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NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

CL準々決勝 1st leg リヨン VS PSVアイントホーフェン

2005-04-07 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
リヨン 1-1 PSVアイントホーフェン

得点)マルダ / コクー

写真は、ジュニーニョ(左)とファン・ボメル(右)

HOME)リヨン

               ヴィルトール

       マルダ                  ゴブ

           ジュニーニョ    エシァン

                ディアッラ

     アビダル                 レベィエール
            カサパ     クリス

                 クペ


AWAY)PSVアイントホーフェン

               ヘッセリンク
       ファルファン           パク・チソン

           フォーゲル   ファン・ボメル

                コクー

    イ・ヨンピョ                   オーイエル
             ボウマ    アレックス

                ゴメス


「攻撃のリヨン」、「守備のPSV」という触れ込み通りの戦い!!
前半にマルダがゴールした後もリヨンが攻めまくるが終盤にコクーが決めて引き分け!!


最近コクー決めすぎじゃないか!? そんなに点取る選手だったっけ??(笑)
代表戦でも決めたし、アヤックス戦でも決めたし。 要するに大事なところで点取るんだね~この人は。まだまだオランダ代表にもPSVにもこの人は必要なようです。


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CL準々決勝 1st leg リバプール VS ユヴェントス

2005-04-06 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
リバプール 2-1 ユヴェントス

得点)ヒーピア、ルイス・ガルシア / カンナバーロ

HOME)リバプール

                     バロシュ
            ル・タレック

       リーセ               ルイス・ガルシア

            ジェラード
                    ビスチャン

     トラオレ                    フィナン
            ヒーピア    キャラガー

                カーゾン


AWAY)ユヴェントス

           デルピエロ   イブラヒモビッチ

       ネドベド               カモラネージ

             ブラージ   エメルソン

     ザンブロッタ                 ゼビナ
            カンナバーロ   テュラム

                 ブッフォン


<アンフィールドという「麻薬」>
「ヘイゼルの悲劇」以来20年ぶりとなった対戦!! 試合前にリバプールサポーターが歌う「You’ll never walk alone」にもいつも以上に気合が入る!!
このアンフィールドというスタジアムはプレミアシップの数ある素晴らしい雰囲気のスタジアムの中でも最高のもので、選手への影響は計り知れない。そのため、前半のリバプールの選手の「勢い」とユヴェントスの選手の「動揺」は予想に難くなかった。
これまでリーグ戦とCLで堅守を見せていたユヴェントスとは思えないほど守備陣は混乱し、前半の早いうちに2失点。これも舞台が「アンフィールド」だからこそ起きた出来事だった。


<これも「アンフィールド」の影響??>
前半勢いに乗ったリバプールは2点を取ったけど、その後、特に後半のパフォーマンスは明らかに下降。
これはCL準々決勝ってことと、ヘイゼルの悲劇以来のユーヴェとの対戦ということでアドレナリンが出まくったサポーターに押されて前半飛ばしまくった影響だろうね(笑) スタジアムの雰囲気に飲まれたユーヴェはその後調子を取り戻し、後半は逆に攻めに出る。 そしてカンナバーロがヘッドで1点を返した後はユーヴェも疲労からか低調なパフォーマンスに…

後半、両チーム合計で何本ミスパスしたんだ?? ユーヴェが1点返してからの試合内容はとてもCL準々決勝に上がってきた2チームのものではなかったね。

試合はこのまままったりと2-1で終了。レアルとの試合は1st legを1-0と負けて折り返しながら勝ち上がってきたユーヴェだけに2-1の負けはそれ以上の結果! ほんと厄介な相手だな~。 第1戦にホームで戦いたくない相手としては1番かも…


ローマ法王死去でセリエが中止になったことがユーヴェに有利に働くかと思ったけど、そうでもなかったみたいね。選手のコメントを聞けば、精神的にはかなり辛かった模様。
文化の違いですな~


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CL準々決勝組合せ決定!!

2005-03-19 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
18日に抽選会が行われ、CL準々決勝の組合せが決定!! その4つの対戦カードは


①ACミラン VS インテル

インテル VS ポルトの記事で書いてたことがホントに起きちゃった!! てことで、ミラノダービーが実現!興味はあるけど…CLの対戦カードとしては面白くない…
確かこの対戦は2002―3シーズンの準決勝であったよな~ あの時は2戦合計1ー1でアウェイゴールによりミランが勝ったんだよね。その試合で挙げたマルティンスのゴールはすごかった。あのゴールでマルティンスの驚異的なスピードが全世界に知れ渡ったんだよね。

②リヨン VS PSVアイントフォーヘン

8チーム中、「名前」は一番地味な対決!! ここで対戦するから決勝は「名前」に関しては豪華なカードになるのかな?? リヨンの攻撃とPSVの守備はどっちが強いのか??

③チェルシー VS バイエルン・ミュンヘン

準々決勝一番の注目カード!! この対戦によってチェルシーかバイエルンのどちらかの「三冠」の可能性が消滅!! どちらも「手堅いサッカー」をするチームで、タイプ的には似てるので展開も結果も予想は不可能!!

④リバプール VS ユヴェントス

多くの死者を出した「ヘイゼルの悲劇」の再現となる対戦!! 両チームの対戦はそれ以来でメディアの盛り上がりは必至! イングランドのクラブチームはこの悲劇の責任から海外の大会に参加を認められず、イングランドサッカー全体の衰退を招いた歴史があるという因縁つき。 まぁプラティニがユーヴェにいた頃の話だから、今の選手には直接的には影響なかっただろうけどね~


準決勝の組合せは
①の勝者 VS ②の勝者
③の勝者 VS ④の勝者
になりま~す!


