南側の花壇にフジバカマ~サワフジバカマが咲いている。
万葉集の山上憶良の歌
「秋の野に、咲きたる花を、指(おゆび)折り、かき数ふれば、七種の花」
「萩の花、尾花(すすき)、葛花(くず)、なでしこの花、おみなえし、また藤袴(ふじばかま)、朝貌(あさがお:ききょう)の花」
が、「秋の七草」の起源となっている。
フジバカマ(藤袴)
学名:Eupatorium japonicum(Eupatorium fortunei)
その他の名前:アララギ、香草(こうそう)、蘭草(らんそう)
キク科 ヒヨドリバナ属
ところが、この花は、園芸店で「フジバカマ」として購入したものだが、ネットで調べていると、どうも「フジバカマ」ではなく、「サワフジバカマ」とのことである。
サワフジバカマ
Eupatorium × arakianum
これは、フジバカマとサワヒヨドリの雑種の園芸品とのこと。フジバカマを小型にしたような姿で、葉が三裂していて、茎は全体に紫色が濃い。地下茎で猛烈に増える、とのことだ。
確かに、どんどん増えている。
もう一種類、ユーパトリウム・ピンクフロストがある
ユーパトリウムは洋種フジバカマ。ピンクフロストは葉に幅広の美しい黄斑が入ったものだ。我が家では9月の初めごろに咲いていた。
学名:Eupatorium 'Pink Frost'
タイプ:キク科アゲラティナ属
草丈:150~200cm
学名:Eupatorium 'Pink Frost'
タイプ:キク科アゲラティナ属
草丈:150~200cm