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『処刑人』狼よこんにちは

2006-06-28 08:30:38 | アクション
処刑人』THE BOONDOCK SAINTS(99年アメリカ)
 監督 トロイ・ダフィー
 出演 ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー

 ■ストーリー■
 ボストン、アイルランド系の兄弟のコナーとマーフィー兄弟は、行きつけのバーで、ロシアンマフィアとケンカになる。数人の仲間とマフィアを追い返すものの翌日、ロシアンマフィアが仕返しにやってくる。兄弟は正当防衛でマフィアを返り討ちにしてしまう。兄弟は、それをきっかけに悪党どもを殺し始めるのだった。

 ■感想■
 アイルランド系の兄弟が、ふとしたことで悪人を殺しだすコメディ風味のアクション。
 まぁ、アクション映画を普段見ないような人が見たら、バイオレンス度が高いのかもしれないですけど、製作者たちは、バイオレンスアクションを作る気は無かったと思うんですけどネ。
 
 劇中に、ショーン・パトリック・フラナリーが、“ブロンソン”の名前を出しますけど、確かに“ブロンソン映画”に影響を受けてるんでしょうネ。
 でも、影響を受けてるといっても、ブロンソンが、自警市民ポール・カージーを演じたシリーズでも、マジメな『狼よさらば』(74年)や『ロサンゼルス』(82年)とかでなくて、トンデモ映画になっちゃったシリーズ第3弾『スーパーマグナム』(85年)、第4弾『バトルガンM-16』(89年)の方でしょうけどネ。

 今まで、普通に生活してきた兄弟が、銃を手に入れた途端、凄腕の暗殺者になっちゃうのも少しヘンですけど、マジメな映画じゃないから、まぁ、良いか!って感じです。
 キャラクター的には、組織が雇った殺し屋とか、天才的なFBI捜査官ウィレム・デフォーとか、こういうB級作品にしては、かなり頑張ってるとは思うんですけどネ。それに、FBIって個人で捜査しないと思うんですけどネ。
 あと、犯罪者の大物が、捕まえても証拠不十分で逮捕出来ないって、描写があれば、ウィレム・デフォーの捜査官として、悪人どもを殺害していく兄弟を逮捕しなければならないっていうジレンマが出てて良かったかも。まぁ、今作に、そんなに悩むキャラクターなんて必要ないだろうけどネ。

 今作も、アメリカじゃ、カルト的人気が出て、続編が製作されそうな感じですけど、確かにクライマックスからラストの展開は、確かにカルト人気が出てもおかしくない展開ですネ。
 ランニングタイム110分がちょっと長いですかネ。こういうエンターテイメント作品は、せいぜい100分がちょうど良い長さじゃないですかネ。

 退屈はしませんけど、可も無く不可も無くって感じですかネ!50点
コメント
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