CL決勝T1回戦 2ndleg インテル VS ポルト

2005-03-16 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
インテル 3-1 ポルト

得点)アドリアーノ3 / ジョルジ・コスタ

HOME)インテル

            アドリアーノ   クルス

      ベロン                  スタンコビッチ

           カンビアッソ   ザネッティ

    サネッティ                    ゼ・マリア
           ミハイロビッチ  マテラッツィ

                  トルド

AWAY)ポルト

            クラウディオ  マッカーシー

            マニシェ      ジエゴ
     ヌーノ・バレンテ            セイタリディス
               コスティーニャ

    ペドロ・エマヌエル  リカルド・コスタ  ジョルジ・コスタ

                バイーア


<怪物復活!!>
アドリアーノ、ハットトリック!!! インテル、ベスト8進出!
ここ最近は不調だったアドリアーノがインテルを救った! シーズン序盤には「世界最高のFW」と称賛されるほどキレキレだったアドリアーノも今年に入ってからは不調が続いた。アドリアーノの不調とともにインテルの成績も下降線の一途をたどり、厳しい批判も浴びたアドリアーノだけど、大一番で復活!! 役者が違うなぁ~

先制点もアドリアーノらしかった。ペナルティエリアに入ったあたりからの強烈な左足のシュート! 完璧にDFの体の中心に当たったんだけどパワーが強すぎてそのまま入っちゃった…(笑) 普通ならカットされてるんだろうけど威力がハンパないからね~ 全盛期のビエリもこんなシュート多かったなぁ~
2点目は左足アウトでGKの頭上を越すシュート。ブラジル人らしい技術を見せてくれたね~ 全盛期のビエリでもこれは無理かな??
後半の早い時間に1点返されて、「もう1点取られて2-2の引き分けならポルト勝利」という一気に追い詰められた状況からインテルを救ったのもアドリアーノだった。 右サイドから強引に中に入って、左足でファーサイドに流しこんで3点目! 良かった時の強引さが戻ってきたなぁ~ 完全復活だね。

ポルトはシーズン前を含めると2度も監督交代があったから、結局チームとしての方向性が最後まで見えなかった。 かわいそうっちゃかわいそう。 今シ-ズンのポルトガルリーグは5チームによる大混戦だから、来シーズンのCLに出るためには早く切り替えないとね~。

てか来シーズン、ひょっとするとポルトガルからCLに出場する2チームは、ポルト、ベンフェカ、スポルティング・リスボンの「3強」から2チームじゃなくて、「ブラガとボアビスタ」っていうマニアックな2チームになる可能性もかなりあるな(笑) すごいかも…


<ベスト8!>
予想通りインテルが勝ってこれでベスト8が全部出揃った!! 準々決勝の組合わせ抽選会は3月18日! 今度は完全な抽選になるからベスト8で「ミラノダービー」が実現する可能性もあるわけだね~(あんま見たくないけど)
てことで、CLが盛り上がるような理想の組合わせを考えました!!

①ミラン   VS PSV
②バイエルン VS インテル
③チェルシー VS リヨン
④ユーヴェ  VS リバプール

で、左の4チームが残るのが一番盛り上がるんじゃないかな??

CL決勝T1回戦  総評②

2005-03-12 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
「手堅いサッカーをするチーム」、つまり守備を基本とした試合巧者のチームがベスト8に勝ち上がった。
昨シーズンはCLでのポルト、EURO2004でのギリシャらの「守備的戦術」を用いたチームの躍進が目に付いた。今シーズンはこのような波乱こそなかったけど、

「攻撃 < 守備」の流れは引き継いだ形となった。

<CLの傾向>
ここで、1992年から始まったCLの決勝カードを挙げてみます。左側が優勝チームとすると、

(1992-3)マルセイユ  - ACミラン(八百長発覚によりミランがタイトル)
(1993-4)ACミラン   - バルセロナ
(1994-5)アヤックス  - ACミラン
(1995-6)ユヴェントス - アヤックス
(1996-7)ドルトムント - ユヴェントス
(1997-8)レアル    - ユヴェントス

(1998-9)マンU    - バイエルン

(1999
 - 2000)レアル    - ヴァレンシア
(2000-1)バイエルン  - ヴァレンシア
(2001-2)レアル    - レバークーゼン

(2002-3)ACミラン  - ユヴェントス
(2003-4)ポルト    - ASモナコ

これを見るとイタリア勢がいかにCLに強いかわかるね~。決勝進出回数は8回。特に1992年から1998年までは毎年イタリアのチームは決勝に進出した。 すげぇ~
しかし、1999年から2002年まではスペイン勢の時代になる。
このようにヨーロッパのサッカーには「時代ごとの流れ」がある。「イタリア→スペイン」の変遷は「守備的サッカー」から「攻撃的サッカー」の転換だ。

そしてまた、2002-3シーズン以降を見れば明らかだけど、時代は「守備的サッカー」に移りつつあると思う。 特にホーム&アウェイで戦うCLでは、ホームで大量点を取るより「アウェイで守りきる」ことが勝利へのカギとなっているね。 そのため、ヨーロッパの舞台で勝つにはGKを中心とした守備陣の整備が一番のポイントであることは間違いない。 先程の上位4カードのGKを比較してみると、皮肉にも

①ブッフォン ≧ カシージャス
②チェフ   > V・ヴァルデス
③ジーダ   > キャロル(ハワード)
④カーン   > レーマン
となってしまった。


てことでアーセナルはGKを補強しろ~!!

