみである。

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「チェンバロとフルートとの演奏会」の打ち合わせを行う

2012-05-22 | 音楽

ヶ岳清里の雑木林から。天気が下り坂の予報だったか、青空が広がっている。外気温5度、室温17度、湿度33%。

雑木林のあちらこちらに、ヤマツツジが朱色の花を咲かせ始めた。樹木がしげってしまって全く花を咲かせていないヤマツツジも多い。そんなヤマツツジを掘り起こして、少し日当たりにいいところに移植する作業を始めた。今朝も、3本のヤマツツジを移植する。移植するのには最悪の時期だが、「思い立ったら吉日」のつもりでやらなければ、ついやるチャンスを失ってしまうのだ。

午後から雨になる。今日は、「チェンバロとフルートの演奏会」の打ち合わせをすることになっている。

当ブログで紹介した「CEMBALO チェンバロ」の筆者である、チェンバロ製作者の久保田彰さんに、出雲大社への奉納音楽会からの帰り路に、わざわざ清里までお越しいただいた。フルートの鈴木先生ご夫婦にもお越しいただいて、今秋に予定している演奏会の打ち合わせを行う。

久保田さんとは、初めてお会いしたが、実に物静かで控えめな方で、チェンバロ製作者とはこんな雰囲気がある方かと思う。小川洋子さんの「やさしい訴え」が話題となり、その裏話を少しお聞きした。

会場探しがなかなか難しい。日程は10月の土曜日ぐらいにすることにして、北杜市界隈のコンサート会場を探す。会場の空き状況、キャパ、音響、チェンバロの搬入の可否、駐車場、料金、など問い合わせるがなかなか見つからない。大泉にある「セレナーデ」に問い合わせると、偶然にも10月20日(土)なら空いていると言うことが分かった。

チェンバロの奏者、演奏曲目、並びにパンフレットは鈴木先生に検討していただくことになった。

その後、雨降るなか、全員で「セレナード」のホールを下調べに行く。

ホールのキャパは80人ほどだが、使い方によっては90〜100人まで可能とのこと。30台ぐらいは止めることができる「臨時駐車場」が近くにあるので、なかなか使い勝手が良かった。

次回は先のことになるが、パンフレットの原案が決まったころに、再会できたらいいですね、という感じで散会した。

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八ヶ岳の西側から、白ばらとリコーダーがやってきた

2012-05-20 | 人々との交流

八ヶ岳清里の雑木林の空は、曇っている。南アルプス、八ヶ岳は姿を隠している。外気温7度、室温17度、湿度34%。

今日は、八ヶ岳の西側からaostaさん、papalinさん、ご夫婦にお越しいただいた。昨日のような日差しになると暑過ぎるのでどうかなと思っていたら山々は望めないものの、暑くもなく寒くもない、ほどよい天気になった。

aostaさんから庭に咲き始めた白バラ“ピエール・ド・ロンサール”のブーケをいただいた。ピーチがかかったピンクが外側に行くにつ入れて白くなる実に美しいバラである。 早速、雑木林をご案内する。足元にはマイヅルソウやチゴユリが大分咲いてきている。aostaさんは草木の名前に詳しく、立ち止まって話をしていると、意外と時間がかかってしまった。

大分ゆっくり回ってもらって、部屋に戻り食事となる。

 

用意していた2012初めての燻製は、イワシの干物、茹で卵、チーズ。茹で卵が好評だったのが嬉しい。

リコーダーなど音楽の話に花が咲く。今日のためにわざわざpapalinさんが多重録音した素晴らしリコーダーのCDをプレゼントしていただいた。「ハイドン、ボワモルティエ、モーツァルト、ヴィヴァルディ」の曲が収録されている素晴らしい演奏だ。アマチュアの方が一人で演奏したものとは到底思えない作品である。これは、朝早くに聴くとさらによさそうなので毎朝のCDリストに加えさせていただくとしよう。

