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フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

六花の森から洞爺湖へ(北海道旅行 その6)

2015-07-06 | 旅行

帯広の天気は曇り空だ。今日は中札内にある「六花の森」を訪ねる。

ここは、六花亭の包装紙に描かれた山野草の森である。
特に「十勝六花」として、ハマナシ、エゾリンドウ、エゾリュウキンカ、カタクリ、シラネアオイ、オオバナノエンレイソウを挙げている。

庭園内には、澄んだ川が流れていて、ほとりにクリンソウやエゾリュウキンカが植えられている。

山野草はほとんど終わっていて、ベニバナイチヤクソウがわずかに咲いていた。

その付近で庭作業をする職員の方々。

シラネアオイの大きな葉がぎっしりと生えているのを見ると、さぞや春先にはシラネアオイが咲き誇るであろう。

クロアチアの古民家を移築してギャラリーとして使っている。

包装紙の絵を描いた坂本直行氏の作品や児童詩集「サイロ」の表紙画が飾られていた。

坂本直行さんの後を継いで「サイロ」の表紙絵を描いている真野正美(大阪出身)さんの作品もある。

奥のほうへ行くと芝生広場があり、「考える人(ロダンから)」と題した彫刻が置かれていた。

あたり一面、ハマナシ(ハマナス)が咲いていた。

出口には六花亭のショップがあり、土産物を買った。

昼食は、少し離れた六花亭が運営している中札内美術村の中にあるレストラン「ポロシリ」で食べる。

柏の木が生えてい森の中の素敵なレストランだ。
カフェテリア方式だが、私たちは、おすすめの「ポロシリ カレー」を食べる。

六花亭を出た後は、道東自動車道を使って一路洞爺湖を目指す。
途中、「占冠」(シムカップ)インターで車のナビの自動車道が途切れてしまった。実際の自動車道は続いているのにおかしいなと思い
つつ料金所を通過したが、どうも腑に落ちないので、引き返して料金所事務所で訪ねると、「自動車道は完成しています。お宅のナビは
古いですね」と言われた。苦笑いしながら、もう一度道東自動車道に入り、千歳、登別から室蘭を通って夕方洞爺湖に着いた。

幸いにも天気が回復し、ホテルからの洞爺湖の眺めが素晴らしい。
洞爺湖の左側奥には蝦夷富士と称せられる「シリベシヤマ」(羊蹄山)がかすかに見える。

夕食後、部屋から花火を楽しむことができた。

 


美瑛から十勝千年の森へ(北海道旅行 その5)

2015-07-05 | 旅行

朝起きると、申し分のない青空が広がっている。

昨日の曇り空ではっきりしなかったので、もう一度、「北西の丘展望公園」からの眺める。大雪山が全貌を現した。

十勝岳も美しい山波だ。

足元の公園ではラベンダーが色づき始めている。

しばらく走って、上富良野の駅に到着。


ファーム富田のラヴェンダーを見ようと思って行ってみると、日曜ということもあり。ものすごい人出だったのでパスする。

続いて、十勝岳麓の「青い池」に行く。美瑛川に含まれているアルミニウムが水を青く見せるとか。

未舗装の駐車場と遊歩道があるだけのところだが、人気があるのか、沢山の観光客が来ていた。

その後、富良野から十勝へ抜けるルートからは雄大な景色を見ることができた。


道の駅「南ふらの」で昼食とする。巨大なクマのはく製があり、付近はラベンダーが植えられていた。

午後からのガーデンめぐりは「十勝千年の森」を訪ねる。

ここもいくつかのエリアに分かれている。

まずは花が咲き誇る「メドウガーデン」

「ローズガーデン」


続いて、山羊がのんびりと草を食んでいる「ファームガーデン」

先年の丘に続く「アースガーデン」は一面の美しい芝生だ。最近人気のある、セグウエイを愉しんでいる人たち。

はるか向こうに「千年の丘」を望む。(時間がないので行けなかった)

その向こうに「フォレストガーデン」があり、川が流れている。

深い森を巡るコースがあった。

キッチンガーデンまで戻ってくると暑さでぐったり。濃厚な味のソフトクリームが美味しかった。

 

 


大雪森のガーデン~美瑛へ(北海道旅行 その4)

2015-07-04 | 旅行

今日は上川町・層雲峡近くにある「大雪森のガーデン」を訪ねる。大雪山の山並みを望む丘陵地にあるが、

生憎、大雪山はほとんど雲に隠れている。空は曇っていて、少し肌寒い。

今年は「北海道ガーデンショー2015」を開催していた。上野ファームで「北海道ガーデンショー&ガーデン街道チケット」(3000
円)を購入していたので、それを使った。このチケットで北海道ガーデン街道8か所のうち好きなところを4か所めぐることができる。