CL決勝T1回戦  総評①

2005-03-11 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
まだインテル VS ポルトの試合が残っているけど、CL決勝T1回戦をまとめてみることにしま~す!
CLを勝ち抜くために重要なことが今回の数試合ではっきりと表れたと思います。

<対戦カード>
①ユヴェントス  VS レアル・マドリード
②チェルシー   VS バルセロナ
③ACミラン   VS マンチェスター・ユナイテッド
④アーセナル   VS バイエルン・ミュンヘン


⑤レバークーゼン VS リバプール
⑥インテル    VS ポルト 
⑦リヨン     VS ヴェルダー・ブレーメン
⑧ASモナコ   VS PSVアイントフォーヘン


今シーズンのCL決勝T1回戦はホント盛り上がった!本命と思われていたビッグクラブが順当にGLを通過したことで1回戦のカードが例年になく豪華になったことが理由だろうね。 しかし、こんな豪華なカードがここで当たるのはもったいないとの声も多いみたい。
対戦カードを順不同に8試合並べてみたけど、そのカードあえて4試合ごとの2つに分けてみました。これを見てみなさん何か気づきましたか??
今回残念だったのが、出場16チーム中「誰が考えても実力的に上位8チーム」同士が対戦してしまったこと。明らかに下の4つの対戦カードの方が見劣りしてしまうね~。
「同じグループ同士」「同じ国同士」は対戦できない、「グループ1位のチームは他のグループ2位のチームと戦う」、といった条件下での抽選だったのでしょうがないけど、この8つのビッグクラブのうち半分が早期に姿を消すのは非常にもったいない!!

ほぼ全試合を見たけど、この上の8チームと下の8チームは「名前」だけでなく「試合の質」の差も明らかに見られたと思う。
良かったのはリヨンぐらいで、リバプールも結果的に圧勝はしたけどそれはレバークーゼンが悪すぎた(守備陣で主力を欠いた)だけのことで内容は決して良くなかった。上の8チームに勝つ可能性があったのはリヨンぐらいっしょ。 ベスト8の対戦カードの方が注目度が低くなっている可能性は大だね。



<試合巧者ぶりを見せたイタリア勢とそれに「似た」チーム>
前述の通りインテル VS ポルトは終わっていないけどアウェイで得点を取って引き分けたインテルがホームでポルトに負けるとは考えられないのでインテルがベスト8に進出したとして話を進めま~す。
まずベスト8進出チームを列挙すると、
①ユヴェントス
②チェルシー
③ACミラン
④バイエルン・ミュンヘン

⑤リバプール
⑥インテル
⑦リヨン
⑧PSVアイントフォーヘン

何度も言うように1試合日程を終了していないのでこれは仮定の話だけど、イタリア勢の健闘が目に付くね。そしてこの結果、特に先程の上位8チームの対戦の結果を見て気づくことは、

「どこも手堅いサッカーをしたチームが勝ち上がっている」ということじゃないかな。


                                総評②へ続く

CL決勝T1回戦 2ndleg ユヴェントス VS レアル・マドリード

2005-03-11 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
ユヴェントス 2-0 レアル・マドリード (延長戦 120分)
AGGREGATE)  2-1

得点)トレゼゲ、サラジェタ

HOME)ユヴェントス

              イブラヒモビッチ
       デルピエロ            サラジェタ  
                

      ザンブロッタ            カモラネージ            
               エメルソン

   ペッソット                    ゼビナ
           カンナヴァーロ  テュラム

               ブッフォン

AWAY)レアル・マドリード

             ロナウド
                     ラウル

                フィーゴ
          ジダン              ベッカム
                グラヴェセン

   R・カルロス                   ラウル・ブラヴォ
             サムエル   エルゲラ

                カシージャス


<予感が的中…>
展望で書いた予感が的中しちゃった…レアルはホームで攻めながらも1点差に抑えられ、アウェイで逆転されるという一昨シーズンと全く同じ負け方をしてしまった… バルサも同じだけど、1stlegをホームで戦う場合は1点差勝ちは全くアドバンテージにはならないね。 結果的には、レアルはホームで追加点を取れなかったのが敗因になってしまった。


<ズラタン・イブラヒモビッチ>
アウェイながらも攻めてくると予想されたレアルだったけど、実際は守りを固めた。レアルは意外にもよく守った方だと思う。 今までのレアルなら考えられなかったことだけど、ルシェンブルゴが監督になってから守備が格段によくなり、この試合でも決定的なチャンスはそれほど作らせなかった。

しかし、イブラヒモビッチだけはどうしても止められなかった。ホームでも得点こそ取られはしなかったけどこの選手にはやられていた。ユーヴェ攻撃陣で最も脅威を与えていたいたのはデルピエロでもなくトレゼゲでもなくこの選手だった。
長身のため、空中戦に強いのは当然としても足元も非常にうまい。体の使い方もうまいのでまずボールを取られることがない。そのため、この選手は攻撃の基点にもなる。
アヤックス時代は精神的にムラがあり、ポテンシャルの高さは見せるもののそれが続かないで不安定な印象だったけどユーヴェに来て変わった。キレることも少なくなったし毎試合安定したパフォーマンスを見せるようになった(カッサーノ、イブラヒモビッチといった精神面に問題のある選手はカペッロに指導してもらうと成長するようだ。)
この試合を見ていると、この選手がストライカーの「完成形」のように思えてきた。

また、「ベルカンプの後継者」と「高さのある」選手を必要としている我がアーセナル。イブラヒモビッチならどちらの条件も満たしている。ありえない話だけど、そんなことを考えさせるようなイブラヒモビッチの出来だったね。



サラジェタって2002-2003シーズンのCL準決勝バルサ戦でも延長で点取った気が…スペインに強いのかな??

