今年もツリガネニンジンが咲く季節がやってきた。盛夏過ぎから庭で目立って来る花だ。
よく考えれば、「釣鐘」と「人参」との組み合わせが何とも言えないアンバランスなのだが、自然と心に残ってくるのが山野草の世界なのだろうか
花が釣鐘に似ていて、根が朝鮮人参に似ていることから名づけられたという。
ごく小さな薄青い小さな鐘状の花の先から、雌蕊が突き出している姿が愛らしい。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
キキョウ科 ツリガネニンジン属
学名: Adenophora triphylla var. japonica
子供のころ住んでいた山里では畦道にたくさん咲いていました。
懐かしいです。
ツリガネニンジンは、このあたりでも畑の畦、土手に良く咲いています。ところが農家の方が丁寧に草刈されるので、ほとんど刈られてしまっています。
我が家の庭では、毎年良く咲いてくれる、素朴で美しい花です。