「大雪森のガーデン」は大きく「森の花園」と「森の迎賓館」という2か所のエリアに分かれている。

まずは花々が咲き誇る「森の花園」をめぐる。


ヒマラヤの青いケシ


「森の迎賓館」は森の斜面になっていて、「ガーデンショー」として、さまざまな作品が展示されている。

中には、これはどうかな、と思うものもあった。

ツルアジサイがいたるところに咲いていた。

「人生の旅路」という作品は、川が流れていて、その周りに花が美しく咲き誇っていた。


そこから、少し丘陵を登ると「ドレスガーデン」に着いた。片面が、パンジーやビオラが植栽されていて、全体としてドレスのように見えるという物だ。先に立つと、大雪山がかすかに見えてきた。


正面広場に降りてきて、昼食を食べる。

その後は、美瑛を目指して走る。

JR美瑛駅のインフォメーションセンターで美瑛の地図などをもらう。

日産スカイラインのCMに使われた「ケンとメリーの木」とか

「マイルドセブンの丘」とか、コマーシャルに因んだエリアが多いのは、いかがなものか。

空が重く曇っているので、広々とした農村風景を十分には堪能できなかった。

パッチワークの路エリアにある小さなペンションにたどり着いた。美瑛産の小麦で作っている地ビールで乾杯だ。


小樽運河~旭川・上野ファーム(北海道旅行 その3)

2015-07-03 | 旅行

小樽の朝は申し分のない快晴になった。ホテルの朝食バイキングにも海鮮丼の具があるのには驚いた。

朝食後すぐに小樽観光に出かけた。駅前から中央通りを歩く。北海道最古の線路「手宮線跡地」(1880年)。

旧安田銀行小樽支店の側を通ると、小樽運河に突き当たった。

小樽運河に沿って遊歩道を歩き、浅草橋で記念撮影。

小樽運河ターミナルから、堺町通りへ。

「北一硝子」でガラスの土産物を買った後は「北菓楼」でソフトクリームを食べた。

堺町にも海鮮丼の店は多かったが、昼からの予定があるので、小樽での昼食はパスをする。

小樽からは札幌~滝川~旭川へ。今回の北海道旅行の目的は、北海道のガーデンめぐり。
まずは、旭川・上野ファームを訪ねる。

上野ファームの西口から入園した。

入り口付近もカラフルに花が咲き誇っている。

最初にあるのがマザーズガーデン。上野ファームはここから始まったとのこと。

庭全体は、いくつかのエリアに分かれてるが、中央に煉瓦の敷かれた道という構図が3か所あった。

両側の花がミラーのように対象になっているミラーボーダー

三尺バーベナが植えられている「パープル・ウォーク」

素敵な小屋があった。

東口は「ノームの庭」と名付けられていて、真夜中に庭造りを手伝うノーム(妖精)が住んでいるとのこと。

「白樺の小道」を抜けてから、上野ファームの北側にある「射的山」に登る。

屯田兵が射的訓練をしたところだ。

観光客の来ない静かなところで、上野ファームを俯瞰できる。

そうこうしているうちに閉園の時間が近づいてきて、私たちがほとんど最後の客だった。

その後、JR旭川駅に併設したホテルへ行く。

真新しい駅ビルと、驚くほど広い駅前エリアだ。

 

 

 

 


小樽への船旅(北海道旅行 その2)

2015-07-02 | 旅行

日付が変わって、7月2日午前0時30分、フェリーは舞鶴港を出航した。

大浴場で汗を流して、そのまま就寝する。
ごとごとという音はするが、大きく揺れて船酔いするということはなかった。

朝、目覚めると、フェリーは日本海の沖合を航行している。

午前10時15分過ぎ、フェリーが行き違うのを見る。

北海道旅行情報を調べたり、船内をぶらぶらしているうちに昼になった。
レストランで、昼食を食べる。私はかつ丼で、妻はカレーライスだ。
その後ビンゴゲームなどもあった。

午後3時にはティータイムで、サックスの二重奏を愉しんだ。

午後7時、皆さん後方デッキに集まり、夕暮を見つめている。

小樽に近づいて来ると、明るいライトを点灯したイカ釣り漁船が増えてきた。午後8時45分、予定通り小樽港に入港した。20時間少々の船旅だった。

JR小樽駅前のホテルにチェックインする。ホテルでは「夜泣きソバ」サービスがついていた。

その後小樽駅まで歩いて小樽の感触を得る。いよいよ北海道での旅が始まった。