CL決勝T1回戦 2ndleg リヨン VS ブレーメン

2005-03-10 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
  リヨン 7-2 ブレーメン
AGGREGATE)10-2

得点)ヴィルトール3、エシァン2、マルダ、ベルトッド(P) / ミクー、イスマエル(P)
    (写真右)  (写真左)

HOME)リヨン

            ゴブ     ヴィルトール

      マルダ                   エシァン

           ジュニーニョ   ディアッラ

   ベルトッド                      ディアッタ
             アビダル    クリス

                 クペ



ブレーメンはもうフォーメーションとかどうでもいいよね…
トップレベルの選手同士の試合でも「モチベーション」の差によってこんだけ差が開くってこと。リヨンの選手たちは素晴らしかった。エシァンはCBから解放されてイキイキとしてたし、ヴィルト-ルは2戦とも先制点を取ってこの試合はなんとハットトリック!!


しかし、ブレーメン。諦めがいくらなんでも早すぎやしないかい??。確かに厳しい条件下だったから勝ち上がりは難しかったけど、「ドイツ王者」なんだからアウェイで意地の1勝を挙げてやるぐらいの気持ちで戦ってほしかった。
バレンシア戦で見せた勝負強さはどこへやら。バレンシアの選手がこの試合見てたら、
「俺たちはこんなチームに負けたのか…」ってヘコむだろうね。(スポーツ漫画っぽいかな??)

この点差じゃ内容どうこう書く気にならないので終了~。



早めに寝ようと思ったけど寝れなかった… 風邪ひきませんように…

CL決勝T1回戦 2ndleg展望③

2005-03-09 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
今回は今日行われる4試合を展望してみま~す。ただ、アーセナル VS バイエルンは「アーセナル VS ポーツマス」の記事で展望したので、短めにあえてバイエルン目線で展望してみます。


①ユヴェントス VS レアル・マドリード

<1stleg>
レアル 1-0 ユーヴェ
質の高さで言ったらレアルの今シーズンベストゲームだったんじゃないかな?? この試合は何と言ってもジダン。「ゲームを支配する」っていうのはこういうことを言うんだとまで思った。

以前あるサッカー雑誌でロナウジーニョのことを「現在最もテクニックに優れた選手」っていうフレコミで紹介してたことがあった。自分も聞かれて真っ先に浮かぶのはこの選手かもしれない。
ただ、「テクニックのある選手」には色々な定義がある。ロナウジーニョのようにトリッキーなプレイをする選手をテクニックがあると言うし、ジダンやベルカンプのように神業的な浮き球の処理をする選手もテクニックがあると言える。 派手さで言えば前者だけど玄人ウケするのは後者かな??
だからさっきの雑誌の表現はナンセンスだと思うし、自分は後者の方が好きだな~ってことを改めて認識した。
ジダンのプレイはそんなプレイだったね。
試合はレアルが終始攻めるもエルゲラのヘッドの1点のみで終了。

<展望>
内容では完全にレアルが上回っていたのに1点差しかつかなかったのがなんとも不気味… バルサの二の舞を踏む予感がする… この試合ではブラージが出場停止。得点を取らなきゃいけないユーヴェは最近リーグ戦で試している3トップの布陣で臨んでるくるだろうね。
レアルはインフルエンザのラウル、怪我あがりのジダンのコンディションが気になるところ。このチームも守りに入って守りきれるわけはないのでユーヴェの様子を見ながら攻めるだろうね。アウェイなのとユーヴェの得点力を考えたら先制点を取ったら決まりかな? ただそれはできるだけ遅い時間帯で取るのが望ましいね。


②レバークーゼン VS リバプール

<1stlegと展望>
リバプール 3-1 レバークーゼン

ジェラードの出場停止とモリエンテスがCLに出られないことから苦戦が予想されたリバプールだけど、ジェラードの代役のビスチャンが期待を大きく上回る活躍を見せた(てか、誰も期待してなかった 笑)。バロシュ何度もあった絶好機を一度でも決めていれば勝負はもうついていただろう。
アウェイに弱いレバークーゼンは空回りで、ポンテとフライアーは無駄なファウルを犯して2ndleg出場停止。これは痛い。ただ、終了間際にデュデクの軽率なミスから得た1点は非常に貴重。 今シーズンのリバプールはアウェイはほんとにヒドイ。ベニテスが監督になってホームではアーセナルと比べても見劣りしないほど美しいサッカーを見せるのに、アウェイではプレミアの中堅チームにすらゲームを支配されてしまう。リバプールファンには悪いけどあの最後のゴールが原因で大逆転されるなんてことはかなりありえる話だと思うよ。


③ASモナコ VS PSVアイントフォーフェン

<1stlegと展望>
PSV 1-0 モナコ

先に断わっておくと、この試合は結果を先に知ってしまったので前半しか見てません…なのでコメントは避けておきますけど、ホームに強いモナコが有利かと。普段ガラガラのスタッド・ドゥ・ルイⅡも今回は埋まるんじゃないかな? 日本でも有名な監督同士の手腕も見所。


