NO FOOTBALL NO LIFE

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プレミアシップ アーセナル VS ポーツマス

2005-03-07 | アーセナル
アーセナル 3-0 ポーツマス

得点)アンリ3 ハットトリック!!!

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            アンリ    クインシー・オウス・アベイェ

      A・コール               セスク
            フラミニ   ヴィエラ

     クリシー                  トゥーレ
            シガン    センデロス

               レーマン

交代) シガン  →  ローレン
   クインシー →  ファン・ペルシー
    セスク  →  リュンベリ

 
<ティエリ・アンリ!!!>
やってくれました通算6度目のハットトリック!! 試合全体を通して動きを見るとまだ本調子じゃないけど(怪我あがりなんで当たり前かな?)、それでも3点決めちゃうのがこの男。 得点王とゴールデンブーツがさらに近づいた! 今年のプレミアの得点王争いはアンリとクリスタルパレスのA・ジョンソンに完全に絞られた。 予想外だったジョンソンの活躍がなかったとしたらプレミアの得点王争いは去年の内で決まってたかもしれないね~。


<スタメン>
GKはこの前のFA杯シェフィールド戦のPK連続ストップでひょっとするとひょっとするかも…と思ったけどやっぱりレーマン(笑) アルムニアに対するヴェンゲルの評価はかなり上がったみたいだけど、PK戦以外での動きはよくなかったからね~
CBはキャンベルの復帰が間に合わず(公式HPによるとあと2週間はかかる模様でCL2ndlegの欠場は決定的…)シガンとセンデロス。CL、バイエルン戦のミス以来トゥーレは右サイドになってしまった。 レジェス、ベルカンプが3試合出場停止の3試合目で出れず、中盤はシェフィールド戦と同じ4人。FWはそのシェフィールド戦で後半から出場して活躍したクインシーとアンリ!


<試合内容>
正直、試合前もこのスコアは予想できなかったし(というよりは現在のアーセナルの調子で3点入るとは考えられなかった。)、試合が始まってもその考えは変わらなかった。トップを残して全員引くポーツマスを崩せない。きれいにきれいにきれいにサッカーをしようとするアーセナルはどうも泥臭く守ってくる相手が苦手だ。FA杯のシェフィールドを相手にした2試合はそれが見事に当てはまる。さらに前半20分頃にシガンが負傷。キャンベル復帰にメドが立たないアーセナルにとっては、常にディフェンスに不安定さ残すシガンでも今は外せない戦力。また怪我人が出てしまい、悪い流れを感じた…
しかし、この試合はシェフィールドとの2試合を両方欠場していたアンリがいることがそれまでとの大きな違い。前半39分にローレンのクロスを合わせて先制すると、このゴールで流れは変わり、後半は一方的なアーセナルペース。アンリはこの後もFKでのゴールを含めた2ゴールを挙げてハットトリック達成で完勝!!


<2ndleg展望>
土曜のバイエルン対ブレーメン戦でマカーイがハムストリングを痛め全治2週間は戦列から離れることになり、アーセナル戦での欠場が決まった。この試合を見たけど、マカーイは相手との接触なしに倒れたから全治2週間よりはもう少し重い怪我だと思った。 バラックが言うには、
「カウンター戦術にはマカーイのような選手がうってつけなので我々にとっては痛い」とのこと。
アウェイゴール制度によりアーセナルは2-0で勝てばベスト8に進出できる。アーセナルにとって2点取ることは可能な範囲(3試合休養したベルカンプ、レジェスは人三倍がんばれよ!!)だろうけど、0点に抑えることの方が可能性が低いと考えていただけにマカーイ欠場によりその「可能性」は確実に上がったと見ていいだろうね。

ただこのブレーメン戦で得点を挙げたのはFWではなく、CKからヘッドを決めたMFのバラック。 何せここ最近のアーセナルの課題はキャンベル離脱で一気に崩れた「セットプレイの守備」なんで一番の警戒が必要だろう。

キャンベル、ホイト、シガンが怪我でCBのスタメンはセンデロスとトゥーレだろうけど、控えが見当たらないぞ… しっかりしてくれぇ~