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『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』 アンバー・ハード出演低予算ホラー

2025-04-04 20:28:34 | サスペンス

マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生
ALL THE BOYS LOVE MANDY LANE(2006年アメリカ)
 監督:ジョナサン・レヴィン
 脚本:ジェイコブ・フォーマン
 出演:アンバー・ハード
    マイケル・ウェルチ
    ホイットニー・エイブル
    エドウィン・ホッジ
    アーロン・ヒメルスタイン
    メリッサ・プライス

 ■ストーリー■
 学校中の男子から狙われているような美人の女子高生のマンディ・レインは親友のエメットとディランの家のパーティーに参加する。ディランに暴力を使ってからかわれたエメットは、仕返ししようと酔ったディランをそそのかし屋根からプールに飛び込ませるが、失敗してディランは事故死してしまうのだった、、。
 数か月後、マンディは事故以来エメットとの付き合いをやめていた。ある日、マンディはレッドから別荘に来るよう誘われ、クロエ、マーリンと一緒に行くことにする。また、レッドはジェイク、バードを誘って別荘へと向かうのだったが、何者かが彼らを狙っていた、、。

 □■□『ダ・ヴィンチ・コード』好きな人は読まないで!□■□
 話の流れで『ダ・ヴィンチ・コード』の話題になり、ほめてません。
 『ダ・ヴィンチ・コード』が観た映画の中でベスト100に入れるような人も今回は読まないで下さい。


 ■感想■
 アンバー・ハード主演のジョナサン・レヴィン監督のスラッシャー映画。
 2006年製作の製作費75万ドルという低予算の作品です。
 2006年なので、今から17、8年前の作品ですが、当時の物価から考えても75万ドルは低予算でしょう!!

 2006年ころの作品というと
『スーパーマン リターンズ』(2006年)の製作費が、2億7000万ドル。
『X-MEN:ファイナル・デシジョン』(2006年)の製作費が、2億1000万ドル。
『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)の製作費が、1億2500万ドル。
『デスレース』(2008年)の製作費が、4500万ドル。
『プラダを着た悪魔』(2006年)の製作費が、3500万ドル。
『モール★コップ』(2009年)の製作費が、2600万ドル。
『ハロウィン』(2007年)の製作費が、1500万ドル。
『HATCHET ハチェット』(2006年)の製作費が、150万ドル。

 と、あまり調べられなかったんですが、低予算ホラー『HACHET ハチェット』の半分の製作費という金額です。
 面白いとか、つまらないとかでなく、75万ドルでこれだけの作品作れたコトだけでも評価!!
 
 VFXとか使った作品の製作費が高くなるのは分かるんですが、『ダ・ヴィンチコード』の1億2500万ドルって何でしょう??
 トム・ハンクス、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリナ、ジャン・レノ、ポール・ベタニー、オドレイ・トトゥ、ユルゲン・プロフノウの出演料にどれだけ使ったんでしょうか??
 1億2500万ドルあったら、ジョン・カーペンター監督に、そのお金で2、3本映画作って欲しい、、。
 観て3年もしたら忘れてしまうような『ダ・ヴィンチ・コード』に1億2500万ドル!!世界的にヒットしたから、映画のビジネスとしては大成功なんでしょうけど、、。
 「面白い映画を作っても、ヒットしないで赤字になったら会社がつぶれちゃうよ!!」
 って、言われたら反論できないんですけどね、、、。

 映画的には、1980年代に流行したスラッシャー映画の流れをくむようなミステリー映画です。
 でも、ミステリー度はかなり低いです。
 なかなか事件が起きないし、、、。
 スラッシャー映画のような死体の量産映画でもないし、、。
 ランニングタイム90分の作品ですが、別荘行ってからのシーン、少しカットして10分くらい短くしちゃえば良かったのに、、。


 犯人はすぐに判明しちゃうし、、と思っているとドンデン返し系のオチも用意しているものの、そのツイストが効果的かどうか聞かれると、「うーーーん、微妙」って感じ、、。
 そんなツイスト、いらなかったのでは??
 犯人誰でも良いよ、、みたいなノリで映画が進んでいくので、、、「だから、何??」みたいな感じに。
 そんな風に感じるのは自分だけ??
 
 そういえば、なんで殺していたんでしたっけ??

 「趣味」って言われたら、それまでなんですが、、。
 趣味でなく、「若気の至り」かも、、。
 すごーく犯行動機が弱い、、。弱くても映画の中でそれなりに強調されていれば良いんですが、、。

 そのポイントは外して欲しくなかったような気が、、、。
 
 イタリアで量産されたジャッロ映画の動機が弱い作品よりも、、ひどくないですか??
 少なくても、ジャッロ映画では、かなりこじつけでも、めちゃくちゃでも、そんなーアホな、でも、一応ミステリー映画として、犯人の犯行の動機がありましたからねー。
 今作も、スラッシャー映画がブームだった1980年代とかに公開されていれば良かったのに、、。 

 低予算は評価できる度 ★★★★
 ミステリー度     ★★
 結局実行犯が悪い度  ★★★★

<声の出演>
マンディ    浅川 悠           
レッド     藤田 圭宣
バード     竹内 良太
マーリーン   椎名 へきる
ガース     星野 充昭
エメット    萩 道彦

ジェイク    桑原 敬一
クロエ     中原 麻衣

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