④アーセナル VS バイエルン・ミュンヘン

<1stlegと展望>
バイエルン 3-1 アーセナル

バイエルンはこの試合で勝負が決めれたはずだった。キャンベル不在のアーセナルの守備はとてもCLベスト16にいるチームのものではなかった。 ただ、この試合のバイエルンも今日のチェルシーのように3点取ってから落ち着いてしまった。そして終了間際に取られたコロ・トゥーレのゴール。マガト監督もこれには不満を表した。
最後のゴールは嫌な感じはするけど、守備陣はリーグでも好調でこのところは無失点試合を続けている。ショル、マカーイと攻撃陣に怪我人が出てしまったけど、次の試合でバラックは復帰。ようは守ればいいわけであって、2点差は今のバイエルンにとっては大きなアドバンテ-ジだろう。アーセナルはガチガチに守ってくる相手を崩すのは苦手だし、セットプレイの守備に大きな不安を抱えているので、前半は0-0で終えて後半にセットプレイで先制するプランはマガトの頭に入っているはずだ。

CL決勝T1回戦 2ndleg ACミラン VS マンチェスター・ユナイテッド

2005-03-09 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
ACミラン 1-0 マンチェスター・ユナイテッド
AGGREGATE) 2-0

得点)クレスポ

HOME)ACミラン

                クレスポ


             カカ     ルイコスタ
      セードルフ                ガットゥーゾ
                ピルロ

    マルディーニ                    カフー
             スタム     ネスタ

                ジーダ


AWAY)マンチェスターU

             ファン・ニステルローイ
      ギグス                   C・ロナウド

                   ルーニー
          スコールズ
              ロイ・キーン

    エインセ                       ブラウン
          シルベストル   ファーディナンド

               ハワード

<スタムとクレスポとカフー>
この試合のMVPはこの3人。特に前回アップ中の怪我で欠場したスタムはえらく気合が入っていて、本職の守備ではもちろんのこと、攻撃でも珍しくドリブル突破を見せるなど素晴らしい活躍を見せた。リーグではあまり活躍できていないスタムだけど、CLではバルサ戦といい重要な試合で活躍を見せてくれている。この試合の空中戦はほとんど勝っていたね~。

前回大活躍したカフーは今回も素晴らしかった。「世界最高の右SB」の称号はまだまだこの選手のものだね。(横浜F・Mの移籍話あったけど、冷静に考えたら来るわけないよな~) てか、この選手は試合中いったい何km走ったんだ?? 運動量とスタミナはハンパないね。全盛期の時に比べるとスピードは落ちたけど運動量は変わってない。日本代表のK地くんもフィジカルテストではめちゃめちゃいい結果らしいから運動量だけでも見習ってほしいところ。(浦和の山田暢といい、日本の右サイドは無駄にフィジカルテストはいいんだなぁ~。)
この試合でも「カフー VS エインセ」の勝敗は残酷なまでについちゃったわけです。

クレスポは最高のゴールを決めてくれた。カフーのクロスを合わせてループ気味のヘッド! GKのポジショニングを考えたらあのスピード、あの軌道のシュートじゃなかったら入らなかっただろう。マンUディフェンス陣は2戦連続でクレスポを止められなかった。

この後は例のごとくアンブロジーニを入れて守って1-0で終了。ミランほんと強いわ。


<スコア以上の差>
この対戦は2戦ともスコア以上の差があったと思う。特に2戦目はよく使われる表現だけど「大人と子供のサッカー」ぐらいの差があった。恐らく必死に応援していたマンUファンの人でも全く違う次元を感じ取れたんじゃないかな?? マンUのチャンスはギグスのポストに当てたシュートぐらい。それもギグスが負傷退場してからはもう何もできなかった。ファン・ニステルローイはコンディションがまだまだ。復帰して何試合か経ったけどシュートが全く枠にいかない。C・ロナウドは相変わらず空気が読めない奴で、リードされてて残り時間が少ない場面でも何度も入るはずのないロングシュートを打つ。コイツがもっと周りが見えていたら…と多くのマンUファンの人が思ったはず。

まぁこのチームもアーセナルと同様に若いからしょうがないっちゃしょうがない。(本来引き締め役の年長者ロイ・キーンも空回りしてたけど…)
これをあからさまに印象づけたのが終了間際のカフーとC・ロナウドの接触。 キレて手を出すロナウドに対して気にも留めず笑うカフー。まるで、「もっと修行してこい小僧。まだまだ甘いよ。」と言っているような余裕の笑みだったね(ちょっと格闘マンガっぽいかな??)

まぁミランのサッカーは完璧だったわけです。マンUは相手が悪かったと思ってリーグに切り替えた方がいいと思うよ。

CL決勝T1回戦 2ndleg チェルシー VS バルセロナ

2005-03-09 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
チェルシー 4ー2 バルセロナ
AGGREGATE) 5ー3      チェルシー、ベスト8進出!!

