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プレミアシップ第10週 トッテナム VS アーセナル

2005-10-29 | アーセナル

トッテナム 1-1 アーセナル

得点)キング / ピレス

HOME)トッテナム

                ミド    デフォー

        タイニオ                 A・レノン

              キャリック  ジーナス

      イ・ヨンピョ                  スタルテリ
               キング   ドーソン


                 ロビンソン

交代)A・レノン → A・リード
    タイニオ → P・メンデス
    デフォー → ロビー・キーン


AWAY)アーセナル

              レジェス
                      ベルカンプ

       リュングベリ                  セスク

              フラミニ
                    ジウベルト・シウバ

      クリシー                      ラウレン
             キャンベル    トゥーレ


                   レーマン

交代)  フラミニ → ピレス
   リュングベリ → ファン・ペルシー
      レジェス → シガン


ノースロンドンダービー!!  必然だった前半の差>
トッテナムのホーム、ホワイト・ハート・レインでのノースロンドンダービー!!
数あるロンドンダービーの中でも特に盛り上がりを見せるのがこの2チームの対戦だ。 しかし今回のダービーでいつもと違うのは、トッテナムがアーセナルより上の順位で試合を迎えたことだった。

トッテナムは2シーズン目に入ったオランダ人のマルティン・ヨル監督の元、攻撃的なチームに仕上がっており、例年になく好調なスタートを切った。 その最大の要因はオフの積極的な補強だろう。インテルからダービッツ(この試合はイエロー累積で出場停止)、ニューカッスルからジーナスを獲得してセンターを、PSVからイ・ヨンピョ、ブレーメンからカナダ代表スタルテリ、そして個人的には今シーズンのプレミアシップで1番の発見である18歳のドリブラー、アーロン・レノンをリーズから獲得してサイドを強化した。
対するアーセナルのオフの補強はフレブのみ… そのフレブも代表戦の怪我で離脱。 レジェス、リュングベリ、キャンベルが復帰したが、アンリがまたも離脱。

こういったチーム状況の差が明確に表れたのが前半の内容だった。
18分、右CKをキングがフリーで頭で合わせてスパーズが先制…
CKは「ゾーン」で守るアーセナル。 飛び込んできたミドにキャンベルがつられ、コロ・トゥーレはそのさらに後ろから飛び込んできたキングを完全に見放してしまった。(写真)

守り方の正解など存在しないが、CKに関しては「ゾーン」で守るよりも「マンマーク」で守った方がベターだと思う。
前半はその後も終始スパーズペース。 アーセナルは開始からミスパスが多く攻撃の形が全く作れず、シュート数は0… 守備でも、空中戦に強く足元の巧みさも持ち合わせるミドとスピードのデフォーのコンビにトゥーレとキャンベルが手を焼いた。 前半はほとんど「ハーフコート」状態で終わった。


<名誉挽回の活躍!!  「ダービー男」ピレス
長くサッカーを見てきたが、前半と後半でこうも内容が逆転する試合を初めて見た。
その変化をもたらしたのは先週のシティ戦でトリックPKを失敗してしまったピレスだった。 前半はなぜかベンチスタートだったが、ピレスはノースロンドンダービーで9試合7得点と抜群の相性の良さを持つ。 このピレスが前半全く機能しなかったフラミニに代わって左サイドに入ったことでサイドでタメができるようになり、アーセナルに本来の攻撃のリズムが戻った。 ピレスが左に位置して、セスクとリュングベリがそれぞれセンター、右サイドと「本職」に戻れたことも大きい。
スパーズが前半に飛ばし過ぎたこともあり、中盤で余裕を持ってボールが動かせるようになったアーセナルは完全に試合を支配し、あとは得点するのみだった後半32分、ベルカンプのFKをロビンソンがパンチングかキャッチングかわからない中途半端な処理でボールをこぼしたところをピレスが右足ダイレクトで合わせて同点!!
距離もあり、決して簡単なボールではなかったが、高い技術と一瞬の判断で狭い隙間をつく見事なゴールでアーセナルは追いついた。 その後もレジェスとクリシーが左サイドを何度も突破し、後半途中から入ったファン・ペルシーも惜しいシュートを放ったが、得点ならずドローで終了。


前半はスパーズ、後半はアーセナルと、90分間の内ぴったり45分間ずつ試合の支配権が分かれた今回のダービーだった。
アーセナルは確かに勝ち点3を取るチャンスもあったが、今季のスパーズの出来を考えれば「アウェイでドロー」という結果は悪くない。 それに、後半の内容は最近で勝利したどの試合よりも「アーセナルらしさ」が表れた、今後に期待が持てるものだった。
ただ、心配なのはリュングベリがまたも怪我を再発させて負傷退場してしまったこと。
「誰かが戻ってきては誰かが怪我をする」。 この悪いサイクルが終わらない限りは苦戦が続くだろう。



Tottenham Hotspur
Team Statistics Arsenal
       1 Goals 1
       3 Shots on Target 2
       7 Shots off Target 3
       1 Blocked Shots 5
       6 Corners 1
       18 Fouls 13
       4 Offsides 5
       4 Yellow Cards 2
       0 Red Cards 0
       47% Possession 53%

 

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