バルセロナ 2-0 レアル・マドリード
得点)ルイス・エンリケ、シモン
HOME)バルセロナ
ダニ
リバウド
セルジ ルイス・エンリケ シモン
シャビ
プジョル ライツィハー
コクー アベラルド
デュトルエル
AWAY)レアル・マドリード
ラウル
グティ
ムニティス フィーゴ
セラデス マケレレ
ロベルト・カルロス ジェレミ
カランカ イエロ
カシージャス
今回特集されたのは、フィーゴがレアルに移籍した初めてのシーズンのカンプノウでのエル・クラシコ!!
カタルーニャ市民のフィーゴへの憎悪の気持ちが激しいブーイングとなって表れたこの試合は、前半にシャビのFKを元レアル所属のルイス・エンリケが頭ですらせて先制!! レアルはカウンターからチャンスを作るが決め切れず前半終了。
後半になるとクラシコらしい激しいぶつかり合いが多くなる中、リバウドが打ったシュートをカシージャスが弾くがこれを途中交代のアルフォンソ(元レアル所属)が詰めてヘッド!!これがポストに跳ねかえったところを、フィーゴの後継者としてこの年に獲得したポルトガル代表のシモンが詰めて2点目!!その後はレアルがマケレレに代えてモリエンテスを投入するなど攻撃的姿勢を見せるが攻め切れず試合終了!!
<バスケ???>
テレビカメラ的にもバルセロニスタ的にもこの試合一番の注目はやはりルイス・フィーゴ!!
この試合はカメラが別の方向を映していてもスタジアムの「音」を聞けばフィーゴがボールを持ったものだとわかった。そして、そのフィーゴをマークしたのがこのシーズンにトップチームに定着したプジョル!! この試合のプジョルの動きを見ればフェレール監督のプジョルへの指示は全てわかった。
フィーゴへのマンマーク。それ以外は何も求めない。
というのが監督の指示だろう。攻撃時においてもパスを受けるポジションを取らずに「フィーゴを見る」。フィーゴが左に流れれば「フィーゴを見る」ために左へ。フィーゴが下がれば「フィーゴを見る」ために上がる、といったように、まるでバスケのマンマークかと思うほどだった(笑) トップチームに定着するためにはこのシーズンが「勝負の年」だったプジョル。その頑張りぶりが見ていてよかった。(本人も試合後自画自賛したらしい、笑) そして、この試合の後からプジョルがバルセロニスタのアイドルになったのは言うまでもない。
<その他気付いたこと>
・カシージャスはまだまだ
カシージャスもプジョル同様このシーズンがトップチーム出場初年度。才能の片鱗を見せるセーブを何度か見せたけど、飛び出しのタイミングはイマイチだしキャッチングが実に危なっかしい… 現在、世界最高のGKにもこんな時代があったってことを思い出した。そういや、リーガ・エスパニョーラを衛星放送が放送してた時、よく「あぶね~」とか言いながらカシージャスを見てたのも思い出した。懐かしい(笑)やっぱGKは若くていい選手は少ないね。
・そういや、グティってFWだったんだ…
これもすっかり忘れてしまってました(笑)この後のレアルの「銀河系軍団化」により、生き残っていくためにポジションを下げ、今ではピボーテまでに位置を下げた被害者グティ。でもFWとしては一流とは言い難いのが真実…
そういや、グティが我がアーセナルに来たがってるらしいけど、ヴェンゲルの回答は「いらない」らしい。
自分も同じ考え。確かにグティのユーティリティ性は魅力だしアーセナルの求めるところではあるけど、28歳という年齢は「新たに獲得する選手」としてはヴェンゲルが嫌うところ。 そして、自分が一番気にかかるのがグティの性格の悪さ。「レアルの影の番長」が彼。カマーチョが辞任したのも、グティを中心としたロッカールームでの陰湿なイジメが原因の1つらしい。グラベセンがレアルに加入した時に真っ先にグティに挨拶にいったことがレアルというチームの「裏の真実」をよく物語っている。選手層の薄さを「団結力」でカバーしているアーセナルのチームカラーとしては、こういう「危険分子」は来てほしくないのです。
・バルサの右
この試合活躍したのがポルトガル代表のシモン。フィーゴの後継者としてやってきたけど、いつのまにかベンフェカへ移籍。その後、スポルティングからやってきたのが同じくポルトガル代表のクアレスマ。彼も目立った活躍ができずにポルトに移籍してしまった。こうして見ると、バルサがバルセロニスタの嫌うフィーゴの「幻影」をしばらくの間払えなかったことがわかりますなぁ~(笑)
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