得点)グジョンセン、ランパード、ダフ、テリー / ロナウジーニョ2(1PK)

HOME)チェルシー

               ケズマン

              グジョンセン
        ダフ             J・コール

            ランパード
                  マケレレ

    ギャラス                   パウロ・フェレイラ
         ジョン・テリー   R・カルバーリョ

                チェフ

AWAY)バルセロナ

               エトー

       ロナウジーニョ       イニエスタ

            シャビ    デコ

              ジェラール

    ジオ                     ベレッチ
           オレゲル   プジョル

              V・ヴァルデス


<前半>
予想通りバルサはアウェーでも攻めてきた。ライカールトも、「慣れないことはやるものじゃない。」って守りを固めることを否定していたし、バルサのプレイスタイルを考えると当然だろうね。
チェルシーに関して言えば、基本的に守備から入ることは同じだったけど攻撃の意識が前回と違っていた。
開始すぐからバルサの選手が慣れないイングランドのピッチに足を取られることが目立っていたけど、先制点もそれが発端となった。8分にシャビが転んでランパードにボールを奪われると、縦にグラウンダーのパス。これを受けたケズマンが中をよく見てクロスを上げてグジョンセンがシュート!まさにアウェイのチームがやるべきはずのカウンターだねこれは。

この時点でアウェイゴールによりチェルシーがリード! ただ、チェルシーの攻撃(というよりはカウンター)は止まらない。
J・コールがドリブルで右サイドをかけあがって中に切り替えして左足のシュート! これが選手に当たってヴァルデスが片手でなんとか弾いたところにランパードが詰めて2点目!!  コールに対するジオバンニ・ファン・ブロンクホルストの守備は軽かったし、この時のバルサの守備は混乱していた。
まだバルサ守備陣の混乱は収まらない。中盤でボールを奪われ簡単にダフに通されて3点目!! 解説者のセルジオ越後が言うには「バルサの守備陣が赤じゅうたんを引いてチェルシーの選手が通る通路を作っている」とのこと(笑) それぐらいバルサの守備は崩壊してたね~。結果的にはマルケスの欠場が痛かったことになる。  ここまで来れば完全にチェルシーが有利だけど、いまだ混乱するバルサを尻目にチェルシーは落ち着いてしまった。 これがダメだった。

サッカーでは3点差がセーフティリードと言われ、3点差がつくとどのチームも相手の守備陣が脆さを見せても落ち着いてしまうことが多い。そしてこの余裕(油断)が苦戦を招いてしまうことがまた多い。

けれども、舞台はCL。「アウェイゴ-ル」という非常に厄介な(時には救いの神にもなる)制度があるので、スコア上は3-0だけど1点返されれば「もう1点取られれば負け」という追い詰められた状況になるためチェルシーは余裕を見せてはいけなかった。

案の定流れは変わった。しかしその流れを変えたのはバルサの選手ではなく、チェルシーの右SBパウロ・フェレイラ!! ペナルティエリアぎりぎりのところでのエトーとのヘディングの競り合いで手を使いPK! エトーはパスではなくシュートを狙っていたわけだし、何よりあんなところでヘディングシュートを打たれたとしても入りっこない。本当に無駄なPKを与え(しかもイエローまでもらった)、ロナウジーニョが決めて1点返した。
これでバルサに勢いが戻った。守備のズサンさはそれほど改善できなかったけどバルサはボール支配率を上げた。 そしてスーパーゴールが生まれた!

左から中に入ってきたロナウジーニョがパスを受けて、エトーにスルーパスを出す…と思ったらシュート! ゴール! 一瞬何が起きたかわからなかったけど、なんとトーキックでのシュート!完全にフットサル(笑) これにはプレミア最高のGKチェフもさすがに反応できなかった。もちろんセルジオ越後もベタ褒め!!「イングランド人にこの発想はないでしょうね」と誇らしげに言う(笑) やっぱ本質はブラジル人なんだな~
そして前半はこのまま終了! 現時点ではバルサが勝ち上がることになる。


ハーフタイム前に目を疑う光景があった。なんとパウロ・フェレイラが前半が終わった段階でロナウジーニョとユニフォーム交換をした! もし自分がチェルシーのファンならブチ切れていたところだったね。試合の流れを変えたハンドをして逆転されたのにのん気にユニフォームを交換してもらうなんて… 空気読めない奴だな~ もちろん国際映像もそのフェレイラを「戦犯」のような扱いで何度も映す。(ナイスUEFA!!)


<後半>
バルサは後半の頭からジオに代わってシルビーニョを入れてきた。今日のジオは守備が軽く、特にJ・コールに手を焼き、イエローももらっていたので交代は妥当だろう。(元アーセナルなんだからがんばれよ~お前!)
そして5分を過ぎた頃にはフェレイラも交代でジョンソンが入った。 コイツもイエローもらってたし、とてもロナウジーニョを抑えられる感じではなかったのでこれも当然。ユニフォーム交換をねだりに行く相手を止められるわけねぇ~よ!!

チェルシーはその後も攻めあぐんだ。前半飛ばしたせいで攻撃に勢いがなくなったし、逆にバルサに何度も攻められた。チェルシーはセットプレイぐらいでしかチャンスを作れなかった。

しかし、その「セットプレイ」といえばチェルシーの十八番。現在、CKからヘディングさせたら世界一のジョン・テリーが勝負を決めた! ランパードが蹴ったCKを下がりながらコースを狙って頭で合わせ、ゴ~ル!! CLではこの形もう何点目だ?? ほんと期待通りやってくれるな~ 期待してない時にも点取りやがるけど…
これでチェルシーが有利になって、後は逃げ切る時のお決まりの交代。ドイツ代表だけどロスタイム要員のCBフートを入れて試合終了!! バルサはマキシを入れたけど入れた時間が遅すぎたね。