持ってきていただいた赤ワイン“aux caudelayres paul barre 2010”ミディアムよりはコクがあるが爽やかな味で、馥郁とした香りがある。グラスを開けると直ぐにもう一杯飲みたくなるワインだ。

食事が終わると、papalinさんにリコーダーの演奏をしていただく。私のアルテ教則本からヘンデルの曲を吹いていただいた。初見ですらすら吹かれるのはさすがだ。

その後、「煎りたて名人」を使ってコーヒーを煎っていただく。煎り上がった「ブルマン」は、いい味に仕上がっていた。お持ちしていただいた「かりんとう饅頭」が、カリッとした皮に適度な甘さの餡がつつまれていて、どことなく懐かしさがある和菓子でおいしい。

楽しい話が、続いたが残念ながらお別れの時間が来た。今年の7月にpapalinさんの演奏会があることをお聞きしたので、是非とも聴きにいかせていただきたいとお約束し、お開きとなった。

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種から育てよう

2012-05-19 | ガーデニング

八ヶ岳清里の雑木林の空は青く晴れている。北岳が真っ白で美しい。八ヶ岳もよく見える。外気温1度、室温14度、湿度30%と冷え込んでいる。

今日は、絶好の庭仕事日和なので、朝食後直ぐに庭に出る。今日は種まきをやろう。今回初めてアスパラに挑戦だ。発芽するのに時間がかかるそうだ。それに、いただいたパスタ用ミニトマトの種サンマルツァーノ、カボチャ「あずまえびす」、春菊、大葉、イタリアンパセリ、バジル、ルピナス、ポリジ、ワスレナグサ、二十日大根フレンチ・ブレックファーストなど。

ポットに種まき用土を入れ、種を播いていく。播き終わるとたっぷりの水を遣り、発芽するまで新聞紙をかけておくことにする。

庭の花壇にも二十日大根「フレンチ・ブレックファースト」の種を播いた。

昼からは、種から育てたナスタチウムの植え付け、中央花壇の区割りのやり直し、ヒューケラの植え替えなどを行った。涼しいので夕方6時近くまで、あれやこれやの庭仕事に夢中になった。

 

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「春の酵素作り」、雷雨、急転する天候、地震

2012-05-18 | 日記

夜中の1時過ぎに、雷の稲妻と音で目を覚ましてしまった。山の中なので雷鳴の響きが凄かった。朝起きると、八ヶ岳清里の雑木林は、いい天気になっていた。外気温9度、室温18度、湿度34%と暖かくなった。

今日は、朝早くから妻がバタバタしている。ご近所のFさんとご一緒に「春の酵素作り」をすることになっている。最初に二人揃って大きなナイロン袋を持って畑の土手や野原に生えている草を取りに行った。新しく萌出た草を5キロ摘み集めなければならないとのことだ。それが簡単ではなく、草の先だけ摘むので、これが一苦労だったようだ。

次は、集めた草を、包丁で切り刻んで、

プラスティックの樽に入れていく。


最後は、砂糖5.5キロキロと発酵促進剤を入れて出来上がりだ。これから1週間かけて、毎日かき混ぜながら発酵させていく。

私は、買ってきた苗の植え付けをやった。今回買った山野草は、春はよく陽があたり、夏は半日陰になり、しかも適度な湿り気のあるところと、なかなか難し環境が求められるので植え場所を探すのに苦労した。途中で、俄かに空がかき曇って、雨が降り出した。それもつかの間で、直ぐに青空が広がってきた。めまぐるしく変わる天候だ。

午後からも、庭作業の続きをやって、植え付けを終えた。部屋に戻って休憩していると、家がぐらっときた。テレビをつけると、関東地方で震度4の地震があったとのこと。北杜市は震度2の揺れだった。これだけの「天変地異」に味付けされると、今日作った「春の酵素」はさぞかし、よく効くものになるであろう。

