『悪人』
(2010年日本)
監督 李相日
脚本 吉田 修一
李相日
原作 吉田 修一
出演 妻夫木 聡
深津 絵里
岡田 将生
■ストーリー■
土木作業員、清水は出会い系サイトで知り合った石橋を殺してしまう。石橋を殺害したのは別の人間と捜査が進む中、清水はやはり出会い系で出会った洋服販売員、馬込と会う約束をするのだった。
■感想■
吉田修一の同名小説の映画化作品。
「好きになった人が、殺人者だった!」っていうだけのストーリーの映画です。
「だから、何??」
「何が言いたいの??」
1970年代の60分のTVドラマよりも内容が無い!
原作が文庫で上下巻の2冊ってどういうことなんでしょう??
大したコトない、登場人物たちの描写が延々と描かれているんでしょうかね??
今作は、モントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を受賞しました。
【モントリオール世界映画祭】って、どんな映画祭なんでしょうかね??
映画祭といえば、自分的には、
【ポルト国際映画祭】
【ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭】
【シッチェス・カタロニア国際映画祭】
【ジェラルメール国際映画祭】ですね。
そういった映画祭ないですから、賞を獲っても、逃しても、どちらでも良いですけどね!!今作が賞を受賞しちゃうような映画祭だから、【モントリオール世界映画祭】って、なんか普通の起伏の無いドラマが好きな映画祭なんでしょうね。
とにかく、何が言いたいのか分からない内容に、ランニングタイム139分!139分!短い映画2本分!時間が、時間が、時間が、長すぎ!!140分弱かけてしか描けないことに139分かけるなら良いですけど、この内容に139分!!
映画が悪いというより、この原作小説を映画化しようとした企画に問題がありそうな気が・・・。
でも、でも、今作って、ヒットしたんですよね。こんな映画がヒットするなんて、みんな普通のドラマが好きなんですねぇ~。
殺し屋の女性が知り合った男性が、実は大量殺戮者だったとか、
暗殺者の女性が知り合った男性が、実は国際的に指名手配されていたスナイパーだったとか、
殺し屋の女性が知り合った男性が、実は0課の刑事だったとか、
自分的には、そういうノリの作品の方が好きですね。
「日曜洋画劇場」の枠で時間枠延長して放映されましたけど、邦画なんだし、土曜ワイド劇場の枠で放映すれば良いのにッ!今作みたいな、邦画放映して、洋画の放映が減るなんて超ショックです!! 0点
![]() |
悪人 スタンダード・エディション [DVD] |
妻夫木 聡,深津絵里,岡田将生,満島ひかり,樹木希林 | |
東宝 |