<コッリーナさん>
この試合の主審はお馴染みのコッリーナさん。この人が主審を務めるだけで試合の箔がつく。こういったビッグゲームならなおさらだね。 今日のレフリングも完璧だった。それに主審はやっぱ「ニラミ」が必要だね~ 怖いからみんな抗議を途中でやめちゃうもん(笑) 見てて怖かったのはシャビのシュミレーションのシーン。コリッーナさんは見透かしてて、早く立ち上がれって言ってチェルシーボールだったからこれを流したんだけど、シャビが文句を言ったらすぐさま試合を止めておっかない顔で注意しに来てイエロー!まるで教師と生徒みたいだったね~ コェ~。あんだけ怖けりゃそりゃ試合も締まるわけですよ。

CL決勝T1回戦 2ndleg展望②

2005-03-08 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
次は、今日行われる他の2試合を展望してみま~す。ホントは今日行われる予定だったインテル VS ポルトがUEFAの規定(公式戦で2日連続同じスタジアムを使用できない。)で3月15日に延期されたんでそれはまた今度やってみま~す。


①ACミラン  VS マンチェスター・ユナイテッド

<1stleg>
マンU 0-1 ACミラン

試合は1stleg一番の好ゲーム。どちらも攻守の切り替えが早く、CLの試合というよりはプレミアシップの上位対決を見ているようだった。でも何を取ってもミランが1枚上手な感じは試合中からあった。マンUはまだまだ若いチームだしね~。
ミランの中で良かったのはピルロとカフー。 ピルロの代わりはいないね。アーセナルで言えばベルカンプ、ユーヴェで言えばエメルソンのようにピルロがいるといないとではミランのサッカーが全く違ってしまう。 中盤の深い位置からの組み立て、そこから出される正確なロングパスは見ていてため息がもれるね~。
カフーもかなり良かった。本来アンチェロッティ監督は、アウェイということもあり、古巣相手でモチベーションが高いということもあるんで右SBは守備的にスタムでいこうと考えていたみたいだけど、なんと試合前のアップで怪我!! これでカフーが入ったわけ。スタメンを落ちた悔しさからかカフーはキレキレで完全に右サイドを支配し、マンUの左SBのエインセはズルズルと下がって何もできなかった。
てか、このカフーとエインセの対決は「ブラジル代表レギュラーの右 VS アルゼンチン代表レギュラーの左」でもあるんだぞ!? こんなんで大丈夫かアルゼンチン!?
クレスポが決めてからはイタリアのクラブらしく試合巧者ぶりを見せて守り切り、終了!リーグ戦が不調で苦戦が予想されていたミランがアウェイで勝利! 勝因をひとつだけ挙げるなら「スタムの怪我」かな(笑)


<展望>
名前だけを見れば豪華な対戦で何が起きてもおかしくなさそうだけど、もうミランの勝ち上がりはほぼ決まり。これは自分がアーセナルのファンだから言っているのではなく(笑)、イタリアのクラブ、それもミランがホームで負けるとはまず考えられないからだ。シェフチェンコ不在で得点力はそれほどないけど、最低引き分ければいいわけだからこれも問題ない。 唯一つけこむスキがあるとしたら、アウェイで勝った安心感からくるミランの油断だろうけど、去年のCLで痛いほどそれを経験してるし相手は一応CL優勝経験のあるマンUなんでそれもなさそうだ。 もしマンUが勝ち上がればそれこそ大波乱だと思うよ。


②リヨン VS ブレーメン

<1stleg>
ブレーメン 0-3 リヨン

ブレーメンはそれまでのリーグ戦で連勝していたしこの試合も決して悪いサッカーはしてなかった。シュート数はリヨンをはるかに上回ったけど、昨シーズンのCLベスト8でリーグ4連覇が現実味を帯びてきたフランス王者はそれ以上の実力を持っていたってことかな??

実は、自分はシーズン開幕前にリヨンが上まで行くことを予想してましたよ~!!昨シーズンのポルトのようなチームが現れるとしたらリヨンだと思ってたしね。 まぁ当たってうれしいわけです(笑)
それにリヨンのサッカーは見ていて楽しい。ボランチのジュニーニョ・ペルナンブカーノとマリ代表のディアッラのコンビは非常に攻撃的で、これにガーナ代表のエシァンが入ると運動量まで加わる。ブレーメンにアウェイで3-0で勝ったしリーグでも首位を快走していて完璧に見えるリヨンだけど、実態は怪我人だらけで戦力不足。その中でもCBが不足で、ボランチがベストポジションのエシァンがコンバートされているけどこれはホントもったいない!!けど、その状況でこの成績を残してるんだから末恐ろしいチームだね~


<展望>
リヨンの勝ち上がりは決定!もう決まり(笑) これで逆転したらそれこそ去年の伝説、ラ・コルーニャ対ミランを超えるね~。
それにしてもブレーメンにとってはかわいそうな数日間。土曜にバイエルンに負けてマイスター・シャーレ(リーグ優勝でもらえる盾)の可能性はかなり低くなったけど、ホームで0-3で負けてちゃCLに懸けることもできないしね(笑)
まぁリヨンの方が絶対いいサッカーしてるし元アーセナルのヴィルトールもいるから自分はリヨンを応援します!!

そういや、ヴィルトールはグループリーグのマンU戦でかなりブーイング受けてたな~。
Jリーグもこういう因縁があったらもっとおもしろくなるだろうね!! 因縁とは関係ないけど村井、茶野あたりはジェフサポにブーイング受けてもいーんじゃないかい??