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痺れる胃カメラの後は五月晴れ

2012-05-17 | 日記

今朝の八ヶ岳の雑木林はやや雲が多いもののいい天気になった。外気温6度、室温19度、湿度30%。山々は雲に隠れて見えない。

こんないい天気なのに、今日は、胃カメラを飲むことになっている。このところ胃が時折痛むので、先日「長坂クリニック」に行くと、「それでは胃カメラで調べてみましょう」といわれ、予約しておいた。今日までいただいた胃薬を飲んでいるうちに、胃の痛みは無くなっている。胃カメラは今回初めてなので、昨夜から少し緊張する。それよりも、「万一、悪いところが見つかるとどうなるのかな?」という不安が心をかすめる。

検査の2時間前にコップ1杯の水を飲む以外は、もちろん何も口に入れてはならない。検査室に入ると、看護師さんが、内視鏡の準備をしていた。先に明るいライトが点灯している細い管を揺すぶっていた。ゼリー状の喉麻酔薬を口に含まされる。10分間含んでいなければならない。看護師さんから「検査に支障が出るので、飲みこんではいけません。」と言われる。含んでいると舌が少し痺れてきた。飲みこんではいけないと言われると、余計に飲みこみたくなってきたが、それを我慢する。

10分過ぎると、「いいですよ」と言われ、ゼリーを吐しゃする。今度は「苦いですよ」と言われる液体を服用した。次はベッドに横になってくださいと言われ、口におしゃぶりの穴があいたような物を加える。鼻から大きく息を吸って、出して下さい、と呼吸の練習をする。慌てずにゆっくり呼吸するようにとの指示。ドクターから「それでは始めます。」と声がかかり、ヒュルヒュルと内視鏡をおしゃぶりの穴に差し込んでいった。

喉を通過するとき、「ここが一番辛いですが我慢してください」との励ましの言葉。それが過ぎると、確かに胃の中に何か異物が動いている感じだけはしている。看護師さんが背中をさすってくれるのが嬉しい。10分ぐらい経ったのであろうか、「終わりました」との声で、内視鏡を抜きだしてもらうと、ホッとする。舌や喉は痺れたままだ。「しばらくは口に何も入れないでください」とのこと。確かに何かを食べることができる状態ではなさそうだ。

終わると直ぐに診察室でドクターの説明があった。ドクターから「胃は全く問題はありません。十二指腸も調べましたが、そこも何にもありませんでした」との診断。そう言っていただくと、やはり嬉しいものだ。それまでの不安感が一気に解消した。ドクターからは「胃のあたりが痛むのは、胃以外の内臓にも問題があるときありますので、更に痛むことがあれば、またお越しください」とのことであった。

10時前に長坂診療所を出たときは、いい天気になってきて、空も心も五月晴れだ。

そうなれば、庭に植える植物の苗が欲しくなり、白州道の駅に立ち寄る。山野草が沢山並んでいたので、オダマキ、イカリソウ、クリンソウ、それに可愛いピンクの岩唐草を買った。ついでに、隣の白州花壇にも寄る。黄色のヒューケラ「シェリーフリップ」と銅葉色のキミキフガ・ブルネットを衝動買いしてしまった。

その後、ついでに「八ヶ岳グリーンサービス」も覗く。「社長さんは今日は買いつけに行っています。」と女性の職員の方から言われる。植木苗のことは、よくわからないとのことだ。広い植木置き場をざっと見させていただいた。心がかなり動いたが、今日は我慢しておこう。

昼になったので、久しぶりに「蕎麦ICHI」に行く。枝垂れ桜は散っているが、雰囲気が面白い店だ。アンティークとも言えないがガラクタと言えば失礼な雑多なものが部屋の中に置かれている。

肝心のお蕎麦、やや藪蕎麦に近い色合い、細く爽やかな味わい。出汁が少し醤油辛いかな。それよりも蕎麦の量が上品過ぎて、朝から何も食べていない胃には、あまりにも愛想がなく、直ぐに食べ終わってしまった。

午後からは、気温がぐんぐん上がってきたので車の窓を開ける。爽やかな初夏の気分で「アダージョの森」に戻ってきた。

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