CL決勝T1回戦 2ndleg展望①

2005-03-08 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
今日、明日の日本時間深夜にCL決勝T1回戦の2ndlegが行われる!
てことで3回に分けて2ndlegの展望をしてみようと思いま~す。
まずは全世界が注目するチェルシー VS バルセロナの試合から。



<1stleg>
バルセロナ 2-1 チェルシー

チェルシーの監督にモウリーニョが就任したことによってこの対戦は何かと関連性ができた。

まずは、モウリーニョがB・ロブソンがバルサの監督だった頃にロブソンの通訳だったので、今回の対戦が久々のカンプノウの訪問だったこと。(ちなみにモウリーニョは監督として成功後に、このバルサ時代は自分が実質的にヘッドコーチだったと言っているけど、ロブソンはこれを否定。スカパー解説者でバルセロニスタの羽中田さんが言うにはこの頃から態度は悪かったらしい…)

他にポルトのCL優勝メンバーの再会が挙げられる。中心選手だったデコがバルサへ、DFのリカルド・カルバーリョとパウロ・フェレイラがチェルシーへ移籍した。
また、抽選前にモウリーニョがバルサと対戦したいと言っていたことが実現したため、さらにメディアは盛り上がった。

しかしモウリーニョという監督は普通にしてれば文句のつけようがない名将なのに行動にどうも問題がある…この試合の前日の記者会見では、
「バルサのメンバーはお見通しだ。」と言って不敵な笑みを浮かべながらスタメンを言い当てたり、ライカールト監督が無冠であることを指摘して挑発したりとバルセロニスタの感情を逆撫でするという行為に出た。  意味ないからやめときゃいいのに…


試合の前半は誰もが予想した展開になった。「バルサがボールを支配してチェルシーがカウンターを狙う」。それぞれの国内リーグを見ていれば予想できる展開だね。
実際、序盤は一方的なバルサペース。ここ数試合はコンディションをかなり落としていたバルサだけど、やっぱCLはモチベーションが違うんだね。
けれど、一方が攻め続けても点が入らない時、サッカーというスポーツでは「お約束」のようにもう一方にチャンスが生まれる。その時がこの試合でも訪れた。
ランパードのロングパスをオフサイドぎりぎりで飛びだしたダフが絶妙のトラップで止めて右足(逆足)のクロス!これをベレッチがオウンゴール!   といってもベレッチの背後にはドログバが構えていたんで触らなくても同じ結果だったろうね。難しい態勢でもあったしベレッチは攻められないかな??
このゴールで流れは変わり、バルサは必死に攻めるけど何度も同じようなカウンターにあう。そして前半が終了。ここまでは完全にモウリーニョの計算が全てうまくいっていた。

しかし、後半モウリーニョが鬼の形相でロッカールームから出てくる。どうやらハーフタイムに入ってロッカールームに引き上げる際に主審のフリスクさんとライカールトが談笑しているのを目撃して憤慨したようだ。 この人は以前にもカーリングカップのマンU戦でファーガソンが主審と話しているのを見て、「後半と前半では主審のジャッジが全く変わった」と言って物議を醸し出した事がある。  まぁ確かにモウリーニョって他の監督より審判ウケは良くなさそうだな(笑)


後半は完璧だったモウリーニョのプランが狂う。
ドログバがGKに突っ込み2枚目のイエローで退場!これはかなり厳しい判定。ルーズボールだったから、逆にあれを取りに行かないFWは批判されているはず。難しいところっすね~。
ドログバの退場で攻め手がなくなったチェルシーは守りきる作戦に出た。これがほんとにプレミア首位のチームかよ!? というぐらい無残なぐらい攻められたけどなんとかこらえていた。

しかし、アルゼンチンの強豪リーベルからやってきたマキシ・ロペスが交代出場したことで試合が動いた!!
彼得意の右45度の位置から移籍後初ゴールを決めると、数分後には遠めから打ったシュートが結果的にエトーへのアシストになり逆転!!! 歓喜のカンプノウ!!

バルサのサッカーは好きだけどマスコミの過剰なまでのバルサ賛辞が嫌いで、今回は普段嫌いなチェルシーを応援していた自分も、リーベルの頃から見ていたマキシがこの大舞台で活躍するのはなんかうれしかったね~。(バルサが最後にリーガを優勝したのは98-99シ-ズンだぞ?? もう2回前のW杯の時の話だよ。それで何でたった1シーズン好調なだけで賛辞されて、その間何度も優勝してるレアルとバレンシアが批判されるんだ??  と思うわけですよ。)

試合はこの後もバルサが攻めるが2-1で終了。


<ようやく展望>
展望だけするつもりが前回の試合をこんだけ長く書いちゃった(反省です…)。
解説のセルジオ越後が試合中に何度も言ったいたように、2-1ではアウェイゴールによりバルサに有利はない。チェルシーは1-0でいい。内容はひどかったけど結果的にはチェルシー側から見ればしてやったりなんじゃないかな?
2ndlegではバルサはマルケスが怪我、チェルシーはドログバが累積出れない。 一方は守り、もう一方は攻めのキーマンを失った格好になる。
バルサはバイエルンやユーヴェのような勝負強さはないので、アウェイでも恐らく攻めてくるだろうし、1stlegと試合展開は似たようなものになると思う。もちろん、ホームなので前回よりはチェルシーのボールキープ率は上がるだろう。 異常なまでの負けず嫌いのモウリーニョがどう出てくるのか楽しみだ。


<ついでな話>
セルジオが試合中ずっと、チェルシーのダフのことを「ディウフ」と呼んでいたことがすげぇ気になったんだけど…  なまりかな??

あと、フジテレビでも録画で放送するみたいで~す。